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ソファでくつろいでいる時、足を伸ばして乗せる場所が欲しいなと思うことはありませんか。オットマンを買うほどでもない気がするけれど、収納ボックスを足置きにできるのか、段ボールで持つのか、悩む人も多いと思います。
先に結論をひとつ。座れる表示のある箱かしっかりした木の箱に、ウレタンと布を組み合わせれば、家にある物と100円ショップの材料で作れます。3つの型の選び方、高さの決め方、ウレタンと布の張り方まで、順番に見ていきましょう。ただし、作り方より先に知っておきたい安全があります。
ケース別に読む:まず安全を確認したい人|何で作るか決めたい人|高さが合うか心配な人|張り方を知りたい人|折りたたみにしたい人|カバーだけ替えたい人
先に安全——オットマンを作る前に
作り方に入る前に、必ず守ってほしいことがあります。
踏み台にしない・乗って物を取らないでください。回転椅子・キャスター付き・段ボールは特に注意が必要です。高い所の物を取ろうとして乗った瞬間に倒れる事故は、大人でも起きています。
段ボール・牛乳パック製は体重をかけないようにしましょう。子どもが飛び乗る前提で低く作るのが基本です。足を乗せる程度の軽い使い方に留めて、腰かけたり全体重をかけたりする使い方は避けてください。
収納ボックスをオットマン代わりにする時はふたの耐荷重の表示・角・ふたが外れて指をはさむことも確認してください。耐荷重の表示がない箱や、耐荷重が軽い箱は座る用途に向きません。角が硬いプラスチックの箱は、ぶつけた時にけがをしやすいので、周りに布を巻くと安心です。
作る時は、キャスター付きの家具は使わず、木材を使う場合はささくれやビスの飛び出しに注意してください。手を滑らせて木のとげが刺さる、ビスの頭で服が引っかかる、といった小さなけがは意外と多いんです。
3つの型——収納ボックス・木の箱・段ボール
オットマンの作り方は、大きく3つの型に分かれます。どれを選ぶかで、必要な材料と手間が変わります。
いちばん手軽なのは座れる収納ボックスで、耐荷重の表示があるボックスにクッションを固定するだけで完成します。木の箱+ウレタンは板を組む手間がかかりますが、サイズを自由に決められ、見た目もしっかりします。段ボールは、足を乗せるだけの軽い使い方に限るなら、いちばん安く試せる型です。まずは家にある収納ボックスで代用できないか、確かめてみるのがおすすめですよ。
収納ボックスを新しく探す時は、100円ショップやホームセンターの「座れる収納ボックス」コーナーをのぞいてみてください。プラスチック製とファブリック製があり、プラスチック製の方が耐荷重が分かりやすく表示されている物が多い印象です。木の箱から作る場合は、ホームセンターでカットしてもらえる木材を選ぶと、家でのこぎりを使う手間が減ります。板の厚みは、座って使う想定なら薄すぎない物を選び、角は紙やすりで軽く丸めておくと、すねをぶつけた時のけがを減らせます。
高さの決め方——ソファの座面と同じか少し低く
オットマンの高さは、ソファの座面と同じか、少し低めを目安にすると、足を伸ばした時に自然な角度になります。座面より高いと膝が持ち上がって窮屈になり、低すぎると足がだらんと下がって、思ったほどくつろげません。
- 普段座っているソファに実際に座り、足を伸ばして楽な高さを確認する
- 箱の高さが足りない時は、底に板を足すか、厚めのクッションで調整する
- 高さが変わると家族それぞれの好みも変わるので、クッションで微調整できる作りにしておくと便利
子ども部屋や子どもが使うリビングに置く場合は、大人の目安よりさらに低めに作ると、乗った時に不安定になりにくく、飛び乗ってしまった場合の高さも抑えられます。家族で使う場所なら、いちばん低い希望に合わせておくくらいがちょうどいいと思います。
ウレタンと布の張り方——タッカーの打ち順に注意
木の箱にウレタンと布を張る手順は、座面の張り替えとほぼ同じ流れです。ウレタンを木の板に乗せ、布で包んでタッカーで裏に留めていきます。タッカーの打ち順は、座面の張り替えの記事で紹介している順番と同じなので、詳しい手順はそちらを参考にしてください。針が跳ねることがあるので、手袋と保護メガネをつけ、打った数を数えながら進めると安全です。
ウレタンは、座面より少し大きめのサイズを選び、角を丸く切っておくと、布をかぶせた時にきれいな丸みが出ます。布は伸縮性のある物を選ぶと、角のしわが目立ちにくくなります。防水加工やビニール素材の布を使いたい時は、アイロンやドライヤーで熱を加える工程を避け、糊付けや両面テープで仕上げると、素材を傷めずに済みますよ。
裁ちばさみや目打ちを使う工程は、手元を切ったり刺したりしやすいので、刃先を自分に向けないようにしてください。まち針を使う場合は、始める前と終わった後に本数を数えると、生地の中に残す事故を防げます。布の切り口はできるだけ内側に折り込み、縫うのが苦手な人は、無理に縫わずにタッカーや両面テープで留める作り方から試してみるのがおすすめです。
折りたたみにしたい時は——市販品も選択肢に
「使わない時はしまいたい」という要望まで自作でかなえようとすると、蝶番や金具の強度をきちんと計算する必要が出てきて、けがのリスクも上がります。折りたたみが欲しい時は、無理に自作せず、市販の折りたたみ収納スツールを選ぶ方が、安全面でも安心です。
市販の折りたたみ収納スツールは、耐荷重や折りたたみ機構が最初から設計されているので、自作で同じ強度を出そうとするより結果的に手間がかからないことも多いです。来客用にもう1脚欲しい、部屋の広さに余裕がない、という家は、自作よりこちらを検討する方が早く解決します。普段は固定式のオットマンを使い、来客時だけ折りたたみ式を出す、という使い分けをしている家もありますよ。
カバーだけ替えたい時は
すでにオットマンがあって、カバーだけ新しくしたい、汚れが気になる、という時は、作り方ではなくカバーの記事が近道です。「あわせて読みたい」でオットマンカバーの作り方を紹介しています。中の箱やウレタンがまだしっかりしているなら、外側の布だけ替える方が、材料費も手間もぐっと少なく済みますよ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、いきなり木で組むより、まず家にある収納ボックスで試してみて、サイズ感が合うか確かめる方が失敗が少ないと思っています』
ウレタンと布を新しく用意するなら、座面用にちょうどいい厚みのウレタンフォームが1枚あると、木の箱でも収納ボックスでも使い回せます。
あわせて読みたい
踏み台代わりに椅子や箱を使うのが心配な人は、踏み台の代用もあわせてどうぞ。手作りの収納家具で寸法の考え方を知りたい人は絵本ラックの手作り、カバーだけ替えたい人はオットマンカバーの作り方と代用、置き場がなくて代用を探している人はオットマンの代用とソファ代わりにまとめています。
まとめ:座れる表示のある箱に低く作る。踏み台にはしない
- 踏み台にしない。回転椅子・キャスター付き・段ボールは特に注意
- 段ボール製は体重をかけない。子どもが飛び乗る前提で低く作る
- 収納ボックスは耐荷重の表示があるものだけ。角とふたの隙間も確認
- 高さはソファの座面と同じか少し低く。実際に座って確かめる
- 折りたたみが欲しいなら市販品。金具の強度は自作で計算しない
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手順を1枚にまとめました。



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