ボードゲームを自作する——すごろく型から始めるアイデアの出し方、ルールの決め方、画用紙と段ボールの材料、遊んだ後の片付けと小さい部品の注意

子供・育児・子育て

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「ボードゲームを自分たちで作れないかな」。子どもが遊びに夢中になった時、あるいは雨の日に家の中で遊びたい時、そんなふうに思いつく人は多いですよね。でも、いざ作ろうとすると、アイデアが出ない、ルールがまとまらない、何を材料にすればいいか分からない、と手が止まりがちです。

先に結論をひとつ。最初は「すごろく型」、つまりマスを進んでゴールを目指す形から作ると、ルールが決めやすく、遊べる長さも調整しやすくなります。アイデアの出し方、すごろく型から始める理由、ルールの決め方、材料、そして遊んだ後の片付けまで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ子どもと作りたい→まずはすごろく型から第1章へ ▶アイデアが出ない→好きな物・行きたい場所から第2章へ ▶ルールが決まらない→勝ち負け・特別マス・長さの3つ第3章へ ▶何で作る?→画用紙・段ボール・サイコロ第4章へ ▶片付けが心配→部品を数えて手の届かない所へ第5章へ ▶

ケース別に読む:子どもと作りたい人|アイデアが出ない人|ルールが決まらない人|材料を知りたい人|片付けと安全が気になる人

4コマ漫画|ボードゲームを自作する1困った場面ゲームを作りたい!アイデアが…何を作ればいい?2やりがちルールがまとまらない…最初から複雑に3見直す好きな物でテーマ決めルールは紙1枚特別マスを少しマスを進むすごろく型から4その後ゴール!次は近道を足そう遊びながら直す

なぜ「すごろく型」から始めるのか

ボードゲームには、カードを使うもの、駒を取り合うもの、言葉を当てるものなど、いろいろな形があります。その中で、最初の1つにすごろく型をすすめるのには理由があります。

  • ルールがシンプル。サイコロを振って、出た数だけ進む。これだけで遊びが成り立ちます
  • 子どもが参加しやすい。絵を描く、マスの内容を考える、と作る作業がたくさんあります
  • 遊ぶ長さを調整しやすい。マスの数を増やせば長く、減らせば短くなります
  • あとから足せる。遊んでみて物足りなければ、特別なマスを追加できます

最初から複雑な戦い型やカード型を作ろうとすると、ルールの穴が見つかるたびにやり直しになり、気持ちが折れてしまいます。まず1つ完成させて遊ぶところまで行くと、次のアイデアが楽しみになりますよ。

子どもと作る場合は、「作る人」と「遊ぶ人」を兼ねると盛り上がります。自分の作った盤で家族が遊んでくれる。それだけで、子どもには大きな喜びです。

作る前に、「誰と、どのくらいの時間遊びたいか」を軽く決めておくと、盤の大きさが決まります。きょうだい2人で遊ぶなら小さめの盤、家族みんなで囲むなら大きめの盤。遊ぶ人数に合わせて、コマの数やサイコロの数も考えておきます。

アイデアの出し方——好きな物・行きたい場所・家のこと

「何をテーマにすればいい?」という時は、身近なところから拾うと決まります。

アイデアの出し方好きな物動物・乗り物お菓子など行きたい場所遊園地・海ゴールにする家のこと朝の支度買い物の道のり
  • 好きな物。動物、乗り物、お菓子、恐竜。好きな物の世界を旅するすごろくは、子どもが乗りやすいです
  • 行きたい場所。遊園地、海、宇宙。行ってみたい場所をゴールにして、途中で寄る所をマスにします
  • 家のこと。朝起きてから学校まで、買い物の道のり、お手伝いコース。毎日のことを盤の上に並べると、身近でおもしろい盤になります
  • お話にする。「ねこがお城へ行く」のような簡単な物語を決めて、マスをその道のりにします

テーマが決まったら、白い紙にスタートとゴールを描き、その間を道でつなぎます。マスの数は最初は少なめで構いません。遊びながら足していけるので、完璧を目指さなくて大丈夫です。

アイデアが出ない時は、「もし自分が主役だったら」と考えてみると進みます。主役がどこへ行き、何に出会い、何に困るのか。それがそのままマスの内容になります。困ったことが起きるマスと、助けてもらえるマスを交互に入れると、遊んでいる間に気持ちの上がり下がりが生まれて、盛り上がりやすくなります。

ルールの決め方——勝ち負け・止まったマス・遊べる長さ

ルールは、「紙1枚に書けるくらい」に収めるのがコツです。次の3つを決めると、遊べる形になります。

決めること 考え方
勝ち負け いちばん先にゴールした人が勝ち。または、全員がゴールしたら終わり、にしても楽しい
止まったマス 「1回休み」「2つ進む」「スタートに戻る」など、少数の特別マスを入れる。多すぎると覚えられない
遊べる長さ マスの数と特別マスで調整する。短すぎる時は道を伸ばし、長すぎる時は近道を作る

