ヨガブロックの代用——厚い本とタオル・丸めたバスタオル・硬めのクッションの早見表、滑る・つぶれる物が危ない理由、そもそもいらない人とあると助かる人の分かれ目、買うなら見るところ(硬さ・素材・サイズ)

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ヨガの動画を見ながら体を動かしていて、「ここでブロックを使いましょう」と言われた瞬間、手元に何もない。前屈で手が床に届かない、あぐらで膝が浮いて腰が丸まる。そんな時に「本でいいのかな」「クッションでも代わりになる?」と迷う人は多いですよね。

先に結論をひとつ。ヨガブロックの代用は「硬くて・平らで・滑らない物」なら、家にある物で足ります。逆に、この3つのどれかが欠けた物は、便利そうに見えても体重を預けた瞬間に崩れます。ブロックの役目、代用の早見表、危ない代用、そもそも自分に要るのかどうか、買うなら何を見るか。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へそもそも何のための道具?届かない所を埋めて高さを作る→第1章家にある物で代用したい本とタオル・バスタオルが基本→第2章代用で滑った・つぶれた硬く平らで動かない物だけに→第3章自分に要るか分からない手が床に届くかで分かれる→第4章買うなら何を見る?硬さ・素材・サイズの3つ→第5章

ケース別に読む:ブロックの役目を知りたい人家にある物で代用したい人危ない代用を知りたい人そもそも要るか迷う人買うなら何を見るか知りたい人

ヨガブロックの役目——届かない所を埋めて、高さを作る道具

ヨガブロックは、体の柔らかさを「補う」道具というより、床と体の間の距離を埋める道具なんです。前屈で手が床に届かない時、ブロックの上に手を置けば、背中を丸めずに済みます。あぐらで膝が浮く時は、お尻の下に敷いて骨盤を少し高くする。三角のポーズで手が足首まで届かない時は、すねの横に置いて手の支えにする。使う場面は、だいたいこの3つに分かれます。

「手を置く→お尻の下→支えを足す」の3つ1手を置く前屈・三角のポーズで床の高さを上げる背中を丸めない→ 手首に体重がのる2お尻の下に敷くあぐら・正座で骨盤を少し高くする膝が浮くのを防ぐ→ 沈む物だと傾く3支えを足す腰や膝の下に体を預ける物は硬く低い高さから試す→ 崩れると転倒
  • 手を置く。前屈・三角のポーズ・ランジなど。手首にそのまま体重がのるので、置く物の硬さと滑りにくさがいちばん問われます
  • お尻の下に敷く。あぐら・正座・座って行う前屈。骨盤が少し高くなると、腰が丸まりにくくなります。多少柔らかい物でも役目は果たせます
  • 支えを足す。橋のポーズで腰の下に、仰向けで膝の下に、内ももで挟む。体を預ける使い方なので、崩れない物に限ります

どの使い方にも共通するのは、体重の一部をブロックに預けるということ。だから代用する物にも「体重を預けても崩れない」ことが求められます。ここが、次の早見表で物を選ぶ時の物差しになります。なお、ブロックを使ったからといって体が早く柔らかくなる、痛みが減る、と言い切ることはできません。届かない所を無理なく埋めて、フォームを崩さないための道具、と覚えておくと迷いません。

代用の早見表——厚い本とタオル・丸めたバスタオル・硬めのクッション

「硬い・平ら・滑らない」の物差しで、家にある物を並べました。用途によって向く物が変わるので、表の「向く場面」から探してみてください。

代用品 向く場面 気をつけること
厚い本+タオル(辞書・図鑑・ハードカバー) 手を置く。三角のポーズ。いちばん万能 表紙が滑るのでタオルを巻く。重ねるなら同じ大きさをそろえてひもで縛る
丸めたバスタオル あぐら・正座でお尻の下。膝の下 硬く巻いて、輪ゴムかひもで留める。手を置く用途には低くて柔らかい
硬めのクッション・座布団 お尻の下。座って行うポーズ 沈む物は高さが安定しない。二つ折りにして硬さを出す
踏み台・木の箱 手を置く時に高さが欲しい 角に注意。少しでもぐらつく物は使わない
折りたたんだヨガマット・ブランケット 膝の下、低い高さ調整 高さはあまり出ない。ずれないように床に直接置く

