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成人式の日、振袖や袴で一日を過ごすなら、いちばん心配なのは足元かもしれませんね。草履はふだん履き慣れていない形なので、「成人式の草履って痛くなるって聞くけど、本当?」「前の日に何かしておけることはある?」と、不安になる人は多いです。写真を撮って、式に出て、友人と食事に行って、と長い一日になるぶん、足の痛みは気分にも響きますよね。
先に結論をひとつ。痛くなる場所はだいたい決まっていて、前日の準備と履き方で、痛みはかなり減らせます。そして当日は、絆創膏や保護パッドを持っておくと、痛くなってもその場で対処できます。この記事では、痛くなりやすい場所、前日にできる準備、浅く履く履き方、当日の持ち物の早見表、痛くなった時の応急の手当ての順に、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:痛くなる場所を知りたい人|前日に準備したい人|履き方を知りたい人|当日の持ち物を知りたい人|痛くなった時の手当てを知りたい人
成人式の草履はどこが痛くなる?——痛くなりやすい3か所
草履は、足の指のあいだに鼻緒をはさんで、足の甲とかかとで支える履き物です。ふだんの靴のように足全体を包んでくれないので、痛みが出る場所が限られます。大きく分けると、次の3か所です。
- 足の指のあいだ(親指と人さし指のあいだ)。鼻緒がいちばん強く当たる場所です。ここがこすれて赤くなったり、皮がむけたりするのが、草履の痛みの代表格です
- 足の甲。鼻緒の縁が、足の甲の皮ふをこすります。足袋の上からでも、長く歩くと痛みが出ることがあります
- かかと。草履の台は硬くて平らなので、歩くたびにかかとが台とこすれて痛くなったり、靴擦れのようになったりします
新しく用意した草履は鼻緒が硬いままなので、特に指のあいだが痛くなりやすいんです。レンタルの草履は、足に合う大きさと鼻緒のゆるみ具合を、着付けの時に見てもらえることが多いので、気になる点は遠慮なく伝えてみてください。
下駄での靴擦れ対策と似た点も多いので、下駄の靴擦れ対策もあわせて読むと、仕組みがつかみやすくなります。
前日にできる準備——鼻緒をほぐす・足袋で歩く・先に保護する
痛みを減らすには、前日までの準備がものを言います。やることは3つだけです。
- 鼻緒を手でもんでやわらかくする。新しい草履の鼻緒は硬いので、両手でつかんで、ぐにぐにとほぐします。指の間に当たる部分を、左右に引っぱって広げるように動かすと、あたりがやわらかくなります
- 足袋を履いて、家の中で少し歩く。当日と同じように足袋を履き、草履を履いて、家の中を歩いてみます。長く歩く必要はありません。当たる場所を前もって知っておくのが目的です
- 当たる所に先に保護パッドや絆創膏を貼る。痛くなってから貼るより、痛くなる前に貼る方が、皮ふを守れます。指のあいだ用のパッドは、足袋の中でずれにくい薄いものを選ぶと、足袋の指先にも収まりやすいです
貼る場所は、あらかじめ足の裏や指のあいだの汗や油分をぬれタオルで拭き、しっかり乾かしてからにしてください。濡れていると、パッドがすぐにはがれます。
なお、足にまめができやすい人、足の形に特徴がある人、普段から靴擦れしやすい人は、前日にもう一度足袋を履いて、足の形に合う履き方を確かめておくと安心です。
履き方のコツ——かかとが少し出るくらいに浅く履く
草履は、深く履くほど痛くなる履き物です。かかとが台から少し出るくらいに浅く履くのが、基本の形とされています。足の指を鼻緒の奥まで入れすぎないことも、同じくらい大切です。
- かかとは少し出す。台の後ろから、かかとが少しはみ出すくらいが目安です。はみ出すことが気になる人もいますが、着物の裾に隠れて、外からはほとんど見えません
- 指は鼻緒に深く入れない。足の指のつけ根まで入れると、鼻緒が当たる場所がきつくなります。指の股に軽くかかるくらいに
