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庭にアケビを植えたいけれど、調べてみると「植えてはいけない」という言葉が出てきて、手が止まってしまった。そんな人は多いと思います。おしゃれな緑のカーテンになりそうなのに、なぜそこまで言われるのか、気になりますよね。
先に結論をひとつ。植えてはいけないと言われる主な理由は、つるの勢いが強く、フェンスや木にからみついて広がりやすいからです。つまり、植える場所と、切れる範囲を先に決めておけば、避けられる心配も多いということ。この記事では、理由の整理、場所の選び方、鉢植えの考え方、伸びすぎた時の手の届く範囲の切り方まで、順番に見ていきます。
ケース別に読む:植えてはいけないと言われる理由|境や木の近くが気になる人|植えるなら・鉢植え|伸びすぎた人|実のことが気になる人
植えてはいけないと言われる理由——つる・越境・巻きつき・落ち物
アケビは、つるを長く伸ばして、何かに巻きついて育つ植物です。庭に植えると勢いよく広がりやすく、ほかの植物や物に絡まっていくことがあります。「植えてはいけない」と言われるのは、アケビそのものが悪いというより、広がる力に合わせた場所選びをしないと困りごとが出やすい、という意味合いが強いようです。
どんな理由が挙がりやすいのか、早見表にしてみました。
| 理由 | どんなこと | 先に考えること |
|---|---|---|
| つるの勢い | 伸びたつるが、フェンスや物干しなどにも絡みやすい | 誘う場所を決めておく |
| 隣家への越境 | 境のフェンスを越えて、つるが隣へ入ることがある | 境から離して植える |
| 木への巻きつき | ほかの木の枝に絡んで、重なって葉が茂ることがある | 木の近くに植えない |
| 落ちた葉や実 | 実が熟して落ちると、地面や隣の敷地を汚すことがある | 落ちる場所を想像する |
| 虫やにおい | 落ちた実に虫が集まることがある | こまめに片づける |
どれも、植えてから気づくと対処に手間がかかるものです。逆に言えば、植える前に「ここなら大丈夫かな」と考えておけば、ずいぶん楽になります。
隣家との境や木の近く——越境と巻きつきを先に考える
気をつけたいのは、境のフェンスぎわと、ほかの木の近くです。つるはどんどん先へ伸びるので、境ぎわに植えると、気づかないうちに隣の敷地へ伸びていくことがあります。隣の庭木や物に絡んでしまうと、自分の庭だけの話ではなくなってしまいますよね。
隣家との間で困りごとになりそうな時は、黙って切ったり、片づけたりしないで、先に声をかけて話し合うのが基本です。集合住宅や賃貸の庭、共用の場所は、管理規約や大家さん、管理会社の決まりを先に見てください。植えていいかどうかから、確認が必要な場合もあります。
木の近くも同じです。アケビのつるが木の枝に絡むと、枝が重くなったり、葉が重なって日が当たりにくくなったりする、と言われます。大切にしている庭木の近くには、植えないほうが安心です。
公園や空き地、他人の敷地に生えているアケビは、持ち帰ったり、掘り上げたりしないでください。見て楽しむだけにしましょう。
境からどのくらい離せばいいのか、と気になりますよね。つるの伸びる長さは育つ環境で変わるので、メートルで決めることはできません。目安にしたいのは、つるが伸びても、境のフェンスに届く前に自分の手で切れるかどうかです。手が届かなくなる前に、気づける場所に植えておくと安心です。
庭が狭い場合は、無理に地面へ植えず、ほかの育て方を考えるのもひとつの方法です。「植えない」と決めるのも、立派な選択です。
植えるなら——つるを誘う場所を決める。鉢植えも選択肢
それでも植えたい、という時の考え方です。先に決めるのは、つるをどこへ誘うか。ここが決まっていないと、つるは勝手な方向へ伸びていきます。
- 誘う場所を決める。フェンスや園芸用の支柱、庭の決まった一角など、つるが絡んでよい場所を先に作ります
- 境から離す。フェンスぎわや隣家の近くを避けて、庭の中ほどに
- 鉢植えも選べる。広がりを抑えやすく、置き場所も動かせます。鉢を選ぶ時は、鉢底の水はけも気にしてください