いちばん万能なのは「厚い本+タオル」です。本は硬くて平らなので、手を置く用途に向いています。ただ、光沢のある表紙は手のひらが滑るんです。フェイスタオルを1枚巻いて、ひもで縛っておくと、滑りにくくなって高さもそろいます。何冊か重ねるなら、同じ大きさの本を。小さい本の上に大きい本を載せると、端に手を置いた時に傾きます。

お尻の下に敷く用途なら、丸めたバスタオルが使いやすいです。硬く巻いて留めれば、座った時に骨盤が少し上がって、腰が丸まりにくくなります。手を置く用途には低くて柔らかいので、そこは本に任せる、と使い分けてください。タオルやブランケットをマット代わりにする時の注意はヨガマットの代わりになるもので触れていますが、考え方は同じで、「ずれない・滑らない」が先です。

高さの目安は、市販のブロックで厚み7〜10cmくらい。本なら2〜3冊、バスタオルなら硬く巻いて1本です。ただ、最初から高さを決めるより、低い方から試して、届いたところで止めるのが、いちばん無理がありません。

滑る・つぶれる代用は危ない——ペットボトル・雑誌の山・ふわふわのクッション

「代用になるもの」より大事なのが、こちらです。家にあって、高さがあって、つい使いたくなるけれど、体重を預けた瞬間に崩れる物があります。

代用のOKとNGOK硬い本にタオルを巻く硬く巻いて留めたバスタオル二つ折りにした座布団体重をかける前に押して確かめる低い高さから試すNGペットボトル(転がる・つぶれる)積んだだけの雑誌の山ふわふわのクッション・枕キャスター付き・丸い物ソファの縁・ベッドの端
  • ペットボトル。横にすれば転がり、立てれば手をついた時にへこんで傾きます。水を入れていても使わないでください
  • 積んだだけの雑誌の山。1冊ずつが薄くて滑るので、横に力がかかった瞬間にずれます。使うなら同じ大きさをひもで縛って1つの塊に
  • ふわふわのクッション・枕。お尻の下ならまだしも、手を置くと沈んで高さが変わり、バランスを崩します
  • キャスター付きの物・丸い物。イスの座面、丸い缶、ボール。動く物に体重を預けるのは転倒の元です
  • ソファの縁・ベッドの端。高さがあって手を置きやすいのですが、縁は柔らかく、体重をかけると外側にずれます

いちばん大事なことを。不安定な物に体重を預けない。手をついた物が転がったりつぶれたりすると、手首をひねる、顔から倒れる、という形になります。体重をかける前に、上から押して動かないか確かめる。これを習慣にしてください。そしてポーズの途中で手首・膝・腰に痛みが出たら、その場でやめること。腰痛や関節の持病がある人、妊娠中の人は、代用うんぬんの前に、どのポーズをしてよいかを医師に確認しておくと安心です。

いらない人・あると助かる人——手が床に届くかで分かれる

「そもそもブロックって要るの?」という疑問には、「手が床に届くなら、今はいらない」が答えになります。ブロックは届かない距離を埋める道具なので、届いている人には出番がないんです。

  • いらない人。立って前屈すると手のひらが床につく。立ったまま行うポーズが中心。ストレッチ程度に短時間だけ動かす。ヨガより筋トレが主で、マットも迷っている人は筋トレにヨガマットはいらない?の考え方が近いです
  • あると助かる人。前屈で指先が床に届かない。あぐらで膝が浮いて腰が丸まる。三角のポーズで手が足首まで届かず、背中がねじれる。膝や腰に不安があって、高さで楽にしたい。動画のクラスで「ブロックを使って」と言われる回数が多い

