ボディクリームを塗ると白くなる原因と、匂いを長持ちさせる塗り方——白く残る・服に白くつく理由、白くならない塗り方、香りを持たせるコツ、量と順番、夏と冬の使い分け

美容

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お風呂上がりにボディクリームを塗って、黒いTシャツを着たら袖口が白い。ひじやひざのあたりに、塗ったクリームが白い筋になって残っている。せっかくいい香りのものを選んだのに、出かける頃にはもう匂いがしない。ボディクリームって、こういう「ちょっとがっかり」が多いんですよね。

先に結論をひとつ。白くなるのはクリームの質の問題ではなく、塗り方と量とタイミングでほぼ決まります。そして匂いが続かないのも、塗る場所を変えるだけでずいぶん違ってきます。サロンでお客様からいちばん多く聞かれるのがこの2つなので、原因から順番に見ていきましょう。

ボディクリームが白くなるのはなぜ?——原因は5つ

  • 量が多い。肌が受け取れる量には限りがあって、余った分が表面に残って白く見えます。「たっぷり塗るほど保湿できる」と思いがちですが、余った分は服につくだけ
  • なじませが足りない。クリームを置いてさっと広げただけだと、乳化した油分と水分が肌の上でまだ混ざりきっていません。これが乾くと白い膜になります
  • 乾いた肌に塗っている。カサカサの肌にはクリームが伸びず、一か所に厚く残りやすい。とくにひじ・ひざ・かかとの角質が厚い所は白く残る筆頭です
  • クリームが固い。シアバターやミツロウが多い、こっくりしたタイプは、冷えていると伸びません。冬の洗面所に置いてあるクリームは、手に取った時点で固まっています
  • 服の色。白く残っているのは実は毎回で、黒や紺の服の日にだけ気づいている、というのもよくあります

この中で、自分に当てはまるものはどれでしょう。たいていは「量」と「乾いた肌」の2つで、ここを変えるだけで白さはほとんど消えます。

白くならない塗り方——温めて、湿った肌に、薄く伸ばして待つ

  1. お風呂上がり、体を拭いてから5分以内に。肌がまだ少し湿っているうちがいちばん伸びます。完全に乾いてしまったら、化粧水やボディ用のミストで軽く湿らせてからでもOK
  2. 手のひらで温める。さくらんぼ1個分くらいを手に取り、両手のひらで10秒ほど挟んで温めます。固いクリームはこれでとろっとして、伸びが全然変わります
  3. 点で置いてから広げる。塗る部位に何か所か点で置き、手のひら全体で円を描くように。指先でこすらず、手のひらの面で
  4. 薄く、足りなければ足す。一度に厚く塗るより、薄く塗って乾いた所に少し足すほうが、白く残りません
  5. 服を着る前に1〜2分待つ。ドライヤーをかける、歯を磨く、その間に肌になじみます。触ってべたつきが引いていれば大丈夫

それでもひじやひざだけ白くなるなら、そこだけクリームの前に化粧水をひと塗りするか、ミルクタイプに替えるのが早いです。ミルクは水分が多くて伸びがいいので、白く残りにくいんですよね。

白くなるのは量と乾き→温めて湿った肌に→香りは脈打つ所へ白くなる原因5つ①量が多い②なじませ不足③乾いた肌に塗る④クリームが固い⑤黒い服で気づく多いのは①と③白くならない塗り方①お風呂上がり5分以内②手のひらで温める③点で置いて面で広げる④薄く・足りなければ足す⑤着る前に1〜2分待つ残るならミルクに替える匂いを長持ちさせる脈打つ所に塗る(手首・首・ひざ裏)同じ香りのソープと重ねる乾いた所に少量を重ね付けつけすぎない湿った肌のほうが残る服に白くついたら:乾くまで待ってブラシで払う→残ったら食器用洗剤を少しつけてつまみ洗い夏はミルク・冬はクリーム。乾く所(ひじ・ひざ・かかと)だけクリームを重ねるかゆみ・赤みが出たら使うのをやめて皮膚科へ。無香料に替えるのも手

