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パセリを買ってきて、葉の部分だけ使ったら、茎がごっそり余った。かたそうだし、そのまま食べるのは難しそう。でも、捨ててしまうのももったいない気がしますよね。付け合わせの彩りに添えられることが多い野菜なので、茎まで料理に使っていいのか、迷う人は少なくないと思います。
先に結論をひとつ。パセリの茎は、葉よりかたいけれど、食べられます。丸ごとかじるのではなく、細かく刻んで、火を通す料理に混ぜたり、煮込みの香りづけに使ったりするのが基本です。いちばんかたい根元の部分は、先に切り落としてから使います。しおれ・ぬめり・いやなにおいがある時は食べません。
余った茎の使い方、香りづけ、下ごしらえ、食べない目安と冷凍の順に見ていきます。下の図から、自分に近い章を探してみてください。
ケース別に読む:茎が食べられるか知りたい人|茎が余った人|香りづけに使いたい人|根元がかたい人|しおれた・使い切れない人
茎は食べられる——ただし葉よりかたいので「刻む」が基本
パセリは、葉の部分より茎のほうがかたい野菜です。茎の根元に近い太い部分ほどかたく、葉先に近い細い部分は、それに比べるとやわらかいことが多いです。茎は葉を支える役目をしているので、かたいのは自然なことなんですね。ですから、茎をそのまま丸ごとサラダに入れたり、長いままかじったりすると、口の中に残って食べにくく感じがちです。
そこで、使い方の考え方はシンプルです。細かく刻む。そして、できれば火を通す料理に使う。この2つを押さえておくと、茎のかたさはずいぶん気にならなくなります。刻めば口に残る長い繊維が短くなりますし、加熱すれば、生のままよりもやわらかくなりやすいからです。
もうひとつの使い方が、茎そのものを食べるのではなく、香りを移す役として使う方法です。煮込みなどに茎ごと入れて、香りが移ったら取り出します。これなら、かたさは関係ありません。
茎を使うかどうかは、その日の料理と、食べる人に合わせて決めて大丈夫です。小さな子どもや、かたい物が食べにくい人に出す時は、特に細かく刻んでください。無理に全部使い切ろうとしなくても、いいんです。
余った茎の使い方——刻んで火を通す料理に混ぜる
茎が余った時の使い方を、早見表にまとめます。分量や加熱の時間は、料理や食べる人で変わるので、ここでは考え方だけにしておきます。
| 使い方 | 向く場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 刻んで炒める料理に | ほかの具と混ぜる炒め物やチャーハン | できるだけ細かく刻む。大きいと口に残りやすい |
| スープや汁物に入れる | 具だくさんの汁物やスープ | 刻んでから入れる。長いまま入れるとかたさが目立つ |
| ソースやたれに混ぜる | 細かい具が入る肉のソースなど | みじん切りに近い細かさにして、火を通す |
| 香りづけにする | 煮込み料理やだし | 食べずに取り出す。取り出す時は熱い汁に注意 |
| 刻んで冷凍しておく | その日に使い切れない時 | 水気をふいてから。使うのは火を通す料理に |
どの使い方にも共通するのは、茎を主役にしないことです。ほかの具や調味料の中に細かくまぎれ込ませると、かたさが気になりにくくなります。逆に、茎だけを別に加熱してそのまま食べるのは、かたさがはっきり分かる食べ方なので、慣れないうちは避けたほうが無難です。
香りの面では、茎にも葉と同じ香りがあります。香りが苦手な人は、加熱する料理にほんの少し混ぜる程度から試すと、食べやすいかもしれません。
香りづけに使う——煮込みに入れて、最後に取り出す
茎のかたさが気になる時の、もうひとつの道が「食べずに、香りだけもらう」使い方です。煮込みやスープに茎を入れておき、香りが移ったところで取り出します。
- まとめて入れる。ばらばらだと取り出しにくいので、数本をひとまとめにして入れると、あとで見つけやすいです
- 最後に取り出す。入れたことを忘れて、そのまま盛りつけないように。入れた本数を覚えておきます
- 取り出す時はやけどに注意。熱い汁がはねやすいので、菜箸やトングを使い、鍋のそばを離れないようにします
- 子どもが食べる料理は特に確認。かたい茎が残ったままだと、口に残りやすく、のどに詰まる心配もあります
