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買った時は「これで背中を鍛えるぞ」と意気込んだ懸垂バー。気づけば洗濯物のハンガー掛けになっていて、いよいよ外そうと思ったら、「これ、どうやって外して、何ゴミに出せばいいの?」で手が止まりますよね。突っ張り式は付ける時より外す時のほうが怖い、という声もよく見ます。
先に結論をひとつ。懸垂バーは金属製の器具なので、多くの自治体では「金属ごみ・資源」か「粗大ごみ」のどちらかになります。境目は長さや大きさで、これは自治体ごとに違うので、お住まいの分別表で確かめるのがいちばん確実です。ただ、その前に「安全に外す」という関門があって、ここで落として床や足を痛める話が意外と多いんです。外し方の注意、分別の考え方、ドア枠に残った跡、譲る・売るという選択肢、そして「そもそも使わなくなった理由」と代用の線引きまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:外し方が不安な人|何ゴミか知りたい人|ドア枠の跡が気になる人|譲る・売る人|使わなくなった理由を知りたい人|代用を探している人
外す時に気をつけること——落下・重さ・ドア枠
突っ張り式のバーは、内部のバネや、ねじ込み式の脚で壁やドア枠を押し広げて固定しています。外す時は、その力をゆるめた瞬間にバーが落ちてくる、というのがいちばん多い事故です。
- 説明書の「取り外し」を先に読む。ねじ込み式(回して縮める)とバネ式(レバーで縮める)では、力の抜け方が違います。手元になければ、メーカーの案内ページで型番から探せることが多いです
- 2人で。1人がバーを支え、もう1人がゆるめる。バーは見た目より重く、固定が外れる瞬間に予想しない方向へ動きます。どうしても1人の時は、真下に厚手の布団を敷き、自分の体を真下に入れないこと
- 下に物を置かない・子どもとペットは別室に。ガラスや食器のある場所の近くでは特に
- ドア枠を無理にこじらない。長く付けていたバーは、枠に食い込んでいることがあります。力任せに回すと、枠の角が欠けたり、塗装が大きく剥がれたりします。動かない時は、ゆるめる方向を説明書で確かめてから、少しずつ
ドア枠に引っ掛ける形や自立式は落下の心配は少ないですが、自立式は分解の途中でパイプが倒れてきます。どのタイプでも「支える人」と「作業する人」を分けるのが安全です。
何ゴミになる?——金属か粗大か、境目は「長さと自治体」
外れたら、次は分別です。ここは自治体によって答えが違うので、必ずお住まいの分別表(自治体のウェブサイトやごみ分別アプリ)で「鉄棒」「トレーニング器具」「金属製品」などの項目を見てください。よくある分かれ方を表にしました。
| 分け方 | よくある扱い | 確かめること |
|---|---|---|
| 金属ごみ・資源(小型) | 一定の長さ以下の金属製品 | 長さの上限(30cm・50cmなど自治体で違う) |
| 粗大ごみ | 上限を超える長さ・大きさ | 申し込み方法・手数料・収集日(自治体で違う) |
| 分解して部品ごとに | 分解できる製品なら金属・プラ・ねじに分ける | 混合品のまま出せるか、分ける必要があるか |
| 不燃ごみ | 金属とプラスチックの混合品 | 自治体によっては資源に回らない |
覚えておきたいのは、分解できる製品なら、分解すると分別が変わることがあるという点。パイプが分かれる自立式や、グリップが外れる突っ張り式は、部品ごとに「金属」「プラスチック」「ねじ類」に分けられ、粗大ではなく金属ごみの枠に収まることがあります。逆に、切断して小さくするのは、工具と力が要り、切り口で手を切りやすいので、家庭ではすすめません。
粗大ごみの手数料や申し込み方法も自治体で違うので、「いくら」と決めつけず案内で確かめてくださいね。大きな運動器具の処分の段取りは、ルームランナーの分解と処分と考え方が同じです。
ドア枠・壁に跡が残った——凹みと剥がれをどう考えるか
外した後、ドア枠や壁に丸い凹みや塗装の剥がれが残ることがあります。突っ張りの圧力で、ゴムの当て板の形がそのまま残るんですね。
- 賃貸なら、自分で直す前に管理会社へ相談。勝手に補修材を塗ると「元の状態と違う」と扱われることがあります。退去時の扱いや費用は物件と契約で違うので、金額を決めつけずに聞くのがいちばんです
- 持ち家なら、まず乾いた布で拭いて、ゴムの色移りかどうかを見る。色移りだけなら中性洗剤を薄めた布で軽く。塗装の剥がれや木の凹みは木部用の補修材で目立ちにくくできますが、色合わせは難しいので目立たない所で試してから
- 次に何かを突っ張るなら、当て板を広くする。同じ場所に同じ圧をかけると、跡が深くなります
突っ張った物が落ちる・跡が残る、という悩みはカーテンや収納でも同じで、突っ張り棒が落ちない付け方で当て板や壁の選び方を書いています。
