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年度末に子どもが学校から持ち帰った防災頭巾、教室の椅子に一年間かけっぱなしだった防災頭巾。見た目が黒ずんでいたり、なんとなく匂いが気になったりすることがありますよね。洗濯機に入れていいのか、そもそも洗える物なのか、迷う人は多いと思います。
先に結論をひとつ。防災頭巾は「見た目をきれいにする」より先に、「表示を確認する」ことが優先です。防災頭巾は火や熱から頭を守るための加工がされている物が多く、洗い方を間違えるとその働きが弱くなる心配があります(効果を保証するものではありませんが、表示に従うのが基本です)。洗える・洗えないの早見表、中性洗剤での洗い方、アルミ蒸着カバーの手入れ、汚れ・匂いの取り方、買い替えのサインまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:洗えるか確認したい人|中性洗剤で洗いたい人|アルミのカバーが気になる人|汚れ・匂いだけ取りたい人|買い替えを考えている人
洗える・洗えないの早見表——表示が最優先
防災頭巾は、部分によって扱いが違います。まずは頭巾の内側や裾についている表示(洗濯マーク・取扱い表示)を確認してください。表示がすでに薄れて読めない場合は、無理に洗わず拭き取りを中心にする方が安心です。
| 部位 | 洗えるか | 気をつけること |
|---|---|---|
| カバー(表布) | 洗える物が多い | 表示を確認し、中性洗剤で。取り外せる作りかも見ておく |
| 本体(綿・難燃素材の芯) | 表示に従う。洗濯不可の表示があれば拭き取りだけに | 洗うと難燃の効き目が落ちる心配がある物も。断定はできません |
| アルミ蒸着面(銀色の裏地) | 基本は拭き取りだけ | こすると光沢や反射の働きが落ちる恐れがあります |
迷った時のいちばんの目安は、「表示に書いてあること」がすべてに優先するという考え方です。ネットの情報や、他の家庭のやり方を真似るより先に、手元の頭巾の表示を見てあげてください。同じ「防災頭巾」という名前でも、メーカーや年式によって素材や作りが違うことがあるので、きょうだいで違う型を使っている家は、それぞれ別に確認しておくと安心です。
洗い方——中性洗剤で押し洗い、塩素系と乾燥機はNG
表示に「洗濯可」とあった場合の、基本の洗い方です。難燃素材を傷めないよう、いくつかやってはいけないことがあります。
- カバーが外せる作りなら、先に外す。ファスナーやスナップの位置を確認しておくと、洗った後に戻しやすいです
- 洗面器やたらいに水と中性洗剤を溶かし、押し洗いする。もみ洗いや強くこするのは避けてください
- すすぎは数回。洗剤が残ると、匂いや肌当たりの原因になることがあります
- 脱水は短めにし、形を整えてから風通しのいい場所で陰干しする。乾燥機や直接の日光は避けます
洗濯機を使う場合も、必ず表示を先に確認してください。洗濯機の取扱説明書に「デリケートな物は手洗い推奨」とある場合は、その案内が優先です。
アルミ蒸着カバーの手入れ——こすらず拭き取りが基本
銀色に光るタイプの防災頭巾は、熱を反射するための加工がされている物が多いです。水洗いやこすり洗いで表面が傷むと、その加工が本来の働きをしにくくなる心配があります(効果を断定するものではありませんが、傷めない扱いが安心です)。基本は、乾いた布や固く絞った布で拭き取るだけと考えてください。
- 汚れが気になる部分は、固く絞った布でやさしく拭く
- ブラシやスポンジでこすらない
- 洗剤を使う場合は、必ず表示を確認してから少量で試す
- 濡れたまま重ねて保管しない。湿気でカビの心配があります
表面に細かい傷や剥がれが目立ってきた場合は、無理に手入れを続けるより、次の章の「買い替えのサイン」を見てみてください。
汚れ・匂いの取り方——陰干し・拭き取り・重曹水
全体を洗うほどではないけれど、なんとなく匂う、部分的な汚れが気になる、という時のやり方です。手順は難しくありませんが、順番を守ると仕上がりが変わります。
- まずは陰干し。汗や湿気による匂いは、風に当てるだけで軽くなることが多いです
- 汚れている部分は、固く絞った布で拭き取る
- 気になる匂いには重曹水(水100ミリリットルに重曹小さじ1くらい)を布に含ませて軽く拭く。使う前に目立たない場所で試してください
- 直射日光での消毒や乾燥は避ける。変色や生地の劣化につながる心配があります
- 香りの強い柔軟剤や芳香剤のスプレーは、難燃素材の性質を変えてしまう心配があるため、使わない方が安心です
換気しながら作業し、重曹水を使う時は肌が荒れやすい人は手袋をすると安心です。子どもの手が届かない場所で乾かすところまでが、ひと仕事です。においが取れないまま新学期を迎えそうな時は、思い切って次の章の「買い替え」も視野に入れてみてください。
買い替えのサイン——へたり・破れ・表示の有効期限
手入れをしても、次のような状態になっていたら、買い替えを考えるタイミングです。
- 綿がへたって薄くなっている、片寄って偏っている
- 破れやほつれが広がっている
- 表示に「使用期限」や「交換の目安」が書かれている場合は、それに従う
- 洗濯を繰り返して、色や質感が大きく変わってしまった
迷った時は、学校や自治体が指定する型式・販売元に確認すると安心です。指定がある学校では、サイズや色、留め具の位置まで決まっていることもあるので、買い替える前に一度お便りを見直してみてください。新入学のタイミングで用意し直す家も多いので、上の子が使っていた物をそのまま下の子に譲る時も、へたりと表示の期限だけは一度確かめてから渡すと安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、防災頭巾は「見た目をきれいにする」より「表示を守る」のが先だと思っています。難燃の加工は目に見えないので、見た目重視で塩素系を使ってしまうのは避けたいところですよね』
💡 この困りごとへの提案
カバーだけでも替えがあると、洗っている間も学校用に困らずに済みます。名前を書く場所も決まっている学校が多いので、替えを用意する時は確認しておくと安心です。
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防災頭巾と一緒に見直したい持ち物は防災リュックの中身、防災用品全体の見直し方は防災用品の最低限、学用品の袋を見直したい人は上履き入れ袋の作り方にまとめています。手元に防災頭巾がなくてすぐに用意できない時は防災頭巾の代用もどうぞ。
まとめ:表示が最優先。塩素系・乾燥機・こすり洗いはしない
- 表示を最優先で確認する。洗える・洗えないは製品次第です
- 塩素系漂白剤・乾燥機・高温のアイロンは使わない。難燃素材を傷めます
- 洗う時は中性洗剤で押し洗い。こすらず、脱水は短めに
- アルミ蒸着面は拭き取りが基本。こすると光沢や機能が落ちる心配
- へたり・破れ・表示の期限は買い替えのサイン。学校の指定も確認
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手順を1枚にまとめました。



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