【図解】MUTT 125ccの評判|価格は57万〜69万円・エンジンはどこ製?

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「見た目が好み。でも本当に買って後悔しないかな?」——MUTT(マットモーターサイクルズ)を調べていると、必ず「中国製って本当?」「価格の割に性能は?」という声にぶつかります。この記事では、公式サイトの現行価格とスペックを突き合わせて、噂と実際のずれを整理しました。結論から言うと、よく言われている価格帯は実際より高めに広まっています。

結論:MUTTは「スタイルを買うバイク」。ただし価格の噂は大げさです

性格づけはシンプルです。走りの性能で選ぶバイクではなく、佇まいと所有感で選ぶバイク。ここは多くのレビューが一致しています。ただ、そこに乗っている「価格の話」と「どこ製かの話」は、ネット上でかなり不正確に流通しています。

よく言われていること 実際
125ccで60〜80万円くらい 日本正規の現行125ccは573,100〜693,000円(税込)。80万円のモデルはありません
国産125ccは40〜60万円だから倍近く高い 趣味性の高い国産125cc(モンキー125・スーパーカブC125の2026年モデル)は495,000円。差は約8万〜20万円です
スズキのパートナー工場(中国)で作っている エンジンはスズキGN125系の設計をベースに中国のメーカーが製造車体の組み立て・カスタム・最終検品は英国バーミンガムで行われます
ラインナップはHilts・Mastiff・Mongrelなど 現行の日本の125ccにMastiffはありません(125ccは6車種)

まず「中国製?」に答える|作る場所と仕上げる場所は別です

どこで作られ、どこで仕上がるのか ① エンジン 中国のメーカー製 スズキGN125系の 設計がベース ② 仕上げ 英国バーミンガム 組み立て・カスタム 最終の品質確認 ③ 日本へ 正規輸入元 PCI株式会社 国内の保証窓口 ④ 正規販売店 整備と部品の窓口 台数は多くない 先に近さを確認 「中国製?」の答えは、半分そう・半分違う エンジンの設計はスズキGN125系。作っているのは中国のメーカーで、 車体の組み立てとカスタム、最終の品質確認は英国で行われます。 「英国ブランドの中国製エンジン」がいちばん近い言い方です。

MUTTは英国バーミンガム(ディグベス地区)を拠点とするブランドです。ただし、エンジンとフレームを一から自社で製造しているメーカーではありません。エンジンはスズキのGN125系の設計をベースにしたもので、中国のメーカーが供給しています。そのうえで、車体の組み立て、パーツの選定とカスタム、最終的な品質確認を英国側で行う——というのが実際の作られ方です。

ですから「中国製ですか?」への答えは、半分そう、半分違うが正確なところ。「英国ブランドの、中国製エンジン」というのがいちばん近い言い方になります。

ここは価値観の分かれ目でもあります。「エンジンが中国製なら国産のほうがいい」と考えるのは筋の通った判断です。一方で、ベースになったスズキGN125系は世界中で長く作られてきた枯れた設計で、構造そのものが不安定というわけではありません。気にすべきは設計より、部品が手に入るかどうか(後述)です。

ゆきこ( ゚Д゚)『“スズキ設計”と“スズキ製造”は別モノ。製造品質や部品流通には注意が必要です!』

価格の実際|現行125ccは57.3万〜69.3万円

125ccの価格|国産の人気モデルと比べる MUTTは日本正規の税込価格。国産は2026年モデルの希望小売価格(税込) 国産125ccの例 495,000円 MUTT FSR 573,100円 Hilts・Mongrel・Sabbath 578,600円 MUTT Razorback 642,400円 MUTT DRK-01 693,000円 差は約8万円〜20万円。「倍近く高い」わけではありません とはいえ最上位のDRK-01は約20万円差。価格だけを見るなら国産が有利です ※2026年9月時点の公式サイト掲載価格。カラーや年式で変わることがあります ※国産の例はホンダ モンキー125/スーパーカブC125の2026年モデル

日本正規の公式サイトに掲載されている、現行の125ccラインナップと価格(税込)です。

モデル 価格(税込) キャラクター
FSR 125cc 573,100円 ラインナップで最も手が届きやすい1台
Hilts 125cc 578,600円 スクランブラー寄りの定番
Mongrel 125cc 578,600円 ブランドの顔とも言われるモデル
Sabbath 125cc 578,600円 太めのタイヤが目を引くタイプ
Razorback 125cc 642,400円 中間グレード。カラーは3種
DRK-01 125cc 693,000円 最上位。マットブラック/ブラック&ゴールド/ダーククローム

