手提げ袋の作り方(裏地あり)——指定サイズから裁つ寸法を逆算する計算式、持ち手の長さの目安、縫う順番8手順、持ち手が取れない縫い方まで

子供・育児・子育て

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

「手提げ袋は縦30cm×横40cm」というように、園や学校から指定サイズだけ渡されて、生地を何cmで裁てばいいのか分からず困っていませんか。指定寸法のまま裁ってしまうと、縫い代の分だけ小さく仕上がってしまうんです。せっかく生地を選んで裁ったのに、縫い上がってから「入らない」と気づくのは避けたいですよね。

先に結論をひとつ。裁つ寸法は「指定サイズ+縫い代」で逆算するのが基本です。縦横の計算式、持ち手の長さの目安、裏地ありの縫う順番、持ち手が取れないための縫い方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ裁つ寸法が分からない縦横の計算式で逆算する→第1章持ち手の長さで迷う手提げ・肩掛けの目安表→第2章縫う順番を知りたい8手順を順番に見る→第3章持ち手が取れるのが心配四角とバツで補強する→第4章底が抜ける・型崩れする生地別の違いと底板の話へ→第5章

ケース別に読む:裁つ寸法が分からない人持ち手の長さで迷う人縫う順番を知りたい人持ち手が心配な人底が抜ける・型崩れする人

4コマ漫画|手提げ袋の寸法30×40この通り裁とう1指定寸法のまま裁とうとする小さい!縫うと縮んだ2縫い代を考えず裁って失敗指定+縫い代これで逆算だ3指定サイズに縫い代を足すぴったり!やり直し成功4指定通りの大きさに仕上がる

指定サイズから裁つ寸法を逆算する計算式

指定サイズは「縫い終わった後の完成寸法」を指しています。裁つ生地は、そこに縫い代の分を足した大きさにしなくてはいけません。計算式はシンプルです。

寸法 計算式
縦(表布・裏布) 指定の縦+縫い代1cm×2+持ち手の縫い代分
横(表布・裏布) 指定の横+縫い代1cm×2
マチを取る場合 底を三角に折って縫うか、あらかじめ横幅に底のぶんを足す

縫い代は1cmを基準にしましたが、生地が厚いキルティングなら1.5cmほど余裕を見ると、角の始末がしやすくなります。マチが要る指定の時は、底を四角く折って三角に縫う方法が簡単です。縫い代を1cmでそろえるなら、方眼定規で角を直角に取ってから裁つと、左右の歪みが出にくくなります。生地の柄に上下がある場合は、裁つ前に向きを確認しておくと、縫い合わせた時に模様が逆さまになる失敗を防げます。底板を入れて形を保ちたい時は、生地の選び方や補強の仕方が変わるので、バッグの底板の代用もあわせて確認してみてください。

持ち手の長さの目安——手提げと肩掛けで変わる

持ち手の長さは、手に提げるか、肩に掛けるかで大きく変わります。長さの目安を早見表にしました。

持ち方 持ち手の長さの目安
手に提げる 袋口から25〜30cm
肩に掛ける 袋口から45〜55cm
年少児が自分で持つ 袋口から20〜25cm

ここで注意したいのは、持ち手を長くしすぎないことです。長い持ち手は、ドアの取っ手や自転車の車輪、遊具に引っかかりやすくなります。肩掛けにしたい時も、体格に合わせて必要以上に余らせないようにしましょう。

持ち手の長さのOKとNGOK体格に合わせた長さにする自転車のそばでは外して持つNG必要以上に長く垂らす車輪や取っ手に近づける

裏地ありの縫う順番8手順

手提げ袋の縫い方 3つの要1脇と底を縫いマチを作る2持ち手を仮止めし袋口を縫う3表に返してステッチで固定

手順は次の8つです。①表布の脇を中表に縫う②底の角を三角に折ってマチを縫う③裏布も同様に脇とマチを縫う(返し口を10cmほど残す)④持ち手を必要な長さに裁ち、テープや布を輪にして仮止めする⑤表布の袋口に持ち手を仮止めする⑥表布と裏布を中表に重ね、袋口をぐるりと一周縫う⑦返し口から表に返し、角を目打ちで整える⑧返し口をとじ、袋口にステッチをかけて持ち手をしっかり固定する。持ち手は仮止めの段階で長さと位置を左右対称にそろえておくと、仕上がりが安定します。持ち手の生地をテープで用意する場合は、端をライターであぶらずに、折り込んで縫うかほつれ止め液を使う方が安全です。厚みのある生地を重ねて縫う工程では、針が折れやすいので、無理に力を入れず、ミシンの送りに任せて縫い進めてください。

