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障子紙を買ってきたのに、枠より幅が足りない。反対に、長さが余って持て余す。サイズが合わないと、せっかく張り替えようと思った気持ちも下がりますよね。買い直すべきか、このまま工夫できるのか、迷う場面です。
先に結論をひとつ。障子紙は、幅と長さが決まったロールで売られています。枠に合わない時の基本は2つで、幅が足りない時は、2枚を桟(さん)の上で重ねて貼る。余る時は、貼ってから枠に沿って切る。つなぎ目を桟の上に置くと、目立ちにくくなります。そして買う前に、枠の内側の幅と高さを測っておくこと。測り方、つなぎ方、小さな枠の使い方、切る時のコツを順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:測り方で迷う人|幅が足りない人|余る人・小さい枠の人|切るのが不安な人|合わなくて困る人
買う前に測る——枠の内側の幅と高さ
サイズが合わない原因は、買う前の測り方にあることが少なくありません。障子の紙は、枠全体ではなく、桟(木の格子)に貼ります。そのため、測る場所は枠の内側の幅と高さです。外側の大きさや、障子全体の大きさで見てしまうと、実際に貼る面とずれてしまいます。
- 内側の幅:紙を貼る面の、左右の端から端までを測ります
- 高さ:上の端から下の端までを測ります。枠が複数ある時は、1枚ずつ測っておくと安心です
- ロールの幅と長さ:商品の表示で確かめます。枠の幅より紙の幅が狭いか広いかで、次の章の対応が決まります
障子は長年使ううちに、木が少しゆがんで、枠の大きさが上と下で違ってくることがあります。測る時は、幅は上・中・下の3か所を見て、広い所に合わせる、と覚えておくと選びやすくなります。複数の枠を同じ大きさだと思い込まず、1枚ずつ測ってメモしておくと、買う時に迷いません。
測ったあとは、数字をメモ用紙や写真に残しておくと、お店で選ぶ時に慌てません。ロールの幅は、枠の内側の幅よりも広いか狭いかを、最初に見比べます。広ければ貼ってから余りを切る、狭ければ2枚をつなぐ、と買う前から段取りを決められます。余裕を持って、少し長めのロールを選ぶと、貼る途中で足りなくなる心配も減ります。
貼る道具やのりの用意は、障子の張り替えを一人でする手順にまとめているので、続けて、紙のサイズを見ていきましょう。
幅が足りない時——2枚を桟の上で重ねてつなぐ
枠の幅より紙の幅が狭い時は、紙を2枚つなぎます。このとき大事なのが、つなぎ目の位置を桟の上に置くことです。桟の上で重ねると、重なった部分が桟の木に支えられ、紙の段差が目立ちにくくなります。桟のない所でつなぐと、重なった部分が浮いたり、影になったりして、つなぎ目が見えやすくなります。
- つなぎ目は桟の上に:縦の桟、または横の桟の上で重ねるように計画します
- 重ねる幅は桟の幅に収める:重なりが桟からはみ出さないようにします
- 先に貼る紙の位置を決める:1枚目をまっすぐ貼ってから、2枚目を重ねると、ずれにくくなります
貼る順番や、のりの量、乾かし方は、使う障子紙とのりの種類で変わります。商品の説明書がある時は、それに従ってください。つなぎ目が少し見えても、障子越しの光が通る場所ではほとんど気になりません。目立たせたくない時は、つなぎ目を部屋の奥側の枠や、家具で隠れる枠に回すのも手です。
つなぐときに迷いやすいのが、紙の向きです。ロールの紙には表と裏、そして繊維や模様の向きがある製品もあります。2枚をつなぐときは、向きがそろっているかを見てから貼ると、つなぎ目の見え方がそろいます。商品の説明書に向きの指定があれば、それに従ってください。
長さが余る・小さい枠の時——貼ってから枠に沿って切る
反対に、紙が大きすぎる時は、あらかじめ小さく切ってから貼るより、枠より少し大きいまま貼って、貼ったあとに枠に沿って切るほうが、きれいに仕上がります。先に切ってしまうと、短くて足りなくなったり、枠の曲がりに合わなかったりするからです。
状況ごとのつなぎ方と、気をつけることは、次の表で確かめましょう。
