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出産準備のリストを見ていると、バウンサーとハイローチェアが両方載っていて、「これ、どっちも要るの?」と手が止まりますよね。お店で見ると、ハイローチェアは思ったより大きくて値段もそれなりだし、バウンサーは「すぐ使わなくなる」という声も聞く。どちらかで済むなら、そうしたいのが本音だと思います。
先に結論をひとつ。どちらも「必ず要るもの」ではなくて、役目が違う道具です。バウンサーは床の高さで揺れる軽い椅子、ハイローチェアは高さを変えられる大きな台。だから「どちらが要らないか」は赤ちゃんの性格より、家の間取りと、大人が手を離せない時間の長さで決まるんです。その分かれ目を、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:どちらも要らないか知りたい人|バウンサー寄りの人|ハイローチェア寄りの人|レンタルを考えたい人|使う時の約束を確かめたい人|買う前に見るところを知りたい人
役目の違い——バウンサーは「床で揺れる軽い椅子」、ハイローチェアは「高さを変えられる台」
似た場面で使うので混同しやすいのですが、得意なことがはっきり違います。表にすると分かりやすいです。
| 見るところ | バウンサー | ハイローチェア |
|---|---|---|
| 高さ | 床に近い低い位置 | 低い位置から大人の腰の高さまで変えられる |
| 大きさ・重さ | 軽くて片手で運べるものが多い | 大きく重い。置き場所が要る |
| 揺れ方 | 赤ちゃんの動きや手で揺れる | 手動か電動のスイング |
| 使える期間 | 首すわり前から、つかまり立ちの前まで | 新生児期から、テーブル付きなら幼児の食事椅子まで |
| 食事 | 向かない | 説明書の対象月齢から離乳食の椅子にできる型がある |
| 持ち運び | 部屋の移動・帰省に向く | 基本は据え置き。キャスターで室内移動 |
| 手入れ | シートが外せる型は洗いやすい | クッションが厚く、乾きに時間がかかる |
つまり、バウンサーは「軽さと手軽さ」、ハイローチェアは「高さと長く使えること」が売りです。どちらが上というより、自分の家でどちらの売りが効くかを考えるのが近道なんですよね。
どちらも「いらない」と言える家の条件
先に、両方なしでも困らない家からお話しします。当てはまるものが多いなら、まずは買わずに始めて、困ってから考えても遅くありません。
- リビングとキッチンが一続きで、床に寝かせた赤ちゃんの顔が家事をしながら見える。マットを敷いた床が、いちばん低くて落ちない置き場所です
- 上の子がいない。床に寝かせた赤ちゃんの上に、誰かが飛び乗る心配がない
- 抱っこ紐で家事ができる。そもそも「置きたい」場面の多くは、抱っこしたままでは動けない時ですから
- 里帰りや手伝いがあって、大人の手が2人分ある期間が長い
- 部屋が狭くて、置き場所を作るほうがストレス。ハイローチェアは畳半分くらいの床を使います
「置きたい時にどうするか」は、バウンサーの代用で、やってはいけない代用と一緒に書いています。クッションや座椅子で代わりにするのは危ないので、そこだけは先に読んでおいてくださいね。
バウンサーがあると助かる家
- キッチンと寝室、洗面所など、赤ちゃんを連れて部屋を移動することが多い。軽いので、行く先に持って行って同じ部屋に置けます
- 実家や旅行先に持って行きたい。折りたためる型なら車にも積めます
- 使うのは首すわり前後の数か月だけと決めている。短期間なら、大きな物を家に入れるより身軽です
- お風呂の前後で、脱衣所に置く場所が欲しい。狭い脱衣所でも床に置けます。濡れた床や浴槽のふちには置かないでください
ハイローチェアがあると助かる家
- キッチンで抱っこできない時間が長い。揚げ物や長い煮込みが多い、食事の支度に時間がかかる家では、大人の腰の高さで顔が見えるのが安心につながります
- 上の子やペットがいて、床に赤ちゃんを置けない。ここがいちばん多い理由だと思います。高さがあるだけで、走り回る上の子と赤ちゃんの距離が保てます
- 床からの抱き上げがつらい。産後の体で、床に寝かせた赤ちゃんを一日に何十回も抱き上げるのは、腰にも膝にもこたえます。腰の高さから抱き上げられるのは、体の負担という意味で大きな違いです。ただし、痛みが続く・しびれる時は道具で何とかせず、医療機関に相談してくださいね
- 双子・年子で、置く場所が2つ要る。片方をハイローチェア、片方を床のマット、という組み合わせにしている家もあります