持ち手が取れないための縫い方——四角+バツで補強

持ち手がいちばん取れやすいのは、袋口に縫い付けた部分です。四角形に縫ってから、内側にもう一度バツ印を重ねて縫うと、力が一点に集中せず、糸が切れても広がりにくくなります。ミシンなら返し縫いを2〜3回、手縫いなら半返し縫いで、同じ場所を重ねて縫うのがコツです。

仮止めのまち針は、本数を数えてから作業を始め、縫い終わったらもう一度数えて片づけてください。裁ちばさみを使う時は刃先を自分や子どもに向けないこと、アイロンで縫い代を割る時は当て布をして直接生地に当てないこと、蒸気でのやけどとコード、台に子どもを近づけないことにも注意してください。持ち手の生地の切り口は内側に折り込み、角は丸く仕上げると、肌や物に引っかかりにくくなります。小さな金具やDカンを使う時は、誤飲する年齢の子どもの手が届く所に出しっぱなしにせず、作業のたびに片づける習慣をつけておくと安心です。

底が抜ける・型崩れする時——生地別の違い

キルティングのような厚手の生地は、それだけで底の強度が出ます。薄手のコットンで作る時は、底の裏側に接着芯やもう1枚布を重ねて二重にすると、日々の出し入れで抜けにくくなります。指定サイズが決まっている時に生地を変えると、縫い代の取り方や仕上がりの厚みも変わるので、同じ計算式のまま生地だけを厚手に替えるのがいちばん簡単です。型崩れが気になる時は、底の角を少し多めに縫い代を取ってしっかり縫い留めるだけでも安定感が変わります。毎日の出し入れで生地がすり減りやすいのは底の角なので、そこだけ二重にしておくと長持ちします。底の形をしっかり保ちたい、自立させたいという場合は、バッグの底板の代用で、底板を入れる時の選び方が確認できます。仕上がった袋を子どもが頭からかぶって遊ぶのも避けたい行動なので、大きめに作った袋は遊び道具にしないよう声をかけておきましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『指定サイズを見た時点で、縫い代を足す癖をつけておくと、次からの手提げ袋づくりがぐっと早くなると思います。同じ計算式は巾着や体操服袋にも使えます』

持ち手用のアクリルテープを楽天市場で探す

持ち手用のアクリルテープをAmazonで探す

あわせて読みたい

底が抜ける・自立させたいという人はバッグの底板の代用へ。同じ生地でそろえてナップサックも作りたい人はナップサックの作り方(裏地あり)、お弁当袋も一緒に作りたい人はお弁当袋の作り方(裏地あり)もあわせてどうぞ。同じ生地で3点そろえると、入園・入学の持ち物一式が一度に整います。

まとめ:裁つ寸法は指定サイズ+縫い代。持ち手は長くしすぎない

  1. 裁つ寸法は「指定サイズ+縫い代」で逆算する。厚手の生地は縫い代を多めに
  2. 持ち手は手提げで25〜30cm、肩掛けで45〜55cmが目安。長くしすぎない
  3. 縫う順番は脇とマチ→持ち手の仮止め→中表で袋口を縫う→表に返すの順
  4. 持ち手は四角+バツで縫い、取れにくく補強する
  5. 底が心配な時は生地を厚手にするか、底板の記事も確認する

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

手提げ袋の作り方(裏地あり)の早見表:裁つ寸法は指定サイズに縫い代を足して逆算する、縦は指定の縦プラス縫い代1cm×2プラス持ち手の縫い代分、横は指定の横プラス縫い代1cm×2、マチは底を三角に折るか横幅に足す。持ち手の長さは手提げで袋口から25〜30cm、肩掛けで45〜55cm、長くしすぎると引っかかるので注意。縫う順番は表布の脇とマチを縫う、裏布も同様に返し口を残して縫う、持ち手を仮止めして表布と裏布を中表に袋口を一周縫う、返し口から表に返して角を整え、袋口にステッチをかけて持ち手を固定する。持ち手は四角とバツで重ねて縫うと取れにくい。まち針や針は本数を数えて始め数えて終わる。底が心配な時は生地を厚手にするか底板を入れる。大きい袋は子どもにかぶらせない

コメント

タイトルとURLをコピーしました