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トレンチコートやガウンのようなコートには、腰に巻く紐やベルトが付いていますよね。久しぶりに出して着てみたら、どう結べばきれいに見えるのか思い出せない。前を開けて着たい日は、垂れたベルトがじゃまになる。コートの紐の結び方は、年に一度しか考えないからこそ迷いやすいものです。
先に結論をひとつ。前を開けて着る日は、ベルトを後ろに回して腰の後ろで結ぶと、端が垂れずにすっきりします。前を閉じて着る日は、ベルトの先を下からくぐらせて片結びにすると、ほどけにくく、きちんとした印象になります。
この記事では、後ろで結ぶ場面と手順、前で結ぶ手順、バックル付きのベルトの考え方、結び方の比べ方、ほどけやすい時の直し方を、図解で順番に見ていきます。
ケース別に読む:後ろで結ぶ理由を知りたい人|後ろで結びたい人|前で結びたい人|バックル付き・比べたい人|すぐほどける人
コートの紐を後ろで結ぶのはどんな時?——前を開けて着る日
コートの紐の結び方で、まず知っておきたいのが「後ろで結ぶ」場面です。前を開けて着る時、ベルトをそのままにしておくと、両脇から長い端がぶらぶらと垂れてしまいます。歩くたびに揺れたり、床に付いたり、何かに引っかかったりしがちです。
そこで、ベルトを腰の後ろに回して結ぶと、前から見ると端が見えず、すっきりした印象になります。後ろ姿にはリボンや結び目が見えるので、ちょっとしたアクセントにもなります。
後ろで結ぶのは、次のような場面に向いています。
- 前を開けて、中の服を見せたい時
- 電車やバスの乗り降り、自転車に乗る時など、端を垂らしたくない時
- 室内で脱ぎ着が多く、毎回結び直すのが手間な時
特に、自転車やエスカレーター、車のドアは、垂れたベルトの端が巻き込まれやすい場所です。前を開けて着るなら、後ろで結ぶか、端を短くまとめておくと安心です。
後ろで結ぶ手順——ベルト通しに通したまま回す
後ろで結ぶ方法は、ベルトを外さず、腰のベルト通し(ベルトループ)に通したまま進めます。
- ベルトを後ろへ回す:両端を持って、背中側へ回します。ベルト通しに通っていれば、そのままずれずに後ろへ回ります
- 腰の後ろで交差させる:背中の真ん中あたりで、左右のベルトを重ねます
- 結ぶ:やわらかい印象にしたいならリボン結び、すっきりさせたいなら片結び(一回結んで片方の端を垂らす)にします
- 整える:端の長さをそろえ、結び目がまっすぐになっているか、鏡で後ろ姿を確かめます
ベルトが長すぎて端が余る時は、一度結んだ後に、端を結び目に軽く巻き付けると、垂れる長さを短くできます。座った時に結び目が背中に当たるのが気になる人は、少し横にずらして結ぶと楽です。
前で結ぶ手順——下からくぐらせて片結び
前を閉じて着る時は、ウエストの位置でベルトを結ぶと、全体が引きしまった印象になります。バックルを使わずに結ぶ、いちばん基本の片結びの手順です。
- 重ねる:前を閉じて、ウエストの位置で左右のベルトを重ねます
- 下からくぐらせる:上に重ねたベルトを、もう一方の下から通して、上へ引き上げます
- 片結びにする:引き上げた端で輪を作り、もう一度通して軽く締めます。締めすぎると生地にしわが寄るので、ほどよい加減に
- 整える:端を斜め下に流すと、こなれた印象になります
バックル付きのベルトと、結び方の比べ方
トレンチコートなどのベルトには、金具(バックル)が付いていることがあります。バックルのピンを穴に通してきちんと留めると、かっちりした着こなしになります。一方で、バックルを使わずに結ぶ着方も広く見られます。その時は、ベルトの先をバックルに通さず、バックル側を内側に隠すようにして片結びにすると、金具がぶら下がらずすっきりします。
| 結び方 | 見た目 | ほどけにくさ | 向く場面 |
|---|---|---|---|
| 後ろでリボン結び | やわらかい・後ろ姿にアクセント | ふつう | 前を開けて着る日 |
| 後ろで片結び | すっきり・目立ちにくい | ほどけにくい | 自転車や乗り物が多い日 |
| 前で片結び | ウエストが引きしまる | ほどけにくい | 前を閉じて着る日 |
| 前でバックル | かっちり・きちんと | いちばんほどけにくい | 仕事や改まった場 |
どれが正解ということはありません。その日の服や行き先に合わせて、気分で選んでみてください。
コートの形によっても、似合う結び方は変わります。丈の長いトレンチコートは後ろでリボン結びにすると後ろ姿がやわらかく見え、ガウンのように前を重ねて着るコートは前で片結びにするとウエストの位置が分かりやすくなります。ショート丈のコートは、ベルトを結ぶと上半身が詰まって見えることもあるので、外して着るのもひとつの方法です。
すぐほどける時の直し方——一度ねじる・端をループに入れる
歩いているうちにベルトがほどけてしまう時は、次の方法を試してみてください。
- 結ぶ前に一度ねじる:重ねた所で一度ねじってから結ぶと、すべりにくくなります
- 端をベルト通しに入れる:余った端を近くのベルト通しにくぐらせておくと、垂れずに固定されます
- 素材に合わせて結び方を変える:つるつるした生地のベルトは、リボン結びよりも片結びのほうがほどけにくい傾向があります
ベルトをなくしてしまった時は、コートと同じような色の替えベルトを付けると、また結ぶ着方を楽しめます。小さい子の手が届く所では、ベルトや紐を首に巻いて遊ばないよう、しまっておくことも大切です。
ゆきこ( ゚Д゚)『前を開けて着る日は後ろで結ぶ、これだけ覚えておくと迷いませんよね。自転車に乗る日は特に、端が垂れていないか見ておきたいところです』
💡 この困りごとへの提案
ベルトがどこかへいってしまった時は、長さを調整できる替えベルトが便利です。コートの色に合わせて選ぶと、自然になじみます。
よくある質問
Q. ベルトを結ばずに、そのまま垂らしてもいいですか?
A. 着方は自由ですが、端が垂れると引っかかりやすくなります。乗り物に乗る日は、後ろで結ぶか、ポケットに入れておくと安心です。
Q. ベルトを外してしまっても大丈夫?
A. 外して着るのもひとつの着方です。なくさないよう、外したベルトはコートのポケットに入れておくか、ハンガーに掛けておきます。
Q. 結びじわが付いてしまいました。
A. 生地の洗濯表示を見て、スチームを当てられる物なら、少し離して当てるとしわがやわらぎます。
Q. 子どものコートの紐はどうしたらいいですか?
A. 小さい子のコートは、遊具や自転車に紐が引っかかると危ないことがあります。長い紐やベルトは、短く結ぶか外しておき、首まわりに紐が垂れないようにしておくと安心です。
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まとめ:開けて着るなら後ろで、閉じて着るなら前で片結び。端は垂らさない
- 前を開けて着る日は、ベルトを後ろで結ぶ。端が垂れずにすっきり
- 後ろはベルト通しに通したまま回し、リボンか片結び。端の長さをそろえる
- 前を閉じて着る日は、下からくぐらせて片結び。締めすぎない
- バックルは留めても、使わずに結んでもよい。使わない時は金具を内側へ
- ほどける時は一度ねじる・端をループへ。乗り物では端を巻き込まれないように
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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