【図解あり】コートのハンガーのかけ方——肩の形が崩れない掛け方と、ハンガーの選び方・しまう前の確認

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冬のコートを着ようと出してみたら、肩のところがぽこっと飛び出していたり、細い跡が付いていたり。お気に入りのコートほど、がっかりしますよね。コートは毎日のように着る分、ハンガーにかけている時間も長く、かけ方の違いが形にそのまま出やすい服です。

先に結論をひとつ。コートは、肩幅に合った、厚みと丸みのあるハンガーにかけるのがいちばんの基本です。細いハンガーは肩の一点に重さがかかって、跡や型くずれの原因になります。かける時はボタンを上から2つほど留め、肩の縫い目とハンガーの先を合わせると、形が整いやすくなります。

この記事では、ハンガーの選び方、かけ方の手順、帰ってすぐしまわない理由、クローゼットでの置き方、ロングコートや重いコートの注意を、図解で順番に見ていきます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ肩に跡が付く→厚みと丸みのあるハンガーに第1章へ ▶型くずれした→ボタンを留めて肩を合わせる第2章へ ▶帰ってすぐしまう→一晩風を通してから第3章へ ▶クローゼットがいっぱい→詰め込まず、通気性のカバー第4章へ ▶ロングコート→裾が床に付かない高さに第5章へ ▶

ケース別に読む:ハンガー選びに迷う人|かけ方を知りたい人|帰ってすぐしまう人|クローゼットが気になる人|ロングコート・重いコートの人

コートのハンガーのかけ方は、ハンガー選びから——厚み・丸み・肩幅

コートのハンガーのかけ方で、いちばん差が出るのはハンガーそのものです。コートは生地が厚く重いので、肩にかかる重さを広い面で支えられるハンガーが向いています。

ハンガーの種類 コートに向くか ひとこと
細い針金のハンガー 向かない 肩の一点に重さがかかり、跡や飛び出しの原因に
普通のプラスチックのハンガー 軽いコートなら 肩先が細いと型くずれしやすい
厚みと肩先の丸みがあるハンガー 向いている 肩の形にそって支え、形を保ちやすい
スーツ用の木のハンガー 向いている しっかりして重いコートにも合う

選ぶ時は、ハンガーの横幅がコートの肩幅と合っているかも見てみてください。ハンガーが大きすぎると肩先が飛び出し、小さすぎると肩が落ちて型くずれします。目安は、ハンガーの先がコートの肩の縫い目の少し内側にくるくらいです。

かけ方の手順——ボタンを留め、肩の縫い目を合わせる

ハンガーが決まったら、かけ方です。次の順番でかけると、形が整いやすくなります。

コートのかけ方の手順ポケットを空に重い物を出す→ボタンを留める上のほうを留める→肩を合わせる縫い目とハンガーの先→ベルトを通す垂らさない
  1. ポケットを空にする:鍵やスマホ、手袋が入ったままだと、ポケットの重さで前身ごろが下に引っぱられます
  2. ボタンを上から2つほど留める:前が開いたままだと、肩から生地がずり落ちて形がゆがみやすくなります
  3. 肩の縫い目とハンガーの先を合わせる:左右の肩がまっすぐになるように整え、襟を立てずに自然に寝かせます
  4. ベルトはベルト通しに通しておく:垂らしたままだと床に付いたり、なくしたりしやすくなります。結び方はコートの紐の結び方で紹介しています

最後に、軽く全体を手で整えて、しわを伸ばしておくと、次に着る時にすっきり見えます。

帰ってすぐしまわない——一晩風を通し、ブラシでほこりを

外から帰ったコートは、体温や外の湿気を含んでいます。すぐにクローゼットにしまうと湿気がこもり、においやカビの原因になることがあります。

帰ってからしまうまで一晩風を通す湿気を飛ばすほこりを払うブラシで上から下へ間をあけてしまう詰め込まない
  • 一晩、風通しのよい所にかける:玄関や部屋のドアの近くなど、空気が動く所が向いています。暖房の風が直接当たる所や、直射日光の当たる所は避けます
  • 洋服ブラシでほこりを払う:上から下へ、生地の流れにそって軽くブラシをかけます。花粉やほこりを落としておくと、生地が長持ちしやすくなります
  • 雨や雪でぬれた時は、乾いたタオルで押さえてから:こすらずに水分を吸い取り、しっかり乾かしてからしまいます

