羽虫が家の中にいる時——小さな飛ぶ虫の見分け方と、入ってくる所の探し方

生活

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ふと気づくと、部屋の中を小さな虫がふらふら飛んでいる。1センチくらいの黒い虫だったり、ごまくらいの小さな虫だったり。「これ、何の虫? どこから入ったの?」と、検索した人は多いと思います。名前が分からない小さな飛ぶ虫を、ここでは「羽虫」と呼んで、整理していきます。

先に結論をひとつ。「羽虫」は、羽のある小さな虫をまとめた呼び方です。家の中で見る羽虫は、外から入ってくる虫(ユスリカ、ハムシ、小さな甲虫など)と、家の中の水回りや生ごみのまわりで出る虫(コバエのなかま)に分かれる、と考えると整理しやすくなります。まず、「どこで見たか」を思い出してください。窓の近くか、台所か、鉢のそばか。それだけで、正体のヒントがぐっと増えます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ見た場所から考えたい→場所・大きさ・動きを見る第1章へ ▶窓や明かりの近くで見た→外から入った虫かも第2章へ ▶台所や鉢の近くで見た→コバエのなかまかも第3章へ ▶黒や黄色で1センチくらい→ハムシかも。葉を食べる第4章へ ▶入る所と出し方を知りたい→窓を開けて離れて待つ第5章へ ▶

ケース別に読む:見た場所から正体を知りたい人|窓や明かりの近くで見た人|台所や鉢の近くで見た人|ハムシや黄色い虫が気になる人|入る所と外へ出す方法を知りたい人

4コマ漫画|羽虫が家の中にいる時1部屋に小さな虫小さな虫が飛んでるどこから来たの?部屋の中に小さな虫2あわてて追い回す待て待て!追い回さなきゃ追い回すのはNG3窓から外へ明かりを消そう窓を大きく開けて離れて待つと外へ出る4入り口を減らすすき間をふさごうふたつきごみ箱も入る所と発生源を減らす

見た場所で考える——羽虫の見分けの早見表

小さな虫は、姿だけで名前を決めるのが難しいものです。そこで、いた場所、大きさ、動きの3つで見ていきます。大きさは「ごまくらい」「1センチくらい」の目安で大丈夫です。

いた場所 考えられる正体 大きさと動き
窓、網戸、明かりの近く 外から入った虫(ユスリカなど) 蚊に似て見えるが、刺さないと言われる種類もいる
台所の生ごみ、排水口の近く コバエのなかま ごまくらい。ふわふわと低く飛ぶ
観葉植物の土の近く 湿った土に出る小さな虫 ごまくらい。鉢のまわりをうろうろ
黒や黄色で1センチくらい ハムシなど、葉を食べる甲虫 丸みのある体。動きは遅め
場所で正体を考える1窓や明かり外から入る虫ユスリカなど夜に集まりやすい→2台所や排水口コバエのなかま生ごみに寄る水回りで増える→3鉢の土の近く湿った土に出る受け皿の水も原因鉢のそばを飛ぶ

たとえば、夜に部屋の照明をつけて窓を開けていたあとなら、外から明かりに寄って入った可能性が高いです。台所の生ごみの袋や、水を張ったままの排水口のそばなら、家の中で出るタイプを疑ってみます。この「場所の見立て」が、あとで対策を考える時の土台になります。

見た目を言葉にしておくと、あとで調べやすくなります。「黒い・細い・蚊みたいに脚が長い」「丸くて硬そう」「ごまくらいで、ふわふわ飛ぶ」。こんなふうに、色・形・飛び方をひとことずつメモしておくと、画像を見比べる時にも迷いません。

窓や明かりの近くで見た時——外から入る虫

窓の近くや、明かりの周りで見る小さな虫は、外から入ってきたと考えるのが自然です。水辺や田んぼ、公園が近いと、蚊に似たユスリカがよく来ると言われます。蚊と違って、刺さないと言われる種類が多いものの、見た目では区別しにくいことも。刺された感じがある時は、無理に見分けようとせず、赤みやかゆみが続くなら受診を考えてください。

夜に窓を開けて明かりをつけていると、虫は光に向かって集まってきます。洗濯物に付いてきたり、買ってきた野菜に付いてきたりすることもあります。入ってくる所は、網戸のすき間、サッシのレール、換気口のまわり、玄関の開け閉めが主な場所です。

虫が出やすい季節は、夜に窓を開ける時間が長くなる頃と重なります。網戸を閉めて、照明は窓から離れた場所につけると、窓に集まりにくくなると言われます。夕方に洗濯物を取り込む時も、窓の開け閉めは手短に済ませたいところです。

台所や鉢の近くで見た時——家の中で出る虫

台所の生ごみ、排水口、果物や野菜の置きっぱなし、鉢の土。こうした場所のまわりをふわふわ飛ぶ、ごまくらいの小さな虫は、コバエのなかまと考えられます。外から入る虫と違って、そこが居心地のいい場所になっていると、増えていきます。

