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パンク修理をしようと思ったら、肝心のタイヤレバーが見当たらない。そんな時、家にあるドライバーやスプーン、箸で代用できないか考える人は多いと思います。休日で自転車店が開いていない、出先で急に困った、というタイミングだとなおさらですよね。検索すると裏ワザ的な方法も出てきますが、実は向き不向きがはっきり分かれる作業なんです。
先に結論をひとつ。代用できる道具とできない道具ははっきり分かれていて、金属の刃物や先のとがった物は避けたほうがいいです。チューブに穴を開けたり、手を切ったりする原因になります。逆に言えば、コツさえつかめば道具がなくても外せることも多いんです。代用の早見表、ビードが外れない時のコツ、はまらない時の対処、次に備える道具まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:代用できるか知りたい人|ビードが外れない人|はまらなくて困っている人|100均レバーが気になる人|次に備えたい人
代用できる・できないの早見表——刃物や先のとがった物は避ける
まず、タイヤの外し方は前輪タイヤの外し方で、車輪ごと自転車から外してから作業するのが基本です。車輪を自転車に付けたままタイヤだけを外そうとすると、力が入りにくく、かえって時間がかかってしまいます。その上で、レバーの代用を考えてみましょう。
| 道具 | 向き不向き | 理由 |
|---|---|---|
| 金属スプーンの柄 | 慎重に使えばOK寄り | リムを傷めやすいので当て方に注意 |
| プラスチックのヘラ | OK寄り | リムを傷めにくく代用に向く |
| ドライバー | NG | 先が鋭く、チューブに穴が開きやすい |
| カッター・ハサミ | NG | 刃物なので、けがとチューブの傷の両方の危険 |
| 箸 | NG | 折れやすく、破片でけがをすることも |
| 手だけ | コツ次第でOK | タイヤが柔らかければ道具なしでも外せることが多い |
ドライバーやカッター、箸をタイヤレバーの代わりに使うのはやめてください。チューブに穴を開けてしまったり、滑って手を切ったりする原因になります。急いでいる時ほど力任せになりやすく、けがにつながりやすいので注意してください。手元にあるなら、プラスチックのヘラや、丸みのある金属スプーンの柄のほうがまだ安全です。
ビードが外れない時の3コマ——空気を抜き切ってから
- 空気を抜き切る。バルブを押して、最後まで空気を抜きます。少しでも残っているとビードが硬く感じます
- タイヤ全体を両手で押して、ビードを中央の溝に落とす。リムの中央は少しへこんでいて、そこにビードを落とすとゆるみが出ます。全周をぐるっと一周押すのがポイントです
- 反対側から親指で押し、少しずつずらしていく。一点に力を集めるより、少しずつ範囲を広げるほうが外れやすいです
作業中は、リムのふちで手を切らないように、できれば手袋をつけてください。ふちは思ったより鋭いことがあります。爪を立てて作業する人もいますが、力を入れ続けると爪を痛めることもあるので、指の腹を使うくらいの感覚で進めるとちょうどいいです。
はまらない時のコツ——手のひらで転がす、レバーで押し込まない
外す時とは逆に、新しいタイヤやチューブを入れる時に「はまらない」と困ることもあります。
- 最後の数十センチは、手のひら全体で転がすように押し込む
- レバーでチューブごと押し込まない。チューブを挟んでしまい、空気を入れた時にパンクの原因になります
- タイヤが硬い時は、少し空気を入れてチューブを軽く膨らませてから作業すると入れやすくなります
- 作業前に、リムとタイヤの内側にベビーパウダーなどを薄くはたいておくと滑りがよくなります
それでも入らない時は、タイヤのビードワイヤーが伸びて変形している可能性があります。無理に押し込まず、買い替えも検討してください。
100均レバーの限界——硬いタイヤには力不足なことも
100円ショップのタイヤレバーは、軽い作業には十分役立ちます。ただ、プラスチックの厚みが薄く、硬いタイヤやビードワイヤーの固い製品では、力を入れた時に折れることがあります。折れた破片で手を切るおそれもあるので、力任せに曲げるのは避けてください。1本で作業を進めるより、2〜3本を使って少しずつ範囲を広げるほうが、1本あたりにかかる力を減らせます。
頻繁にパンク修理をする人や、太めのタイヤを使っている人は、丈夫な樹脂製や金属芯入りのレバーを選んだほうが、結果的に作業がスムーズです。買う時は3本セットになっている物を選ぶと、外す作業と、入れる作業の両方に使い回せて便利です。
次に備える——パンク修理キットを1セット持っておく
タイヤレバーは、パッチやゴムのりとセットになったパンク修理キットに入っていることが多く、1つ持っておくと今回のような「レバーがない」という事態を防げます。自転車のサドルの下や玄関の収納に置いておけば、いざという時にすぐ手が届きます。空気の入れ方や適正圧は、タイヤの側面に書かれた表示の範囲を守ってください。
なお、車輪を外すところから振り返りたい人は、前輪タイヤの外し方もあわせてどうぞ。前輪だけを自分で扱い、後輪は変速やブレーキが絡むので店に任せるのが基本です。タイヤやチューブの作業が終わって車輪を自転車に戻したあとは、ブレーキの開放を元に戻したかを確認し、必ず低速で効きを確かめてから普段の速度に戻してください。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、レバーがない時にドライバーで代用しようとして手を切りそうになった、という話はよく聞きます。プラのヘラを1つ、サドルバッグに入れておくだけでかなり安心ですよ。道具があるだけで、焦らず落ち着いて作業できるのも大きいと思います』
パッチとゴムのり、タイヤレバーがセットになったパンク修理キットを1つ用意しておけば、次にレバーが見当たらない時にも困りません。出先での応急対応にも役立ちます。
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まとめ:刃物・先のとがった物は避ける。空気を抜き切ってから作業
- ドライバー・カッター・箸は代用にしない。穴やけがの原因になります
- プラのヘラや金属スプーンの柄は慎重に使えばOK寄り
- 空気を抜き切ってから作業する。少し残っているだけで固く感じます
- はまらない時は手のひらで転がす。レバーでチューブを挟まない
- 車輪の脱着は前輪だけ・後輪は店。作業後は低速で効きを確認
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手順を1枚にまとめました。



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