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冬のコートを着ようと出してみたら、肩のところがぽこっと飛び出していたり、細い跡が付いていたり。お気に入りのコートほど、がっかりしますよね。コートは毎日のように着る分、ハンガーにかけている時間も長く、かけ方の違いが形にそのまま出やすい服です。
先に結論をひとつ。コートは、肩幅に合った、厚みと丸みのあるハンガーにかけるのがいちばんの基本です。細いハンガーは肩の一点に重さがかかって、跡や型くずれの原因になります。かける時はボタンを上から2つほど留め、肩の縫い目とハンガーの先を合わせると、形が整いやすくなります。
この記事では、ハンガーの選び方、かけ方の手順、帰ってすぐしまわない理由、クローゼットでの置き方、ロングコートや重いコートの注意を、図解で順番に見ていきます。
ケース別に読む:ハンガー選びに迷う人|かけ方を知りたい人|帰ってすぐしまう人|クローゼットが気になる人|ロングコート・重いコートの人
コートのハンガーのかけ方は、ハンガー選びから——厚み・丸み・肩幅
コートのハンガーのかけ方で、いちばん差が出るのはハンガーそのものです。コートは生地が厚く重いので、肩にかかる重さを広い面で支えられるハンガーが向いています。
| ハンガーの種類 | コートに向くか | ひとこと |
|---|---|---|
| 細い針金のハンガー | 向かない | 肩の一点に重さがかかり、跡や飛び出しの原因に |
| 普通のプラスチックのハンガー | 軽いコートなら | 肩先が細いと型くずれしやすい |
| 厚みと肩先の丸みがあるハンガー | 向いている | 肩の形にそって支え、形を保ちやすい |
| スーツ用の木のハンガー | 向いている | しっかりして重いコートにも合う |
選ぶ時は、ハンガーの横幅がコートの肩幅と合っているかも見てみてください。ハンガーが大きすぎると肩先が飛び出し、小さすぎると肩が落ちて型くずれします。目安は、ハンガーの先がコートの肩の縫い目の少し内側にくるくらいです。
かけ方の手順——ボタンを留め、肩の縫い目を合わせる
ハンガーが決まったら、かけ方です。次の順番でかけると、形が整いやすくなります。
- ポケットを空にする:鍵やスマホ、手袋が入ったままだと、ポケットの重さで前身ごろが下に引っぱられます
- ボタンを上から2つほど留める:前が開いたままだと、肩から生地がずり落ちて形がゆがみやすくなります
- 肩の縫い目とハンガーの先を合わせる:左右の肩がまっすぐになるように整え、襟を立てずに自然に寝かせます
- ベルトはベルト通しに通しておく:垂らしたままだと床に付いたり、なくしたりしやすくなります。結び方はコートの紐の結び方で紹介しています
最後に、軽く全体を手で整えて、しわを伸ばしておくと、次に着る時にすっきり見えます。
帰ってすぐしまわない——一晩風を通し、ブラシでほこりを
外から帰ったコートは、体温や外の湿気を含んでいます。すぐにクローゼットにしまうと湿気がこもり、においやカビの原因になることがあります。
- 一晩、風通しのよい所にかける:玄関や部屋のドアの近くなど、空気が動く所が向いています。暖房の風が直接当たる所や、直射日光の当たる所は避けます
- 洋服ブラシでほこりを払う:上から下へ、生地の流れにそって軽くブラシをかけます。花粉やほこりを落としておくと、生地が長持ちしやすくなります
- 雨や雪でぬれた時は、乾いたタオルで押さえてから:こすらずに水分を吸い取り、しっかり乾かしてからしまいます
毎日着るコートを2着で交互に着ると、それぞれをしっかり休ませることができます。
クローゼットでの置き方——詰め込まない・カバーは通気性のある物に
クローゼットの中でも、コートの形は変わっていきます。次の点を気をつけてみてください。
- 詰め込まない:服どうしが押し合うと、しわや型くずれの原因になります。コートの間には、手が入るくらいのすき間を
- クリーニングのビニールカバーは外す:ビニールは湿気がこもりやすいので、持ち帰ったら外して、通気性のある不織布のカバーにかけかえます
- 防虫剤は入れすぎない:種類の違う防虫剤を混ぜると、においが残ったり、しみの原因になったりすることがあります。使う時は一種類にして、表示どおりの数を
- ダウンは押しつぶさない:ふくらみがつぶれると、暖かさが戻りにくくなります。襟の汚れの落とし方はダウンコートの襟汚れの落とし方を見てみてください
ニットのコートやカーディガンは、ハンガーにかけると肩が伸びやすい素材です。ニット類は畳んでしまうのが向いていて、その考え方はセーターの保管方法にまとめています。
ロングコート・重いコートの時——裾の高さとハンガーの強さ
ロングコートや、ウールの厚いコートは、さらに気をつけたい点があります。
- 裾が床に付かない高さにかける:裾が床やほかの物に当たったままだと、折れぐせや汚れの原因になります
- ハンガーが曲がらない強さか確かめる:重いコートに細いハンガーを使うと、ハンガーがしなって肩の形がくずれます。しっかりした物を選びます
- 高い所にかける時は踏み台を安定させる:重いコートを持って背伸びするのは危ないので、ぐらつかない踏み台を使います
- 折れたハンガーは使わない:とがった先で生地を傷めたり、手を切ったりすることがあります
シーズンが終わってクリーニングに出すタイミングは、コートをクリーニングに出す時期は?が参考になります。
ゆきこ( ゚Д゚)『コートの肩の跡、気づくと地味にショックですよね。ハンガーを厚い物に替えるだけで変わるので、最初に見直したいところだと思います』
💡 この困りごとへの提案
肩の形を保ちたいなら、厚みと丸みのあるコート用のハンガーをそろえると安心です。肩幅に合う物を選んでください。
よくある質問
Q. 肩に付いてしまった跡は直せますか?
A. 生地の洗濯表示でスチームを当てられる物なら、少し離してスチームを当て、手で形を整えてから、厚みのあるハンガーにかけて冷ますと目立ちにくくなります。直らない時は、クリーニング店に相談すると安心です。
Q. ハンガーは全部そろえたほうがいいですか?
A. 全部でなくても大丈夫です。よく着るコートや、型くずれさせたくないコートから、厚みのあるハンガーに替えていくと無理がありません。
Q. 玄関のフックにかけるのはだめですか?
A. 短い時間なら問題ありませんが、フックの一点に重さがかかるので、襟や背中が伸びやすくなります。帰ってからは、ハンガーにかけ直すのがおすすめです。
Q. ダウンコートも同じハンガーでいいですか?
A. ダウンは軽いので、肩の幅が合っていれば普通のハンガーでもかまいません。押しつぶさないよう、クローゼットではまわりにすき間をあけておきます。
あわせて読みたい
ベルトの結び方はコートの紐の結び方、ニットのしまい方はセーターの保管方法、クリーニングの時期はコートをクリーニングに出す時期は?へどうぞ。
まとめ:厚みと丸みのあるハンガーに、ボタンを留めて肩を合わせる
- コートは厚みと丸みのある、肩幅に合うハンガーに。細いハンガーは跡のもと
- ポケットを空にして、ボタンを上から2つほど留める。肩の縫い目を合わせる
- 帰ってすぐしまわず、一晩風を通す。ブラシでほこりを払う
- クローゼットは詰め込まず、ビニールカバーは外す。防虫剤は一種類
- ロングコートは裾が床に付かない高さに。重いコートには強いハンガー
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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