はじめに:「いらない」「デメリット」と検索してきたあなたへ
絵本のサブスクを調べていて、気づいたら「いらない」「後悔」という言葉のほうばかり読んでいた——そんな流れでこのページにたどり着いた方が多いのではないでしょうか。悪い話を先に知っておきたい、というのはとても健全な感覚だと思います。お金を払ってから「思っていたのと違った」と気づくのは、金額そのものより気持ちのほうが疲れますものね。
先にお伝えしておくと、絵本サブスクは「良いサービス/悪いサービス」で切り分けられるものではありません。同じサービスでも、続く家庭と、三か月でやめる家庭にきれいに分かれます。分かれ目になっているのは中身の善し悪しではなく、その家の暮らし方のほうです。図書館までの距離、寝かしつけの時間、本棚の余白。そのあたりが合っているかどうかで、満足度がまるっきり変わってきます。
ですのでこの記事では、「やめたほうがいい」と結論を出すのではなく、あなたの家がどちら側なのかを見分けられる形で整理していきますね。読み終わったときに「うちは向いてないな」と思えたなら、それもきちんとした収穫です。
絵本サブスクは「いらない」と言われる4つの理由
検索すると「絵本サブスクはいらない」という声も出てきます。読んでいくと、理由はだいたい次の4つに集まっていました。
- 図書館で十分:無料で借りられるのに、なぜ月額を払うのか納得できない
- 月額が固定費になる:年間で2〜3万円と考えると、決して小さくない
- 本がどんどん増える:収納に困るし、いただきものだと手放しにくい
- 自分で選びたい:子どもの好みが分かっている家では、選書がむしろ余計
どれも、書いた方の暮らしから出てきた実感だなと思います。ただ読み比べていて気づいたのは、この4つが「当てはまる家」と「まったく当てはまらない家」にくっきり分かれていることでした。図書館が徒歩五分の家と、車で四十分の家では、同じサービスの見え方が違って当然ですよね。
そこでこの記事では、この「いらない派」の声も含めて気になる点を7つに並べ直しました。読みながら、ご自身の家に当てはまるかどうかを数えてみてください。
絵本サブスクが選ばれている理由(メリット)
- 年齢に合った絵本が、選ぶ人の目を通して届く
- 本屋さんで迷う時間と手間が、まるごと減る
- 月に数千円で、毎月あたらしい本が家に来る
- 読み終わった本を買い取ってくれる仕組みのあるサービスもある
- 贈りものとしても使える
ここに書いた5つを読んで「たしかにありがたいかも」と思えたなら、候補に入れる価値はあると思います。そのうえで次に挙げる点を先に見ておくと、始めてからの「こんなはずでは」をかなり減らせますよ。
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「始めてみようかな、でも調べると『デメリットも多い』『結局合わなかった』という声があって、手が止まってしまう」。そんな状態の方に向けて書いています。絵本サブスクは便利な仕組みですが、月額という固定費、届く本と好みのずれ、解約の条件など、知らないままだと後で引っかかる部分もあります。ここからは気になる点を7つ整理して、そのあとに「うちはどちら側か」を見分ける材料をお渡ししますね。
絵本サブスクの気になる点7つ
1. 月額が「絵本2〜3冊分」かかる
月額は1,300〜2,500円前後のところが多いようです。年額にすると2〜3万円ですから、「図書館で借りていれば要らなかった出費だな」と感じる月も出てくると思います。図書館とどう使い分けるかを、始める前にざっくり決めておくと気持ちが楽ですよ。
2. 届いた本が好みと合わないことがある
選書の仕組みがあるサービスが多いのですが、それでも子どもの好みや家の方針とずれた絵本が届くことはあります。乗り物一色の子に動物の絵本が来た、絵柄がどうも好きになれない、といった声はよく見かけました。ここは完全にはなくならない部分だと思って構えておくくらいがちょうどいいかもしれません。
3. 解約・休会にひと手間かかる
「最低3か月は継続」「翌月分は15日までに手続き」など、条件が細かく決まっているサービスもあります。やめたい月にすぐ止められないと、思っていなかった一か月分が乗ってしまうことがありますので、申し込み画面のこの部分だけは落ち着いて読んでみてください。
4. すでに持っている絵本と重なることがある