比較の相手も、正確な数字を置いておきます。ホンダのモンキー125とスーパーカブC125(2026年モデル)は、いずれもメーカー希望小売価格495,000円(税込)です。つまりMUTTとの差は、いちばん安いFSRで約8万円、最上位のDRK-01で約20万円

「価格の割に性能は控えめ」という評判自体は当たっていますが、その差は倍ではなく、1〜2割から4割ほど。この幅をどう見るかは、デザインにいくら払えるかという話に落ちます。

※価格は2026年9月時点の公式サイト掲載値です。年式・カラー・諸費用で変わるため、実際の支払額は販売店で見積もりを取ってください。

数字で見る125ccモデル|軽さが最大の武器

数字で見るMUTT 125(Hilts 125の公表値) 海外ディーラー掲載の公表値。年式・仕様で変わることがあります タンク 12L マット塗装が持ち味 エンジン 空冷単気筒 排気量 125cc 最高出力 12hp 最大トルク 10Nm 乾燥重量 105kg シート高 780mm

スペックの一例として、定番モデルHilts 125の公表値です(海外ディーラー掲載値・年式や仕様で変わることがあります)。

項目 数値 どう効くか
エンジン 空冷4ストローク単気筒・燃料噴射(FI) 構造が単純で、整備の勘所が分かりやすい
最高出力/最大トルク 約12hp/約10Nm 125ccとしては標準的。高速道路は走れません(原付二種)
乾燥重量 約105kg 取り回しの軽さがいちばんの美点。押し歩きや駐輪が苦になりにくい
シート高 約780mm 極端に高くはないものの、低くもありません。足つきは試乗で要確認
タンク容量 約12L 125ccとしては大きめ。街乗りなら給油の回数は少なく済みます

読み取れる性格は「軽くて、扱いやすくて、パワーは控えめ」。通勤・街乗り・近距離のカフェ巡りが得意で、長距離ツーリングや高速移動には向きません(そもそも125ccは高速道路・自動車専用道路を走れません)。

良い評判と気になる評判

良い評判 気になる評判
見た目が最高。所有欲が満たされる 配線・電装系が弱いという指摘がある
軽くて取り回しが楽 部品がすぐ届かないことがある
国産にはないデザイン性が魅力 価格の割に走行性能は控えめ
カスタムしやすく個性を出しやすい リセールバリューは高くない

並べてみると分かりやすく、良い評判はすべて「見た目と扱いやすさ」、気になる評判はすべて「維持と手放すとき」に集まっています。これがMUTTというブランドの輪郭です。

ゆきこ( ゚Д゚)『“見た目最高・実用まあまあ”というのがリアルな評判ではないでしょうか』

買う前にいちばん大事なこと|整備してくれる場所が近いか

電装系の指摘や部品待ちの話は、裏を返せば「近くに面倒を見てくれる店があるかどうか」でほとんど解決する話です。ここだけは購入前に必ず確認してください。

  • 日本の正規輸入元はPCI株式会社(MUTT MOTORCYCLES JAPAN)。公式サイトに正規販売店の検索機能があります
  • まず自宅や職場から通える範囲に正規販売店があるかを地図で確認する
  • 無い場合は、整備を引き受けてくれる近所のバイク店があるかを先に相談しておく(外車の125ccを見てくれるかは店によります)
  • 保証の範囲と期間、部品取り寄せにかかるおおよその日数を、契約前に販売店へ確認する

国産車なら「近所のバイク屋さんに持っていけばいい」で済むところが、輸入ブランドでは事前準備が要ります。店が遠いだけで、ちょっとした不調が「乗らない理由」に変わってしまう——ここがいちばんの後悔ポイントです。

買ったあとに必ず要るもの

MUTTの持ち味であるマット塗装やスポークホイールは、屋外に置きっぱなしにすると真っ先に印象が落ちる部分です。艶消し塗装は汚れが目立ちやすく、スポークは錆が出やすい。納車の日までに、せめてカバーだけは用意しておくと違います。

ヘルメットは安全に直結する装備です。国内で使うならPSCマークとSGマーク(またはJIS規格)の表示があるものを選び、通販で買う場合もサイズは実店舗でかぶって確かめてから、というのが安心です。