服に白くついた時——乾くまで待ってから、食器用洗剤

塗ってすぐ着替えて、袖や襟に白い跡がついてしまった。焦って濡れたタオルでこすると、広がってかえって目立ちます。

  • まず乾かす。乾けば油分が固まって、洋服ブラシや乾いた布で払うだけで落ちることが多い
  • 残った所は食器用洗剤。ボディクリームの跡は油汚れなので、食器用洗剤を1滴、指先でなじませてぬるま湯でつまみ洗い。そのあと普通に洗濯へ
  • 色柄物やウール、シルクは目立たない所で試してから。心配な素材はクリーニングに相談を
  • 毎回同じ所につくなら、そこは単に塗りすぎの合図。手首の内側やひじの裏は、少なめでいい場所です

ちなみに、タオルで拭いた時に白い粉のようなものがつくのは、クリームではなくタオル側の洗剤残りや柔軟剤のこともあります。タオルの匂いやゴワつきが気になっていたら、タオルが洗っても臭い時の対処もあわせてどうぞ。

匂いを長持ちさせる塗り方——「どこに塗るか」でほぼ決まる

「いい香りなのに、家を出る頃には消えている」。これはクリームが弱いのではなく、香りが立ちやすい場所に塗っていないことがほとんどです。香りは体温で温められて広がるので、脈打つ所=体温が高くて皮膚が薄い所に塗ると、少量でも長く感じられます。

  • 手首の内側・首すじ・耳の後ろ・ひじの内側・ひざの裏。香水と同じ場所と覚えると迷いません
  • 湿った肌に塗る。乾いた肌より、お風呂上がりの湿った肌のほうが香りが残ります。白くならない塗り方と同じタイミングでいいわけです
  • 同じ香りのボディソープやオイルと重ねる。香りは「重ねた層」で長持ちします。同じ系統の香りのソープで洗ってからクリームを塗ると、1つだけの時より明らかに続きます
  • 乾いた所に少量を重ね付け。全身にたっぷりではなく、脈打つ所に薄く2回。厚く塗ると鼻が慣れて自分では感じなくなるのに、周りには強すぎる、ということが起きます
  • つけすぎない。香りが続かない人ほど量を増やしがちですが、近くの人にはしっかり届いていることが多いです。エレベーターや職場では、手首と首すじだけで十分

日中に香りを足したい時は、クリームを小さな容器に少し移して持ち歩き、手首だけ塗り直すのが自然です。香水そのものの匂いが変わる・持たない、という悩みは香水の匂いが変わる原因と保管の仕方で書いています。

量と塗る順番の目安——「多いほどいい」は逆効果

部位ごとの量の目安をまとめておきます。どれもいつも使っている量より少なめに感じると思いますが、まずはこの量で試してみてください。足りなければ乾く所にだけ足せば大丈夫です。

  • 腕(片方):さくらんぼ1個分。手のひらで温めて、ひじの内側から手首へ
  • 脚(片方):さくらんぼ2個分。ひざとすねが乾きやすいので、そこは薄く2回
  • おなか・背中:さくらんぼ1個分ずつ。背中は手が届く範囲でいいので、届かない所は無理をしない
  • ひじ・ひざ・かかと:最後に、手に残った分を重ねる。ここは白く残りやすいので、なじむまでしっかり手のひらで
  • 順番は、乾きやすい脚から始めて、腕、最後に手やかかと。顔用の乳液やリップは別のものを使ってくださいね。リップクリームの代用でも書きましたが、ボディ用は唇には向きません

