電池ケースの代用——家にある物で電池をしまう時の考え方と、気をつけること

生活

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乾電池を買い置きしたら、気づくと引き出しの中でばらばら。使いかけの物と新しい物が混ざって、どれがどれか分からなくなった、という場面は起こりがちです。専用の電池ケースを買うほどではないけれど、家にある物で代わりにできないかな、と思いますよね。

先に結論をひとつ。電池は、プラスとマイナスの端子どうしや金属に触れないように、種類ごとに分けてしまうのが基本です。ケースの代わりには、仕切りのある小物ケース、ふた付きの容器、買った時の箱が向いています。新しい電池と使用済みの電池は、同じ所に入れないこと。ボタン電池は特に、子どもの手の届かない所へ。代わりにできる物と向かない物、分け方の順番を、順に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ新しい電池をしまう→包装のまま種類ごとに分ける第2章へ ▶使用済みの電池がある→端子をテープでふさぐ第3章へ ▶ボタン電池・充電池→ふた付きで高い所へ第4章へ ▶何で代用できる?→仕切りかふた付きの容器第1章へ ▶

ケース別に読む:代わりにできる物を知りたい人|新しい電池をしまう人|使用済みの電池がある人|ボタン電池・充電池がある人|置き場所と捨て方を知りたい人|迷いを解消したい人

4コマ漫画|電池をしまう時の考え方①ばらばらで困る電池があちこちに…どこにしまおう?電池1引き出しで電池が散らばる②缶にぽいっと缶にまとめてぽいっと入れた金属の缶2金属と一緒にしまう③仕切りケースへ種類ごとに分けて包装のまま入れた仕切りケース3仕切りで当たりを防ぐ④すっきり使用済みはテープでふさごうテープ4新旧を分けて片づく

先に結論——仕切りがあって、ふた付きで、金属ではない物

電池をしまう入れ物に求められることは、実は多くありません。端子が何かに当たらないこと、中身が分かること、必要なら閉められることの3つです。この3つを満たせば、専用品でなくても代わりになります。まずは、家にある物を早見表で見てみてください。

入れ物 向く場面 ひとこと
仕切りのある小物ケース 新しい電池を種類ごとに 仕切りで電池どうしが当たりにくい。プラスチック製が扱いやすい
ふた付きの容器 使用済み・ボタン電池 ふたが閉まる物を選ぶ。透明だと中が見えて便利
買った時の箱・包装 新しい電池 端子を守るつくりなので、そのまま使うのが手軽
紙の封筒・小さな袋 使用済み(端子をふさいだ後) 1本ずつ分けて入れる
金属の缶 向かない 端子が缶の内側に当たりやすい
小銭や鍵と同じポケット・袋 向かない 端子が金属に当たる原因になる

表の下の2つが、うっかりやりがちな置き方です。お菓子の空き缶は大きさがちょうどよく見えますが、電池が缶の中で動くと、端子が金属の内側に当たります。小銭や鍵と一緒のポケットや財布も同じ。持ち歩く時は、包装のままか、ケースに入れてください。

新しい電池をしまう——包装のまま、種類ごとに

新しい電池は、買った時の包装や箱に入れたまましまうのが手軽です。箱から出してしまうと、端子がむき出しになるからです。一部を使って余った電池も、できれば元の箱に戻すか、仕切りのあるケースに移してください。

新しい電池のしまい方(3つの手順)1種類で分ける単3・単4など大きさ別に→2包装のまま使うまで開けない→3仕切りへ端子が当たらない向きにそろえる
  1. 種類で分ける。単3、単4、ボタン電池など、大きさと形ごとに区画を分けます。同じ区画に違う種類を混ぜると、取り出す時に取り違えやすくなります
  2. 包装のまま入れる。使う直前に開けると、端子を守ったまましまえます
  3. 仕切りのケースでは、端子が当たらない向きにそろえる。電池を寝かせて平行に並べ、一つの区画に1種類だけ入れます

仕切りのある小物ケースは、手芸用品や文房具、工具の整理に使う物が代わりになります。選ぶ時は、電池の長さに仕切りの深さが合っているかを、実際に電池を当てて確かめると失敗しません。ふたが閉まる物なら、引き出しの中で電池がこぼれ出ることも防げます。

古い物から先に使うために、箱の表に買った時期をテープに書いて貼っておくのも手です。新しい物と使いかけを並べておくと、どれから使うかが一目で分かります。買い置きが少ない家庭でも、種類の見分けがつくだけで探す時間がぐっと減ります。

使用済みの電池をしまう——端子をテープでふさぐ

使い終わった電池は、新しい電池とは別の入れ物に分けます。見た目では区別がつかないので、混ざると、使い切った電池を機器に入れてしまう取り違えが起こります。分けておくだけで、これを防げます。

使用済みの電池のしまい方OKNGテープで端子をふさぐふた付き容器に分ける金属の缶にばらで入れる新しい電池と同じ所に混ぜる

そして大事なのが、プラスとマイナスの端子をテープでふさぐことです。使用済みでも、電池の中にはまだ電気が残っていることがあります。端子どうしや金属に当たると、電気が流れて、熱を持つことがあるからです。

