アオサギとゴイサギの違い——背の高さと首の長さ、昼と夜の過ごし方の見分け方

生活

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川や池のほとりに、灰色の大きな鳥がじっと立っている。夕方になると、似たような鳥が飛んでいく。「あれはアオサギ? それともゴイサギ?」と、名前が気になった人は多いと思います。どちらもサギのなかまで、水辺にいて、遠くから見ると灰色っぽい。迷って当然なんです。

先に結論をひとつ。アオサギは首と足が長く、背の高い灰色のサギ。ゴイサギは首が短くずんぐりして、背中が紺色っぽく、目が赤いと言われます。さらにゴイサギは、夕方から夜に動くことが多いと言われるので、見た時間帯も手がかりになります。ただ、ゴイサギの若い鳥は茶色に白い点が入っていて、まるで別の鳥に見えます。順番に、整理していきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ違いを一覧で知りたい→首・背の色・目・時間で見る第1章へ ▶背が高く首が長い灰色→アオサギの手がかり第2章へ ▶ずんぐりして目が赤い→ゴイサギの手がかり第3章へ ▶茶色や白黒の大きな鳥→若い鳥かコウノトリかも第4章へ ▶水辺で観察したい→柵の外に出ず、大人と一緒第5章へ ▶

ケース別に読む:違いを一覧で知りたい人|背が高く首が長い鳥だった人|ずんぐりした鳥だった人|茶色の鳥・白黒の大きな鳥だった人|水辺の観察の決まりを知りたい人

4コマ漫画|アオサギとゴイサギの見分け方1川辺の大きな鳥灰色の大きな鳥!サギかな?川辺で動かない鳥2柵の外に出たいもっと近くへ!柵を越えよう柵の外に出るのはNG3首で見分ける首が長い?短い?目の色も見よう離れて首と目を見る4見分けられた首が長く背が高いアオサギかな図鑑で確かめて納得

違いは首・背の色・目——見分けの早見表

見分けるポイントは、首の長さ、背の色、目の色、活動する時間です。大きさも違いますが、水辺では遠近が分かりにくいので、まずは形で見るのが確実です。目安として、アオサギは「カラスよりずっと大きい」、ゴイサギは「カラスより少し大きいくらい」と言われます。

見る所 アオサギ ゴイサギ
体つき 首と足が長く、背が高い 首が短く、ずんぐりしている
色 全体が灰色で、首は白っぽい 背中が紺色っぽく、お腹は白っぽい
目 目立たない 赤い
頭 黒い線が後ろへ伸びる 後ろに白い細い飾り羽があると言われる
よく見る時間 昼に水辺で立っている 夕方から夜が多いと言われる
首と背で見分ける3つ1アオサギ首と足が長い灰色で背が高い昼も水辺に立つ→2ゴイサギ首が短い背が紺色っぽい目が赤い→3若い鳥茶色に白い点別の鳥に見える体つきは同じ

水辺で立つアオサギは、首をすっと伸ばしている時と、肩にうずめるように縮めている時があります。縮めていると、首が短く見えてゴイサギと迷うことがあります。そんな時は、足の長さと、全体の背の高さを見てください。足が長くて背が高ければ、アオサギの可能性が高いです。

同じ水辺に、アオサギとゴイサギが並んでいることもあります。そんな時は、大きさの差がそのまま比べられるので、むしろ見分けやすい場面です。双眼鏡で「首」と「目」まで見えれば、名前はほぼ決まります。迷ったら、まず首から見る。それだけ覚えておけば大丈夫です。

アオサギ——首と足が長く、灰色で背が高い

アオサギは、日本で見られるサギの中でも大きい部類と言われます。川や池、田んぼ、海辺など、浅い水のある場所で、じっと動かずに立っていることが多い鳥です。名前に「アオ」とありますが、体は青というより、青みがかった灰色です。

飛ぶ時は、首をS字に折りたたんで、ゆったりと羽ばたきます。ツルやコウノトリのように首を伸ばしたまま飛ぶのとは違うので、飛んでいる姿でも見分けの手がかりになります。ゆっくり大きく羽ばたく姿は、遠くからでも目立ちます。

水辺に長く立っているのは、魚や小さな生き物をねらっているからと言われます。じっと動かないので、置物のように見えることもあるほど。その様子を、離れた場所から静かに眺めているだけでも、ずいぶん楽しい時間になります。

ゴイサギ——首が短く、目が赤い。夕方から夜の鳥

ゴイサギは、アオサギより小さく、首が短くずんぐりして見えます。背中が紺色っぽい黒で、翼は灰色、お腹は白っぽい、という配色です。近くで見られたら、目が赤いのも大きな手がかりです。

