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食卓の椅子に座った子どもの体が、気づくとずるっと前にずれている。合皮の座面や、つるつるした木の座面でよく起きる悩みですよね。敷いた座布団やクッションカバーの方がすぐ動いてしまう、という声もよく聞きます。
先に結論をひとつ。滑っているのが「座面そのもの」なのか「敷いた物」なのかを見分けてから対策を選ぶと、遠回りをしません。どちらも100円ショップの道具で手当てできることが多いんです。原因の見分け方、滑り止めシートと座面カバーの早見表、カバーを脚に留める3つの止め方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:まず安全を確認したい人|座面か敷いた物か見分けたい人|座面そのものが滑る人|100円ショップで探したい人|カバーの止め方を知りたい人|自分で作りたい人
先に確認——滑り止めシートを使う前に
対策に入る前に、ひとつだけ確認しておきたいことがあります。滑り止めシートは、座面の素材やシートの種類によって、色移りやべたつきが残ることがあるんです。
滑り止めシートは色移り・べたつきを目立たない所で試すのが安心です。座面の裏側や、椅子の脚の内側など、普段は見えない場所に小さく切って数日貼ってみて、変色やべたつきが出ないか確かめてから、座面全体に使ってください。
もうひとつ、子どもの椅子で見落としやすいのが高さです。子どもの椅子は厚みを足すとテーブルとの高さが変わることを覚えておいてください。滑り止めシートやクッションを重ねるほど座面が高くなり、肘の位置やテーブルとの距離が変わって、かえって姿勢が崩れることもあります。
紐で座面カバーを留める時は、余った紐を垂らさないようにしましょう。椅子の脚に引っかけて転んだり、小さい子がいる家では引っ張ってしまったりする心配があります。また、高齢者のいる家では、滑り止めを敷いても立ち上がる瞬間に椅子ごと動くことがあるので、油断はしないでくださいね。
滑るのはどっち?——座面が滑る/敷いた物が滑る
「滑る」と言っても、実は原因が2つに分かれます。ここを見分けておくと、次に選ぶ対策がはっきりしますよ。
座面そのものがつるつるして体がずれるパターンと、座面の上に敷いた座布団やクッションカバーが動いてしまうパターンでは、必要な道具が違います。前者は座面に直接貼るタイプの滑り止めシート、後者は座面カバーを脚に固定する紐やゴムバンドが向いています。両方が同時に起きている家も少なくないので、まずはどちらが主な原因かを見極めてから、次の章で具体的な対策を選んでいきましょう。
座面そのものが滑る時の直し方
座面が滑るタイプには、次の3つの手当てがよく効きます。
- 滑り止めシートを座面に直接貼る。目立たない所で試してから、座面の縁を避けて中央寄りに
- 薄手の座面カバーをかぶせ、裏に滑り止め加工のある物を選ぶ
- 合皮の座面は、乾いた布で拭いてから使う。表面の油分やほこりが滑りの原因になっていることもある
合皮の座面はから拭きだけで様子を見て、それでも改善しない時に滑り止めシートを足す、という順番だと、貼ってはがす手間が少なくて済みますよ。
座面の素材によっても、向く対策が少し変わります。木の座面はニスやコーティングでつるつるしていることが多く、シート状の滑り止めが密着しやすいので効果を感じやすい素材です。合皮の座面は表面が柔らかく、時間がたつと油分が浮いてくることがあるので、まずは乾拭きで様子を見て、それでも滑る時にシートを足す方が失敗しにくいです。布張りの座面はもともと滑りにくいことが多いので、滑る原因が座面ではなく敷いた座布団側にあるケースも増えます。迷った時は、素材を手で触ってつるつる感があるかどうかを、まず確かめてみてください。
100円ショップで買える型
100円ショップには、座面まわりの滑り止めグッズがいくつか並んでいます。早見表にまとめました。
| 商品 | 向く場面 | ひとこと |
|---|---|---|
| ゴム入りの座面カバー | 座布団ごとずれる椅子 | 裏のゴムで脚にかぶせるだけ |
| 滑り止めシート(ロール) | 座面が直接滑る椅子 | 好きな大きさに切って使える |
| 滑り止めゴムバンド | 既存の座布団を留めたい | 座面と座布団をまとめて縛る |
どれも数百円以内で試せる金額感なので、最初から高価な物を選ばなくても大丈夫です。まずはロールタイプの滑り止めシートか、ゴムバンドから試してみると、合う合わないが分かりやすいですよ。
ロールタイプの滑り止めシートを選ぶ時は、座面の縦横のサイズを先に測っておくと、店頭で迷いません。座面より少し小さめに切って、縁ぎりぎりまで貼らないのがポイントです。縁まで貼ってしまうと、はみ出た部分がめくれてきて、かえって引っかかりの原因になることがあります。ゴム入りの座面カバーを選ぶ時は、座面の厚みも一緒に測っておくと、かぶせた時にゴムがきつすぎたり緩すぎたりする失敗を防げます。
座面カバーを脚に留める3つの止め方
座面カバーそのものは滑らなくても、カバーの裾が浮いてずれてくることがあります。留め方は主に3つです。
- ゴムを裾に通して絞る。既製品の座面カバーに多い作り
- 紐で椅子の脚に結ぶ。四隅を回して固結びにし、余りは切るか短く結び直す
- カバーの裏に滑り止めシートを貼る。ずれ止めと滑り止めを兼ねられる
3つとも組み合わせて使えます。ゴムだけで心もとない時は、裏に滑り止めシートを足すと、動きにくさがぐっと変わりますよ。
椅子の種類によっても、合う止め方は少し変わります。食卓の椅子は毎日出し入れするので、脱ぎ着しやすいゴムタイプが手間なく続けやすいです。脚のデザインが凝った椅子は紐で結ぶと見た目がすっきりしますが、結び目の位置を毎回同じにしておくと、緩みに気づきやすくなります。子どもの椅子は、紐よりゴムかカバー裏の滑り止めの方が、引っ張ってほどける心配が少なく安心です。
自分で作るなら
座面カバーを自分で作りたい時は、型紙の考え方はスツールカバーとほぼ同じです。座面の形に合わせて布を裁ち、周囲をぐるっとゴムで絞る作り方が基本で、細かい寸法の取り方は「あわせて読みたい」のスツールカバーの記事も参考にしてみてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、いきなり座面全体に滑り止めシートを貼るより、まず小さく試す方が遠回りに見えて早いと思っています。色が変わってしまうと、はがす方が手間ですから』
座面の滑りが気になる椅子には、貼るだけで使える滑り止めシートが1枚あると安心です。
あわせて読みたい
立ち上がる時に椅子ごと動くのが心配な人は、オフィスチェアで後悔した理由もあわせてどうぞ。座面の汚れが気になる人は椅子の座面の汚れ落とし、座椅子のカバーの洗い方は座椅子の洗い方とカバー、カバーを自分で作りたい人はスツールカバーの作り方にまとめています。
まとめ:座面が滑るのか敷いた物が滑るのかを見分けてから選ぶ
- まず見分ける。座面そのものが滑るのか、敷いた物が滑るのか
- 滑り止めシートは試してから。目立たない所で色移り・べたつきを確認
- 厚みで高さが変わる。子どもの椅子はテーブルとの距離を見直す
- 100均で3つの型。座面カバー・滑り止めシート・ゴムバンド
- カバーはゴム・紐・滑り止めの3点留め。紐の余りは垂らさない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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