月下美人の花が咲かない時——支柱の立て方、咲いた後と葉が黄色くなる時の見方

家事

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

大きな葉をわさわさ広げているのに、肝心の花が咲かない。月下美人を育てていると、「何年たっても蕾が付かない」「茎ばかり伸びて倒れそう」「葉が黄色くなってきた」と、心配が重なる時期がありますよね。なお、月下美人の葉のように見える平たい部分は、実は茎です。以下、「茎(葉のように見える部分)」と呼びます。

先に結論をひとつ。月下美人が咲かない時は、株の大きさ・日当たり・夜の明かりの3つを見直すと言われます。夜も明るい部屋に置いていると、咲きにくいとされることがあります。茎が長く伸びて倒れそうなら、支柱で支えて、鉢ごと倒れない位置に置きましょう。咲いた後の手入れや蕾が落ちる理由、似た植物との違いまで、順番に見ていきます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ何年も咲かない→大きさ・日当たり・夜の明かり第1章へ ▶茎が伸びて倒れそう→支柱で支え、置き場所を決める第2章へ ▶茎が黄色くなってきた→水・日焼け・冷えの順に見る第3章へ ▶花が咲いた後→しぼんだ花を切って休ませる第4章へ ▶蕾が落ちる・開かない→動かさず水と光を保つ第5章へ ▶

ケース別に読む:咲かない人|支柱を立てたい人|茎が黄色くなった人|咲いた後どうするか知りたい人|蕾が落ちる・開かない人|姫月下美人・クジャクサボテンとの違い

4コマ漫画|月下美人が咲かない1茎がぐんぐん伸びた背が高くなってぐらぐらする花はまだ咲かない2夜も明るい部屋夜も電気をつけっぱなし咲きにくくなることも3支柱で支えるひもはゆるく留めよう重い鉢は安全な位置へ4夜は暗い場所へ蕾がついた!動かさずに待つ開花を静かに待つ

咲かない時の見直し表——株の大きさ・日当たり・夜の明かり

月下美人は、ある程度の大きさに育ってからでないと、蕾が付かないと言われます。買ったばかりの小さな苗や、挿し木で増やした若い株は、咲くまでに時間がかかることがあります。年数は株の状態や環境で変わるので、焦らずに様子を見ましょう。

見直す点 確かめること 考え方
株の大きさ 茎の数が少なく、まだ若い株ではないか 若い株は咲くまで育てる。鉢が小さすぎないかも見る
日当たり 光が足りず、茎が薄く細長くなっていないか 明るい場所に置く。夏の強い直射日光は避ける
夜の明かり 夜も部屋の電気が長くついていないか 夜は暗くなる場所に置くと咲きやすいと言われる
置き場所を動かしていないか 蕾が付いた後にも頻繁に動かしていないか 蕾が付いたら、むやみに動かさない

特に夜の明かりは、見落としがちなポイントです。リビングで夜遅くまで電気をつけている部屋や、街灯の光が窓から入る場所では、花を咲かせる準備が進みにくいと言われます。夜は暗くなる部屋に移して、様子を見る方法があります。

咲かない時の3つの見直し昼は明るい所光が足りるか夜も明るい部屋電気をつけっぱなし夜は暗くする休ませる時間を作る

窓辺は夜に冷えやすいので、冬は置き場所に気をつけてください。窓まわりの冷え対策は窓の断熱シートの記事も参考になります。何度まで耐えられるかは育てている株の説明書きで確かめてください。

鉢が小さすぎて根が詰まっていると、株が育ちにくくなることもあります。鉢の底から根が出ていないか、水やりのたびに水が染み込みにくくなっていないかを見て、植え替えが必要かを考えましょう。植え替えの時期は育てている株の説明書きで確かめてください。

支柱の立て方——鉢の深さ・ひもはゆるく・倒れない位置

月下美人は、茎が長く伸びて、先のほうが重くなります。そのままにしておくと、風や自分の重みで倒れることがあるので、支柱で支えると安心です。

  1. 鉢を確かめる。軽すぎる鉢や浅い鉢は、株が大きくなると倒れやすくなります。深さと重さのある安定した鉢を選びます
  2. 支柱を鉢の縁に近い位置に立てる。根を傷つけないよう、鉢の内側をそっと確かめながら差します
  3. ひもはゆるく結ぶ。茎は成長するので、きつく締めると食い込みます。指が1本入るくらいの余裕を残します
  4. 茎を無理に曲げない。折れると回復しにくいので、少しずつ支柱に寄せます

大きく育った鉢は重く、地震や強風で倒れる恐れもあります。倒れても人に当たらない位置に置き、ベッドやソファの上、子どもやペットの通り道は避けましょう。支柱の先端が目に当たらないよう、先にキャップや布をかぶせておくと安全です。

倒れない鉢の置き方支柱でささえるひもはゆるく結ぶ深くて重い鉢安定する物を選ぶベッドの上を避ける人の通り道も外す

支柱を立てたあとも、茎が伸びるにつれてひもの位置は変わります。ときどき見直して、きつくなっていないか、茎がこすれていないかを確かめましょう。

茎が黄色くなる時——水・日焼け・冷えの順に見る

茎(葉のように見える部分)が黄色くなると、枯れるのではと不安になりますよね。原因の候補は3つあります。

  • 水が多い。土がいつも湿っていると、根が弱って茎が黄色くなることがあります。鉢の水はけと、受け皿に水がたまっていないかを見ます。水やりのときのじょうろがないときは、じょうろの代わりも参考にどうぞ
  • 日焼け。急に強い日差しに当たると、茎の表面が白っぽく、または黄色くなります。日差しが強い季節は、レースのカーテン越しにします
  • 冷え。寒い夜に窓辺に置いたままだと、傷むことがあります。夜は部屋の中ほどに移します