誰もが知っている名作は、図書館でも祖父母からの贈りものでも登場しやすい本です。だからこそ重なりやすい。重なったときに交換してもらえるかどうかを、申し込みの前に確かめておくと安心です。
5. 本が増えて、置き場所に困る
毎月1〜3冊届けば、一年で12〜36冊。収納の問題は思ったより早くやってきます。上の子の本を下の子のために残しておきたい家だと、本棚をもう一つ、という話にもなりがちです。増えること自体は嬉しいのですけれど、置き場所は先に考えておきたいところですね。
6. 送料や税が別に乗ることがある
「月額1,300円」と大きく書かれていても、送料が別に500円ほど必要なサービスもあります。その金額が税込みなのか、送料まで入っているのか。ここは比べるときの土台になる部分なので、最初に揃えて確認してみてください。
7. 子どもの興味の変化に追いつかない
3〜6歳ごろは、ひと月で好きなものが入れ替わることもありますよね。定期便のペースと子どもの気分の変わり方が合わないと、届いた絵本に見向きもしないという月が出てきます。これは選書の質の問題というより、タイミングの問題です。
ゆきこ( ゚Д゚)『口コミを読んでいて「届いたのに一度も開いてくれなかった」という声がけっこうあって、なるほどと思いました。図書館で借りてきた本でも当たり外れはありますよね。半年後にふと引っぱり出してきて、そこから毎晩それ、なんて話もよく聞きます。だから合わない月があること自体は、そんなに落ち込まなくていいと思いますよ。うちで検討するなら、いちばん軽いプランで三か月だけ様子を見ます』
絵本サブスクが向いている家庭・向いていない家庭
どちらが良い家、という話ではまったくありません。暮らしの形が違うだけです。近いほうを選んでみてくださいね。
✅ 向いている家庭
- 図書館が遠い、あるいは開いている時間に行けない
- 共働きで、絵本を選ぶ時間まではどうしても取れない
- 毎月とどく楽しみを、子どもに味わわせてあげたい
- 0〜2歳で、この時期の定番をひととおり通っておきたい
- 引越しの予定があり、持ち物を増やしすぎたくない
❌ 向いていない家庭
- 図書館がご近所で、ついでに寄れる
- 絵本がもう十分にそろっている
- 子どもの好みがはっきりしていて、親が選ぶほうが早い
- 絵本にかける予算を月1,000円までにしたい
- 合わなかった本を手放す先が思いつかない
絵本サブスクの選び方で見ておきたいところ
1. 月額の分かりやすさ(送料・税込みで並べる)
2. 選書の考え方(年齢別か、希望を伝えられるか)
3. 重なったときに交換できるか
4. 解約・休会の条件
5. 配送のペース(毎月・隔月などを選べるか)
6. 対象年齢の幅(0〜2歳向けか、未就学まで広くか)
7. 贈りものとして使えるか
七つ全部を完璧に満たすサービスを探すというより、自分の家がどれを大事にしたいかを二つか三つ決めてから比べると、迷う時間がぐっと短くなりますよ。
「届いた絵本が合わない」を減らす3つの工夫
- 最初のアンケートをていねいに書く:好み、すでに持っている本、避けたいテーマまで具体的に
- はじめは月1冊から:合うサービスかどうかを見てから冊数を増やす
- 交換の決まりを確かめておく:交換や返金に応じてくれるところを優先する
特に最初のアンケートは、面倒でも書き込んだ分だけ返ってくる部分だと思います。「動物より乗り物」「文字が多い本はまだ早い」くらいの粒度で伝わりますよ。
絵本サブスクの参考サービス
世界の絵本ギフト「WORLDLIBRARY Personal Gift」を見る
「ワールドライブラリー」系は、世界各国の絵本を選んで届けてくれるところが他とちがいます。日本の書店ではあまり並ばない絵の雰囲気に出会えるので、定番はもう持っている、というお家とは相性が良さそうです。贈りもの向けの仕立てもあり、出産祝いや一歳のお祝いに選ぶ方もいるようですね。
絵本サブスクの「やめどき」の目安
- 子どもが小学校に上がり、児童書のほうに移っていった
- 図書館に通う習慣がついた
- 家族で本を選ぶこと自体が楽しくなってきた
- 本棚がいっぱいで、置き場所から考えないといけなくなった
ひとつでも当てはまったら、解約でも休会でもペースを落とすでも、気軽に切り替えてしまって大丈夫です。やめることは失敗ではなくて、その時期が終わったというだけですものね。
