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ふと窓を見たら、ブラインドの羽の上に灰色のほこりがうっすら。1枚ずつ拭くのかと思うと気が遠くなって、見なかったことにした経験、ありませんか。うちも寝室のブラインドを半年くらい放置して、朝日が差し込んだときに羽の縁がくっきり白く見えて、さすがに観念しました。
先に結論をひとつ。ブラインドの掃除は、羽を1枚ずつ「挟んで」なでるのがいちばん楽で、道具は100均で全部そろいます。ゴシゴシ拭く必要はなくて、コツは道具の選び方と順番のほう。日常のほこり取り、月1回の水拭き、台所の油汚れ、ほこりを付きにくくする工夫まで、順番に見ていきましょう。
ブラインドのほこりを一番楽に取る方法——「上から下へ、1枚ずつ挟む」
ブラインドの羽は表と裏の両面にほこりが乗ります。片面ずつ拭くと単純に倍の手間なので、羽を指で挟んで、表裏を同時になでるのが基本の動きです。
- 羽を水平にする。コードやバーで羽を水平に開き、羽と羽のすき間を作る
- 上から下へ。ほこりは下に落ちるので、いちばん上の羽から始める。下から始めると、あとで上のほこりが落ちてきてやり直しに
- 手袋をはめた手で1枚ずつ挟み、端から端へすっとなでる。力はいりません。羽の縁で指を切らないよう、羽の角を握り込まないように
- 羽を反対向きに倒して、もう一度。羽を裏返すと、さっき届かなかった面が出てくるので、もう一往復
- 最後に床に落ちたほこりを掃除機か粘着ローラーで。窓辺のほこりは、床掃除の前にやると二度手間になりません
高い位置のブラインドは、脚立を使うなら平らな場所に置いて、片手はどこかに添えるくらいの気持ちで。背伸びして届かない羽は、この後で書くブラシに柄を足したほうが安全です。
100均で揃う道具——ブラインドクリーナー・マイクロファイバー手袋・ブラシ
- マイクロファイバーの手袋。掃除用手袋として売られています。手そのものが雑巾になるので、羽を挟んでなでる動きがいちばんやりやすい。日常のほこり取りはこれ1つで十分。汚れたら洗濯機で洗って繰り返し使えます
- ブラインドクリーナー(3枚刃や5枚刃のブラシ)。マイクロファイバーのはさみ状のブラシで、一度に2〜3枚の羽を表裏いっぺんに挟めるもの。羽の枚数が多い大きな窓には、これがあると早い。羽の幅に合わないと空振りするので、羽の幅(25mmか15mmが多い)を測ってから
- ハンディモップ(ほこり取り)。ふわふわの静電気で吸い付ける型。羽を挟めないので取りこぼしはあるものの、来客前にさっとなでたいときに便利。柄が伸びるものなら高い位置も届きます
- 掃除機のブラシノズル。100均のノズルを付けて、羽と平行に弱で吸う。ほこりが舞い上がらないのが利点。羽を吸い込んで曲げないよう、吸引は弱、羽は水平で
- 粘着ローラー。床に落ちたほこりの回収と、羽の端にこびりついた綿ぼこりに
最初に買うなら、手袋1双とブラインドクリーナー1本。合わせて220円で、寝室の窓1つが10分くらいで終わります。
軍手と靴下、どっちがいい?——乾拭きは軍手、水拭きは靴下
「手袋を買わなくても、軍手や古い靴下でいいのでは?」という声、よく聞きますし、実際どちらも使えます。ただ向き不向きがあって、
- 軍手(乾いた状態):繊維が太いので、乾いたほこりをからめ取るのが得意。安いので使い捨て感覚で使えます。ただ、濡らすと水を含みすぎて羽がびしょびしょに
- 古い靴下(手にはめて固く絞る):伸びるので手にぴったりで、固く絞ると水拭きにちょうどいい湿り気になります。水拭きの日は靴下、と覚えておくと迷いません
- マイクロファイバー手袋:細い繊維で細かいほこりまで取れて、乾拭きにも水拭きにも。買うならこれですが、なければ「乾拭きは軍手・水拭きは靴下」で十分です
月1の水拭き——固く絞って、素材で分ける、拭いたら乾かす
ほこり取りだけだと、羽の表面に薄い膜のような汚れが残ってきます。月に1回くらい、固く絞った布で水拭きすると、羽のくすみが取れて部屋が明るく見えるんです。ただし素材で扱いが変わります。
- アルミ製(いちばん多い):水拭きOK。固く絞ったマイクロファイバーか靴下で、羽を挟んで一方向に。拭いたあとは羽を開けて風を通し、しっかり乾かす。水気が残るとコード周りにさびや汚れが出ます
