【図解あり】干しりんごの作り方——レンジ・オーブン・天日干しの早見表と、変色させない下ごしらえ

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りんごをたくさんもらった、安売りで買いすぎた。傷む前に、おやつにできる干しりんごを作ろうかな、と思う時がありますよね。ただ、年に一度しか作らないと、「切ってから色が変わってしまう」「レンジは何分かけるんだっけ」「天日でもできるの?」と、細かい所が気になってしまいます。

先に結論をひとつ。干しりんごの作り方は、薄く均一に切って、変色を防ぎたければ塩水かレモン水にさっとくぐらせ、水気を拭いて並べる。そのあとの乾かし方は、レンジ・オーブン・天日から選ぶ、という流れです。早く作るならレンジ、たくさん作るならオーブン、天気がよければ天日。レンジは乾いてくると焦げや煙が出やすいので、目を離さず、短い時間ずつ様子を見ます。りんご自体の保存はりんごの保存方法にあります。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ色が変わるのが心配→塩水かレモン水にくぐらせる第1章へ ▶方法を選びたい→早見表で比べる第2章へ ▶すぐ食べたい→レンジで短い時間ずつ第3章へ ▶たくさん・天気がいい→オーブンか天日で作る第4章へ ▶仕上がり・保存→冷ましてから密閉第5章へ ▶

ケース別に読む:変色を防ぎたい人|方法を選びたい人|レンジで作る人|オーブン・天日で作る人|仕上がりと保存が気になる人

干しりんごの作り方——下ごしらえは切る・くぐらせる・並べる

どの方法で乾かすにしても、下ごしらえは同じです。

  • 洗う。皮ごと使う時は、表面をよく洗ってから、水気を拭きます
  • 芯と種を取る。輪切りにしてから、真ん中を型や包丁でくり抜くと、きれいな形になります
  • 薄く、均一に切る。厚さが3〜5mmくらいが目安です。厚さがそろっていないと、薄い所だけ焦げたり、厚い所だけ生乾きになったりします
  • 皮は、むいても残してもよい。皮つきは色がきれいで、歯ごたえが出ます。むくと柔らかく仕上がります

切ったりんごは、空気にふれると茶色く変わります。見た目が気になる時は、塩水やレモン汁を入れた水に、さっとくぐらせて、水気をキッチンペーパーで拭いてから並べます。長くつけると味が変わるので、ほんの短い時間にとどめるのがコツです。分量や時間はレシピの目安に従ってください。くぐらせなくても、色が少し変わるのは空気にふれた見た目の変化で、味のためにどうしても必要な作業ではありません。

下ごしらえは3つ1→薄く均一に切る厚さをそろえる2→さっとくぐらせる長くつけない3水気を拭いて並べる重ねない

レンジ・オーブン・天日の早見表——どの方法で乾かすか

乾かし方は、作りたい量と時間、天気で選びます。

方法 かかる時間 向く人 気をつけること
電子レンジ 早い 少量をすぐ食べたい人 乾くと焦げやすい。煙が出ることも。目を離さない
オーブン 長め(低めの温度でじっくり) たくさん作りたい人 天板や皿が熱い。温度は機種の説明書の範囲で
天日干し 数日。天気しだい 晴れが続く時期に作る人 虫や鳥のよけに網を。夜は取り込む
食品乾燥機 機種による 量を作りたい・天気に左右されたくない人 説明書に従う。並べ方は機種の指示どおり

時間や温度は、あくまで目安です。機種や、りんごの大きさ、切った厚さで変わります。短めから始めて、様子を見ながら足すのが、どの方法でも失敗しにくい進め方です。

初めてなら、少量でレンジから試すと、仕上がりのイメージがつかめます。気に入ったら、オーブンや天日で量を作る、という順番もおすすめです。

レンジで作るコツ——クッキングシート・重ねない・短い時間ずつ

電子レンジは早く作れますが、乾いてくる終盤に焦げやすいのが弱点です。次のコツを守ってください。

  • 耐熱皿にクッキングシートを敷く。りんごがくっつかず、取り出しやすくなります
  • 重ならないよう1枚ずつ並べる。重なった所は乾きません
  • 短い時間ずつ加熱して、様子を見る。数十秒から始め、取り出して裏返し、また加熱、を繰り返します
  • 乾いてきたら、目を離さない。焦げたり煙が出たりしやすくなります。においが変わったらすぐ止めます
  • アルミホイルはレンジに入れない。火花が出て危険です
レンジで作る時の3つの約束短い時間ずつ様子を見ながら重ねない1枚ずつ並べる焦げ・煙に注意目を離さない

