玄関の雪囲いの簡単な作り方——板を組まずにシート・すのこ・突っ張りで済ませる型3つ、100均で足りる物と足りない物、風で飛ばさない固定の順番、出入りと鍵をふさがない注意

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「玄関の前に雪が吹きだまって、朝いちばんにドアが開かない」「窓の雪囲いは大掛かりそうで、玄関だけでも何とかしたい」。そんな悩みで検索している人へ。板を切って組む本格的な雪囲いは、道具も時間もかかりますし、慣れていないと難しいものです。でも、玄関前だけなら、もっと軽い作り方で十分なことが多いんです。

先に結論をひとつ。この記事で言う「簡単」は、板を切って組まない作り方のことです。シート・すのこ・突っ張り棒といった、すでにある物や100均で買える材料を組み合わせて済ませる範囲に絞ります。大工仕事が苦手な人でも、休みの日の少しの時間で形にできる内容です。

型の選び方、100均で足りる物と足りない物、風で飛ばさない固定の順番、そして玄関ならではの注意——出入りと鍵・郵便受けをふさがない形まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ何から始めればいい?「簡単」の線引きを先に知る→第1章どの型で囲む?シート・すのこ・庇の3型→第2章100均で足りるか知りたい足りる物・足りない物の表→第3章風で飛ばないか心配固定は下端の重しと四隅→第4章出入りや鍵が心配ふさがない形を先に決める→第5章

ケース別に読む:「簡単」の線引きを知りたい人型を選びたい人100均で足りるか知りたい人風で飛ばないか心配な人出入りや鍵が心配な人

4コマ漫画|玄関の雪囲い1朝、玄関前に雪の山うわ、開かない2板を一人で立てかけるあっ、倒れる3すのこと結束バンドで固定これで大丈夫4鍵も郵便受けも使えるすっと開いた

「簡単」の線引き——板を組まず、シート・すのこ・突っ張りで済ませる範囲

「簡単」と一口に言っても、人によって思い浮かべる作業は違いますよね。この記事で扱うのは、板をのこぎりで切って、釘やビスで枠を組む作業をしない範囲です。具体的には、次の3つの道具だけで組み立てます。

  • 厚手のシート(ブルーシート・寒冷紗など)
  • すのこ(家にある物か、100均・ホームセンターの物)
  • 突っ張り棒・結束バンド・ひもなどの固定材

この3つなら、使う工具はハサミと結束バンドくらい。取り外しも簡単で、雪の季節が終わってしまう時も、板を組んだ物より扱いやすいというよさがあります。反対に、屋根からの落雪を正面から受け止めるような頑丈さは期待できません。次の章で紹介する型も、落雪が直接当たらない位置に作るのが前提です。

型は3つ——風上側にシート・すのこを立てかける・ドアの上の庇代わり

玄関前の雪囲いには、大きく3つの型があります。どれも板を組まず、家にある物か100均の材料でできる範囲です。

玄関の雪囲い 型は3つ型1 風上にシート突っ張りで固定型2 すのこを立てかけ上をひもで軽く固定型3 庇代わりのシート斜めに張って雪を流す
  • 型1・風上側にシートを1枚張る:吹き込む方角だけをシートでふさぐ。突っ張り棒を柱代わりに、下端は重しで固定
  • 型2・すのこを立てかける:玄関脇の壁にすのこを立てかけて、吹きだまりを作る位置をずらす。上をひもで軽く固定
  • 型3・ドアの上に庇代わりのシートを張る:ドアの真上からの吹き込みを防ぐ。斜めに張って、雪が滑り落ちる角度をつける

どの型も、玄関の外側に「壁」を作るのではなく、「風向きを変える」くらいの気持ちで十分です。ぴったりふさいでしまうと、今度は出入りができなくなりますし、風を真正面から受け止める形は、次の章で触れる「飛ばされる」原因にもなります。

100均で足りる物・足りない物の早見表

材料をどこまで100均でそろえられるか、早見表にしました。

材料 100均で足りるか ひとこと
結束バンド・ひも 足りる 固定の基本。多めに用意しておく
すきまテープ 足りる ドア枠の隙間風対策に
突っ張り棒 足りる(細い物) 長さと耐荷重は確認してから
洗濯ばさみ・クリップ 足りる シートの仮止めに便利
ブルーシート本体 足りないことが多い 薄手は破れやすく、厚手をホームセンターで
すのこ本体 サイズによる 玄関の幅に合う物は100均だと小さめ

固定に使う細かい道具は100均で十分そろいますが、シートとすのこ本体は、玄関の大きさに対して小さかったり薄かったりすることが多いです。厚手のブルーシートだけは、ホームセンターで探す方が結局早いというのが実感に近いところです。