- 木製・竹製:水拭きは反りや変色の原因に。乾拭きが基本で、どうしてもという汚れは固く絞った布でさっと拭いて、すぐ乾いた布で水気を取る
- 布製(縦型やプリーツ):はたきとブラシで乾拭き。洗えるかは製品の表示で
- 台所の油汚れ:ほこりと油が混ざってべたべたしたら、水拭きでは落ちません。ぬるま湯に食器用の中性洗剤を数滴溶かして布を絞り、羽を挟んで拭き、その後水拭きで洗剤分を取り、乾拭きで仕上げ。洗剤が残るとほこりが付きやすくなります
水拭きのときも、羽の縁は薄い金属なので指を切らないように布越しで持つこと。手が濡れると滑りやすくなるので、脚立の上では特にゆっくりで。
外して丸洗いはあり?——アルミなら可、木製は不可、ただし自己責任で
「もう全部外してお風呂場で洗いたい」と思うくらい汚れていることもありますよね。アルミ製なら、外して浴室でシャワーをかけ、スポンジと中性洗剤で洗い、タオルで水気を取ってから吊るしてしっかり乾かすという方法はできます。ただ、いくつか気をつけたいことが。
- 外し方と付け方は製品ごとに違うので、取扱説明書かメーカーの案内を先に確認。金具の爪を無理に開けると割れます
- コードの中に水が残ると、乾きにくく、さびやカビの元。上の箱(羽を巻き上げる機械が入っている部分)には水をかけないのが無難
- 木製・竹製・布製は丸洗い不可。反り・色落ち・縮みの原因になります
- 羽が薄いので、洗っている最中に折れたり、指を切ったりしやすい。ゴム手袋をして、羽をまとめて持たない
- それでも、外して洗うのは製品の想定外の使い方になることが多いので、自己責任の範囲で。迷ったら、付けたままの水拭きを2回に分けるほうが安全です
コードが切れかけている、羽が下がらないという不具合が出ているブラインドは、洗う前にそちらを先に。ブラインドのひもが切れた・下がらないときの見方にまとめています。
ほこりを付きにくくする——静電気を抑えると掃除の回数が減る
ブラインドにほこりが付くのは、羽が帯電して空気中のほこりを引き寄せるからなんです。だから静電気を抑えると、そもそも付きにくくなります。
- 静電気防止スプレーを布に吹いて拭く。羽に直接吹くより、布に含ませて拭くほうがむらになりません。家にあるもので代用する方法は静電気防止スプレーの代用で詳しく
- 柔軟剤を薄めた水で拭くのも定番ですが、濃いとべたついて逆にほこりを呼びます。使うなら水1リットルに柔軟剤を小さじ半分程度のごく薄めで、拭いたあとは乾拭き
- 窓を開けるときは羽を閉じる。外からのほこりや花粉が羽に乗る量が減ります
- 週1回、手袋でさっとなでる。積もる前に取るほうが、結局いちばん楽。網戸を拭くついでにやると習慣になります。網戸を拭く向きで迷ったら網戸はどっち側から拭く?もどうぞ
ゆきこ( ゚Д゚)『寝室のブラインドを半年ぶりに拭いたら、手袋が真っ黒になって、羽の色が1トーン明るくなりました。あれ以来、洗濯物を干しに行くついでに手袋で1往復するだけ。子どもに「そのグローブ何?」と聞かれて「魔法の手袋」と答えたら、真似してやってくれるようになったのがいちばんの収穫かもしれません』
羽の枚数が多い窓や、掃除を子どもと分担したい家は、羽を数枚まとめて挟めるブラインドクリーナーが1本あると、面倒くささがぐっと減ります。
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窓まわりの掃除は、まとめてやると気持ちがいいですよ。カーテンをフックを外さずに洗う方法は、ブラインドと一緒にカーテンも洗いたい日に。網戸はどっち側から拭く?と、ほこり対策の静電気防止スプレーの代用もあわせてどうぞ。
まとめ:挟んでなでる、上から下へ、拭いたら乾かす
- 羽を1枚ずつ挟んで、上から下へなでるのが基本。力はいらない
- 道具は100均のマイクロファイバー手袋とブラインドクリーナーで十分
- 乾拭きは軍手、水拭きは固く絞った靴下でも代用できる
- 水拭きはアルミのみ。木製は乾拭き、拭いたあとは必ず乾かす
- 羽の縁で指を切らない、脚立は平らな場所、静電気を抑えて付きにくく
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手順を1枚にまとめました。



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