鉢の準備は、プランターに鉢底石はいらない?が参考になります。
実がなるかどうかも、植える前に気になる点ですよね。1本だけだと実がつきにくいと言われています。育て方や苗の特徴は、苗のラベルや園芸店の案内で確かめるのが確実です。
💡 この困りごとへの提案
園芸用の支柱は、つるを誘う大事な道具です。長さや太さ、地面への差し込みやすさを見て、庭の広さに合う物を選んでください。先が尖った物や、倒れてきた時のけがにも注意して、子どもやペットが走り回る場所では、支柱の先にカバーをつけると安心です。
伸びすぎたつるは——手の届く範囲で切る。抜いたつるは捨て方に注意
つるが伸びすぎた時は、手の届く範囲で切るのが基本です。脚立に乗ったり、高い所へ手を伸ばしたりする作業は、落ちて大けがをする元です。無理をしないでください。
切る時は、園芸用のはさみを使い、刃先を自分や人に向けないこと。つるに触る時は、手袋をしておくと安心です。使い終わったはさみは、子どもの手の届かない所へ片づけましょう。
切ったつるや抜いた株は、空き地や川原、山に捨てないでください。庭から外へ出すと、周りの環境で広がってしまうことがあります。出す時は、自治体の分別に従ってください。土を処分する時は、植木鉢の土の捨て方もあわせてどうぞ。
もっと大きく育って、自分では手が届かなくなったら、無理に切らずに造園業者や植木屋さんに相談するのが安全です。幹に近い太い部分を切る、根ごと抜くといった作業は、自分でやらないほうがいい場合があります。
ゆきこ( ゚Д゚)『植える前に、切れる場所かどうかを一度考えておくと、あとがぐっと楽になりますよね』
実のこと・子どもとペット——庭の実を口に入れないように
アケビは、実がなる植物としても知られています。ただ、庭にある実を子どもが見つけると、拾って口に入れてしまうことがあります。食べられると言われる実もありますが、観賞用に植えた草花や木の葉・花・実・根は、口に入れないと決めておいてください。誤って口に入れた時は、医療機関や中毒の相談窓口に相談しましょう。
猫や犬、小鳥がいる家では、葉や実をかじらないように気をつけてください。落ちた実は、早めに片づけると安心です。
庭のつるの先に虫がついていることもあります。素手で触らず、様子を見て、気になる時は園芸店に相談してみてください。
落ちた実や葉の掃除も、あらかじめ考えておくと楽です。植える場所の下が土の庭か、コンクリートの床かで、片づけやすさが違います。毎日見られる場所なら、落ちたものに早く気づけますし、隣の敷地へ飛んでいく前に拾えます。
よくある質問
Q. 1本だけ植えても大丈夫?
A. つるは1本でも伸びますが、実がつくかどうかは別の話と言われています。実を目的にする時は、苗の案内を確かめてください。
Q. 鉢植えならつるは伸びない?
A. 鉢植えでも、つるは伸びます。広がる範囲は庭に植えるより抑えやすいですが、誘う支柱は必要です。
Q. 違う種類のアケビを探したい。
A. 種類の見分け方はアケビとムベの違いにまとめています。
Q. 地下で広がる草花とはどう違う?
A. 地面の下で増える草花の減らし方はホタルブクロが増えすぎた時で整理しています。
あわせて読みたい
アケビの種類を見分けたい人はアケビとムベの違い、地下で広がる草花の増えすぎはホタルブクロが増えすぎた時も、あわせてどうぞ。
まとめ:場所と切れる範囲を先に決める。実は口に入れない
- 植えてはいけないと言われるのは、つるの勢いが強いから。場所選びで防げることも多い
- 境のフェンスぎわと木の近くは避ける。隣家との間は話し合いで
- つるを誘う支柱やフェンスを先に決める。鉢植えも選べる
- 切るのは手の届く範囲まで。脚立に乗らず、大きくなれば業者へ。抜いたつるは空き地に捨てない
- 庭の実は子どもが口に入れないように。ペットのかじりにも注意
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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