向いている人・向いていない人

向いている人 理由
レトロなスタイルに惹かれる人 国産車にはない雰囲気。ここが最大の価値です
街乗り・通勤がメインの人 約105kgと軽く、取り回しが楽
自分でカスタムを楽しみたい人 もともとカスタム文化から生まれたブランド
近くに正規販売店がある人 維持の不安がほぼ消えます
向いていない人 理由
長距離ツーリングが中心の人 125ccは高速道路を走れず、パワーも控えめ
故障ゼロの安心を最優先する人 電装系の指摘があり、国産ほどの安定感を求めるなら不向き
数年で乗り換える前提の人 リセールは高くありません。乗り続ける人向きです
周りに見てくれる店がない人 ちょっとした不調で長期間動かせなくなる恐れ

購入前チェックリスト

  • 正規販売店または認定販売店で購入する(公式のディーラー検索で確認)
  • モデル名と価格を公式サイトで照合する(中古では年式で装備が違うことがあります)
  • 保証の範囲・期間と、部品取り寄せの目安日数を書面で確認
  • 整備を頼める店を、自宅から通える範囲で確保しておく
  • 試乗してシート高780mm前後の足つきとポジションを確認
  • 自分の用途(通勤・街乗り・ツーリング)をはっきりさせる

よくある質問

Q. MUTTの125ccはどんなバイクですか?

小型二輪免許(AT限定不可のMT車)で乗れる、空冷単気筒・燃料噴射のレトロスタイルバイクです。乾燥重量105kg前後と軽く、街乗り・通勤・近場の散策に向きます。125ccなので高速道路と自動車専用道路は走行できません。

Q. エンジンはどこ製ですか?

スズキGN125系の設計をベースに、中国のメーカーが製造したエンジンです。スズキ本体が作っているわけではありません。車体の組み立てとカスタム、最終の品質確認は英国バーミンガムで行われます。

Q. 品質や信頼性はどうですか?

塗装や質感といった見た目の完成度は高いという評価が多く、一方で配線・電装系の弱さを指摘する声があります。国産メーカーほどの安定感を期待すると差を感じる、というのが評判の平均的な着地点です。

Q. 維持費は国産と比べてどうですか?

税金・保険(自賠責)・車検の有無といった制度上の費用は、同じ125ccなら国産と変わりません。差が出るのは部品代と、取り寄せにかかる時間です。消耗品の交換で待ちが発生することを見込んでおくと気が楽です。

Q. 中古で買っても大丈夫ですか?

台数が少ないぶん選択肢は限られます。中古を見るなら、電装(ライト・ウインカー・メーターの点灯)とバッテリーの状態、スポークの錆を重点的に。保証が付くか、その店で整備を受けられるかも合わせて確認してください。

Q. カスタムは自由にできますか?

もともとカスタム文化から生まれたブランドで、いじる楽しさは魅力の一つです。ただし灯火類・マフラー・ミラーなどは保安基準に関わるため、車検のない125ccでも整備不良にならない範囲で。販売店に相談しながら進めるのが確実です。

Q. 女性でも扱えますか?

乾燥重量105kg前後は125ccとして軽い部類で、取り回しは難しくありません。ネックになるとすればシート高780mm前後の足つきです。身長によっては停車時につま先立ちになるので、必ず実車にまたがって確かめてください。

Q. Mastiffという125ccはありますか?

現行の日本の125ccラインナップにMastiffはありません。125ccはFSR・Hilts・Mongrel・Sabbath・Razorback・DRK-01の6車種です(2026年9月時点)。ネット上の解説は情報が古いことがあるので、車種名は公式サイトで確認してください。

まとめ|MUTT125ccは「スタイルを買うバイク」

MUTTの125ccは、走行性能ではなく雰囲気と所有感を楽しむための一台です。ここは間違いありません。

  • 価格は573,100〜693,000円(税込)。国産の趣味系125cc(495,000円)との差は約8万〜20万円で、噂されるほど高くはありません
  • エンジンは中国製、仕上げは英国。「英国ブランドの中国製エンジン」が正確な言い方です
  • 約105kgの軽さと約780mmのシート高で、街乗りの扱いやすさは十分
  • いちばんの分かれ目は性能でも価格でもなく、近くに面倒を見てくれる店があるか

ゆきこ( ゚Д゚)『“バイクは走るアート”と思える人なら、MUTTの良さがわかるはず!』

実車を見て、店の人と話して、足がつくか確かめる。この3つが済めば、あとは好きかどうかだけです。写真よりずっと心を掴まれるはずですよ。

出典・参考

最終確認日:2026年9月4日。価格・仕様・ラインナップは変更されることがあります。購入前に必ず公式サイトと販売店でご確認ください。

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