加熱した直後の皿とりんごは、とても熱くなっています。取り出す時は、ミトンや鍋つかみを使い、やけどに気をつけてください。皿の上で少し冷ますと、パリッとした食感になりやすくなります。

オーブンと天日干しで作る時の考え方

オーブンは、低めの温度で時間をかけて乾かします。高い温度だと、中が乾く前に焦げてしまうので、低めの温度でじっくりが基本です。天板にクッキングシートを敷いて並べ、途中で様子を見て、裏返します。量が作れるので、たくさんのりんごを使いたい時に向きます。温度の設定は、オーブンの説明書の範囲で、短めから様子を見てください。庫内と天板は熱いので、取り出す時はやけどに注意します。

天日干しは、晴れが続く時期に、風通しのよい所で干します。ザルや干し網に、重ならないよう並べ、虫や鳥が気になる時は網をかぶせます。夜は夜露で湿るので、夕方には取り込んでください。数日かかることもあり、天気が崩れそうなら、室内に移して仕上げます。干し物の夜の扱いは干し芋は夜も干したまま?でも同じ考え方です。

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乾き具合の見方と保存——冷ましてから密閉

干しりんごの仕上がりは、好みで選べます。

  • しっとり:押すと弾力があり、少し柔らかい。早めに食べ切ります
  • カリッと:折るとぽきっと折れる。軽い食感で、おやつ向きです

しっとり派でも、水分が残りすぎると、保存中にカビやすくなります。表面がべたつかず、切り口にしっとり感が残る程度で止めるのが、目安です。

保存のポイントは3つ。

  • しっかり冷ましてから入れる。温かいまま袋に入れると、湿気がこもります
  • 密閉して、湿気を避ける。乾燥剤が使える物は、食品用のものを。袋や容器に空気を入れないようにします
  • 早めに食べ切る。「何日」と決められないので、見た目・手ざわり・においを確かめます

ふわふわしたカビ、ぬめり、嫌なにおいがあれば、食べません。迷ったら食べない。干し物をほかにも作りたい時は、同じ冬の保存食の干し柿の作り方、干し芋の作り方もあります。

ゆきこ( ゚Д゚)『干しりんごは、最初から完璧を目指さず、少量で試して乾き加減を覚えるのが、結局いちばん近道だと思います』

よくある質問

Q. 塩水やレモン水は必ず必要ですか?

必須ではありません。変色が気にならなければ、省いても作れます。見た目を整えたい時にくぐらせます。

Q. 皮はむいたほうがいい?

好みです。皮つきは色がきれいで噛みごたえがあり、むくと柔らかくなります。皮ごと使う時は、洗って水気を拭いてください。

Q. 乾いたのに、なんとなくべたつく時は?

まだ水分が残っています。短い時間ずつ追加で乾かすか、天日なら半日ほど干し足します。冷めてからべたつきを確かめるのがコツです。

あわせて読みたい

りんごそのものの置き場所はりんごの保存方法、同じ冬の干し物の干し方は干し柿の作り方、天日干しの夜の扱いは干し芋は夜も干したまま?にあります。

まとめ:薄く切って色止めし、レンジは短い時間ずつ。冷ましてから密閉

  1. 薄く均一に切る。厚さがそろうと乾き方もそろう
  2. 変色が気になる時は、塩水かレモン水にさっとくぐらせる。水気を拭いて並べる
  3. レンジは短い時間ずつ。乾くと焦げ・煙が出やすいので目を離さない
  4. オーブンは低めの温度で、天日は夕方に取り込む
  5. 冷ましてから密閉。カビやにおいがあれば食べない。迷ったら食べない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

干しりんごの作り方の早見表:洗って芯と種を取り、薄く均一に切る。皮はむいても残してもよい。変色を防ぐなら塩水かレモン水にさっとくぐらせ、水気を拭いて並べる。電子レンジは早いが乾くと焦げや煙が出やすいので、耐熱皿にクッキングシートを敷き、重ねず並べ、短い時間ずつ様子を見て目を離さない。アルミホイルはレンジに入れない。オーブンは低めの温度でじっくり、天板は熱い。天日干しは晴れが続く時に網をかぶせて干し、夜は取り込む。冷ましてから密閉して保存し、早めに食べ切る。カビやぬめりや嫌なにおいがあれば食べない。迷ったら食べない

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