※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
草むらで、トンボのような虫を見かけることがあります。つかむと手がにおう、というのも気になるところ。「これってトンボなの? なんで臭いの?」と思いますよね。羽の形はトンボに似ているのに、どこか様子が違う。その虫が、ツノトンボかもしれません。
先に結論をひとつ。ツノトンボは、トンボに似ていてもトンボのなかまではありません。目印は、長い触角の先がふくらんでいること。そして、つかまれると身を守るために、においを出すことがあります。この記事では、トンボとの見わけ方、においがした時の対応、草むらで見る時の決まり、家の中にいた時の出し方を、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:トンボと見わけたい人|においがした人|草むらで見たい人|家の中にいた人|写真で見わけたい人|ほかの疑問がある人
ツノトンボは、トンボに似た別の虫
ツノトンボは、名前に「トンボ」とつくものの、トンボのなかまではない虫です。細長い体に、透きとおった羽があって、飛んでいる姿はトンボによく似ています。初夏ごろ、草むらのあたりで見かけることがあります。
いちばん大きな特徴は、触角です。頭から長くのびた触角の先が、こん棒のようにふくらんでいるのが目印。トンボの触角は、とても短くて目立ちません。触角の先がふくらんでいる、と覚えておくと見わけやすいですよ。
飛び方や止まり方、羽の形などの細かい違いは、図鑑の写真と見比べるのがいちばん確実です。この記事では、いちばん分かりやすい触角に注目して、順番に見ていきます。
トンボとの見わけ方——触角と、図鑑の写真との見比べ
見わけ方は、触角から先に見ます。細かい違いは写真と見比べて確かめましょう。
| 見る点 | トンボ | ツノトンボ |
|---|---|---|
| 触角 | 短くて目立たない | 長くのびて、先がふくらむ |
| 止まり方 | 図鑑の写真と見比べる | 図鑑の写真と見比べる |
| 羽の形 | 図鑑の写真と見比べる | 図鑑の写真と見比べる |
ポイントは、触角が長く見えるかどうか。ただ、虫は動くので、止まっている時にしか触角は見えません。近づきすぎると逃げてしまうので、離れた所から写真に撮って、あとで拡大して見るのがおすすめです。
止まり方と羽の形は、種類によって違いがあるのですが、写真だけで決めようとすると迷いやすい部分です。表のように「図鑑の写真と見比べる」を基本にして、決められない時は決めなくて大丈夫です。
においがした時のこと——つかまずに見るだけが安心
ツノトンボは、つかまれると身を守るために、においを出すことがあります。そのため、うっかりつかんでしまうと、手ににおいが残ってしまうことも。においの原因をくわしく知らなくても、つかまずに見るだけにしておけば、においの心配はいりません。
もしつかんで、手がにおってしまった時は、次のように対処します。
- 石けんで手をよく洗う。目や口のまわりをさわる前に洗うのが先です
- 服についたら、洗濯表示どおりに洗う。こすりすぎないようにします
- 手が赤くなったり、痛みが続いたりしたら、医療機関へ。自己判断で長く様子を見ないようにします
虫は、素手でつかまないのが基本です。種類によっては、かむことがありますし、においのある液を出すこともあります。子どもには「虫は、見るだけ」と先に伝えておくと安心です。
草むらで見る時の決まり——長ズボン・立入禁止に入らない
ツノトンボは草むらで見かけることが多いので、見に行くなら草むらでの決まりも一緒に押さえておきましょう。
- 長ズボンで。草むらは、足元の草で肌を切ったり、ほかの虫に刺されたりすることがあります。子どもには、長ズボンと帽子を
- 立入禁止の場所・私有地・畑や田んぼに入らない。見えにくい場所には、無理に踏み込みません
- 草や木の枝を折らない。草花を摘んだり、持ち帰ったりしない
- つかまえて飼わない。見つけた場所で見るだけにして、写真を残します
- 水辺では子どもから目を離さない。虫に夢中になって、足元の水に気づかないことがあります
- 犬を連れている時は放さない。虫を口に入れないように気をつけます
また、卵や幼虫を見かけても、さわらず、持ち帰りません。観察は、見るだけ、写真に撮るだけでも楽しめます。
家の中にいた時は、コップと厚紙で外へ
夜に明かりをつけていると、虫が家の中に入ってくることがあります。ツノトンボが入ってきた時も、基本は同じで、素手でつかまないことです。
- 素手でつかまず、コップや紙コップをかぶせる
- 下に厚紙を差し込む
- そのまま外の草や木の根元へ放す
掃除機で吸うのは、においが残りやすいのでやめておきましょう。コップに入れて外へ放すだけで、においを出させずに済むことが多いです。
写真で見わける時のコツ——触角を写して、あとで見比べる
ツノトンボは、じっとしている時間が短いこともあるので、見わけは写真に頼るのがいちばん楽です。次の順番で撮っておくと、あとで図鑑と見比べやすくなります。
- 離れた所から、全体を1枚。草のどこに止まっていたかも写っていると、あとで思い出しやすいです
- 触角が写るように、少し近づいて1枚。ただし、近づきすぎると逃げてしまうので、無理はしません
- 羽の形が分かるように、真上や真横から1枚。向きが変わる前に、手早く撮ります
- 家に帰ってから、拡大して見る。触角の先がふくらんでいるか、図鑑の写真と見比べます
写真に撮るだけなら、虫に触れずに済みます。においを出させる心配もありません。名前が分からなくても、「触角が長くて先がふくらんでいた」というメモだけ残しておけば、あとで調べる時の手がかりになります。
よくある疑問
ツノトンボは危ない虫? つかまれるとにおいを出すことがある、と覚えておけば大丈夫です。見るだけなら心配いりません。素手でさわらず、近づきすぎないようにすれば、観察を楽しめます。
トンボなのに、においがするのはなぜ? トンボに似ていても、ツノトンボは別の虫で、つかまれるとにおいを出すことがあります。見た目が似ていても、中身は別の虫なんです。
子どもがさわってしまった時は? まず石けんで手を洗います。目や口をこする前に洗うのが大事です。そのあと、赤みや痛みが出ていないか見て、気になる時は医療機関に相談してください。
ゆきこ( ゚Д゚)『トンボに似ているのに、触角の先がふくらんでいるだけで「別の虫なんだ」と分かるのは、面白いですよね。見分けの目印がひとつ分かると、草むらの散歩が少し楽しくなると思います』
💡 この困りごとへの提案
草むらで見かけた虫の名前を、あとで調べたい時のために、草むらの虫の図鑑があると便利です。写真と見比べながらめくるだけで、見分けの目印が少しずつ身につきます。
あわせて読みたい
においを出すカメムシの扱い方はアカスジキンカメムシは臭い?、黄色い液を出すテントウムシはナナホシテントウが黄色い時にまとめています。ほかに、お昼の支度の話題として冷凍の豚肉は凍ったまま煮てもいい?も用意しています。
まとめ:ツノトンボは触角の先がふくらむ別の虫。つかまず見るだけに
- ツノトンボはトンボのなかまではない。触角が長く、先がふくらむのが目印です
- つかまれるとにおいを出すことがある。つかまず見るだけに
- においがついたら石けんで洗う。目や口をさわる前に洗います
- 草むらでは長ズボン。立入禁止や私有地に入らず、持ち帰りません
- 家の中にいたら、コップと厚紙で外へ。掃除機で吸いません
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



コメント