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テレビの後ろをのぞいて、「うわ……」とため息が出たことはありませんか。テレビ本体、レコーダー、ゲーム機、ルーターと線が増えるほど、後ろはあっという間にごちゃごちゃになりますよね。ほこりも溜まりやすいし、掃除のたびに線を避けるのも面倒です。まとめてすっきりさせたい気持ち、よく分かります。
ただ、まとめる前に知っておいてほしいことがひとつだけあります。「使用中の電源コードは束ねない」ということです。束ねていいのは、使っていないコードと、HDMIやLANなどの信号線だけ。ここを取り違えると、見た目はすっきりしても発熱の心配が残ってしまいます。仕分け方、信号線のまとめ方、電源コードの置き方、ほこりの点検まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:安全の基本を先に知りたい人|何から手をつければいいか知りたい人|信号線をまとめたい人|電源コードの置き方に迷う人|ほこりが心配な人
電源コードは束ねない——先に知っておきたい4つの注意
テレビ裏の配線で、いちばん最初に押さえてほしいのがここです。使用中の電源コードや延長コードは束ねない・巻いたまま使わない。束ねたコードは熱が逃げにくく、発熱やトラッキング(ほこりを通じた小さな放電)の原因になります。束ねていいのは、使っていないコードと、HDMI・LAN・スピーカーといった信号線だけなんです。
- 電源コードは束ねない。信号線だけをゆるくまとめる
- タコ足配線と合計のW数には注意。数え方は延長コードの記事にまとめてあるので、ここでは1行だけ。つなぎ目が熱くなっていないかも時々確認してください
- プラグやコンセントのほこりはトラッキング火災のもと。差しっぱなしの奥にほこりが溜まっていたら、抜いて乾いた布で払います
- コンセントの中には触らない。外していいのは表側の化粧プレートまでで、中の配線やブレーカーは電気工事士の範囲です
テレビ裏の線を仕分ける——何がつながっているか洗い出す
まとめる前に、いったん手を止めて仕分けをします。テレビ本体の電源コード、レコーダーの電源コード、据え置き型のゲーム機の電源コード、ルーターの電源コード。これが電源線です。一方、テレビとレコーダーをつなぐHDMI、ネットにつなぐLANケーブル、外部スピーカーの線。これが信号線です。「電源が通っているか」「映像や音声のデータだけが通っているか」で分けると迷いません。
仕分けが終わったら、使っていない線がないかも見ておきましょう。買い替えで使わなくなったケーブルは、思い切って外してしまうと、それだけで裏側はかなりすっきりします。
信号線をまとめる手順——面ファスナーで8の字に
信号線をまとめる時は、面ファスナー式のケーブルバンドが扱いやすいです。数本をそろえて、ゆるく8の字に巻くのがコツ。ぴったり固く巻いてしまうと、後で1本だけ抜きたい時に苦労します。抜き差しする余裕を残しておくと、機器を増やす時も楽です。
| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | 信号線だけを選び、電源コードと分ける |
| 2 | 向きをそろえて軽く束ね、面ファスナーでゆるく留める |
| 3 | テレビ台の裏など、目立たず手も届く場所に固定する |
電源コードの置き方——束ねずに這わせる
電源コードは、まとめるのではなく「這わせる」意識で置きます。タップから機器まで、ゆるくカーブさせながら重ならないように配置すると、それだけで見た目はだいぶ落ち着きます。タコ足配線になっている時は、合計のW数を確認しておくと安心です。合計W数の数え方とつなぎ目の発熱については、延長コードを併用する時の注意に詳しくまとめてあります。
床を這わせる場合は、人が歩く動線を避け、コードの上に家具を置かないことも大事です。踏まれ続けたコードは中の線が傷み、見た目には分からない断線につながることがあります。
ほこりとプラグの点検——トラッキング火災を防ぐ
テレビ裏はコンセントの差しっぱなしが多い場所。プラグとコンセントの間に溜まったほこりは、トラッキング火災の原因になります。月に一度くらいを目安に、電源を切ってプラグを抜き、乾いた布で払うだけで十分です。掃除機の細口ノズルを使ってもいいですね。
その時に、プラグが変色していないか、触って熱くないか、焦げ臭くないかも見てください。ほこりが焦げている・変色している・熱いと感じたら、そのコードは使わずに買い替えます。曲がった跡や焦げ跡があるコードを使い続けないことは、延長コードの寿命のサインとしても共通の考え方です。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、テレビ裏の配線は「一度きれいにして終わり」じゃなく、月イチのほこり払いとセットだと思っています。焦って全部まとめるより、電源と信号を分けるだけで安心度が全然違いますよ』
💡 この困りごとへの提案
信号線をまとめるなら、面ファスナー式のケーブルバンドが1つあると作業がぐっと楽になります。繰り返し使えて、抜き差しのたびに新しい結束バンドを買い足す必要もありません。
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タップを併用する時の合計W数や発熱の注意は延長コードを併用する時の注意にまとめています。ほこりごと隠したい人はテレビ裏の配線を100円ショップで隠す方法、使わなくなった延長コードのしまい方は延長コードの収納、イヤホンなど細い線のまとめ方はコードのまとめ方もどうぞ。
まとめ:電源コードは束ねない。信号線だけをゆるくまとめる
- 使用中の電源コードは束ねない。発熱とトラッキングのもとになる
- 束ねていいのは使っていない線と信号線だけ。8の字にゆるくまとめる
- 電源コードは這わせる意識で配置。合計W数とつなぎ目の熱も確認
- プラグのほこりは月に一度払う。焦げ・変色・熱い物は使わず替える
- コンセントの中には触らない。外していいのは化粧プレートまで
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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