お弁当の保冷剤は何で包む?どこに置く?——上に置くのが基本、結露で袋が濡れない包み方、数と大きさの目安、詰め方で変わる持ち具合

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朝、お弁当に保冷剤をぽんと入れて持たせたのに、帰ってきた袋を開けたら中がびしょびしょ。ランチクロスがぐっしょり濡れて、下手をするとカバンの中の教科書まで湿っている。あれ、地味に落ち込みますよね。運動会の朝にやってしまって、お昼に「袋が濡れてた」と言われた、という話はよく聞きます。

先に結論をひとつ。保冷剤はお弁当箱の「上」に置くのが基本で、結露は包むか袋に入れるかで止められます。冷たい空気は下へ降りていくので、上に置いたほうがお弁当全体に冷たさが回るんです。置き方、包み方、数の目安、そして詰め方まで、順番に見ていきましょう。

保冷剤はお弁当の上?下?——冷たい空気は下がるので「上」が基本

迷ったら上。理由はシンプルで、冷やされた空気は重くなって下へ降りるからです。下に敷いてしまうと、冷たさがお弁当箱の底に当たるだけで上まで届きません。上に乗せておけば、冷気が箱の全体を包むように降りていきます。

  • 基本は上に1つ。お弁当箱の蓋の上に乗せて、その上からランチクロスや保冷バッグで包む
  • 2つあるなら上下ではさむ。上に大きいほう、下に小さいほう。夏や、置き時間が長い日はこの形が安心です
  • 横に立てるのはあまり効きません。触れている面が小さいので、冷たさが伝わる範囲も狭くなります
  • お弁当箱が縦長のカバンで立ってしまう日は、上下ではなくお弁当箱の広い面に貼りつけるように置くとずれません

細かいことですが、保冷剤とお弁当箱の間にタオルを一枚はさむと、直接冷えすぎるのも防げます。冬場にご飯が固くなるのが気になる季節は、この「一枚はさむ」がちょうどよかったりしますよ。

結露でお弁当袋が濡れる——包むものは3つから選ぶ

保冷剤の表面が冷たいと、まわりの空気の水分が水滴になってつきます。これが結露で、袋が濡れる原因はほぼこれ。保冷剤と空気の間にワンクッション置くと、ぐっとましになります。

  1. キッチンペーパーやタオルハンカチで包む。いちばん手軽で、水滴をそのまま吸ってくれます。薄手のハンドタオルを一枚、保冷剤専用にしておくと朝が楽。お昼に濡れたら持ち帰って洗うだけです
  2. ジッパー付きの保存袋に入れる。袋の外側にも少し水滴はつきますが、たれるほどにはなりません。ペーパーで包んでから袋に入れる合わせ技がいちばん強いです
  3. 不織布の保冷剤カバーを使う。100円ショップにもある、袋状のカバー。吸水と断熱をまとめて引き受けてくれて、洗って繰り返し使えます。手縫いでも作れるので、保冷剤カバーの手作りもあわせてどうぞ

それから、意外と多いのが保冷剤そのものからの水もれです。角が破れていたり、封の部分が薄くなっていたりすると、溶けた中身がにじみ出ます。濡れ方が「べたっとしている」ときは結露ではないので、保冷剤の液もれのほうを疑ってください。破れた保冷剤は使わず処分、中身は口に入れないでくださいね。子どもが自分で出し入れするなら、なおさら見た目のチェックを朝の習慣にしておくと安心です。

置くのは上・包んでから入れる・詰めるのは冷めてから置く位置冷たい空気は下へ降りる→お弁当箱の「上」が基本2つなら上下ではさむ横に立てるのは効きにくい間にタオルを一枚で冷えすぎも防げる包み方(結露対策)キッチンペーパータオルハンカチで包むジッパー付き保存袋へ不織布のカバーを使うペーパー+袋の合わせ技がいちばん強い数と大きさの目安春や秋は小さめ1つ夏・長時間は2つで上下保冷バッグがあれば1つでも持ちやすい箱の面に近い形のほうがよく効く詰め方:しっかり冷ましてから蓋をする/水分の多いおかずを避ける汁気は切る/生野菜は別容器/彩りは色の濃いおかずで足す溶けたらまた凍らせて使える/破れたものは使わない・中身は口に入れない

保冷剤の数と大きさ——「気温・置く時間・保冷バッグの有無」で決める

「最強の保冷剤はどれ?」とよく聞かれますが、正直なところ一つの製品が最強というより、組み合わせで決まると思っています。持ち歩く条件が違えば、必要な量も違うんですよね。

  • 春・秋、涼しい部屋に置く、4時間くらい → 小さめの保冷剤を1つ。上に乗せるだけで足ります
  • 夏、教室や車の中、5時間以上 → 大きめを1つ+小さめを1つで上下ではさむ。保冷バッグとセットにする
  • 運動会や遠足で外に置く → 保冷バッグに複数を入れて、バッグごと日陰に。荷物の一番下ではなく、上のほうに入れておくと冷気が回ります
  • 大きさは「お弁当箱の面に近い形」が効きます。ころんと厚いものより、平たくて広いもののほうが接する面が広く、冷たさが伝わりやすい