夏と冬で変える?——ミルクとクリームの使い分け

結論から言うと、変えたほうが白くならず、匂いも続きます。同じものを一年中使っていると、夏はべたついて白く残り、冬は乾いて足りない、ということになりがちなんです。

  • :水分の多いミルクやジェルタイプ。汗をかく季節にこっくりしたクリームを塗ると、汗と混ざって白く浮きやすい。塗る量も冬の半分くらいで
  • :クリームやバームなど油分の多いタイプ。ただし洗面所が寒いと固まるので、手のひらで温めるひと手間を忘れずに
  • 春・秋:全身はミルク、ひじ・ひざ・かかとだけクリームを重ねる。これが白くならず、乾きもしないいちばん楽な組み合わせ
  • 香りを重視する日は、無香料のミルクを全身に塗ってから、脈打つ所だけ香りつきのクリームを重ねる。香りがぼやけず、量も少なくて済みます

肌に合わない時と、古いクリームの扱い

塗ったあとにかゆみや赤み、ぴりぴりした感じが出たら、その時点で使うのをやめて、ぬるま湯で洗い流してください。数日たっても引かない時や、広がる時は皮膚科に相談を。香料が合わないこともあれば、季節で肌の状態が変わっていることもあるので、無香料のものに一度替えてみるのも手です。

開けてから1年以上たったもの、分離している、匂いが変わったものは、白くなりやすいだけでなく肌にも負担なので、そこで区切りをつけるのがおすすめです。中身の捨て方や容器の分別、残ったクリームの使い道はボディクリームの捨て方と古いクリームの使い道にまとめています。

ゆきこ( ゚Д゚)『黒いタートルの日に腕をこすったら、袖口が粉をふいたみたいに白くなっていた、という話はよく聞きます。サロンでも「白くなるんです」と本当によく聞かれるのですが、量を半分にして手のひらで温めてから塗る、これだけで「あれ、白くならない」と驚かれる方が多いんです。クリームの質より、まず量なんです』

白くなりやすい人、香りを重ねたい人は、無香料のミルクタイプを1本持っておくと便利です。全身はミルクで薄く、香りは脈打つ所だけ、という使い分けができるので、白く残らず匂いもちょうどよく続きます。


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あわせて読みたい

香りを長く楽しみたい人は、香水の匂いが変わる原因と保管の仕方も読んでみてください。塗る場所の考え方はクリームと同じです。使い切れずに古くなったクリームはボディクリームの捨て方と古いクリームの使い道へ。お風呂上がりのタオルが臭う時はタオルが洗っても臭い時の対処もどうぞ。

まとめ:白くなるのは量と乾き、香りは塗る場所で決まる

  1. 白くなる原因は量・なじませ不足・乾いた肌・固いクリーム・服の色の5つ
  2. お風呂上がり5分以内、手のひらで温めて、薄く伸ばして1〜2分待つ
  3. 服についたら乾かして払う→残りは食器用洗剤でつまみ洗い
  4. 香りは脈打つ所に少量を重ね付け。同じ香りのソープと合わせると続く
  5. 夏はミルク、冬はクリーム。かゆみ・赤みが出たら中止して皮膚科へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ボディクリームが白くなる時と匂いを長持ちさせる塗り方の早見表:白くなる原因は量が多い、なじませ不足、乾いた肌に塗る、クリームが固い、黒い服で気づくの5つで、多いのは量と乾き。白くならない塗り方は、お風呂上がり5分以内の湿った肌に、手のひらで10秒温めて、点で置いて手のひらの面で広げ、薄く塗って足りなければ足し、服を着る前に1〜2分待つ。残るならミルクタイプに替える。服に白くついたら乾くまで待ってブラシで払い、残ったら食器用洗剤を1滴つけてつまみ洗い、色柄物は目立たない所で試す。匂いを長持ちさせるには手首・首すじ・ひざ裏など脈打つ所に少量を重ね付け、同じ香りのソープと合わせ、つけすぎない。夏はミルク、冬はクリーム、乾く所だけクリームを重ねる。かゆみや赤みが出たら使うのをやめて皮膚科へ

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