迷う人は、代用で1〜2週間やってみるのがおすすめです。「毎回、本を積んで、崩して、片づけている」と気づいたら、それが買いどきのサイン。1週間に1回しか使わなかったなら、今はまだ要りません。使う回数で決める方が納得できますよ。

買うなら見るところ——硬さ・素材・サイズ、そして個数

「やっぱり買っておこう」と思った人へ。ヨガブロックは形がどれも似ているので、見た目では差が分かりにくいのですが、押した時の硬さと素材で使い心地が大きく変わります。

見るところ 目安 ひとこと
硬さ 押してへこまない「高密度」と書かれた物 柔らかい物は手を置くと沈んで、代用のクッションと変わらない
素材 樹脂の発泡素材(軽い・手頃)/コルク(重い・滑りにくい)/木(硬い・重い) 汗をかく人はコルク、持ち運ぶなら発泡素材
サイズ 幅約23cm・奥行約15cm・厚み7〜10cmが一般的 手が大きい人、高さが欲しい人は厚みのある方
個数 2個セット 両手に置く・左右で高さをそろえる。1個だと結局もう1個探すことになりがち
表面 角が丸い・滑り止め加工 手のひらが痛くなりにくい。丸すぎると置いた時に傾く

金額は幅がありますが、それより硬さと個数を先に見てください。柔らかい物を1個だけ買うと、結局は本を積み直すことになります。マットとまとめて買う人は、マット選びで後悔しやすい点をヨガマットで後悔した理由で先に見ておくと、二度手間になりません。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ブロックがあるかどうかより、「届かないのに無理して手を伸ばす」方が心配です。仕事柄、手首や肩をかばって力が入っている人はよく見ます。届かないなら高さで埋める、と決めておく方がずっと楽ですよ』

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代用で「毎回使っているな」と気づいたら、高密度の2個セットが1つあると、本を積んだり崩したりの手間がなくなります。両手に置ける2個組が基本です。


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マットも家にある物で済ませたい人は、ヨガマットの代わりになるものを先にどうぞ。筋トレが主でマットを迷っている人は筋トレにヨガマットはいらない?、買ってから「こんなはずでは」となりやすい点はヨガマットで後悔した理由にまとめています。器具を買わずに家にある物で済ませたい、という同じ発想で書いたのがダンベルの代用になるものです。

まとめ:代用は硬い・平ら・滑らない物。転がる・つぶれる物には体重を預けない

  1. ブロックは届かない距離を埋める道具。手を置く・お尻の下・支えを足すの3場面
  2. 万能は厚い本+タオル。お尻の下は硬く巻いたバスタオル。低い高さから試す
  3. ペットボトル・雑誌の山・ふわふわの物は使わない。押して動く物に体重を預けない
  4. 手が床に届くなら今はいらない。代用で毎回使っていると気づいたら買いどき
  5. 買うなら硬さ・素材・サイズ、2個セット。痛みは中止、持病は医師へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ヨガブロックの代用の早見表:ブロックは床と体の距離を埋めて高さを作る道具で、手を置く・お尻の下に敷く・支えを足すの3つの使い方がある。代用は硬い・平ら・滑らない物が条件。手を置くなら厚い本にタオルを巻いてひもで縛る、お尻の下なら硬く巻いて留めたバスタオル、座布団は二つ折りにして硬さを出す、踏み台や木の箱はぐらつかない物だけ。ペットボトル・積んだだけの雑誌の山・ふわふわのクッションや枕・キャスター付きや丸い物・ソファの縁やベッドの端は転がる・つぶれる・ずれるので使わない。体重をかける前に押して動かないか確かめ、低い高さから試す。手が床に届く人は今はいらない、前屈で届かない・あぐらで膝が浮く人はあると助かる。買うなら押してへこまない高密度、素材は発泡素材かコルク、厚み7〜10cm、両手に置ける2個セット。痛みは中止、持病や妊娠中は医師に相談、効果は断定しない

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