ベーコンの賞味期限切れ——冷蔵庫のベーコンが1週間・1ヶ月過ぎていた時に見る順番、未開封と開封後の分け方、色が変わった・虹色に光る時の考え方、常温に置いてしまった時、まだ使える物を早めに小分け冷凍する考え方

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冷蔵庫の奥から、ベーコンが出てきた。袋の日付を見たら、賞味期限がとっくに過ぎている。1週間くらい? いや、1ヶ月近く前かもしれない。捨てるのはもったいないけれど、食べておなかを壊したらもっと困る。そんなふうに、手が止まってしまう場面ですよね。

先に結論をひとつ。「何日過ぎたからOK」「何日過ぎたからNG」と、日数だけで線を引くことはできません。見る順番があります。①期限の種類、②未開封か開封後か、③表示どおりに冷蔵していたか、そのうえで④におい・色・ぬめりを確かめる。この順番で、迷った時に食べない判断ができるようにまとめます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ期限を過ぎていた→期限の種類と条件を見る第1章へ ▶未開封か開封後か→分けて考える第2章へ ▶色や光り方が変→においとぬめりも見る第3章へ ▶常温に置いた→迷ったら食べない第4章へ ▶使い切れない→早めに小分けして冷凍第5章へ ▶

ケース別に読む:期限の種類を知りたい人|未開封か開封後か迷う人|色や光り方が気になる人|常温に置いてしまった人|使い切れずに小分けしたい人

4コマ漫画|ベーコンの賞味期限切れあれ? 期限がずいぶん前…1冷蔵庫の奥古いベーコンが出てきた見た目は大丈夫そう2やりがちなNG見た目だけで決めない期限の種類とにおいを確認3順番に確認期限・開封・においを見る迷ったら食べない!冷凍4次は小分け迷ったら食べず早めに冷凍

先に4つの決まり——賞味期限と消費期限、そして食べない条件

まず、期限には2種類あります。袋に書いてあるのがどちらなのか、そこから確かめてください。

表示 意味 過ぎたら
賞味期限 おいしく食べられる期限の目安 すぐに食べられなくなるわけではないが、状態を確かめる
消費期限 安全に食べられる期限 食べない

どちらなのかは、日付の近くに「賞味期限」「消費期限」と書いてあります。字が小さい時は、ラベルの端まで探してみてください。

そのうえで、次の4つを覚えておくと迷いません。

  1. 消費期限を過ぎた物は食べません。賞味期限との違いは、上の表のとおりです
  2. 「過ぎても食べられる場合がある」のは、賞味期限で、未開封で、表示どおりに保存していた時だけ。3つのうちひとつでも欠けたら、この考え方は使えません
  3. におい・味・色・ふくらみ・液漏れ・カビ・ぬめり・糸を引く、虫がいる。ひとつでもあれば食べません
  4. 乳幼児・高齢の方・妊娠中の方・体調の悪い方には出しません。傷みに気づきにくく、影響も出やすいからです

「1週間なら」「1ヶ月なら」と日数を並べたくなりますが、保存していた場所の温度や、開けた回数で状態は変わります。この記事でも、食べられる日数は書きません。保存の日数の目安はベーコンの保存方法にまとめています。

未開封と開封後——分けて考える

次に、未開封か、開封したあとかを分けます。

未開封で、賞味期限で、ずっと表示どおりに冷蔵庫にあった。この3つがそろっている時だけ、次の確認に進めます。袋がふくらんでいないか、液が漏れていないか、開けた瞬間のにおいはどうか。ひとつでも気になれば、そこでやめます。

開封後は、袋に書いてある期限は当てになりません。あの日付は、開けていない状態での目安だからです。開けたら空気にふれ、まな板や手にもふれます。ベーコンは要冷蔵の商品が多いので、開封後は表示の期限に関係なく、早めに使い切るのが基本です。

未開封と開封後未開封未開封3つそろえば確認へ早め開封後早めに使い切る常温に長く迷ったら食べない

「開けたけれど、ほとんど使っていない」「1回だけ開けて戻した」という場合も、開封後として扱います。開けた日を袋に書いておく、ラップで包み直して密閉する、といった工夫で、あとから迷う時間が減ります。

色が変わった・虹色に光る——見た目だけで決めない

ベーコンの表面が、虹色に光って見えることがあります。灰色っぽくなった、白い粉のような物がついた、緑や黒の点がある、という声もよく見ます。こうした変化が気になった時は、色だけで安全か危険かを決めないのがコツです。光の当たり方で見える色もあれば、傷みのサインもあり、見た目だけでは区別がつかないからです。

その代わり、色が気になったら、次の順に確かめてください。

  • におい。酸っぱいにおい、鼻につく刺激のあるにおいは食べない
  • さわった感じ。ぬめり、べたつき、糸を引く感じがあれば食べない
  • カビ。緑や黒、白いふわふわが見えたら、その部分だけ切り取って、ではなく、全体を食べない
  • ふくらみ・液漏れ。袋がぱんぱん、汁が濁っている場合も食べない
食べないサイン酸っぱいにおいひとつでも食べないぬめり・糸さわって確認カビ・ふくらみ全体を食べない