風で飛ばさない固定の順番——下端に重し・角4か所・たるませない

どの型を選んでも、固定の順番を守るかどうかで「飛ぶか飛ばないか」が大きく変わります。順番はこうです。

  1. 下端から先に固定する。土のう袋やブロックなど、重さのある物を置く
  2. 角を4か所とも留める。上だけ、片側だけの固定は風であおられます
  3. シートをたるませない。たるみは風を受ける面積を増やします
  4. 強風・大雪の予報が出ている日は、その日の設置を見送る
固定のOKとNG下端に重し・角4か所たるませず、強風の日はやらない上だけ1点で固定風であおられて外れる

強風で板・シートが飛ぶと隣家・道路の事故になります。固定できない日はやらない、軽くて大きい材料を単独で使わないでください。風が強い日に無理に張ると、シート自体が凧のようになって外れることがあります。設置は風の弱い日を選び、天気予報で強風・大雪の注意報が出ている日は、その日の作業を見送ってください。

作業する場所にも注意が要ります。屋根からの落雪が当たる場所に立たない・作業しないのが原則です。玄関の真上に雪止めのない屋根がある家では、庇の下やすのこを立てかける位置を、屋根の端から少しずらすだけでも安心感が変わります。脚立・はしごの高所作業の手順はこの記事では扱いません。手の届く高さまでの作業に留めてください。高い位置の点検や雪止めの取り付けが必要な場合は、専門の業者に相談する範囲です。

出入りをふさがない——ドアの開く向き・鍵・郵便受け

玄関は、家族が毎日使う出入り口であると同時に、避難経路でもあります。雪囲いを作る時は、見た目やすき間風対策より先に、ここを確認してください。

  • ドアの開く向き(外開き・内開き)を確認し、シートやすのこが開閉のじゃまにならない位置に
  • 鍵穴・インターホン・郵便受けは、手を伸ばせばすぐに使える高さと位置を空けておく
  • 宅配や来客が来た時、玄関先に立てる場所が残っているか確認する
  • 雪囲いの前後は必ず人が通れる幅を残す

玄関(避難経路)・鍵・郵便受けをふさがない——これが、玄関の雪囲いでいちばん優先したい条件です。見た目の完成度より、この条件を先に満たしてから、型や固定を考えるくらいでちょうどいいと思います。

雪や氷がこびりついて外しにくい時も、お湯をまかないでください。再凍結して余計に滑りやすくなります。時間をおいて自然に緩むのを待つか、乾いた雪を払ってから外すと安全です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、雪囲いは見た目のきれいさより、毎朝鍵と郵便受けがすぐ使えるかどうかの方が大事だと思っています。出入りのしやすさを先に決めてから、型を選ぶ順番がおすすめです』

厚手のブルーシートを1枚持っておくと、風上側を張る型にも、庇代わりにも使い回せます。薄手だと数シーズンで破れてしまうので、玄関前で使うなら厚みのある物を選んでおくと安心です。

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窓にも雪囲いを作りたい人は窓の雪囲いの自作へ、室外機まわりを囲みたい人は室外機の雪囲いの自作と100均へ。雪かきの道具を100均や家にある物で代用したい人は雪かき道具の代用、玄関先の凍結対策は融雪剤の代わりになるものにまとめています。

まとめ:「簡単」は板を組まないこと。固定は下端から角4か所、出入りと鍵はふさがない

  1. 「簡単」は板を組まないこと。シート・すのこ・突っ張りで済ませる
  2. 型は3つ。風上側にシート・すのこを立てかける・庇代わりのシート
  3. 固定は下端から、角4か所、たるませない。強風の日はやらない
  4. 屋根からの落雪が当たる場所では作業しない。高所作業の手順は扱わない
  5. 玄関の出入りと鍵・郵便受けをふさがない形を最優先にする

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

玄関の雪囲いの簡単な作り方の早見表:板を組まずシート・すのこ・突っ張りで済ませる。型は3つ、風上側にシートを1枚張る、すのこを立てかけて吹きだまりの位置をずらす、ドアの上に庇代わりのシートを張る。100均で足りるのは結束バンド・すきまテープ・突っ張り棒・洗濯ばさみ、足りないのは厚手のブルーシートとすのこ本体。固定は下端に重しを先に置き、角4か所を留め、たるませない、強風・大雪の日は設置を見送る。屋根からの落雪が当たる場所には立たず作業せず、脚立やはしごの高所作業はしない。玄関という避難経路、鍵と郵便受けをふさがない形を最優先にする。氷や雪がこびりついてもお湯はまかない

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