テレビ裏の配線をすっきりまとめる方法——電源コードは束ねない、信号線だけまとめる、抜き差しの順番と束ねてもいい線の見分け方

生活

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テレビの後ろをのぞいて、「うわ……」とため息が出たことはありませんか。テレビ本体、レコーダー、ゲーム機、ルーターと線が増えるほど、後ろはあっという間にごちゃごちゃになりますよね。ほこりも溜まりやすいし、掃除のたびに線を避けるのも面倒です。まとめてすっきりさせたい気持ち、よく分かります。

ただ、まとめる前に知っておいてほしいことがひとつだけあります。「使用中の電源コードは束ねない」ということです。束ねていいのは、使っていないコードと、HDMIやLANなどの信号線だけ。ここを取り違えると、見た目はすっきりしても発熱の心配が残ってしまいます。仕分け方、信号線のまとめ方、電源コードの置き方、ほこりの点検まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ安全の基本を先に知りたい→束ねない理由と4つの注意→第1章何から手をつければいい→まず線を仕分けてみる→第2章信号線をまとめたい→面ファスナーで8の字に→第3章電源コードの置き方に迷う→束ねずに這わせる→第4章ほこりや発熱が心配→プラグの点検とお手入れ→第5章

ケース別に読む:安全の基本を先に知りたい人|何から手をつければいいか知りたい人|信号線をまとめたい人|電源コードの置き方に迷う人|ほこりが心配な人

4コマ漫画|テレビ裏の配線まとめ1裏がすごいことに……線だらけのテレビ裏を見る2全部まとめて縛っちゃえ電源コードごと固結び3線を分けて見直そう信号線だけゆるくまとめる4すっきり安心できる分けるだけで安心が違う

電源コードは束ねない——先に知っておきたい4つの注意

テレビ裏の配線で、いちばん最初に押さえてほしいのがここです。使用中の電源コードや延長コードは束ねない・巻いたまま使わない。束ねたコードは熱が逃げにくく、発熱やトラッキング(ほこりを通じた小さな放電)の原因になります。束ねていいのは、使っていないコードと、HDMI・LAN・スピーカーといった信号線だけなんです。

  • 電源コードは束ねない。信号線だけをゆるくまとめる
  • タコ足配線と合計のW数には注意。数え方は延長コードの記事にまとめてあるので、ここでは1行だけ。つなぎ目が熱くなっていないかも時々確認してください
  • プラグやコンセントのほこりはトラッキング火災のもと。差しっぱなしの奥にほこりが溜まっていたら、抜いて乾いた布で払います
  • コンセントの中には触らない。外していいのは表側の化粧プレートまでで、中の配線やブレーカーは電気工事士の範囲です

テレビ裏の線を仕分ける——何がつながっているか洗い出す

まとめる前に、いったん手を止めて仕分けをします。テレビ本体の電源コード、レコーダーの電源コード、据え置き型のゲーム機の電源コード、ルーターの電源コード。これが電源線です。一方、テレビとレコーダーをつなぐHDMI、ネットにつなぐLANケーブル、外部スピーカーの線。これが信号線です。「電源が通っているか」「映像や音声のデータだけが通っているか」で分けると迷いません。

仕分けが終わったら、使っていない線がないかも見ておきましょう。買い替えで使わなくなったケーブルは、思い切って外してしまうと、それだけで裏側はかなりすっきりします。

信号線をまとめる手順——面ファスナーで8の字に

信号線のまとめ方 OK・NGOK面ファスナーでゆるく8の字抜き差しできる余裕を残すまとめるのは信号線だけ向きが分かるよう軽く印をNG電源コードごと一緒に結ぶ輪ゴムできつく縛る余裕なくぴったり固定釘やホッチキスで打つ

信号線をまとめる時は、面ファスナー式のケーブルバンドが扱いやすいです。数本をそろえて、ゆるく8の字に巻くのがコツ。ぴったり固く巻いてしまうと、後で1本だけ抜きたい時に苦労します。抜き差しする余裕を残しておくと、機器を増やす時も楽です。

手順 やること
1 信号線だけを選び、電源コードと分ける
2 向きをそろえて軽く束ね、面ファスナーでゆるく留める
3 テレビ台の裏など、目立たず手も届く場所に固定する

電源コードの置き方——束ねずに這わせる

電源コードは、まとめるのではなく「這わせる」意識で置きます。タップから機器まで、ゆるくカーブさせながら重ならないように配置すると、それだけで見た目はだいぶ落ち着きます。タコ足配線になっている時は、合計のW数を確認しておくと安心です。合計W数の数え方とつなぎ目の発熱については、延長コードを併用する時の注意に詳しくまとめてあります。

床を這わせる場合は、人が歩く動線を避け、コードの上に家具を置かないことも大事です。踏まれ続けたコードは中の線が傷み、見た目には分からない断線につながることがあります。

ほこりとプラグの点検——トラッキング火災を防ぐ

プラグの点検 OK・NGOK月に一度は抜いて確認乾いた布でほこりを払う差し込みのゆるみも見るNGほこりが焦げて茶色や黒プラグが変色している触ると熱い・焦げ臭い

テレビ裏はコンセントの差しっぱなしが多い場所。プラグとコンセントの間に溜まったほこりは、トラッキング火災の原因になります。月に一度くらいを目安に、電源を切ってプラグを抜き、乾いた布で払うだけで十分です。掃除機の細口ノズルを使ってもいいですね。

その時に、プラグが変色していないか、触って熱くないか、焦げ臭くないかも見てください。ほこりが焦げている・変色している・熱いと感じたら、そのコードは使わずに買い替えます。曲がった跡や焦げ跡があるコードを使い続けないことは、延長コードの寿命のサインとしても共通の考え方です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、テレビ裏の配線は「一度きれいにして終わり」じゃなく、月イチのほこり払いとセットだと思っています。焦って全部まとめるより、電源と信号を分けるだけで安心度が全然違いますよ』

💡 この困りごとへの提案

信号線をまとめるなら、面ファスナー式のケーブルバンドが1つあると作業がぐっと楽になります。繰り返し使えて、抜き差しのたびに新しい結束バンドを買い足す必要もありません。


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タップを併用する時の合計W数や発熱の注意は延長コードを併用する時の注意にまとめています。ほこりごと隠したい人はテレビ裏の配線を100円ショップで隠す方法、使わなくなった延長コードのしまい方は延長コードの収納、イヤホンなど細い線のまとめ方はコードのまとめ方もどうぞ。

まとめ:電源コードは束ねない。信号線だけをゆるくまとめる

  1. 使用中の電源コードは束ねない。発熱とトラッキングのもとになる
  2. 束ねていいのは使っていない線と信号線だけ。8の字にゆるくまとめる
  3. 電源コードは這わせる意識で配置。合計W数とつなぎ目の熱も確認
  4. プラグのほこりは月に一度払う。焦げ・変色・熱い物は使わず替える
  5. コンセントの中には触らない。外していいのは化粧プレートまで

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

テレビ裏の配線まとめ方の早見表:使用中の電源コードは束ねない、束ねていいのは使っていない線と信号線だけ。信号線は面ファスナーでゆるく8の字にまとめ抜き差しの余裕を残す。電源コードは束ねず這わせる、合計W数とつなぎ目の熱を確認。プラグとコンセントのほこりは月に一度乾いた布で払う、焦げや変色や熱いプラグは使わず替える。コンセントの中には触らない、外していいのは化粧プレートまで。

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