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市販の調味料ラックを見て回っても、瓶の高さや棚の奥行きがぴったり合わない、ということはよくありますよね。棚の段が低すぎて背の高い瓶が入らなかったり、逆に奥行きがありすぎて手前の瓶しか使わなくなったり。そんな時は、手持ちの瓶に合わせて作る手作りが、いちばん確実です。
先に結論をひとつ。手作りの型は「すのこ・ワイヤーネット・木箱」の3つで、寸法はいちばん高い瓶を基準に出すと失敗しにくくなります。型の選び方、寸法の出し方、釘を使わない組み方、仕上げ、置き場所の注意まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:型を知りたい人|寸法の出し方を知りたい人|釘を使いたくない人|仕上げが気になる人|置き場所に迷う人
型は3つ——すのこ2枚を組む・ワイヤーネットを曲げる・木箱を重ねる
手作りの調味料ラックは、材料によって作り方も仕上がりも変わります。道具や家の雰囲気に合わせて選んでください。
すのこ2枚をL字に組むのは、木の質感を生かしたい人に向きます。桐すのこは軽くて切りやすく、初めてのDIYにも扱いやすい材料です。キッチンの他の木製収納と雰囲気をそろえやすいのも魅力です。ワイヤーネットを曲げて棚にするのは、切って形を作り、結束バンドで留めるだけなので、木工の道具がなくても作れます。水にも強く、油はねも拭き取りやすいのが利点です。網目から中身が見えるので、瓶の残量も確認しやすくなります。木箱を重ねるのは、切る工程がほとんどなく、いちばん手軽な方法です。瓶の奥行きに合う箱を選べれば、積むだけで棚になります。段を増やしたくなったら箱を買い足すだけで済むのも、手軽さにつながっています。
寸法は瓶から出す——いちばん高い瓶+2cm、奥行きは瓶の直径×2
手作りで失敗しやすいのが、寸法を感覚で決めてしまうことです。実際に使う瓶を並べて測るところから始めると、無駄な切り直しが減ります。メジャーがなければ、紙にまっすぐ長さを写し取って測る方法でも十分です。
- 棚の高さ。いちばん高さのある瓶を基準に、そこへ2cmほど余裕を足した高さにします
- 奥行き。瓶の直径のおよそ2倍を目安にすると、瓶を取り出す時に指が入りやすくなります
- 幅。並べたい瓶の本数ぶんの直径を合計し、瓶と瓶の間に少し隙間を足します
数字だけで決めず、実際に瓶を並べて手で確認してから切り出すと、思っていたより余裕がない・逆に余りすぎた、という失敗を避けられます。今使っている瓶だけでなく、これから買い足しそうな調味料の形も思い浮かべながら、少し余裕を持たせておくと、後から作り直さずに済みます。
釘を使わない組み方——結束バンド・木工用接着剤・ダボ
釘や電動ドライバーを使わなくても、調味料ラックくらいの軽い棚なら組み立てられます。
- 結束バンド。ワイヤーネットや、穴のあるすのこを留めるのに向きます。工具がほとんど要らず、失敗しても切ってやり直せます。余った長さは、内側に折り込むかカットしておくと、手を引っかける心配が減ります
- 木工用接着剤。すのこや木箱を貼り合わせる時に使います。しっかり圧をかけて、乾燥時間を守ることが強度につながります。クランプがなければ、重い本などで重しをして固定する方法でも代用できます
- ダボ(木の丸棒)。板同士を組む時に、接着剤と併用すると安定します。穴の位置合わせが少し手間ですが、見た目がすっきりします。初めてで位置合わせに自信がない時は、結束バンドや接着剤だけで組む方が失敗しにくいです
切る工程がある場合は、のこぎり・カッター・電動ドライバーのけがに注意してください。板を固定してから切る、刃を自分の体に向けない、電動ドライバーは指を巻き込まないよう軍手を使わないなど、基本を守って作業します。切り口は角を丸めると、後で触れた時のけがを防げます。やすりで角を軽く削るだけでも、指先が引っかかりにくくなります。作業する台は、切った後に傷がついても構わない場所を選び、木くずは作業のたびに片づけるようにすると、後片づけもまとまりやすくなります。
塗る・拭ける仕上げ——油はねに強い塗装、ニスの乾燥時間
キッチンで使う棚は、油はねや水気にさらされます。木のままだとシミになりやすいので、仕上げ塗装をしておくと長持ちします。
ニスや蜜蝋ワックスなど、食品まわりでも使いやすいタイプを選び、説明書に書かれた乾燥時間をしっかり待ってから瓶を並べてください。接着剤・塗料は換気をして、子どもの手の届かない所で作業し、使い終わったらすぐにふたを閉めて片づけます。乾く前に瓶を置くと、におい移りや跡が残る原因になります。塗る前にやすりで表面を軽く整えておくと、塗料のノリがよくなり、後々の拭き掃除もしやすい仕上がりになります。
置き場所——コンロから離す
せっかく寸法にぴったり合わせて作っても、置き場所を誤ると危険が増えます。コンロの真上・真横の油はねの範囲に木・布・紙を置かないでください。木製の手作りラックは特に燃えやすい素材なので、油・アルコールの調味料はコンロから離す(倒れてこぼれると引火する物がある)ことを踏まえて、設置場所を選びます。せっかく手間をかけて作った棚だからこそ、見た目の収まりより安全な距離を優先してください。壁や冷蔵庫の側面にマグネットで留める浮かせ方については、調味料ラックを100均で浮かせる置き方で詳しく紹介しています。棚に載せる場合も、落ちる前提で下に割れ物を置かないようにしてください。棚の脚には滑り止めを貼っておくと、地震の揺れなどで動いてしまう心配も減らせます。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、寸法を先に決めてから材料を選ぶ方が、作り直しが少なくて済むと思っています。仕上がりのきれいさより、瓶がすっと取り出せるかを優先していいと思いますよ』
木材やワイヤーネットの端材を集める前に、まず小さめの桐すのこを1セット用意しておくと、思い立った時にすぐ取りかかれます。サイズ違いを何枚か手元に置いておけば、調味料ラック以外の小物入れにも応用しやすく、材料が余っても無駄になりにくいです。
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すのこや木箱でDIYする感覚は、絵本ラックを100均で作るや絵本ラックの手作りとも共通しています。材料の選び方や組み方の参考にしてみてください。100円ショップの材料で浮かせて置きたい人は調味料ラックを100均で浮かせる置き方にまとめています。
まとめ:型は3つ。寸法は瓶から出し、コンロの真上・真横に木を置かない
- 型はすのこ・ワイヤーネット・木箱の3つ。道具の有無や好みで選ぶ
- 寸法はいちばん高い瓶+2cm。奥行きは瓶の直径のおよそ2倍
- 釘を使わないなら結束バンド・接着剤・ダボ。のこぎり・カッターのけがに注意
- 塗装は乾燥時間を守る。接着剤・塗料は換気し子どもの手の届かない所で
- コンロの真上・真横に木・布・紙を置かない。落ちる前提で下に割れ物を置かない
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