ルールで揉めやすいのは、「同じマスに止まったらどうなる」「ちょうどの数でゴールしなくてもいい?」といった細かい点です。遊び始める前に、「困ったら、みんなで話し合って決める」というルールを1つ入れておくと、あとが楽です。作った盤は、遊びながら直していく前提で、「第1版」として楽しむくらいが、ちょうどいいんです。

遊んでみて「ずっと同じ人が勝つ」と感じたら、近道のマスや、戻るマスを足して調整します。小さい子と大きい子が一緒に遊ぶ時は、小さい子だけ少し前から始めるなど、家の中だけのルールを足してもかまいません。みんなが最後まで楽しめることが、いちばんのルールです。

オセロのような駒を使うゲームに興味が出てきたら、考え方の土台はオセロのコツ、子ども向けも参考になります。

材料——画用紙・段ボール・サイコロとコマ

材料と片付け盤と材料画用紙・段ボール✓サイコロとコマ遊んだら数えて片付ける遊ぶ時間区切りを付ける今日はここまで

材料は、家にあるもので始められます。

  • 盤。画用紙を何枚かつなぐか、段ボールを広げた面に描きます。段ボールは丈夫で、折りたためる形にもできます
  • サイコロ。市販のサイコロを使うか、紙で作る方法もあります。数の出方が偏らないよう、形をそろえます
  • コマ。消しゴム、ボタン、ペットボトルのふた、紙の人形。自分のコマを手作りすると愛着が湧きます
  • カード。特別マスの指示を書いたカードを作ると、遊びの幅が広がります

コマ作りは、子どもが工夫しやすい部分です。コマの代わりになるもの全般はコマ回しのコツと、代わりになるものの考え方も使えますし、積み木を駒にする案は積み木の代わりになるものでも触れています。

丁寧に仕上げたい場合は、サイコロとコマを木製のセットにすると、遊び心地がぐっと良くなります。壊れにくく、長く使えます。

遊んだ後の片付けと小さい部品の注意

楽しく遊んだ後に忘れてはいけないのが、片付けです。特に小さい部品は注意してください。

  • サイコロ、コマ、ボタン、ビーズのような小さな部品は、小さな子ども、特に3歳ごろまでの子の口に入る大きさです
  • 遊び終わったら、部品の数を数えて、箱や袋にしまう
  • しまう場所は、小さい子の手の届かない所に
  • きょうだいに小さい子がいる家は、遊んでいる間も目を離さない

もうひとつ、遊ぶ時間に区切りを付けることも大切です。作りたての盤は楽しくて、つい夢中になります。「今日はここまで」「あと1回やったらおしまい」と、始める前に決めておくと、終わる時にもめにくくなります。盤は壁に貼ったり、棚の上に置いたりして、次に遊ぶ日を楽しみにできるようにしておきましょう。

ほかの手作り遊びも組み合わせるなら、ドールハウスを子どもと手作りのように、同じ段ボールの材料で別の遊びを作る手もあります。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ボードゲームの自作は「面白いものを作る」より「作る過程を一緒に楽しむ」のが大事だと思います。ルールが穴だらけでも、直しながら遊べば、それがその家のオリジナルになりますよね』

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サイコロとコマは、1セットあると盤の見た目と遊び心地が整います。小さな部品なので、遊んだ後は数えて、手の届かない所にしまってください。


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まとめ:最初はすごろく型。ルールは紙1枚、遊んだら部品を数える

  1. 最初はすごろく型から。ルールが決めやすく、長さも調整しやすい
  2. アイデアは好きな物・行きたい場所・家のことから
  3. ルールは勝ち負け・止まったマス・長さの3つ。困ったら話し合う
  4. 材料は画用紙・段ボール・サイコロとコマ。家にある物で始められる
  5. 遊んだら部品を数えて、手の届かない所へ。遊ぶ時間にも区切りを

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ボードゲームを自作する早見表:最初はマスを進むすごろく型から作ると、ルールが決めやすく遊べる長さも調整しやすい。アイデアは好きな物、行きたい場所、家のことから出す。ルールは勝ち負け、止まったマス、遊べる長さの3つを紙1枚に書き、困ったら話し合うと決めておく。材料は画用紙や段ボールの盤、サイコロ、コマ、特別マスのカード。遊んだ後はサイコロやコマなど小さい部品を数えて、3歳ごろまでの子の手の届かない所にしまい、遊ぶ時間にも区切りを付ける

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