  • テープは、セロハンテープやビニールテープで足ります。端子の両側を覆います
  • 1本ずつ個別にふさぐ。まとめて巻くと、電池どうしが接した所に隙間ができることがあります
  • ふさいだら、ふた付きの容器や紙の封筒に入れる。捨てる日まで、新しい電池と離れた所に置きます
  • 液のような物が出ている電池は、素手でさわらない。手袋をして、ほかの電池と分けてください

捨てる日が決まっているなら、入れ物の外に出す日を書いたメモを貼っておくと、うっかり忘れも防げます。

ボタン電池と充電池——子どもの手の届かない所へ

ボタン電池は小さく平らで、飲み込みやすい形をしています。子どもの手の届かない高い所に、ふた付きの小さな容器に入れてしまってください。使用済みも同じです。端子をテープでふさぎ、容器に入れてから、高い棚の上などに置きます。万が一飲み込んだかもしれない時は、様子を見ずに、すぐ医療機関に相談してください。

ボタン電池と充電池のしまい方1端子をふさぐ使用済みもテープで→2ふた付きの容器小さな容器にまとめる→3高い所へ子どもの手が届かない所に置く

ボタン電池の保存の考え方はボタン電池の保存方法に、出す時の確かめ方はボタン電池の捨て方に書いています。

充電池は、充電器から外して置いておく時にも、端子が金属に当たらないようにします。充電器に挿したままにしない時は、仕切りのあるケースに入れて、種類ごとに分けるのが無難です。充電池の種類の違いは充電池の種類の違いで見ておくと、選ぶ時に迷いません。

置き場所と捨て方——熱のこもる所を避ける

入れ物が決まったら、置き場所です。熱のこもる所は避けてください。直射日光の当たる窓辺、暖房器具や家電のそば、閉め切った車内などです。湿気の多い洗面所や台所の水まわりも、向きません。

置き場所 向き・不向き 理由
引き出しや棚の中 向く 日が当たらず、温度が安定しやすい
窓辺・暖房のそば 向かない 熱がこもりやすい
閉め切った車内 向かない 温度が上がりやすい
子どもの手が届く低い棚 向かない 特にボタン電池は危ない

捨てる時は、何ゴミかを住んでいる自治体の分別表で確かめてください。乾電池、ボタン電池、充電池で出し方が違う地域があります。出す前には、端子をテープでふさいでおきましょう。

よくある迷い——ジッパー袋は? お菓子の缶は?

Q. ジッパー付きの袋でもいいですか?
1本ずつ入れて端子をふさいだ使用済みなら使えますが、新しい電池をまとめて入れると、袋の中で動いて端子が当たりやすくなります。新しい電池は、仕切りのあるケースか元の箱のほうが安心です。

Q. 金属のお菓子缶に入れてもいいですか?
おすすめしません。電池が缶の内側に当たると、端子が金属に接します。紙を敷いても、缶を持ち運ぶうちに電池が動きます。

Q. 同じ種類なら、新しい電池と使用済みを同じ入れ物に入れても?
見分けがつかなくなるので、分けてください。入れ物を2つ用意し、片方に「使用済み」と書いたテープを貼るだけでも違います。

Q. 持ち歩く時は?
包装のままか、小さな仕切りケースに。ポケットやバッグの中に、鍵や小銭と一緒にばらで入れるのは避けてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『電池って、気づくとあちこちに散らばっていますよね。種類ごとに分けて、使用済みは別にしておくと、あとで慌てなくて済むと思います』

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仕切りのある小物ケースが一つあると、種類ごとに分けやすくなります。ふたが閉まる物なら、引き出しの中で電池が動く心配も減ります。


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ボタン電池の置き方はボタン電池の保存方法、出す時の確かめ方はボタン電池の捨て方、充電池を選ぶ時は充電池の種類の違いを参考にしてください。

まとめ:端子を守って種類ごとに分ける。ボタン電池は高い所へ

  1. 端子どうしや金属に当たらないよう、種類ごとに分けてしまう
  2. 代わりは、仕切りのある小物ケース・ふた付きの容器・元の箱。金属の缶は向かない
  3. 新しい電池は包装のまま。使用済みとは別の入れ物に
  4. 使用済みはプラスとマイナスをテープでふさぐ。熱のこもる所に置かない
  5. ボタン電池は子どもの手の届かない所へ。捨て方は自治体の分別表で確かめる

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

電池ケースの代用の早見表:電池は端子どうしや金属に当たらないよう種類ごとに分けてしまうのが基本。代わりは仕切りのある小物ケース、ふた付きの容器、買った時の箱で、金属の缶や小銭と同じポケットは向かない。新しい電池は包装のまま種類ごとに、仕切りのケースでは端子が当たらない向きにそろえる。使用済みは新しい電池と別の入れ物にして、プラスとマイナスをテープでふさぎ、ふた付きの容器か封筒に入れる。ボタン電池は端子をふさいでふた付きの小さな容器に入れ、子どもの手の届かない高い所へ。熱のこもる窓辺や暖房のそば、車内は避ける。捨て方は住んでいる自治体の分別表で確かめる。

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