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紅まどんな(JA全農の登録商標)が箱で届くと、うれしい反面、「冷蔵庫に入れた方がいいのかな」「どのくらい持つんだろう」と、箱を前に手が止まることがありますよね。贈り物や返礼品で届いた時は、なおさら大事に食べたくなりますよね。
先に結論をひとつ。届いたらその日のうちに箱から出して1個ずつ点検し、重ねずに涼しい所か野菜室へ。そして早めに食べる。紅まどんなは皮も中の薄皮も薄くてやわらかい柑橘なので、扱いと保存に少しコツがいります。そのコツさえ押さえれば、おいしいうちに食べきりやすくなります。
置き場所と冷蔵庫の使い方、冷凍、柔らかい・酸っぱい時の見方、ふるさと納税で受け取る時の流れまで、順番に見ていきます。
ケース別に読む:届いたばかりの人|冷蔵庫に入れたい人|冷凍したい人|柔らかい・酸っぱい人|ふるさと納税で頼みたい人
紅まどんなはどんな柑橘?——名前と品種、扱いのコツ
保存の話の前に、名前のことを少しだけ。「紅まどんな」はJA全農が権利を持つ登録商標で、品種の登録名は「愛媛果試第28号」です。JA全農えひめの案内によると、愛媛県内のJAが品質を保証して出荷したものだけが「紅まどんな」の名前で売られています。同じ品種でも、別の名前で売られている果実があるのはこのためです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 紅まどんな(JA全農の登録商標) |
| 品種の登録名 | 愛媛果試第28号 |
| 名前で売られるもの | 愛媛県内のJAが品質を保証して出荷したもの |
| 果実の特徴 | 皮も中の薄皮もとても薄く、やわらかいと紹介されている |
保存で大事になるのは、表の「皮が薄くやわらかい」というところです。愛媛県の研究機関の資料でも、果皮がしおれやすいことが、保存を考える時の課題として挙げられています。つまり、乾かさない・押しつぶさない・冷やしすぎない、の3つに気を配ると扱いやすくなる果物なんです。
参考:JA全農えひめ「紅まどんな」/JA全農えひめ「『紅まどんな』は全農の登録商標です」(PDF)/愛媛県「『愛媛果試第28号』(紅まどんな)の鮮度保持技術の実用化」(PDF)
届いたらすぐ——箱から出して1個ずつ点検する
持ちを左右するのは、届いた日の扱いです。箱の中では果実どうしが触れ合い、運ばれる間に押されていることもあります。重ねたまま置くと、へこんだ所から傷みが広がりやすくなります。
- 箱から出す。届いたらその日のうちに、ふたを開けて中を見ます。緩衝材や仕切りがあれば外します
- 1個ずつ見る。へこみ、皮の破れ、汁がにじんだ跡、白や青緑のカビがないかを確かめます。気になる実は分けて、先に食べる分にします
- 重ねずに並べる。果実どうしが触れ合わないように並べ、涼しい所か野菜室へ入れます
カビが生えた実があった時は、その実は食べないでください。見える所を取り除いても食べない、が基本です。隣に触れていた実は、乾いたペーパーで表面をふいて別にしておき、ほかの実より先に、状態をよく見てから食べるようにします。
置き場所と冷蔵庫——日持ちと賞味期限の考え方
生の果物には、お菓子のような賞味期限が箱に書かれていないことが多いですよね。日持ちは、届いた時の状態や部屋の温度、しまい方で大きく変わります。何日持つかを日数で決めるより、置き場所を選んで、早めに食べると考えておくと迷いません。
| 置き場所 | 向く時 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 涼しい部屋 | 早めに食べきる時 | 暖房の風や日の当たる所は避ける。重ねない |
| 冷蔵庫の野菜室 | 部屋が暖かい時・少し長く置く時 | 1個ずつ包むか袋に入れて乾かさない |
| 冷凍庫 | 食べきれない分がある時 | むいて小分けに。食感は生と変わる |
冷蔵庫に入れる時は、1個ずつペーパーで包むか、保存袋に入れて口を軽く閉じ、野菜室へ入れます。皮がしおれやすいので、むき出しのまま冷気に当てると乾いてしまいます。袋の中に水滴がたまってきたら、ふいて包み直してください。
もうひとつ覚えておきたいのが、冷やしすぎないことです。愛媛県の研究機関が保存の温度を比べた試験では、かなり低い温度で長く置いた実に、いやなにおいや皮の色の落ちが目立ったという結果が出ています。家庭では、冷蔵室の奥や冷気の吹き出し口の近くより、野菜室を選ぶと安心です。
食べきれない時は冷凍——むいて小分けにする