取り出した茎は、そのまま処分して構いません。香りが移ったあとの茎は、食べるのには向かないことが多いからです。もったいなく感じる時は、細かく刻んで、火を通す別の料理に混ぜる道もあります。
煮込みに入れる茎も、洗って水気を切ったものを使います。洗い方はパセリの洗い方にまとめています。
かたい根元は切り落とす——下ごしらえの手順
刻む前に下ごしらえをしておくと、茎がぐっと使いやすくなります。手順は3つです。
- 洗う。ボウルにためた水の中で、振るようにして洗います。縮れた葉の間に汚れが入りやすいので、茎のほうまで水に通します
- 水気をふく。キッチンペーパーで押さえて水気を取ります。濡れたままだと、刻む時に包丁がすべりやすくなります
- 根元を切り落として刻む。いちばんかたい根元の部分を落とし、残りを細かく刻みます
刻む作業で気をつけたいのが、手元です。茎は細くて丸いので、まな板の上で転がりやすく、押さえる手が危なくなりがちです。押さえるほうの指先は丸めておき、安定したまな板の上で、ゆっくり切ってください。小さめのまな板が1枚あると、パセリのような少量の野菜を切る時に、出し入れが楽です。
切り方のコツとしては、茎を縦に細く裂いてから横に刻むと、さらに細かくなって、口に残りにくくなります。ただし、細くなるほど指を切りやすくなるので、無理に細かくしようとせず、包丁の動きに集中できる範囲でどうぞ。
ゆきこ( ゚Д゚)『茎って、「全部使い切らなきゃ」と思うと途端にハードルが上がるんですよね。刻めるところだけ使って、かたい根元は手放す。それくらいの割り切りのほうが、続けやすいと思います』
食べない目安と冷凍——しおれ・ぬめり・においがあれば食べない
茎が余ったからといって、傷みかけた物まで使い切る必要はありません。次のどれかに当てはまる時は、食べずに処分します。
- ぬめりがある。触ると水っぽく崩れる
- いやなにおいがする
- 黒っぽく溶けたような部分や、変色が広がっている
- カビのようなものが見える
- 全体がしおれて、水につけても戻らない
どれにも当てはまらなくても、迷う時は食べない、で大丈夫です。もったいない気持ちより、体を優先してください。パセリの持ちは買った時の状態で変わるので、日数では判断せず、見た目とにおいで確かめます。
使い切れない時の方法が、刻んで冷凍です。手順は3つ。
- 洗って、水気をしっかりふく
- 細かく刻む
- 平らにならして袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫へ
平らにしておくと、必要な分だけ折って使えます。冷凍した茎は、凍ったまま火を通す料理に入れる使い方が向いています。生のサラダなどには、食感が変わって向きにくいことがあります。冷凍庫に入れた日を袋に書いておき、早めに使い切るようにしてください。
子どもに出す時は、細かく刻んで、少しずつ。食べ慣れない物はごく少量から様子を見ます。アレルギーのある人は、食べる前に表示や医師に確認してください。食べたあとに、口の中がかゆい、気分が悪いといったことがあれば、それ以上は食べさせず、続く時は医療機関に相談を。
💡 この困りごとへの提案
刻む作業が増えると、まな板の出し入れが面倒になりがちです。薬味やパセリを切る用の小さめのまな板があると、毎回の手間がだいぶ減ります。
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パセリそのものの洗い方はパセリの洗い方に、香りの強い野菜の食べやすくする考え方はセロリが苦い・まずいと感じる時にまとめています。台所から少し離れた話ですが、お出かけの準備で迷う時は抱っこ紐用のレインカバーがない時の代用もどうぞ。
まとめ:パセリの茎は食べられる。細かく刻み、火を通す料理や香りづけに
- 茎は葉よりかたいが食べられる。丸ごとではなく細かく刻む
- 使うなら火を通す料理に。炒め物・汁物・ソースに混ぜる
- 香りづけなら最後に取り出す。取り出す時はやけどに注意
- かたい根元は切り落とす。使い切れない分は刻んで冷凍
- しおれ・ぬめり・いやなにおいがあれば食べない。迷ったら食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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