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長座布団のカバーを買い替えようとして、市販のサイズが合わなかった、という経験はありませんか。長座布団は正方形の座布団と違って寸法がまちまちで、既製品の「フリーサイズ」でも、実際に敷くと余ったり足りなかったりするんです。
先に結論をひとつ。市販品が合わない時は、自分で測って作る封筒型(ファスナーを使わない形)がいちばん早い解決策です。裁縫が得意でなくても、直線を縫うだけで形になります。縫うのが苦手、道具を出すのが面倒という人には、接着芯や布用の両面テープで留める縫わない方法もあるので、先に選択肢として頭に入れておいてください。測る場所、裁ち方、縫う順番、布の必要量、縮む分の見込み、ずれない留め方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:測り方を知りたい人|裁ち方を知りたい人|縫う順番を知りたい人|布の必要量を知りたい人|縮む分が心配な人|ずれない留め方を知りたい人
先に測る3か所——長さ・幅・厚み
市販カバーが合わない最大の原因は、長座布団の寸法が商品ごとにばらばらなことです。作り始める前に、次の3か所を測っておきましょう。
- 長さ。長辺の端から端まで
- 幅。短辺の端から端まで
- 厚み。座布団を横から見た高さ。ここを足し忘れると、カバーが浅くて入り切りません
厚みは意外と見落としがちなポイントです。長座布団は座布団より厚みのある物が多いので、長さと幅だけで裁つと、被せた時にぴんと張って外れやすくなります。厚みの分を「マチ」として四辺に足すのが、ぴったり収まるコツです。測る時は、メジャーをぴんと張りすぎず、実際に座って沈んだ状態に近い厚みで測ると、仕上がりに余裕が出て出し入れもしやすくなります。数字はメモに書き留めておくと、裁つ段階で見返す時に迷いません。
封筒型(ファスナーなし)の裁ち方——長辺と重なり分の計算
封筒型は、1枚の布を長座布団に巻きつけるようにして、片側の端を重ねて閉じる作り方です。ファスナーもマジックテープも使わず、重ねた部分に手を入れて中身を出し入れします。裁つ布の大きさは、次の式で決まります。
裁つ布の長さ =(長座布団の長さ+厚み×2+縫い代)+(重なり分 15〜20cm)
裁つ布の幅 = 長座布団の幅+厚み×2+縫い代
重なり分を長めに取っておくと、中身がずれても布が外れにくくなります。反対に重なりが短すぎると、座った時にめくれてしまうので、最低でも15cmは確保してください。
縫う順番——端の始末→中表に折って両脇→返す
裁ち終えたら、いよいよ縫う工程です。ミシン・裁ちばさみ・目打ちを使う作業なので、手元をよく見ながら進めてください。指先や布を押さえる手をけがしないよう、針の下に指を入れないことが基本です。
- 裁った端をほつれ止めする。ジグザグ縫いか、ほつれ止め液で処理しておくと、洗濯を重ねても糸がほどけません
- 中表(表と表を内側にして合わせる)にして両脇を縫う。まち針は数を決めて打ち、縫い終えたら本数が合っているか数えて確認します。針が布の中に残ったままにならないよう、始める時と終わる時は必ず数を照らし合わせてください
- 返し口から表に返し、角を目打ちで整える。目打ちは先がとがった道具なので、押し出す方向に指を置かないようにしましょう。最後に返し口を縫い閉じれば完成です
裁縫の道具は、どれも扱いを間違えるとけがにつながります。特にミシン・裁ちばさみ・目打ちは、使い終えたらすぐに片づける習慣をつけておくと、後で慌てて探したり、うっかり踏んだりすることが減りますよ。小さな子どもが同じ部屋にいる時は、作業台の上に道具を置きっぱなしにせず、ケースにしまってから席を離れると安心です。
布の必要量の早見表——幅110cmで足りるか
一般的な長座布団のサイズを目安に、必要な布の長さをまとめました。幅110cmのオックス生地を想定しています。
| 長座布団の長さ | 必要な布の長さの目安 | ひとこと |
|---|---|---|
| 約120cm | 約1.5m | 幅110cmなら余裕あり |
| 約150cm | 約1.9m | 重なり分を含めた目安 |
| 約180cm以上 | 約2.3m〜 | 長い物は継ぎ目の位置も検討 |
幅110cmの生地なら、長座布団の幅方向はほとんどの場合1枚でまかなえます。長さが180cmを超える大判の長座布団は、継ぎ目を作るか、幅の広い生地を探すかの判断になるので、購入前に必要量を布地屋さんで確認してもらうと安心です。柄物を選ぶ時は、柄の繰り返し単位の分を余分に見込んでおくと、重なり部分で柄がずれて見える心配が減ります。
縮む分の見込み——水通し
裁つ前に、布は一度水通し(水に浸してから陰干しする下準備)をしておいてください。綿素材のオックス生地は洗濯で1〜3%ほど縮むことがあり、水通しをしないまま裁つと、完成後の洗濯でサイズが合わなくなることがあります。
水通しをしたら、生乾きの状態でアイロンをかけて生地を整えます。この時、アイロンは当て布をして直接当てないでください。生地によっては熱でテカりや縮みむらが出ることがあります。蒸気のやけどにも注意して、アイロンのコードを垂らしたままにしないようにしましょう。作業の合間にアイロン台から離れる時は、電源を切っておくと安心です。
ずれない留め方——面ファスナー・角に紐
封筒型は構造がシンプルな分、使っているうちに中身がずれてくることがあります。気になる場合は、次のどちらかを足すと安定します。
- 面ファスナー。重なり部分の内側に縫い付けると、開閉しやすいままずれを防げます
- 角に紐。四隅に短い紐を付けて、長座布団の下で軽く結ぶ方法です
紐を付ける時は、長く垂らさないことが大切です。特に子どもが近くで過ごす部屋では、首に回るような長さの紐は避けてください。結んだ後に余った分は短く切っておくと安心です。また、こたつやホットカーペットの上で使う長座布団は、ホットカーペットの上に厚い物を重ねないようにしてください。カバーを付けたままさらに毛布などを重ねると、熱がこもりやすくなります。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、まち針の本数を数える習慣は、裁縫が苦手な人ほど身につけてほしいと思っています。数えるだけで、針が布の中に残る心配がぐっと減りますよね』
生地選びに迷ったら、まずは扱いやすい無地のオックス生地から始めるのがおすすめです。厚みがあって縫いやすく、色柄合わせもしやすいので、長座布団カバーの定番素材になっています。
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長座布団本体の洗い方は長座布団の洗い方、正方形の座布団の中身から見直したい人は座布団の洗い方、布小物づくりで他にも代用を探している人は抱き枕の代わりになるものもあわせてどうぞ。
まとめ:長さ・幅・厚みを測ってから裁つ。まち針と本数の確認を忘れずに
- 先に長さ・幅・厚みを測る。厚みを足さないとカバーが浅くなる
- 封筒型は重なり分15〜20cmを確保。短いとめくれやすい
- 縫う順番は端の始末→両脇→返す。まち針は数えて始めて数えて終わる
- 幅110cmの生地なら1枚で足りることが多い。長い物は継ぎ目を検討
- 紐は長く垂らさない。ホットカーペットの上に厚い物を重ねない
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手順を1枚にまとめました。



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