毎日着るコートを2着で交互に着ると、それぞれをしっかり休ませることができます。

クローゼットでの置き方——詰め込まない・カバーは通気性のある物に

クローゼットの中でも、コートの形は変わっていきます。次の点を気をつけてみてください。

  • 詰め込まない:服どうしが押し合うと、しわや型くずれの原因になります。コートの間には、手が入るくらいのすき間を
  • クリーニングのビニールカバーは外す:ビニールは湿気がこもりやすいので、持ち帰ったら外して、通気性のある不織布のカバーにかけかえます
  • 防虫剤は入れすぎない:種類の違う防虫剤を混ぜると、においが残ったり、しみの原因になったりすることがあります。使う時は一種類にして、表示どおりの数を
  • ダウンは押しつぶさない:ふくらみがつぶれると、暖かさが戻りにくくなります。襟の汚れの落とし方はダウンコートの襟汚れの落とし方を見てみてください

ニットのコートやカーディガンは、ハンガーにかけると肩が伸びやすい素材です。ニット類は畳んでしまうのが向いていて、その考え方はセーターの保管方法にまとめています。

ロングコート・重いコートの時——裾の高さとハンガーの強さ

ロングコートや、ウールの厚いコートは、さらに気をつけたい点があります。

  • 裾が床に付かない高さにかける:裾が床やほかの物に当たったままだと、折れぐせや汚れの原因になります
  • ハンガーが曲がらない強さか確かめる:重いコートに細いハンガーを使うと、ハンガーがしなって肩の形がくずれます。しっかりした物を選びます
  • 高い所にかける時は踏み台を安定させる:重いコートを持って背伸びするのは危ないので、ぐらつかない踏み台を使います
  • 折れたハンガーは使わない:とがった先で生地を傷めたり、手を切ったりすることがあります

シーズンが終わってクリーニングに出すタイミングは、コートをクリーニングに出す時期は?が参考になります。

ゆきこ( ゚Д゚)『コートの肩の跡、気づくと地味にショックですよね。ハンガーを厚い物に替えるだけで変わるので、最初に見直したいところだと思います』

💡 この困りごとへの提案

肩の形を保ちたいなら、厚みと丸みのあるコート用のハンガーをそろえると安心です。肩幅に合う物を選んでください。


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よくある質問

Q. 肩に付いてしまった跡は直せますか?
A. 生地の洗濯表示でスチームを当てられる物なら、少し離してスチームを当て、手で形を整えてから、厚みのあるハンガーにかけて冷ますと目立ちにくくなります。直らない時は、クリーニング店に相談すると安心です。

Q. ハンガーは全部そろえたほうがいいですか?
A. 全部でなくても大丈夫です。よく着るコートや、型くずれさせたくないコートから、厚みのあるハンガーに替えていくと無理がありません。

Q. 玄関のフックにかけるのはだめですか?
A. 短い時間なら問題ありませんが、フックの一点に重さがかかるので、襟や背中が伸びやすくなります。帰ってからは、ハンガーにかけ直すのがおすすめです。

Q. ダウンコートも同じハンガーでいいですか?
A. ダウンは軽いので、肩の幅が合っていれば普通のハンガーでもかまいません。押しつぶさないよう、クローゼットではまわりにすき間をあけておきます。

あわせて読みたい

ベルトの結び方はコートの紐の結び方、ニットのしまい方はセーターの保管方法、クリーニングの時期はコートをクリーニングに出す時期は?へどうぞ。

まとめ:厚みと丸みのあるハンガーに、ボタンを留めて肩を合わせる

  1. コートは厚みと丸みのある、肩幅に合うハンガーに。細いハンガーは跡のもと
  2. ポケットを空にして、ボタンを上から2つほど留める。肩の縫い目を合わせる
  3. 帰ってすぐしまわず、一晩風を通す。ブラシでほこりを払う
  4. クローゼットは詰め込まず、ビニールカバーは外す。防虫剤は一種類
  5. ロングコートは裾が床に付かない高さに。重いコートには強いハンガー

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

コートのハンガーのかけ方の早見表:コートは肩幅に合う、厚みと肩先の丸みのあるハンガーにかける。細い針金のハンガーは肩の一点に重さがかかり跡や飛び出しの原因になる。かける前にポケットを空にし、ボタンを上から2つほど留め、肩の縫い目とハンガーの先を合わせ、ベルトはベルト通しに通しておく。帰ってすぐしまわず、風通しのよい所に一晩かけ、洋服ブラシでほこりを払い、ぬれた時はタオルで押さえて乾かす。クローゼットは詰め込まず、クリーニングのビニールカバーは外して通気性のある不織布カバーに、防虫剤は一種類を表示どおりに。ロングコートは裾が床に付かない高さに、重いコートは曲がらないハンガーに。ニットは畳んでしまう

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