「しっかり加熱すれば大丈夫」と考えたくなりますが、傷んだ食品は焼いても元には戻りません。においや状態に不安がある時は、加熱を理由に食べる方向へ進まないでください。

迷ったら、食べない。食べ物を捨てるのは心が痛みますが、体調を崩すことの方がずっと大きな損です。ちなみに、においを確かめる時は、顔を近づけすぎず、手であおぐようにしてみてください。

常温に置いてしまった時、出してはいけない人

買い物のあと、冷蔵庫に入れ忘れた。お弁当の準備で出したまま、しばらく置いてしまった。ベーコンのような要冷蔵の食品を、常温に置いた時間は取り戻せません。どのくらい置いたか、はっきり分からない時は、食べない。これがいちばん確実です。

特に、夏場や暖房の効いた部屋、車の中は、傷みが進みやすい場所です。表面に変化がなくても、中では進んでいることがあります。あとから冷蔵庫に戻しても、元どおりにはなりません。期限内だったとしても、要冷蔵の物を長く出したままにした場合は、期限の意味がなくなると考えてください。

そして、期限が切れたものを食べる時に、いちばん気をつけたいのが、誰が食べるのかということ。乳幼児、高齢の方、妊娠中の方、体調の悪い方には、期限を過ぎた食べ物を出さない。これは、家族みんなに共通のルールにしておくと安心です。子どもが食べる場合の細かい注意は、ベーコンをそのまま食べていいかの記事にまとめています。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「もったいない」と「食べて大丈夫」は別の話だと思います。迷った時に手を止められる家のルールがあるだけで、ずいぶん気が楽になりますよね』

まだ使える物は、早めに小分けして冷凍する

ここまで読んで、「期限内のうちに使い切れなかった」ことが原因だと気づいた人も多いと思います。次に同じことを繰り返さないコツは、使い切れない分を、期限に余裕のあるうちに小分けして冷凍することです。まとめて開けて、そのまま冷蔵庫に戻すのが、いちばん迷いを生むパターンなんです。

早めの小分け冷凍1回分ずつ分ける買った日に保存袋に入れる空気を抜いて密閉日付日付を書く冷凍した日

冷凍するなら、期限に余裕があって、状態のいいうちに。期限ぎりぎりの物を冷凍しても、状態がよくなるわけではありません。流れは次のとおりです。

  • 買ってきたら、1回に使う分ずつ分ける
  • 冷凍用の保存袋に入れ、空気をできるだけ抜いて密閉する
  • 袋に、冷凍した日を書いておく
  • 冷凍した物も、保存の日数は表示や既存の記事で確かめる

冷凍したあとの保存期間や、解凍のしかたは、ベーコンの保存方法で確かめてください。ハムなど、同じ仲間の食品はハムの保存方法にあります。ここでは、数字は書きません。

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冷凍用の保存袋が1箱あると、買ってきた日に小分けする流れが作りやすくなります。ただ、そもそも食べ切れる量を買うことが、いちばんの近道です。1回の量は、表示どおりで十分です。


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ベーコンを焼かずにそのまま食べていいのかはベーコンをそのまま食べていいかの記事、ウインナーの期限切れや酸っぱいにおいはウインナーの賞味期限切れの見方、ウインナーの保存の日数はウインナーの保存方法にあります。ベーコンとハムの保存はベーコンの保存方法とハムの保存方法も、どうぞ。

まとめ:日数ではなく順番で見る。迷ったら食べない

  1. 期限の種類を見る。消費期限を過ぎた物は食べない
  2. 過ぎても大丈夫な場合があるのは、賞味期限・未開封・表示どおり冷蔵の3つがそろった時だけ
  3. 開封後は、期限に関係なく早めに使い切る。開けた日を袋に書く
  4. におい・ぬめり・糸を引く・カビ・ふくらみがあれば食べない。色だけで決めない
  5. 常温に置いた時間は戻せない。乳幼児・高齢の方・妊娠中の方には出さない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ベーコンの賞味期限切れの早見表:日数だけでは決められない、見る順番は期限の種類、未開封か開封後か、表示どおり冷蔵していたか、においと色とぬめり。消費期限を過ぎた物は食べない。過ぎても食べられる場合があるのは賞味期限で未開封で表示どおりに保存していた時だけ。におい・味・色・ふくらみ・液漏れ・カビ・ぬめり・糸を引く・虫があれば食べない。乳幼児・高齢の方・妊娠中の方・体調の悪い方には出さない。開封後は表示の期限に関係なく早めに使い切る。色だけで安全か危険かを決めず、においとぬめりも見る。常温に置いた時間は取り戻せないので、迷ったら食べない。使い切れない分は期限に余裕のあるうちに小分けして冷凍用の保存袋に入れ、日付を書く。保存の日数は別の記事で確かめる

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