昼間は、木の枝や岸辺の陰でじっとしていて、夕方から夜に動くことが多いと言われます。昼にぼんやり立っている鳥は、動きが少ないので、ゴイサギと気づかないこともあります。「夜に空から、鳥の声がする」という話題で名前が出ることがありますが、声だけで鳥の種類を決めるのは難しいので、姿で確かめたいところです。夜の水辺は暗くて足元が危険なので、暗くなってからは近づかないようにしてください。

茶色の鳥・白黒の大きな鳥——ゴイサギの若い鳥、ササゴイ、コウノトリ

ゴイサギの若い鳥は、体が茶色で、白い点がたくさん入っていることがあります。大人のゴイサギとは色がまったく違うので、別の鳥に見えます。体つきがずんぐりして、首が短いという形は同じなので、色だけでなく形を見ると、つながります。

ササゴイは、ゴイサギより小さく、背のあたりが緑がかった黒っぽい色に見えると言われます。夏に見られることが多い鳥と言われ、若い鳥も含めて、ゴイサギと見分けにくいことがあります。どちらか迷う時は「小さめのサギのなかま」として記録しておき、無理に決めなくて大丈夫です。

もうひとつ、「アオサギとコウノトリを間違えた」という話もあります。コウノトリは、白い体に、黒い翼の端、太くて長い黒いくちばし、赤い足の大きな鳥です。アオサギの灰色とは、色がまったく違います。コウノトリは数が限られていると言われ、見られる場所も限られています。もし見られたら、近づかずに、自治体や保護に取り組む団体の案内を見てください。

ゆきこ( ゚Д゚)『名前の分からない鳥は、「首が長いか短いか」から見ると、意外とすぐ整理できますよね』

川や池で観察する時の決まり——柵の外に出ない、子どもは大人と一緒

水辺で観察する時の決まりを、最初に確認しておきます。川・池・田んぼでは、柵の外に出ない。子どもは必ず大人と一緒。足元に気をつける。この3つです。水辺の岸は、見た目より滑りやすく、深さも分かりません。鳥をよく見ようと、一歩前に出るのは危険です。

水辺の観察の決まり1柵の外には出ない足元に注意暗くなったら離れる→2子どもは大人と一緒手をつなぐ水辺で走らない→3鳥には近づかないえさをやらない巣に触らない

鳥そのものについては、野鳥は法律で守られています。捕まえない、飼わない、えさをやらない、巣に触らない。サギのなかまは、木の上に集まって巣をつくることがあります。巣のそばでは鳥が神経質になるので、近づかず、長居もしません。鳥が首を伸ばして警戒するようなら、それが「近すぎる」の合図です。

公園や用水路の周りは、管理するところのルールに従ってください。他人の田んぼや畑、私有地には入らないこと。犬の散歩では、リードを短く持って水辺に近づかないように。飼っている猫や小鳥にも、野鳥を近づけないでください。落ちている羽や、巣を持ち帰ることも、やめておきましょう。

離れて見るには、小さな双眼鏡が持ち歩きやすくて便利です。選び方の考え方は双眼鏡を買って後悔した7つの理由で整理しています。

観察した鳥の姿を、写真で残して印刷して、図鑑のように貼っておく人もいます。そんな時に、家のプリンターが無線でつながらなくなったら、プリンターが無線でつながらない時の切り分け方が助けになります。

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冬の水辺は風が冷たく、手がかじかむと双眼鏡も持ちにくくなります。防寒をして、長居しすぎないのも、安全な観察のうちです。足元が凍ったり、濡れたりしている日は、無理せず切り上げましょう。

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まとめ:首の長さと背の高さ、目の色、時間帯の順に見る

  1. アオサギは首と足が長く、背の高い灰色のサギです。昼に水辺で立っています
  2. ゴイサギは首が短くずんぐり。背が紺色っぽく、目が赤いと言われます
  3. ゴイサギの若い鳥は茶色に白い点。別の鳥に見えても、体つきは同じです
  4. 白と黒で大きい鳥はコウノトリかも。近づかず、自治体の案内を見ます
  5. 水辺では柵の外に出ない。子どもは大人と一緒。暗くなったら近づきません

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

アオサギとゴイサギの違いの早見表:見分けは首の長さ、背の色、目の色、活動する時間の順。アオサギは首と足が長く背の高い灰色のサギで、昼に水辺で立つ。ゴイサギは首が短くずんぐりして、背中が紺色っぽく目が赤く、夕方から夜に動くことが多いと言われる。ゴイサギの若い鳥は茶色に白い点が入る。コウノトリは白い体に黒い翼の端と赤い足で、見られたら近づかず自治体の案内を見る。川や池では柵の外に出ない、子どもは大人と一緒、足元に注意。野鳥は捕まえない、えさをやらない、巣に触らない

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