- 離乳食の椅子として続けて使いたい。テーブル付きの型なら、説明書の対象月齢から食事椅子になります。ただ、専用のハイチェアと比べてどうかはハイチェアで後悔した理由で書いているので、食事が主目的なら先にそちらを
「どっちも」は要る?——両方買う家が少ない理由と、レンタルという選択
両方そろえる家が少ないのは、使う場面がほとんど重なるからです。どちらも「大人が同じ部屋で作業する間、赤ちゃんを安全に置く」道具なので、片方があればもう片方の出番はぐっと減ります。両方あっても困るのは置き場所だけ、とも言えますが、使わない大きな物が部屋にある期間は、思っているより長いです。
そこで、迷った時の落としどころがレンタルです。
- ハイローチェアはレンタルが向く。大きくて重く、使う期間が限られ、返せば置き場所の悩みも処分の手間も消えます。電動の型を試したい時にも、買う前に借りるのは理にかなっています
- バウンサーは買っても、中古やお下がりでも。軽くて安めのものが多いので、レンタルより買ってしまう家が多いです。中古を使うなら、ベルト・バックル・シートのほつれを先に点検してください。点検のしかたはバウンサーの洗い方に書いています
- 「まず借りて、合えば買う」。赤ちゃんによっては、揺れを嫌がって座ってくれない子もいます。借りて反応を見てから決めると、使わなかった時のがっかりが小さくて済みます
ゆきこ( ゚Д゚)『リビングとキッチンが一続きの間取りで、床にマットを敷けば顔が見えるなら、大きな物は要らないことが多いです。逆に上の子が走り回っていて床に赤ちゃんを置けない時間が長い家だと、話が変わる。「どっちが要るか」は赤ちゃんじゃなくて、上の子と間取りで決まるんだなあ、と色々な家の話を聞いて思います』
どちらを使うにしても守ること——ベルト・高さ・目を離さない・食事の月齢
「要る・要らない」の話の前に、使う時の約束だけは共通です。ここは断言させてください。
- ベルトは必ず留める。バウンサーもハイローチェアも、ベルトなしで座らせない。眠っていても、動かないように見えても、留めます
- 高い位置ほど目を離さない。ハイローチェアを腰の高さにした時は、ずり落ちや転落の高さがあります。台の上やテーブルの上にバウンサーを置くのも同じ理由で禁物です
- 寝かしつけの寝床にしない。眠ったら、硬めの平らな寝床に仰向けで移す。多くの取扱説明書にもそう書かれています
- 食事の椅子にするのは、説明書の対象月齢から。ハイローチェアをテーブル付きで離乳食に使うのは、腰がすわって説明書の月齢に達してからです。それまでは背もたれを起こして座らせたままにしない
- 対象月齢と体重の上限を守り、長時間座らせない。ご機嫌でも、こまめに抱き上げて体勢を変えてあげてください
買う前に見るところ——後悔の声は先に読んでおく
ここまでで「うちはバウンサーかな」「やっぱりハイローチェアを借りよう」と方向が見えたら、最後に「買ってから後悔した」という声に目を通しておくと、選ぶ時に見るところが絞れます。バウンサーはバウンサーで後悔した理由、食事椅子まで見据えるならハイチェアで後悔した理由で、使わなくなった家庭の理由をまとめています。
バウンサーを選ぶなら、軽くて片手で運べること、シートが外して洗えること、対象月齢と体重の上限が自分の子に合うことの3つを見ておくと、「重くて結局動かさなかった」という後悔を避けやすいです。
あわせて読みたい
「置きたい時にクッションや座椅子で代用していい?」という疑問には、バウンサーの代用で、やってはいけない代用と安全に近い選択肢を書いています。中古やお下がりを使う前の点検はバウンサーの洗い方を。買う前の最終確認はバウンサーで後悔した理由とハイチェアで後悔した理由へどうぞ。
まとめ:役目が違うから、間取りと手が離せない時間で決める
- バウンサーは床で揺れる軽い椅子、ハイローチェアは高さを変えられる台。役目が違う
- 床で顔が見えて上の子がいないなら、どちらも要らない。困ってから考えてよい
- 部屋の移動や帰省が多く短期間ならバウンサー
- 床に置けない・抱き上げがつらい・離乳食まで使うならハイローチェア。大きいのでレンタルが向く
- どちらもベルト必須・高い位置で目を離さない・寝床にしない。食事は説明書の月齢から
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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