たくさん届いて食べきれそうにない時は、冷凍も選べます。ただし、紅まどんなならではのやわらかな食感は、凍らせると生とは変わります。おいしいうちに冷凍して、半分凍った状態で食べると考えると、がっかりしにくくなります。
- 皮をむいて、房に分けるか食べやすく切る。皮ごと凍らせると、あとでむきにくくなります
- 冷凍用の保存袋に入れ、重ならないよう平らにして空気を抜く。小分けにしておくと、使う分だけ取り出せます
- 食べる時は、半分凍ったくらいで。完全に解かすと汁が出て、食感がゆるくなります
- いったん解かしたものを、また凍らせない。解かした分はその日のうちに食べます
冷凍したものも、霜がたくさんついた、色が変わった、においがおかしいと感じる時は、食べないでください。迷ったら食べない、で大丈夫です。冷凍した柑橘が苦く感じる時の考え方は冷凍みかんが苦い時の考え方と食べごろの見方、袋選びは保存袋で冷凍する前にで詳しく紹介しています。
柔らかい・酸っぱい時——追熟の考え方と食べない目安
手に取って「なんだか柔らかい」と感じても、それだけで傷んでいるとは限りません。紅まどんなは、もともと皮が薄くやわらかい柑橘として紹介されています。見るのは、柔らかさの「中身」です。
皮にハリが残っていて、押すとやわらかいだけなら、早めに食べる実に回しましょう。反対に、ぶよぶよして汁が出ている、皮が茶色く変わってきた、カビが見える時は食べないでください。においだけで決めず、見た目や手ざわりと合わせて判断します。少しでも迷ったら食べないが確実な決め方です。
酸っぱいと感じた時は、少し置いて様子を見る方法もあります。愛媛県の保存試験では、置いておく間に酸の値が少しずつ下がっていました。涼しい所や野菜室に少し置くと、酸味の感じ方がやわらぐことがあります。
ただ、長く置くほど皮はしおれ、風味も落ちていきます。待ちすぎず、ヨーグルトに合わせるなど食べ方で調整するのもおすすめです。
ふるさと納税で受け取る時——寄付の流れと届いた後
紅まどんなは、愛媛県内の自治体のふるさと納税の返礼品としても受け取れます。返礼品ページの名前に「紅まどんな」と書かれているかを確かめて選ぶと、この記事の内容とそのままつながります。
ふるさと納税は買い物ではなく、応援したい自治体への寄付です。そのお礼として返礼品が届きます。気をつけたいのは、次の点です。
- 税金の控除には上限がある。上限は年収や家族構成などで変わります
- 自己負担が2,000円になるのは、上限の範囲内で寄付し、手続きをした場合。上限を超えた分は自己負担になります
- 手続きは、ワンストップ特例か確定申告。ワンストップ特例には使える条件があります
- 発送の時期は、返礼品ページで確かめる。受け取れる日に届くよう、案内をよく読んでおきます
控除のしくみは、総務省のふるさと納税ポータルで確かめられます。気をつけたい点はふるさと納税のデメリットをわかりやすく解説でも紹介しています。返礼品が届いたら、第2章の流れで、すぐに箱から出して点検してください。
食べ方と、小さい子に出す時
紅まどんなは皮が薄くてむきにくいので、JA全農えひめでは切って食べる方法がすすめられています。横半分に切ってから、縦に放射状に切り分ける「スマイルカット」です。包丁を使う時は、まな板の上で実をしっかり押さえて切ってください。
小さい子に出す時は、のどにつまらせないよう気をつけます。
- 中の薄皮はむいて、果肉を小さく分ける
- 種が入っていたら取り除く
- 座って食べさせ、大人がそばで見守る
まだ食べ慣れていない子には、ほんの少しから様子を見てください。
ゆきこ( ゚Д゚)『届いた日に箱を開けて、1個ずつ見ておく。これだけで、あとの食べ方の段取りがぐっと楽になると思います。せっかくの紅まどんな、おいしいうちに食べきりたいですよね』
💡 この困りごとへの提案
贈り物として選ぶ時は、化粧箱入りの贈答用もあります。届いたあとに食べきれない分を冷凍するなら、冷凍用の保存袋を用意しておくと小分けがしやすくなります。
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まとめ:届いたら箱から出し、重ねずに涼しい所か野菜室へ
- 届いたらその日に箱から出し、1個ずつ点検する。重ねずに並べる
- 置き場所は涼しい所か野菜室。包んで乾かさず、冷やしすぎない
- 食べきれない分は、むいて小分けに冷凍。半分凍った状態で食べる
- ぶよぶよ・汁が出る・カビは食べない。迷ったら食べない
- ふるさと納税は寄付。控除の上限と手続き、発送時期を確かめる
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。


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