黄色くなった茎が、固くなくやわらかく溶けるように傷んでいる場合は、その部分を清潔なはさみで切り取る考え方があります。切るときは刃先を人に向けないよう気をつけ、切り口は乾かしてから様子を見ます。

咲いた後どうする——しぼんだ花の切り方と休ませ方

月下美人の花は、夜に咲いて、翌朝にはしぼんでしまいます。咲いた後は、しぼんだ花の根元を、清潔なはさみで切るのが基本です。そのままにしておくと、傷んで見栄えが悪くなり、株の力も使われてしまいます。

咲いた後の手入れしぼんだ花根元で切り取る清潔なはさみ刃を拭いてから株を休ませる水を控えめに

切ったあとは、株を休ませる時期です。水やりを減らすかどうか、肥料を与えるかどうかは、育てている株の説明書きに合わせてください。花がらや切った茎は、小さな子どもやペットの口に入らないよう、すぐ袋にまとめて捨てます。樹液に触れて肌がかゆくなる人もいるので、作業のときは手袋を使いましょう。切った茎を挿し木に使う考え方もあります。

蕾が付いたら——動かさない・日数ではなく形の変化で見る

蕾が付いたら、鉢の向きをむやみに変えず、水やりも急に増減させないのが基本です。環境が急に変わると、蕾が落ちることがあります。花が咲くまでの日数は、株や環境で違うので、数えるよりも蕾の形の変化を見るほうが確実です。

蕾が少しずつふくらんで形が変わってきたら、咲く日が近づいています。このときも、部屋の電気を夜に長くつけないよう気をつけて、静かに待ちましょう。開かずに落ちてしまうときは、急に置き場所を動かした、水を多くやりすぎた、冷えた、のどれかが原因のことがあります。

蕾が付いたあとに旅行や外出で家を空けるときも、鉢を動かさずに、水やりの段取りだけ家族に伝えておくと安心です。夜に咲く花を家族で見たいときは、咲く夜に部屋の電気を消して、ほんの少し離れた所から眺めると、ゆっくり楽しめます。強い香りを感じる人もいますが、好みには個人差があります。

姫月下美人・クジャクサボテンとの違い——似ていて迷うとき

月下美人に似た植物は、いくつかあります。姫月下美人は、名前が似ていますが、育てやすさや花の咲き方が違う別の種類として売られています。クジャクサボテンは、茎の形が月下美人に似ていて、昼間に咲く種類が多いと言われます。売り場では、ラベルに書かれた名前を確かめて、どれを買ったのか覚えておくと、育てるときに迷いません。

月下美人の茎や花は、小さな子どもの口に入らない所に置いてください。猫や小鳥がかじることもあるので、届かない所へ。口に入れたときは、医療機関や中毒の相談窓口に相談しましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『花は一晩だけだから、咲いた夜は特別な気分になりますよね。だからこそ、支柱で倒れない備えをしておくと、安心して待てると思います』

💡 この困りごとへの提案

伸びた茎を支えるときは、緑色の園芸用の支柱が、葉や茎になじんで目立ちにくくなります。


長く伸びた茎を支える園芸用の支柱をAmazonで探す

Yahoo!ショッピングでも探して比べる

あわせて読みたい

水やりのじょうろがない時はじょうろの代わりを、窓辺の冷えは窓の断熱シートを、切り戻しや花がらを切るはさみの手入れはハサミの研ぎ方を、同じく花が咲かない蘭の悩みはデンドロビウムのバルブが茶色い時をどうぞ。

まとめ:咲かない時は大きさ・日当たり・夜の明かり。支柱は倒れない位置で

  1. 咲かない時は株の大きさ・日当たり・夜の明かりを見る。夜は暗くなる場所に置く
  2. 茎が伸びたら支柱で支える。ひもはゆるく、鉢は安定した物を
  3. 重い鉢は、倒れても人に当たらない位置に置く。ベッドやソファの上は避ける
  4. 茎が黄色くなる時は水・日焼け・冷えの順に見る。傷んだ所は清潔なはさみで
  5. 蕾が付いたら動かさない。日数ではなく形の変化を見る

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

月下美人の花が咲かない時の早見表:葉のように見える部分は茎。咲かない時は株の大きさ、日当たり、夜の明かりの3つを見直し、夜は暗くなる場所に置く。茎が長く伸びたら支柱で支え、ひもはゆるく結び、鉢は深くて安定した物を選ぶ。重い鉢は倒れても人に当たらない位置に置き、ベッドやソファの上と子どもやペットの通り道は避ける。茎が黄色くなる時は水、日焼け、冷えの順に見る。咲いた後はしぼんだ花を清潔なはさみで根元から切り、株を休ませる。蕾が付いたら動かさず、日数ではなく蕾の形の変化で見る。茎や花は子どもとペットの届かない所に置く

コメント

タイトルとURLをコピーしました