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時計の文字盤のような、ふしぎな形の花が咲くトケイソウ。楽しみにしていたのに、つると葉ばかりがぐんぐん伸びて、花がつかない。そんな悩みは、とても多いようです。水やりや肥料を変えても変わらないと、「この株は咲かないのかな」と思ってしまいますよね。
先に結論です。トケイソウは、よく日に当たる所で咲きやすく、日陰ではつると葉ばかりになると言われています。さらに、伸びたつるを上にまっすぐ伸ばすより、横に誘うほうが花がつきやすいとも言われます。寒さに弱い種類があり、冬に地上が枯れたように見えることもあります。咲かない理由を、日当たり、つるの向き、鉢、寒さの順に見直していきましょう。
ケース別に読む:咲かない理由を知りたい人|日当たりを見直したい人|つるの伸ばし方を知りたい人|つぼみ落ち・冬が心配な人|つるが広がって困る人
咲かない理由は、おもに4つ
トケイソウが咲かない理由は、一つとは限りません。よく言われるのは、日当たり、つるの向き、鉢の状態、寒さの四つです。まずは大づかみに整理しておきましょう。
| 見直す点 | よくある状態 | まず確かめること |
|---|---|---|
| 日当たり | つると葉ばかり伸びる | 1日のうち、日が当たる時間があるか |
| つるの向き | 上にまっすぐ伸びて、花がつかない | 横に広げられるか |
| 鉢と根 | 鉢の中が根でいっぱいで、元気がない | 鉢底から根が出ていないか |
| 寒さ | 冬に地上が枯れたように見える | 苗のラベルの耐寒の目安 |
種類(品種)によって性質が少しずつ違うため、ラベルや購入した店の案内も参考にしてください。水やりの間隔や花が咲く時期は、品種や地域で変わります。ラベルや販売店の案内に合わせてください。
いちばん多いのは日当たり不足
トケイソウは日光が好きな植物と言われます。日陰や、建物の影になりやすい場所では、つると葉ばかりが伸びて花がつきにくいことがあります。
- 午前の日差しが入るか。1日じゅう日が当たらなくても、日のよく入る時間があると違います
- 壁や塀の影になっていないか。日が動くと、影の位置も変わります
- 鉢なら移動を考える。持ち上げられる重さなら、日向へ移します。無理に持つとけがや腰痛のもとです
- 地植えの場合は、周りの木や建物が日を遮っていないか見ます。大きな木の剪定は手の届く範囲までにして、それ以上は造園業者に相談します
日向にしても、すぐに咲くとは限りません。株が環境になじむまでには時間がかかると言われます。あわてず、ひと続きの季節で様子を見てください。
鉢植えの場合は、鉢の置き場所も見直します。ベランダでは、手すりの影や、壁の反射で日が変わることがあります。ベランダの床がコンクリートだと、夏は鉢の中が熱くなりやすいこともあるので、鉢の下に台を置いて風を通す、という考え方もあります。置き場所を動かす時は、つるを傷つけないよう、そっと持ち上げてください。
鉢の大きさも関わります。根がぎゅうぎゅうに詰まると、株が弱って花がつきにくくなると言われます。鉢底の穴から根が出ていたら、一回り大きい鉢への植え替えを考える合図のひとつです。時期や方法は、苗のラベルや販売店の案内に合わせてください。
つるは上へではなく、横に誘う
トケイソウは、つるが上へ上へと伸びる性質があります。上にまっすぐ伸びているうちは、葉や茎ばかりに力が向いて、花がつきにくいとも言われます。そこで、伸びたつるを横へ誘導すると、花がつきやすくなるとされています。
- フェンスや支柱、ネットに沿わせる。横に渡した支えがあると、つるが自然に横へ広がります
- 手の届く高さでまとめる。脚立に乗る作業は危ないので、高いところに伸ばしすぎません
- リング状の支柱も便利です。鉢植えなら、つるを輪の形に巻いておくとコンパクトに育てられます
- 切る時は刃先の向きに注意。はさみは使ったら、子どもの手の届かない所へしまいます
💡 この困りごとへの提案
つるを誘う道具としては、園芸用の支柱やリング支柱があると、鉢のまわりがすっきりします。つるが絡みやすい太さのものを選ぶのがコツです。
ゆきこ( ゚Д゚)『花が咲かない時は、水や肥料を足す前に、日当たりとつるの向きを先に見るのが近道だと思います』
つぼみが落ちる時と、冬に枯れたように見える時
つぼみがついたのに、開く前に落ちてしまうことがあります。置き場所を急に変えた、水が極端に多かった・少なかった、風が強く当たった、といった環境の変化が重なると起きやすいと言われます。置き場所は、むやみに動かさないほうが落ち着きます。
もうひとつ、冬の悩みです。トケイソウは寒さに弱い種類があると言われ、冬に葉が落ちて、地上が枯れたように見えることがあります。ですが、根や株元が生きていれば、暖かくなってから新しい芽が出ることもあるとされます。
- 枯れたと決めない。春先に新芽が動くことがあるので、すぐ処分しません
- 苗のラベルを見る。耐寒の目安は品種で違います
- 寒い地域では、鉢を室内の明るい場所へ入れる、という考え方があります。置く場所や管理は、ラベルや販売店の案内に従ってください
- 薬剤や肥料を使う時は、製品の表示どおりに
花がつくまでの時間は、株の状態によって違うと言われます。苗を買ってきたばかりの小さな株は、まず根と葉を育てる期間が必要なことがあり、その年に咲かなくても、異常とは限りません。次の季節にかけて、日当たりとつるの向きを整えながら、気長に見ていくのが基本です。
実のこと、つるが広がる時、子どもとペットのこと
トケイソウの種類によっては実がなるものもあります。観賞用の庭の草花ですので、葉・花・実・つるを口に入れないよう気をつけてください。食べられると言われる実もありますが、庭に生えたものを子どもが口にしないよう、大人が見てあげます。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口に連絡します。
つるは伸びが早く、フェンスや隣の敷地にはみ出すことがあります。
- 隣の家へのはみ出しは、話し合いで解決を。勝手に相手の敷地に入って切るのは避けます
- 共用部(集合住宅のベランダや庭)は、管理規約を確かめます
- 広がりすぎた株やつるは、手で抜ける範囲で整えます。抜いたものは、空き地や川原、山に捨てず、自治体の分別で出します
- 犬や猫が葉やつるをかじらないよう、届かない位置にします
近いなかまのクレマチスとの違いはトケイソウとクレマチスの違いで整理しています。見た目が似て見えても、性質が違うので、管理も別に考えます。
花の形はとても個性的で、ひとつひとつの花が開いている時間は短いと言われます。せっかくの花を見逃さないよう、つぼみがふくらんできたら、日ごとに様子を見てあげてください。つぼみに触れたり、むやみに動かしたりしないのがコツです。
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トケイソウとクレマチスの見分けはトケイソウとクレマチスの違いへ。園芸の合間に、台所で揚げ物を手軽に済ませたい日はノンフライヤーの代用も役に立ちます。
まとめ:日当たり、つるの向き、鉢、寒さの順に見直す
- まず日当たり。日陰ではつると葉ばかりになると言われます
- つるは横に誘う。フェンスや支柱に沿わせて、手の届く高さで
- つぼみ落ちは環境の変化。置き場所をむやみに動かしません
- 冬に枯れて見えても慌てない。ラベルの耐寒の目安を確かめます
- 口に入れない・はみ出しは話し合いで。広がった株は分別で出します
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手順を1枚にまとめています。



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