| 状況 | 考え方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 幅が少し足りない | 2枚を桟の上で重ねて貼る | 重なりが桟の幅に収まるようにする |
| 高さが足りない | 横の桟の上でつなぐ | つなぎ目を横桟の位置にそろえる |
| 長さが余る | 貼ってから枠に沿って切る | 先に切らず、貼ったあとに余りを落とす |
| 小窓・小さな枠 | ロールから必要な分を切って使う | 枠の内側より少し大きめに切る |
| 細長い枠 | 幅に合わせて細く切って貼る | 切る向きと貼る向きをそろえる |
| 幅の広い大きな枠 | 何枚かに分け、桟の位置でつなぐ | つなぎ目の位置を左右でそろえる |
小窓や、小さな枠だけ張り替えたい時は、ロールを1本まるごと使うのは余りが出ます。必要な分を切り出して使い、残りは巻き直して、湿気の少ない所にしまっておきます。次に破れた時の補修用の切れ端として取っておくと、無駄になりません。破れたときのふさぎ方は障子紙の代わりになるもので見られます。
切る時のコツ——定規を当てて、新しい刃で
貼ったあとに余りを切る時は、切り方で仕上がりが変わります。コツは3つです。
- 定規を当てる:枠の内側の線に沿って、金属の定規を押さえます。定規があると、刃が曲がらずに進みます
- 刃を新しくする:切れ味の落ちた刃は、紙を引きずって破れやすくなります。新しい刃に替えてから切ります
- 一度に深く切らない:軽く何度かなぞるように切ると、紙が裂けにくくなります
カッターは大人が扱い、使い終わったら刃をしまって、子どもの手の届かない所へ置きます。折った刃や、切れなくなった刃は、そのまま捨てずに、ふた付きの容器に入れて、自治体の分別表で出し方を確かめてください。切る時は手元が安定する範囲で行い、枠を押さえる手は刃の進む先に置かないようにします。
ゆきこ( ゚Д゚)『サイズが合わないと慌てがちですが、先に測るだけで、あとの手間がぐっと減ると思います。測るのは枠の内側、ですよね』
💡 この困りごとへの提案
定規が1本あると、測る時も切る時も使えます。ゆがみの出にくい金属の定規なら、刃を当てても欠けにくく、まっすぐ切れて安心です。
何をしても合わない時——枠ごとに選び直す
つなぐ、切る、を試しても、どうしても合わないことがあります。たとえば、枠が大きく変形している場合や、同じ部屋の枠の大きさがばらばらな場合です。そんな時は、全部を同じ紙で揃えようとせず、枠ごとに選び直す考え方が向きます。
- 枠の大きさがそろっている:同じロールでまとめて買い、1枚ずつ測って切ります
- 大きさがばらばら:大きい枠は幅の広いロール、小さい枠は小さいロール、と使い分けます
- どうしても幅が足りない:つなぎ目を桟の上に置く前提で、紙の幅を選び直します
貼り方によって、サイズ合わせのしやすさも変わります。アイロンで貼るタイプは、一度貼ると位置の直しが難しい面があるので、測ってから切る手間が増えます。特徴はアイロンで貼る障子紙のデメリットで見られます。
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破れた障子を張り替えまでどうつなぐかは障子紙の代わりになるもの、貼り方で変わる手間はアイロンで貼る障子紙のデメリット、張り替え全体の流れは障子の張り替えを一人でする手順にまとめています。貼った紙の端が浮いてきた時の考え方は、似た悩みとして保護フィルムの端が浮く直し方もどうぞ。
まとめ:測るのは枠の内側。足りなければ桟の上でつなぎ、余れば貼ってから切る
- 買う前に、枠の内側の幅と高さを測る。複数の枠は1枚ずつ測ります
- 幅が足りない時は、2枚を桟の上で重ねて貼る。つなぎ目が目立ちにくくなります
- 長さが余る時は、貼ってから枠に沿って切る。先に切りません
- 切る時は定規を当てて、新しい刃で。カッターは大人が扱います
- 枠ごとに合うロールを選び直す。変形した枠は同じ紙にこだわりません
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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