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雨や雪の日に靴がぐっしょり濡れて、朝までに乾かしたい。そんな時、布団乾燥機の温風を使えないかな、と考える人は多いですよね。靴用のアタッチメントがあれば簡単そうですが、持っていない場合は、どうしたらいいのか迷います。
先に結論をひとつ。アタッチメントがなくて、お使いの機種の取扱説明書に靴を乾かす方法が書いていない場合は、ノズルを靴に差し込んだり、袋で囲ったりしないでください。熱がこもって、本体も靴も傷めるおそれがあるからです。代わりにできることを、順番に見ていきます。
ケース別に読む:アタッチメントがない人|説明書に靴の使い方がある人|靴の素材が気になる人|代わりの乾かし方を知りたい人|やってはいけないことを知りたい人
布団乾燥機で靴を乾かす、アタッチメントがない時はどうする?
靴用のアタッチメントは、温風を靴の中にほどよく送るための部品です。風の量や向き、靴との距離が、その形に合わせて設計されています。これがない機種では、同じことはできません。
よくある「応急処置」は、ノズルを靴の口に差し込んだり、ビニール袋で靴ごと囲んだりすることです。でも、これは説明書にない使い方です。次のような問題が起きるおそれがあります。
- 熱がこもる:風の出口がふさがれて、本体が過熱することがあります
- 靴が傷む:熱が一か所に集中して、縮み、変形、接着のはがれが起きることがあります
- やけどのおそれ:熱くなった靴を、そのまま履いてしまうことがあります
説明書に靴の使い方がなく、アタッチメントも付いていない機種では、靴には使わないと決めておくのが安心です。ネットで見かけた他の機種の使い方を、自分の機種に当てはめないでください。洗濯物を乾かす場合の考え方は布団乾燥機で洗濯物を乾かすにも書いています。
説明書に靴の使い方がある機種で、部品だけない時
説明書に靴を乾かす方法が書いてあるのに、アタッチメントをなくしてしまった、という場合は話が別です。使い方自体は認められているので、部品を手に入れる道を探します。
- 説明書で、部品の名前と形を確かめる。付属品の欄に書いてあります
- メーカーに、部品だけ取り寄せられるか問い合わせる。機種名(本体のラベルに書いてあります)を伝えます
- 届くまでは、靴には使わない。他の部品で代用しません
- 部品が届いたら、説明書の手順で。取り付けの向きと、使える靴の種類を守ります
部品の取り寄せができない機種もあります。その時は、この記事の「代わりの乾かし方」を使いましょう。
熱で傷む靴の見分け方——素材ごとの早見表
アタッチメントが付いている機種でも、靴の素材によっては、熱で傷みます。靴の中や外のタグ、取扱表示を確かめてください。
| 靴の素材・部分 | 熱への強さ | 起きやすい傷み |
|---|---|---|
| 革(本革) | 弱い | ひび割れ、固くなる、縮み |
| 合皮 | 弱い | 表面のはがれ、変形 |
| 接着剤でつけた底 | 弱い | 底がはがれる |
| エナメル | 弱い | 表面のべたつき、変色 |
| ゴムの長靴 | 弱い | ゆがみ、ひび割れ |
| スポンジの中敷き | 弱い | 縮み、ちぎれ |
| 布のスニーカー・上履き | 表示で可なら比較的よい | 底や接着部分は注意 |
表の「弱い」に当てはまる靴は、アタッチメントがあっても避けたほうが安心です。迷った時は、使わないのがいちばん確実です。熱を使う靴の乾燥機そのものについては、靴乾燥機はダメ?に素材別の可否をまとめています。
代わりの乾かし方——新聞紙・陰干し・風通し
熱を使わなくても、靴は乾かせます。むしろ、靴の傷みを防ぐ意味では、この方法がいちばんおすすめです。
- 中敷きを外して、別に干す。靴の中の湿気が逃げやすくなります
- ひもをゆるめて、靴の口を大きく開く
- 新聞紙を丸めて、つま先まで詰める。濡れた靴の水分を吸ってくれます
