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組み上げたプラモデルを、塗り直したい、パーツを付け間違えたという理由で分解したくなること、ありますよね。でもいざ外そうとすると、どこにどんな道具を使えばいいのか分からず、力任せに引っぱって余計に壊してしまいそうで手が止まってしまいます。
先に結論をひとつ。分解できるかどうかは「はめ込み式か、接着済みか」でほぼ決まります。無理にこじる前に、まずはパーツがどちらのタイプかを見分けることから始めましょう。道具の使い分けと外す順番、順番に見ていきます。
塗り直しやパーツの入れ替えは、完成後の楽しみ方のひとつでもあります。ただ、分解は組み立てより繊細な作業になりやすいので、時間に余裕がある時に落ち着いて取りかかるのがおすすめです。
ケース別に読む:分解できるか知りたい人|道具の選び方を知りたい人|外す手順を知りたい人|ピンが折れて困っている人
分解できる線引き——はめ込み式か、接着済みか
分解できるかどうかは、パーツの固定方法によってはっきり分かれます。まずはここを見分けておくと、無理な力をかけずに済みます。
| 固定方法 | 分解できるか |
|---|---|
| スナップフィット(はめ込み式) | 外せる。ツメの位置を確認しながら少しずつ |
| 接着剤で固定済み | 基本的には外せない。削って作り直す方が現実的 |
| 塗装済みのパーツ | 外す時に塗膜が剥がれることがある |
この見分け方もあくまで一般的な傾向で、キットや部位によっては両方が混ざっていることもあります。接着済みの部分を無理に外そうとすると、パーツが割れたり白く傷になったりするので、外れにくいと感じたら、いったん手を止めて接着の有無を確認してみてください。
見分ける時のポイントは、合わせ目にわずかな段差やツメの形が見えるかどうかです。段差がなく、ぴったりと一体化しているように見える部分は接着されている可能性が高く、逆に細いすき間から爪の形が見える部分ははめ込み式のことが多いです。無理に力を入れる前に、まずは目でよく観察してみましょう。
道具の使い分け——パーツオープナー・デザインナイフ・爪楊枝・ピンセット
分解に使う道具は、パーツの大きさや固定の仕方によって使い分けます。
- パーツオープナー(薄いヘラ状の工具)。合わせ目のわずかな隙間に差し込んで、てこの原理で少しずつ広げる。傷が付きにくく、分解専用の道具の中では扱いやすい
- デザインナイフ。接着剤の跡を削ぎ落としたり、細かい隙間に刃先を入れたりする時に使う。刃は自分の体に向けて手前に引かず、出しすぎないようにする
- 爪楊枝・プラ製のヘラ。金属の工具よりパーツに傷を付けにくいので、目立つ面ではまず試してみるとよい
- ピンセット・ラジオペンチ。外れた小さなピンや部品をつまむ時に使う
ドライヤーで軽く温めて樹脂を柔らかくする方法も紹介されることがありますが、温めすぎるとパーツが変形したり熱で手を痛めたりする心配があるので、使うとしても短時間、離れた位置から様子を見ながらにとどめてください。道具は一度にすべてそろえる必要はなく、最初はパーツオープナーとピンセットの2つだけでも、多くの場面で対応できます。
外し方の順番——ピンの位置を確認し、少しずつ、片側に力をかけない
- 外す前に写真を撮っておく。パーツの向きや組み合わせを忘れずに済む
- 合わせ目を見て、ツメやピンの位置を確認する。見えにくい時は明るい場所で確認する
- パーツオープナーやプラ製のヘラを隙間に差し込み、少しずつ広げる。片側だけに力をかけると、反対側が割れることがある
- 広がった隙間に道具を沿わせながら、均等に開いていく
接着済みの部分に当たって動かない時は、それ以上は無理をせず、そこだけ残して分解を止める判断も大切です。こじった拍子にパーツが飛ぶことがあるので、作業中は目を離さず、周りに小さな子どもがいる時は特に注意してください。接着剤を溶かして外す方法を試す場合は、溶剤のにおいがこもらないよう換気をしながら行いましょう。
作業する場所も意外と大事です。机の端で作業していると、外れた小さなパーツが床に落ちて見失いやすくなります。明るい場所で、周囲に物を置きすぎない状態にしてから始めると、集中もしやすく、外れた部品も見つけやすくなります。
折れたピンの対処と分解前の準備
分解中にピンが折れてしまっても、慌てる必要はありません。折れた部分を短く切りそろえてから、接着剤で貼り直す方法で対応できることが多いです。ピン自体が細すぎて心もとない時は、真鍮線などの細い金属線を代わりに通して補強する方法もあります。
分解に慣れないうちは、外した部品をなくさないよう、小さなトレーや空き箱に一時的にまとめておくと安心です。パーツオープナーのように専用に作られた道具は、力が均等にかかりやすく、プラ製のヘラよりも薄い分、狭い隙間にも入りやすいので、頻繁に分解や改造をする人ほど一本持っておくと作業がぐっと楽になります。
ピンが折れたまま無理に組み直そうとすると、固定が甘くなって次に触った時にまた外れやすくなります。焦らず接着剤が完全に乾いてから次の作業に進むことも、仕上がりを長持ちさせるコツのひとつです。乾く時間は接着剤の種類によって変わるので、パッケージの表示を確認しておくと安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、分解で一番多い失敗は「焦って一気に外そうとすること」だと思います。少しずつ、片側に力を集めない、この2つを守るだけでもだいぶ違いますよ』
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まとめ:はめ込みか接着かを見分け、少しずつ外す
- 分解できるかは固定方法で決まる。はめ込み式は外せる、接着済みは基本外せない
- 道具はパーツオープナーが基本。デザインナイフや爪楊枝は場面に応じて
- 刃物は手前に引かず、出しすぎない。こじって飛ぶパーツにも注意
- 外す時は少しずつ、片側だけに力をかけない。写真を撮ってから始める
- 折れたピンは短く切って接着し直せる。細い金属線での補強も選択肢
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手順を1枚にまとめました。



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