- 足袋のしわを伸ばす。足袋がしわになったまま履くと、そこが当たって痛みのもとになります。履く前に、指先とかかとの位置を整えておきます
- 歩幅は小さく。振袖は裾が広がらないので、自然と小さな歩幅になります。大きく歩こうとすると、かかとがこすれやすいので、小さくゆっくりが基本です
慣れていない草履で痛みが出やすいのは、足に力が入りすぎているからという場合もあります。肩の力を抜いて、足の指でぎゅっとつかまないように意識してみてください。
当日の持ち物の早見表
当日の持ち物は、バッグが小さいので、薄くて軽いものだけにしておくのがコツです。次の表を目安にそろえてみてください。
| 持ち物 | 使う場面 | ひとこと |
|---|---|---|
| 絆創膏(数枚) | 皮がむけた・赤くなった時 | 指のあいだ用の細いタイプもあると便利です |
| 靴擦れ防止の保護パッド | 痛くなる前に貼る・痛くなってから貼る | 前日に貼って試したものを持つと安心です |
| 替えの足袋 | 雨や雪で濡れた時・汚れた時 | 着付け先で履き替えてよいか確認します |
| ぬれティッシュ | 汗や汚れを拭いて貼り直す時 | 貼る前に水気をとることを忘れずに |
| 脱いで休める時の履き物 | 休憩や移動の時 | 会場や着付け先の決まりで持ち込めるか確認します |
脱いで休める履き物を持っていけるか、持ち込んだ場合にどこで履き替えてよいかは、会場や着付けをお願いする先によって決まりが違います。前もって着付け先に聞いておくと、当日あわてません。
💡 この困りごとへの提案
痛みが出てからの手当てを軽くするには、足の指のあいだに先に貼れる保護パッドが、あると頼りになります。薄くて足袋の中に収まる形を選んでおくとよいですよ。
当日痛くなった時の応急の手当て
どれだけ準備をしても、長い一日の途中で痛みが出ることはあります。そんな時は、無理に歩き続けないことが基本です。
- 座って休む。写真撮影や移動の合間に、座れる場所があれば座って、草履を脱いで足を休めます。足袋の中が蒸れている時は、ぬれティッシュで軽く拭いて乾かします
- 赤くなっている所に絆創膏やパッドを貼る。皮がむける前に貼るのがいちばん効きます。貼る前に水気を拭きます
- 皮がむけた・血が出た時は、清潔にして、傷の大きさに合う絆創膏で覆います。そのまま歩くと、さらに広がってしまいます
- 痛みが強い時は無理をしない。着付け先や会場の人に相談して、休める場所や履き替えができるか聞いてみます
式が終わって帰宅したあと、腫れや痛みが続く場合や、傷が深い場合は、医療機関を受診してください。また、雪や雨の日は草履が滑りやすいので、階段や段差では足元を見て、小さな歩幅で歩きます。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、成人式の草履は「痛くなる前提」で準備しておく方が気持ちが楽だと思います。パッドを先に貼っておけば、痛くなってもあわてなくて済みますよね』
成人式に親が来るかどうか迷っている家庭には成人式に親は来る?、振袖を式のあとにどう使うか悩んでいる人には振袖の使い道も参考になります。
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まとめ:成人式の草履は、前日の準備と浅い履き方で痛みが減らせる
- 痛くなる場所は指のあいだ・甲・かかと。あらかじめ知っておくと対処しやすい
- 前日に鼻緒をほぐし、足袋で歩いてみる。当たる所に先にパッドを貼る
- 草履はかかとが少し出るくらいに浅く履く。指を鼻緒の奥まで入れない
- 当日は絆創膏・パッド・替えの足袋を持つ。休める履き物は会場の決まりを確認
- 痛くなったら座って休み、早めに貼る。腫れや痛みが続く時は受診する
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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