よくある質問
Q. 絵本サブスクは「いらない」「やめたほうがいい」って本当?
A. どちらが正しいという話ではないと思います。図書館が近い、絵本がもう充実している、自分で選びたい——このあたりが当てはまる家では、たしかに出番が少ないでしょう。反対に図書館が遠い、選ぶ時間が取れない、0〜2歳で定番をそろえたい、という家では十分に役に立ちます。上の向き・不向きの一覧で、ご自身の家を当てはめてみてください。
Q. 図書館があれば絵本サブスクは不要ですか?
A. 図書館はやっぱり強いです。無料ですし、蔵書も豊富ですものね。ただ人気の本は予約待ちが長かったり、新刊や海外の絵本は入っていなかったりもします。サブスクのほうは「開ける楽しみ」と「選ばなくていい」が持ち味なので、片方に決めずに使い分けている方が多い印象でした。
Q. 兄弟がいる場合、別々に契約すべき?
A. 一冊を並んで聞かせるスタイルなら、ひとつで足りると思います。年齢が離れていて好みも分かれるようなら、月1冊ずつ二契約という形にしている方もいるようです。
Q. 解約後に届いた絵本は返却が必要?
A. 多くのサービスでは届いた絵本はそのまま手元に残ります。ただし借りる形のサービスは返却が必要です。買い取りなのか貸し出しなのか、ここは契約の種類そのものが違うので必ず確かめてくださいね。
まとめ:うちに合うかは、最初の3か月で分かります
絵本サブスクには、月額という固定費、届く本とのずれ、解約の条件、置き場所——気にしておきたい点がいくつかあります。その一方で、図書館が遠いお家、選ぶ時間の取れない共働きのお家、0〜2歳を過ごしている今のお家には、かなり心強い味方になってくれます。
最初の三か月でうちに合うかを見て、合わなければやめる。この気持ちで始めると、「結局いらなかった」という後味の悪さはほとんど残りません。どの家庭にも合う正解があるわけではないので、よそのお家ではなく、ご自身の暮らしのほうを見て決めてみてくださいね。
賢い情報収集:子育て関連のもので後悔しないために
子育てまわりのものは「使ってみないと分からない」ことが本当に多い分野です。だからこそ、口コミをいくつか横断して読んだり、お試しの仕組みを使ったりするだけで、後悔する確率がずいぶん下がります。
お試しできる仕組みは、遠慮なく使っていい
絵本や知育のサブスクは、初月無料だったり短期でやめられたりする場合もあります。買う前に試すのは、けちくさいことでもなんでもなくて、ただの賢い進め方です。
👉 WORLDLIBRARY Personal Gift(絵本サブスク)を見る
先輩ママの声は、一か所で完結させない
交流サイト、口コミサイト、育児のまとめ記事。同じサービスでも書かれ方がずいぶん違うので、二、三か所を行き来すると実際の使い勝手が見えてきます。良い評価も悪い評価も、書いた方の暮らしとセットで読むのがこつですよ。
あわせて読みたい
まとめ:後悔は、始める前のひと手間でかなり防げます
絵本サブスクで後悔するかどうかは、サービスの良し悪しよりも「うちに向いているか」を先に見たかどうかで決まってきます。
- 良いところと気になるところを、両方そろえて読む
- 口コミはいくつかの場所を行き来して確かめる
- 比べられる仕組みがあるなら使ってみる
- 予算と暮らし方に本当に合うか、落ち着いて考える
- ほかの選択肢と並べてみる
ここまで見てから決めれば、「やっぱり必要なかった」と感じる場面はぐっと減ります。まずは相場と選択肢をざっと並べるところから始めてみてくださいね。焦って決めなくても、絵本は逃げませんから。


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