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「絵本が増えてきて、表紙が見える棚が欲しいな」。市販の絵本ラックを見て、思ったより値が張ると感じた人は多いのではないでしょうか。100円ショップの材料で組めないか、すのこやワイヤーネットで検索してみる、というのはよくある流れですよね。
先に結論をひとつ。100均の材料でも、基本の型は十分作れます。ただし「足りない所」を先に知っておくと、安全な仕上がりに近づきます。材料の早見表、組み方の3つの型、100均で足りる所・足りない所、倒れないための置き方、絵本の重さの考え方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:材料から知りたい人|組み方を知りたい人|足りるか不安な人|倒れない置き方を知りたい人|絵本の重さが心配な人
100均で揃う材料の早見表——すのこ・ワイヤーネット・ファイルボックス
絵本ラックの材料は、100円ショップだけでもいくつかの組み合わせがあります。どれか1つで完結させるより、土台と仕切りで材料を使い分けた方が、仕上がりが安定しやすいです。まずは材料ごとの向き不向きを見てみましょう。
| 材料 | 向く形 | 気をつけること |
|---|---|---|
| すのこ | 箱型に組んで並べる棚 | 角を丸める・くぎの向きに注意 |
| ワイヤーネット | 壁に掛けて仕切る棚 | 結束バンドの切り口は内側に |
| ファイルボックス | 並べるだけの棚 | 幅が絵本のサイズに合うか |
| 突っ張り棒+布 | 目隠しの間仕切り | 顔の高さまで垂らさない |
| ジョイント金具 | 部材どうしの固定 | ネジ・金具の頭を面から出さない |
特に気をつけたいのが突っ張り棒+布の使い方です。子どもの顔の高さまで布が垂れると、遊んでいるうちに顔にかかることがあります。丈は短めにし、顔を覆う長さにしないのが基本です。ワイヤーネットを選ぶ場合は、目の細かさよりも「絵本の重さに耐えるか」を先に見てください。
組み方は3つ——すのこ箱型・ワイヤーネット壁掛け・ファイルボックス並べ
最初に決めたいのは、表紙を見せたいか、背表紙を並べたいかです。表紙を見せるなら、すのこ箱型かファイルボックス並べのように、手前に傾斜や仕切りがある形が向きます。奥行きが必要になる分、置き場所の広さを先に測っておくと失敗しにくいです。背表紙を並べるだけでよければ、ワイヤーネット壁掛けが省スペースになります。壁に掛ける形は、次の章で説明する固定が特に大事になります。
迷った時は、普段どちらの並べ方をしているかを思い出してみてください。表紙が見えていないと選ばない子には表紙型、すでに背表紙で選べている子には省スペースな壁掛け型が合いやすい、という傾向があります。
100均で足りる所・足りない所——重さと固定金具
100均の板や金具は、薄さや耐荷重の表示がないことが多いです。足りない所は主に3つ。L字金具の耐荷重、突っ張り棒の耐荷重、ワイヤーネットをつなぐ結束バンドの強さです。心配な時は、金具だけホームセンターの物に替える、突っ張り棒は2本以上で分散する、といった足し方が現実的です。
組み立ての最中は、小さな金具が床に散らばりがちです。ネジ・キャップ・飾りの小さな部品は、誤飲する年齢の子には渡さないのが基本で、目安は「トイレットペーパーの芯を通る大きさかどうか」です。通る大きさの物は、作業が終わるまで箱にまとめ、子どもの手が届かない所に置いてください。結束バンドの余った紐も、輪のまま長く残すと引っかかりや絡まりのもとになるので、切り落として首に回らない長さにしておくと安心です。
- 耐荷重の表示がない金具は、重い絵本を任せる棚には使わない
- 作業中に出た端材・切りくずは、その場でまとめて片づける
- ネジ穴を開けたら、頭が沈むまで締めて出っ張りを残さない
倒れないための置き方——壁に固定・低く作る・重い物は下
絵本ラックは、子どもが必ず乗る・よじ登る前提で作るものだと考えてください。棚として静かに使われる保証はありません。だからこそ、壁に固定する・全体を低く作る・重い物は下の段に置くを骨組みにします。すのこや木材の角は丸め、切り口やささくれはやすりで整え、ネジや金具の頭は面から出さずに床にも残さないこと。ワイヤーネットをつないだ結束バンドは、切り口を内側に向けておくと手を切りにくくなります。段ボールや牛乳パックを部分的に足す場合は、体重がかかる棚板としては使わない、という線引きも大事です。
置き場所にも注意点があります。寝床の頭側や、部屋の通り道には置かないこと。倒れた時に体の上に落ちる位置を避けるためです。ベビーサークルのそばに置く場合も、柵に棚をくくりつけたり、柵の内側に部材を渡したりしないでください。柵は柵として使い、収納は別に固定するのが安全です。のこぎりやドライバー、グルーガンを使う工程では、手袋と換気を忘れずに。グルーガンの先端は思ったより長く熱を持ちます。
絵本は思ったより重い——冊数×重さで考える
絵本1冊はそれほど重く感じなくても、冊数がまとまると想像以上の重さになります。厚みのある図鑑や仕掛け絵本が混ざると、なおさらです。棚を設計する段階で「今ある冊数×平均の重さ」で総重量をざっくり見積もり、余裕を持った棚板の枚数にしておくと、後から板がしなる心配が減ります。増える予定があるなら、最初から棚を1段多めに作っておくのもひとつの手です。
プレゼントでもらった絵本や、図書館から借りてきた絵本が一時的に増える時期もあります。棚がいっぱいの状態が続くようなら、無理に詰め込まず、床置きの箱を一時避難先として用意しておくと、棚自体の負担を減らせます。
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ゆきこ( ゚Д゚)『正直、材料をそろえるより「壁に固定できる場所か」を先に見た方が早いと思っています。低くて固定されている方が、結局長く使えますよね』
100均で組む前提でも、耐荷重がはっきりしている棚板や金具を一部だけ市販品に替えると、仕上がりの安心感が変わります。
まとめ:材料は100均で足りる。固定と低さは自分で足す
- 材料はすのこ・ワイヤーネット・ファイルボックスなど早見表の5つから選べます
- 組み方は3つ。表紙を見せるか背表紙を並べるかで形を決めます
- 足りないのは耐荷重。金具の一部を市販品に替えると安心です
- 壁に固定・低く・重い物は下。子どもが乗る前提で作ります
- 寝床の頭側と通路には置かない。柵にはくくりつけません
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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