見直す順番は次の3つです。まず生ごみ。水気を切って、ふたつきの容器に入れ、早めに出します。冷凍して出す方法もあり、生ごみは冷凍していい?で詳しく整理しています。次に排水口。ぬめりをこまめに洗い流しておきます。最後に鉢の受け皿。水をためたままにしないことです。

果物や野菜を、出しっぱなしにしていないかも見てください。熟した果物の周りに集まることも、よくある話です。

ほかにも、三角コーナーの水気、飲み残しのコップやペットボトルの口、ごみ箱のふたのすき間なども、小さな虫が寄りやすい場所です。水気と食べ物のにおいがある所を、1日の終わりにさっと見回す習慣をつけると、ずいぶん減らしやすくなります。

「ハムシ」という虫——黒や黄色の、葉を食べる甲虫

検索で出てくる「ハムシ」は、葉を食べる小さな甲虫のなかまです。色は黒、黄色、青緑など、いろいろ。丸みのある体で、1センチくらいのものもいます。庭や鉢の植物にいて、洗濯物や網戸のすき間から家の中に入ってくることがあります。「黒い羽虫、1センチくらい」「黄色い羽虫」という検索の正体は、このなかまのこともあります。

植物の葉に小さな穴があいていたり、虫が集まっていたりしても、素手で触らないでください。薬剤を使う場合は、製品の表示どおりに。この記事では、植物の虫の細かい話には入りません。家の中に入ったハムシは、次の章の「外へ出す」方法で戻せます。

ゆきこ( ゚Д゚)『小さな虫は、「どこで見たか」を思い出すと、正体のヒントがぐっと増えますよね』

虫の種類が気になっても、無理に名前を決めなくて大丈夫です。大切なのは、見た場所に合わせて、入り口や増える場所を減らすこと。外へ出して、入り口をふさげば、同じ虫がまた部屋に入る数は少なくなります。

入ってくる所を探して、外へ出す——明かりを消して窓を開け、離れて待つ

入ってくる所を知ると、対策が一気に楽になります。次の3か所を、順に見てください。

入ってくる所の3か所1網戸すき間や穴補修シールでふさぐ→2換気口カバーを確かめる汚れていたら掃除する→3出入りの時玄関は手短に洗濯物をはらう野菜や鉢も確認

網戸に小さな穴やすき間があれば、補修シールでふさぐのが手軽です。くわしくは網戸を閉めてるのに虫が入る原因で整理しています。出入りの時は、玄関の開け閉めを手短に。洗濯物は取り込む前に軽くはらい、買った野菜や持ち込んだ鉢は、虫が付いていないか確かめます。

すでに部屋の中にいる虫は、部屋の明かりを消して、窓を大きく開け、離れて待つのが基本です。外が明るければ、虫は自然と光のほうへ向かいます。あわてて追い回したり、叩いたりしなくて大丈夫です。

外へ出す3ステップ1明かりを消す部屋を暗くする外は明るいまま虫が外へ向かう→2窓を開ける大きく開ける網戸も開ける離れて待つ→3戻らせない窓を閉めるすき間をふさぐ生ごみはふたつき

外へ出たら、窓を閉めて、入り口になりそうなすき間をふさぎます。殺虫剤を使う場合は、製品の表示どおりに使ってください。小さな子どもや、犬や猫が虫を追いかけて口に入れないよう、そっと見守ることも大切です。水槽やペットの水入れ、えさ入れには、ふたをしておくと安心です。

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数日たっても同じ場所に虫が出る時は、見落としている発生源があるのかもしれません。排水口のふた、シンクの下、棚の奥など、普段見ない場所も、一度のぞいてみてください。大量に出る、見たことのない虫が増え続けるといった時は、管理会社や専門の相談先に相談するのもひとつの手です。

あわせて読みたい

生ごみのまわりで虫が出る人は生ごみは冷凍していい?、網戸を閉めているのに虫が入る人は網戸を閉めてるのに虫が入る原因へどうぞ。

まとめ:どこで見たかで考え、外へ出して、入る所と増える所を減らす

  1. 「羽虫」は羽のある小さな虫の呼び方。まず「どこで見たか」を思い出します
  2. 窓や明かりの近くは外から入った虫。台所や鉢の近くはコバエのなかまかも
  3. ハムシは葉を食べる甲虫。庭や鉢から入ることがあります
  4. 外へ出す時は、明かりを消して窓を大きく開け、離れて待つ。追い回しません
  5. 入る所をふさぎ、生ごみ・排水口・受け皿の水を見直すと増えにくくなります

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

羽虫が家の中にいる時の早見表:羽虫は羽のある小さな虫の呼び方で、まず見た場所を思い出す。窓や明かりの近くは外から入ったユスリカなど、台所の生ごみや排水口の近くと鉢の土の近くはコバエのなかま、黒や黄色で1センチくらいはハムシなど葉を食べる甲虫。入ってくる所は網戸のすき間、サッシのレール、換気口、玄関の開け閉め。外へ出すには部屋の明かりを消して窓を大きく開け、離れて待つ。追い回さない。出たら窓を閉めてすき間をふさぐ。生ごみはふたつき、排水口のぬめりを洗い、鉢の受け皿に水をためない。殺虫剤は製品の表示どおり

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