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朝起きたら布団が濡れていて、急いで片づけないといけない。おねしょシーツの洗濯は、時間がない朝ほど雑になりやすい作業ですよね。そのまま洗濯機に放り込んでいいのか、いつもの柔軟剤を使っていいのか、迷いながら回している人も多いと思います。しかも保育園や学校に送り出す準備と重なる時間帯なので、じっくり洗濯表示を確認する余裕がないことも多いはずです。
先に結論をひとつ。おねしょシーツの防水層は、熱と柔軟剤に弱いので、いつもの洗濯と同じやり方では長持ちしません。朝の手順、柔軟剤や漂白剤を使わない理由、臭いが残る時の対処、防水が効かなくなったサインまで、順番に見ていきましょう。手順自体は難しくないので、一度流れをつかんでしまえば、忙しい朝でも迷わず動けるようになります。
ケース別に読む:防水層の弱点を知りたい人|朝の手順を知りたい人|柔軟剤・漂白剤で迷う人|臭いが残る人|買い替えのサイン
防水層は熱と柔軟剤に弱い
おねしょシーツの裏側には、ラミネートやポリウレタンといった防水の膜が貼られています。この防水層は、熱と柔軟剤に弱いという共通の弱点があります。熱いお湯で洗うと防水層がふやけたり縮んだりしやすく、柔軟剤の油分は防水層のコーティングの働きを妨げてしまうことがあります。ふだんの洗濯と同じ感覚で「とりあえず熱いお湯で、柔軟剤も入れて」と回すと、防水の寿命を縮めることになりかねません。まずはこの前提を押さえておくと、次の章からの手順にも納得しやすくなります。防水シーツの表示タグには、洗濯温度の上限や乾燥機の可否が書かれていることが多いので、初めて洗う前に一度目を通しておくと安心です。
朝の手順3つ——予洗い・弱水流・短い脱水
朝、時間がない中でも、押さえるべき手順は3つだけです。
この3つを守るだけで、防水シーツの持ちは大きく変わります。予洗いだけ先に済ませておいて、あとは通常の洗濯物と一緒に洗濯ネットに入れて回す、という流れにしておくと、朝の忙しい時間でも負担が少なくなります。前の晩のうちに、洗濯ネットを洗面所に用意しておくだけでも、朝の一手間がぐっと減ります。予洗い用のぬるま湯は、シャワーの温度をそのまま使えば、わざわざお湯を沸かす必要もありません。
柔軟剤・漂白剤・熱いお湯を使わない理由
洗う時に気をつけたい3つがあります。柔軟剤・塩素系の漂白剤・熱いお湯です。柔軟剤は防水層の性能を落とす原因になりやすく、塩素系の漂白剤は生地や防水層を傷めることがあります。塩素系と酸性の洗剤・漂白剤は絶対に混ぜないでください。混ざると有害なガスが発生する危険があります。尿は熱いお湯で洗うとたんぱく質が固まり、かえって臭いが残りやすくなるので、洗い始めはぬるま湯までにとどめてください。給湯の設定温度をそのまま使うと熱くなりすぎることがあるので、水と混ぜて手で触れる程度に調整してから使うと安心です。
臭いが残る時の対処——酸素系を表示どおりに・重曹は補助
洗っても臭いが気になる時は、酸素系の漂白剤を、パッケージの表示どおりの濃度と時間でつけ置きしてから洗うと効果的です。表示より濃くしたり長くつけたりしても、効果が比例して上がるわけではなく、生地や防水層への負担が増えるだけになりがちです。重曹は、酸素系ほど強くありませんが、におい移りを抑える補助として、洗濯槽に少量加える使い方ができます。酸素系漂白剤と重曹は混ぜても問題ありませんが、塩素系とは絶対に混ぜないでください。それでも臭いが取れない時は、つけ置きの時間を長くするのではなく、一度しっかりすすいでから、もう一度短めのつけ置きをやり直す方が、防水層への負担を抑えられます。
防水が効かなくなったサイン——べたつく・剥がれる・水がしみる
どれだけ丁寧に洗っていても、防水層には寿命があります。表面がべたつく、端から防水の膜が剥がれてきた、洗濯後なのに敷いた時に水がしみてくる——このどれかが出てきたら、買い替えのサインです。無理に使い続けると、防水の役目を果たせなくなり、下の布団まで濡れてしまいます。特に、購入から時間が経っていて洗濯の回数が多い物ほど、防水層の劣化は早く進みます。買い替えの目安として、月に何度も水がしみるようになったら、そこがひとつの区切りと考えてください。乾かし方の工夫で長持ちさせるコツは別の記事にまとめているので、洗った後になかなか乾かないと感じている人はあわせて読んでみてください。
洗い方以外にも、おねしょシーツまわりで共通して気をつけたいことがあります。生乾きのまま、乾き切る前に敷き直さないでください。雑菌が繁殖し、臭いの原因になります。乾燥機を使う時は「乾燥機可」の表示がある製品だけにしてください。表示のない製品を乾燥機にかけると、熱で防水層が溶けることがあります。ストーブやヒーターの前に広げて乾かすのも避けてください。防水層が溶けたり、火の元になったりする心配があります。子どもが使う布団まわりにビニールやゴミ袋を敷くのもおすすめしません。顔にかかる、滑る、ガサガサという音がするなど、防水シーツにはない心配が増えてしまいます。急場しのぎで使いたくなる気持ちは分かりますが、専用の防水シーツを何枚か用意しておく方が、結局は安全で手間も少なくなります。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、朝の忙しい時間に洗濯まできちんとやろうとすると疲れてしまいますよね。予洗いだけ先に済ませて、あとは後でまとめる、くらいの気持ちで十分だと思っています』
洗える防水タイプのおねしょシーツを2枚持っておくと、洗濯中も替えがある状態を保てます。表面の防水加工がしっかりしている物を選んでおくと、朝の手入れも楽になります。サイズはベッドや布団の大きさに合わせて、はみ出さない物を選ぶと、寝ている間にずれてしまう心配も減ります。
あわせて読みたい
そもそも防水シーツが必要かどうかで迷っている人は防水シーツはいる?に、布おむつの洗い方は布おむつの洗い方にまとめています。洗ったのになかなか乾かない時はおねしょシーツが乾かない時もあわせてどうぞ。
まとめ:防水層は熱と柔軟剤に弱い。塩素系と酸性は絶対に混ぜない
- 防水層は熱と柔軟剤に弱い。いつもの洗濯と同じやり方は避けます
- 予洗い・弱水流・短い脱水の3手順が朝の基本です
- 柔軟剤・塩素系漂白剤・熱いお湯は使わない。塩素系と酸性は絶対に混ぜません
- 臭いには酸素系漂白剤を表示どおりに。重曹は補助として使えます
- べたつく・剥がれる・水がしみるは買い替えのサインです
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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