譲る・売る前の確認——体重を預ける道具だから
まだ使える状態なら、捨てる前に譲る・売るという道もあります。ただ、体重を預ける道具なので、渡す前に確かめてほしいことがあります。
- ガタつき・ゆるみ・サビ。パイプの継ぎ目がぐらつく、ねじが空回りする、サビが浮いている物は、譲らない方が安全です
- 耐荷重の表示と説明書。相手が安全に設置できるように、説明書か型番、耐荷重の数字を一緒に渡す
- 付属品の有無。当て板・ねじ・レバーなどが欠けていると、相手が代用品で固定して落ちる、という危険につながります
- フリマや売却なら、大きさと送料。長い物は送料が高くつくことが多く、手渡しの方が現実的な場合も。相場や送料は変わるので、その時に確かめてください
壊れかけの物を渡すよりは、処分する方が結果的に安心ですよ。
なぜ使わなくなる?——「いらない人」の共通点
懸垂バーは、「買ったけれど使わなくなった」の声が多い道具のひとつ。理由はだいたい似ています。
| 使わなくなった理由 | よくある背景 | 次に選ぶなら |
|---|---|---|
| 1回もできない | 懸垂は最初からできない人が多い動き | 斜め懸垂やゴムバンドから |
| 設置が不安で乗れない | 落ちるのが怖い・家族が心配する | 自立式か、家の外の鉄棒 |
| 音・振動 | 集合住宅で階下が気になる | 床置きの種目やダンベル |
| 場所を取る・ドアが使いにくい | 廊下やドア枠がふさがる | 外して小さな器具へ |
| 洗濯物掛けになった | 目に入る場所にあると別の用途に | 手放してすっきり |
「いらない人」をあえて言うなら、懸垂が1回もできず、段階を踏む道具(バンドや台)を別に用意する気がない人と、設置場所に不安がある人。この2つに当てはまると、バーは飾りになりがちです。近くに鉄棒のある公園があれば、家にバーがなくても背中の運動はできます。
代用の線引き——鉄棒・斜め懸垂・ダンベル。不安定な物にぶら下がらない
バーを手放した後、背中の運動を何で続けるか。安全な範囲でできる代用はいくつかあります。同時に、「これだけは絶対にやらないで」というものもはっきりしています。
- 公園の鉄棒。高さの合う鉄棒があれば、いちばん確実。ぶら下がるだけでも背中と握力の運動になります
- 斜め懸垂。脚のしっかりした重い机の下に入り、縁を持って体を引き上げる動き。机が軽いと体重で机ごと持ち上がって危ないので、動かない・傾かない机が前提です。タオルを縁にかけて持つ形も、机が動かないことが条件
- ダンベルのローイング。前傾してダンベルを引く動きで、懸垂とは違いますが背中を使います。落下と床の保護には注意を
- ゴムバンド。ドアに固定する種類は、固定部品が外れて飛ぶことがあるので、説明書どおりに
絶対にやめてほしいのが、ドア枠や鴨居、棚、カーテンレール、突っ張り棒に直接ぶら下がること。人の体重を支える前提で作られていない物は、外れる・折れる・壁ごと落ちる、のどれかが起きます。「一瞬だけ」「軽いから」でも同じです。バーを手放した理由が「落ちるのが怖い」だったなら、代用でもっと不安定な物にぶら下がるのは本末転倒ですよね。何キロから始めるかの目安はダンベルの40キロセットは必要?にまとめています。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、懸垂バーは「できるようになってから」ではなく「できない人ほど買う」道具なので、使わなくなるのは珍しいことじゃないと思います。外す時にけがをしないこと、それだけは最後まで気をつけてくださいね』
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大きな運動器具の処分の段取りはルームランナーの分解と処分に、突っ張りの跡や落下を防ぐ付け方は突っ張り棒が落ちない付け方にまとめています。次にダンベルを考えている人は、ダンベルを買って後悔した理由を先に読んでおくと、同じ「使わなくなった」を繰り返しにくくなりますよ。
まとめ:2人で支えて外す。分別は自治体の表。不安定な物にぶら下がらない
- 外す時は2人で。1人が支え、1人がゆるめる。下に物を置かず、枠をこじらない
- 金属ごみか粗大ごみか。境目は長さで、自治体の分別表で確かめる
- 分解できるなら部品ごとに。分別が変わることがある。切断は家庭ではしない
- ドア枠の跡は賃貸なら先に相談。譲るならガタつき・サビ・耐荷重を確認
- 代用は鉄棒・斜め懸垂・ダンベル。ドア枠・棚・突っ張り棒にはぶら下がらない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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