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庭や道ばたで、頭のあたりが細長い、大きな黒っぽい虫が歩いているのを見て、「あれは何だろう」と足を止めることがありますよね。調べると「オサムシ」と「マイマイカブリ」が出てきて、別の虫なのか、同じなかまなのか迷ってしまいます。
先に結論です。マイマイカブリは、オサムシのなかまのひとつです。頭と胸が細長く、全体が大きめで黒っぽいのが目印になります。そして、オサムシのなかまは触ると、においのある液を出すことがあるので、素手でつかまないのが決まりです。見分け方と、見かけた時の対応を順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:体の形で見分けたい人|名前が気になる人|触ってしまった人|家の中に入っている人|子どもやペットが心配な人
見分けの早見表——細長い頭と胸・大きめの黒い体
マイマイカブリかどうかは、体の形を見るのがいちばん早い方法です。次の表の目印がそろうかを見てみましょう。
| 見る所 | マイマイカブリの目印 |
|---|---|
| 頭と胸 | 細長い |
| 全体の大きさ | 大きめ |
| 体の色 | 黒っぽい |
| なかま | オサムシのなかまのひとつ |
頭と胸が細長くない、ふつうの形の黒っぽい歩く虫なら、オサムシのなかまのほかの虫や、別の虫かもしれません。その場合は、離れた所から写真を撮って、図鑑と見比べてください。小さめで石の下にいた虫なら、オサムシとゴミムシの違いのほうが近いかもしれません。
写真に撮る時は、真上からと横から、2方向あると見比べやすくなります。真上からは体全体の形が、横からは頭と胸の細長さが分かります。近づきすぎず、虫に触れない距離を保って撮ってください。
図鑑と見比べる時は、次の順番で写真を見ると、迷いにくくなります。
- 頭と胸の形を見ます。細長いかどうかが、いちばんの手がかりです
- 全体の大きさを、周りの石や落ち葉と比べて思い出します
- 体の色を見ます。光の当たり方で、黒さが違って見えることもあります
- 見かけた場所と日付をメモしておくと、あとで調べやすくなります
色や大きさには、同じなかまでも違いがあることがあります。
地域によって見た目が変わることもあるので、ここでは細かい違いを決めつけません。目印は「頭と胸が細長い」「大きめ」「黒っぽい」の3つだけ覚えておけば、見かけた時に迷いにくくなります。
名前のわけと食べ物——カタツムリを食べることで知られる
マイマイカブリは、カタツムリを食べることで知られています。「マイマイ」はカタツムリのことで、名前もそこから来ていると言われます。
カタツムリを食べる、と聞くとぎょっとする人もいるかもしれませんが、こちらから何かする必要はありません。庭で見かけても、追いかけたり、つかまえようとしたりせず、離れて眺めるだけにしておきましょう。
観察するときは、虫から少し離れた所でしゃがんで、動きをしばらく眺めるだけにします。急に近づいたり、影を落としたりすると、驚いて走り出すことがあります。写真を撮り終えたら、そっとその場を離れましょう。
黒くて大きい虫は、見た目が強そうで不安になります。
けれど、素手でつかまなければ、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。近づく時は足元を見て、踏まないように気をつけてください。
触るとにおいのある液を出すことがある——素手でつかまない
オサムシのなかまは、触ると、においのある液を出すことがあります。においの正体が分からなくても、対応は変わりません。覚えておくことは、次の3つだけです。
- 素手でつかまない。手にのせて観察することも、しません
- 触ったら石けんで手を洗う。においが気になる時も、まず洗います
- 目や口のまわりをさわらない。手を洗う前に顔に触れないようにします
うっかり触ってしまったら、あわてず、そのまま流しへ行って石けんで洗いましょう。洗ったあとも目がちくちくする、赤くなる、といった様子が続く時は、無理せず医療機関に相談してください。
子どもは、大きな虫を見ると手を伸ばしたくなります。「触らないで、見るだけ」と先に伝えておくと安心です。犬や猫が追いかけて口に入れてしまうこともあるので、外で見かけたら近づけないでください。
庭や家の中で見かけた時——離れて見るか、コップと紙で外へ
庭や外の道にいる時は、そのままそっとしておきます。追いかけたり、石や落ち葉をひっくり返したりしなくて大丈夫です。
家の中に入ってきた時は、素手でつかまず、コップをかぶせて下に紙を差し込み、そのまま外の草や木の根元へ放す。手順は3つです。
- コップをかぶせる。虫が止まった時を待って、上から透明なコップをゆっくりかぶせます
- 紙を差し込む。コップと床の間に、少し硬さのある紙をすべらせてふたをします
- 外へ放す。コップと紙を合わせたまま外へ出て、草や木の根元へ放します
歩く虫は、追いかけると逃げ回って見失いやすくなります。止まるまで少し待ってからかぶせるほうが、うまくいきます。見失った時は、部屋のドアを閉めておけば、ほかの部屋へ広がりません。
外へ出す間は、子どもとペットに別の部屋で待ってもらうと安心です。使ったコップと紙は洗うか処分して、食器とは分けておき、外へ出せたら手を洗っておきます。
家の中に入ってくる道すじが気になる時は、網戸を閉めてるのに虫が入る原因で、窓や網戸のすき間の見直し方を確かめられます。
ゆきこ( ゚Д゚)『大きくて黒い虫を見ると、つい名前を知りたくなりますよね。でも、触らずに写真を撮って、あとで図鑑を開くくらいの距離が、ちょうどいいと思います』
💡 この困りごとへの提案
見かけた虫の名前を落ち着いて調べたい時は、昆虫図鑑があると便利です。写真と見比べながら、体の形や大きさを確かめられます。
子どもとペットのために——見るだけにして、手を洗う
- 子どもには、「触らないで見るだけ」と先に伝えておきます
- 犬や猫は、虫に近づけず、リードや抱っこで離れます
- 触ってしまったら、石けんで手を洗い、洗う前に目や口のまわりをさわらないようにします
- 虫を飼うことはしません。外で見かけても、持ち帰らず、そっと見送ります
- 卵や幼虫に触らない。土の中や落ち葉の下で見つけても、そのままにします
よくある疑問——危なくない?つかんでもいい?
Q. マイマイカブリは、オサムシと別の虫ですか?
オサムシのなかまのひとつです。頭と胸が細長いのが目印です。
Q. 素手でつかんでもいいですか?
つかまないでください。触ると、においのある液を出すことがあります。コップと紙を使ってください。
Q. 触ってしまいました。
石けんで手を洗い、目や口のまわりをさわらないようにします。
Q. 見分けがつかない時はどうしますか?
名前を決めなくて大丈夫です。写真を撮って、図鑑と見比べてください。
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小さめの黒い虫はオサムシとゴミムシの違いで、家の中に入る虫の対策は網戸を閉めてるのに虫が入る原因で確かめられます。お弁当まわりの手入れなら、弁当箱のパッキンのカビと落ちない汚れも参考になります。
まとめ:頭と胸が細長い黒い虫は、触らず離れて見る
- マイマイカブリは、オサムシのなかま。頭と胸が細長く、全体が大きめで黒っぽいのが目印です
- カタツムリを食べることで知られ、名前もそこから来ていると言われます
- 素手でつかまない。触ると、においのある液を出すことがあります
- 触ったら石けんで手を洗い、目や口のまわりをさわりません
- 家の中では、コップをかぶせ、下に紙を差し込み、外の草や木の根元へ放します
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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