保冷バッグを持っていない日は、アルミの内側がついた買い物袋や、新聞紙で包むだけでも違います。手持ちで代用する方法は保冷バッグの代わりになるものにまとめました。ただしどれも「保つ」ための工夫であって、保証ではありません。暑い日は日陰に置いて、早めに食べる。そこは変わらない基本として持っておいてくださいね。

詰め方でも持ち具合は変わる——冷ましてから、水分は避ける

保冷剤の性能を上げるより、お弁当そのものの温度と水分を減らすほうが効きます。これは毎朝のちょっとした手順で変えられるところです。

  1. ご飯もおかずも、しっかり冷ましてから蓋をする。温かいまま閉じると中に湯気がこもって、水滴になって全体を濡らします。うちわで数分あおぐ、平らな皿に広げる、保冷剤の上にバットを置いて冷ますなど、朝の数分でできます
  2. 水分の多いおかずは避ける。煮物の汁、和え物の水分、ミニトマトのへた周りの水気。汁気はしっかり切って、必要なら別容器に
  3. おかず同士の仕切りを使う。シリコンのカップや、水気の出ないおかずを間にはさむと、味も水分も混ざりません
  4. 抗菌シートは「あれば安心材料の一つ」くらいの気持ちで。乗せたから大丈夫、ではなく、冷ますことと保冷のうえに足すもの、と考えておくと迷いません

朝の時間が足りなくて冷ます余裕がない、という日もありますよね。段取りはお弁当を早く作るコツに書いたので、そちらもどうぞ。冷ます時間を先に取って、その間に別の作業をするだけで、朝はずいぶん回りやすくなります。

保冷剤がない・足りない日の代わり

  • 凍らせた一口ゼリーや飲むゼリー。保冷剤の代わりになって、お昼にはちょうど食べごろ。デザートも兼ねられるので、子どもには好評です
  • 凍らせたペットボトルのお茶。半分凍らせておくと、飲み物としても使えます。ただし表面の結露は多いので、必ずタオルで包んで
  • 冷凍のままのおかず。自然解凍できると書かれた冷凍食品は、凍ったまま入れると保冷代わりになります。手作りのおかずを凍らせたものは、解け具合が読めないので別の話として考えてください
  • お弁当箱ごと保冷バッグに入れて、上から濡らして絞ったタオルを乗せる。気化熱で少しだけひんやりします。あくまで応急です

ゆきこ( ゚Д゚)『遠足の朝に保冷剤を裸のまま袋に放り込んで、帰ってきたリュックの中が水びたし、という話は本当によく聞きます。ハンカチも連絡帳もしっとり、はつらいですよね。うちなら、保冷剤専用の薄いタオルを引き出しに常備しておきます。包むだけで結露はここまで変わるので、先にやっておくのが正解です』

溶けた保冷剤は、また凍らせていい?

結論から言うと、袋が破れていなければ、洗って乾かしてまた凍らせて使えます。何度でも使えるのが保冷剤のいいところなんです。使ったら軽く水洗いして、水気を拭いて冷凍庫へ。

  • 角がめくれている、封の部分が白くなっている、触るとぶよぶよする → もう使わずに処分
  • 中身が出たら手袋か袋越しに拭き取って、口に入れない・触った手は洗う。子どもやペットの届かないところで片づけてください
  • 処分は自治体の分別に従って。中身ごと燃えるごみ、と決まっている地域もあれば違う地域もあります
  • 冷凍庫にたまりすぎたら、点検を兼ねて枚数を数える日を作ると、破れたものを見つけやすいです

お弁当用に買い足すなら、平たくて薄い形のものを数枚そろえておくと、お弁当箱にも保冷バッグにも収まりがよくて使い回せます。カバーは洗い替えに2枚あると、朝に困りません。


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保冷剤まわりは、包むもの・入れ物・トラブルの3方向で困りますよね。カバーは保冷剤カバーの手作りで作れますし、入れ物がない日は保冷バッグの代わりになるものが役に立ちます。べたつく濡れ方をしていたら保冷剤の液もれを、朝の段取りに困っていたらお弁当を早く作るコツもどうぞ。

まとめ:上に置いて、包んでから入れて、冷ましてから詰める

  1. 保冷剤はお弁当箱の上が基本。2つあるなら上下ではさむ
  2. 結露はペーパーやタオルで包む・袋に入れる・カバーを使うで止まる
  3. 数は気温・置く時間・保冷バッグの有無で決める。平たい形が効く
  4. 詰め方は冷ましてから蓋・水分の多いおかずを避けるが基本
  5. 溶けたら洗って再冷凍。破れたものは使わず、中身は口に入れない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

お弁当の保冷剤の早見表:冷たい空気は下に降りるので保冷剤はお弁当箱の上に置くのが基本、2つあるなら上下ではさむ、横に立てるのは効きにくい。結露で袋が濡れるのを防ぐには、キッチンペーパーやタオルハンカチで包む、ジッパー付きの保存袋に入れる、不織布の保冷剤カバーを使うの3つ。数の目安は春や秋なら小さめ1つ、夏や5時間以上なら大小2つで上下、外に置く日は保冷バッグごと日陰に。大きさは平たくてお弁当箱の面に近い形が効く。詰め方はご飯とおかずを冷ましてから蓋をする、水分の多いおかずと汁気を避ける、仕切りを使う。溶けた保冷剤は洗って乾かせば再び凍らせて使える、破れたものは使わず中身は口に入れない、暑い日は日陰に置いて早めに食べる

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