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書き初めの筆を買おうとして、売り場やネットの商品ページで「6号」「7号」と並んでいるのを見ると、どちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。年に一度しか使わないので、前回どうしたかも思い出せない。初めて子どもの道具をそろえる人なら、なおさら困ると思います。
書き初めの筆の6号と7号の違いについて、先に結論をお伝えします。号数は太さの目安ですが、決め方はメーカーや筆の種類によって違い、同じ数字でも太さが違うことがあります。だから「6号と7号、どちらが太い」と数字だけで決めるのは、おすすめしません。号数より先に見る所があるので、それを早見表にしました。もちろん、学校の指定があれば、それがいちばん優先です。
ケース別に読む:六号と七号で迷う人|どの太さが向くか知りたい人|学校の指定がない人|新しい筆の使い始めを知りたい人
書き初めの筆、6号と7号はどっちが太い?——号数より先に見る所
「号」という数え方は、筆の太さの目安として使われています。ただ、決め方はメーカーや筆の種類で違います。同じ数字でも太さが違うことがありますし、書き初め用の太筆には、ふだんの習字の筆とは別の数え方をしている物もあります。ですから、6号と7号を数字だけで比べても、どちらが太いか答えは出ません。
では、何を見ればいいのか。商品の説明や筆の軸、パッケージには、次のような表示が書かれていることが多いです。号数よりも、こちらを先に見ましょう。
| 見る所 | 何を表している? | 選ぶ時の見方 |
|---|---|---|
| 穂の直径(穂径) | 筆先の太さそのもの | 表示があれば、いちばん分かりやすい。大きな字ほど太め |
| 穂の長さ(穂丈) | 筆先の長さ | 長いと墨をたくさん含み、はらいが書きやすい |
| 毛の種類 | かたい毛・やわらかい毛 | かたいと弾力があり、やわらかいと墨を含みやすい |
| 軸の太さ | 持つ部分の太さ | 手の大きさに合うか。握りにくいと疲れやすい |
| 用途の表示 | 「書き初め用」など | 紙の大きさに合う、と書かれているか |
つまり、6号と7号で迷った時の正解は、両方の穂の直径と長さの表示を見比べることです。表示が書かれていない商品は、「書き初め用」「八つ切り」「条幅」など、紙の大きさに合う用途の表示を頼りにしましょう。道具全体の違いは書き初めセットと書道セットの違いにまとめています。
ゆきこ( ゚Д゚)『数字だけを見て選ぶと、思ったより細かったり太かったりしがちです。表示を先に見るのがいちばん早いですよね』
書き初めにはどの太さ?——紙の大きさ×筆の早見表
書き初めは、ふだんの習字よりも紙が長く、字も大きくなります。ですから、ふだんの習字で使う大筆よりも、太めの筆を選ぶのが基本です。細い筆で大きな字を書こうとすると、線が弱くなったり、墨が足りなくなったりします。
| 書く紙 | 向く筆の太さ | ひとこと |
|---|---|---|
| 半紙 | ふだんの習字の大筆 | 書道セットの筆で足りることが多い |
| 半紙より大きめの紙 | 太め | 字が大きいぶん、穂先に余裕のある筆を |
| 書き初めの長い紙 | 太め。穂が長めの物 | 墨をたっぷり含める物のほうが書きやすい |
字の大きさと筆の太さが合っていないと、書いているうちに疲れてしまうこともあります。筆が細すぎると力が入りすぎ、太すぎると思うように動かせません。紙の大きさと、子どもの手の大きさの両方を考えて選ぶと失敗しにくくなります。なお、ここで言う「太め」「ふつう」は目安で、数字で線を引けるものではありません。
学校の指定がない時は?——学年・紙の大きさ・手の大きさで選ぶ
学校のお知らせに、筆の指定がない場合もあります。そんな時は、次の順番で考えてみてください。
- 書く紙の大きさ。学校から配られるなら、その大きさに合う筆を。紙が分からなければ、先に先生に聞くと確実です
- 学年と手の大きさ。低学年は軸が細めで軽い筆が持ちやすく、高学年や大人は太めの軸でも握りやすいです
- 家にある筆。ふだんの習字用の大筆が使えるか、一度確かめます。細すぎるようなら太筆を足します
- 迷ったら先生に聞く。「書き初め用の筆は、特に決まりがありますか」と聞くだけで、悩みが解決することもあります
筆の太さも、紙の大きさも、名前の書き方も、学校や先生で違うことがあります。学校・先生の指示がいちばん優先という点は、ここでも変わりません。名前の位置の目安は習字の半紙 名前の位置にまとめていますが、こちらも学校の指示が先です。
💡 この困りごとへの提案
道具の全体をそろえたい場合は、太筆と長い下敷きがセットになった物を選ぶと、買い物が一度で済みます。
新しい筆のおろし方と手入れ——糊をほぐし、洗って吊るす
新しい筆は、穂先が糊で固められています。使う前に、糊をほぐす作業が必要です。ここでの手順は一般的な流れで、筆によってほぐす範囲が違うので、パッケージに説明があれば、そちらを優先してください。
- 使い始め。糊で固まった穂先を、指でやさしくほぐします。水に浸してやわらかくする筆もあるので、説明に従います。無理にひっぱらないでください
- 書き終わったら。すぐ水で洗って、墨を落とします。根元に墨が残ると固まって、次に使えなくなります
- 乾かす。穂先を整えて、吊るして乾かします。濡れたまま筆巻きに巻くと、においやカビの原因になります
洗い方の詳しい流れは習字セットの洗い方に、固まってしまった筆の戻し方はカチカチに固まった習字の筆にまとめています。
最後に、墨汁と服まわりの注意です。墨汁は服や床に付くと落ちにくいので、書く場所には新聞紙を広めに敷き、汚れてもよい服やエプロンで書きましょう。そして、小さい兄弟がいる家では、墨汁の誤飲に気をつけて、手の届かない所に置いてください。
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書き上げた作品の貼り方としまい方は書き初めの飾り方、道具が足りるか迷う時は書き初めセットと書道セットの違いにまとめています。
まとめ:号数より、穂の直径と長さの表示。学校の指示が先
- 号数は太さの目安。決め方はメーカーや筆の種類で違うので、数字だけで比べない
- 穂の直径と長さ、「書き初め用」の表示で比べる。軸の太さと毛のかたさも
- 書き初めはふだんの習字より太めの筆。紙の大きさと手の大きさに合わせる
- 学校・先生の指示がいちばん優先。指定がなければ先生に聞く
- 使い終わったら洗って吊るす。墨汁は新聞紙を敷き、誤飲に注意
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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