- 新聞紙が湿ってきたら、取り替える。数回くり返すと乾きが早くなります
- 風通しのよい日陰に、つま先を上にして立てる。直射日光や暖房器具の前に置かないでください。熱で変形する原因になります
💡 この困りごとへの提案
靴を立てて干せるシューズハンガーがあると、地面や床に接しないので風が回り、底まで乾きやすくなります。靴を何足も干す冬には、重宝します。もちろん、持っている物干しや棒で代わりにすることもできます。
子どもの上履きも同じ方法で乾かせます。朝までに間に合わせたい時は、新聞紙を取り替える回数を増やし、風の通る場所に置いてください。靴のにおいが残る時は、アルミホイルで靴の匂いは消える?も参考になります。
やってはいけないこと——使うなら説明書の範囲で
説明書に靴の使い方があり、アタッチメントも手元にある場合でも、次の点は守ってください。
- 説明書にない使い方をしない。ノズルを靴に押し込む、袋で囲うなどは避けます
- 使っている間は、そばにいる。寝ている間や外出中には使いません
- 乾かした靴を、すぐに履かない。熱が残っていることがあります。冷めてから履き、熱い風を足に直接当てません
- 焦げ臭い、煙が出る、異常に熱い時は、すぐスイッチを切ってプラグを抜き、使うのをやめて、メーカーや販売店に相談します
- 自分で分解したり、部品を改造したりしない
布団乾燥機の風が弱い、温風が出ないなどの不調は、靴に限らず機種の点検が必要かもしれません。布団が温まらない時の見直し順は、布団乾燥機で布団全体が温まらないにまとめています。
最後に、乾かしたあとのことも少し。靴が乾いたら、中敷きを戻す前に、靴の中を手でさわって、つま先やかかとの奥まで湿り気が残っていないか確かめてください。表面が乾いていても、つま先の奥にだけ水分が残ることがあります。残っていると、においやカビの元になります。
また、同じ靴を毎日履き続けると、中の湿気が抜けきらないまま次の日を迎えてしまいます。雨の季節や雪の日が続く冬は、靴を2足以上で交代して、1日休ませる使い方が、靴にもやさしいです。休ませる間は、先ほどの新聞紙と陰干しの方法が役に立ちます。
よくある質問
ドライヤーで靴を乾かしてもいいですか?熱が一か所に集中しやすいので、おすすめしません。使う場合は、離して、短い時間で、そばを離れずにしてください。素材によっては傷みます。
新聞紙がない時は?吸水性のある紙や、使い古しの乾いたタオルを丸めて詰める方法もあります。濡れたら替えるのは同じです。
革の靴が濡れてしまいました。熱で乾かさず、形を整えて、風通しのよい日陰で時間をかけて乾かします。傷みが気になる時は、靴の修理店に相談してください。
ひもの靴は、ひもをどうすればいいですか?完全にほどいて、舌の部分(ベロ)を前に倒すと、中に風が入りやすくなります。ひもだけ別に乾かしてもかまいません。
ゆきこ( ゚Д゚)『靴は、焦って熱で乾かすより、新聞紙と風でゆっくり乾かすほうが、結局いい状態で長持ちする気がします。急ぐ日ほど、予備の靴があるといいですよね』
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靴乾燥機の素材別の可否は靴乾燥機はダメ?、靴のにおいはアルミホイルで靴の匂いは消える?、洗濯物の場合は布団乾燥機で洗濯物を乾かすにまとめています。
まとめ:説明書にない使い方はせず、新聞紙と風で乾かす
- アタッチメントがなく、説明書に靴の使い方もない機種は、靴に使わない
- 使い方はあるが部品だけない時は、メーカーに取り寄せを問い合わせる
- 革・合皮・接着底・エナメル・長靴は熱に弱い。避ける
- 代わりは、中敷きを外して新聞紙を詰め、日陰で立てる
- 使用中はそばにいる。焦げ臭い・異常に熱い時はすぐ止めて相談する
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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