電気毛布を洗濯機で洗う方法——先に洗濯表示と「丸洗い可」を見る。コネクタが外れない時の外し方、ネット・コース・脱水の決め方、干し方と通電の順番、乾燥機がダメな理由

家事

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

ひと冬お世話になった電気毛布、しまう前に洗いたいけれど、中に電熱線が入っていると思うと洗濯機に入れるのがこわい。コントローラーはどうするの、コネクタが固くて外れない、ネットは要るの、乾燥機は……と、洗濯かごの前で手が止まりますよね。子どもが寝汗をかいた毛布を前に、しばらく悩む人は多いと思います。

先に結論をひとつ。「丸洗い可」と洗濯表示があるものなら、コントローラーを外して、ネットに入れて弱い水流で洗えば家の洗濯機で洗えます。ただし順番があって、外す・洗う・干す・通電する、のどこか一つを飛ばすと電熱線を傷めてしまいます。表示の見方からコネクタの外し方、洗濯機の設定、干し方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ洗濯表示が見つからない洗わない。拭くだけにしてメーカーへ→第1章コネクタが固くて外れないロック付き。つまみ・回す・ふたの型→第2章洗濯機の設定が分からないネット・いちばん弱い水流・脱水1分→第3章柔軟剤を使っていい?説明書の指定どおり。なければ使わない→第4章干し方と通電の順番は?陰干し2〜3日。乾くまで通電しない→第5章

ケース別に読む:表示を確かめたい人コネクタが外れない人洗濯機の設定を知りたい人柔軟剤を迷う人干し方を知りたい人乾燥機を使いたい人しまう前に洗う人

最初に見るのは洗濯表示と「丸洗い可」——表示がなければ洗わない

電気毛布は、洗える前提で作られているものと、そうでないものがはっきり分かれています。だから最初にやるのは洗濯機のふたを開けることではなく、毛布のタグを探すことなんです。

  • 「丸洗い可」「洗濯機で洗えます」とタグや説明書に書かれている → 洗える。ただし書かれている条件(ネット・コース・水温)どおりに
  • 手洗いのマーク(たらいに手)だけ → 洗濯機は避けて、押し洗いに
  • 洗濯不可のマーク(たらいにバツ)、または表示が見つからない → 洗わない。表面の汚れは固く絞った布で拭くところまでにして、メーカーに確認する

「たぶん大丈夫だろう」で洗った毛布が翌シーズン温まらなくなった、という口コミは本当に多いんです。表示が読めないほど古い毛布なら、それ自体が買い替えを考える目安でもあります。どこを見て選ぶかは電気毛布で後悔した理由と安全な使い方にまとめています。

コントローラー(コネクタ)の外し方——外れないのはロック付きだから

洗う前に必ずやるのが、コントローラーを毛布から外すこと。コントローラーは電子部品なので、水に濡れると使えなくなりますし、毛布側のコネクタ部分を濡らしたまま通電するのも危ないんです。ここは「毛布本体だけが洗濯機に入る状態」にするのがゴールです。

そして「固くて外れない」の正体は、たいてい抜け止めのロックです。寝ている間に体が動いても抜けないよう、わざと簡単には抜けない作りになっています。型はだいたい次のどれかです。

  • つまみを押しながら引く型。コネクタの横や上に小さなボタンやレバーがあって、そこを押している間だけ抜ける
  • 回してから引く型。少しひねるとロックが外れて抜ける。回す向きは説明書の図に矢印で描かれていることが多い
  • ふたを開けてから抜く型。コネクタにカバーがかぶさっていて、それを持ち上げてから抜く
  • ロックなしで、ただ固いだけの型。左右に少しゆらしながら、コネクタの根元を持ってまっすぐ引く

どの型でも共通なのは、コードを引っ張らないこと。コードを持って引くと、毛布側の付け根で内部の線が傷みます。持つのはコネクタの硬い部分だけ。それでも外れない時は、無理に力をかけず、まず取扱説明書の図を見てください。手元になければ、メーカー名と型番で探すと図が出てくることがほとんどです。それでも外れない、部品が割れそう、という時はメーカーか販売店へ。

固いコネクタはロック付き。型を見分けるつまみを押しながら引くコネクタの横や上に 小さなボタンやレバー→押している間だけ抜ける回してから引く少しひねるとロックが外れる回す向きは説明書の図に矢印→図を見てから回すふたを開けてから抜くコネクタにカバーがかぶさるカバーを持ち上げてから抜く→ロックなしは根元を持つ共通:コードを引っ張らない。持つのはコネクタの硬い部分だけ

洗濯機での手順——ネット・弱水流・短い脱水

コントローラーが外れたら、いよいよ洗濯機です。「電熱線を折り曲げない・引っ張らない」を守る設定を選ぶだけなんです。

  1. 毛布をたたんでネットに入れる。縦に細長く折ってから、さらに折りたたむ屏風だたみにして、その形がくずれない大きさのネットに入れる。丸めたり、ぐしゃっと詰めたりすると、電熱線が一点で強く折れます
  2. コースはいちばん弱い水流。手洗いコース、おしゃれ着コース、ドライコースなど。標準コースは避ける
  3. 水温はタグの指定以下。ぬるま湯までにして、熱いお湯は使わない
  4. 洗剤は中性のおしゃれ着用。漂白剤は使わない
  5. 脱水は短く。1分ほどで止める。長く回すと毛布が片寄って、電熱線に強い力がかかります

洗濯機の容量に対して毛布が大きすぎる時は、無理に押し込まないでください。水が回らず、中でねじれます。その場合はコインランドリーの大型機か浴槽での押し洗いのほうが安全で、その判断は電気毛布はコインランドリーで洗える?コネクタの扱いと断線させない洗い方で書いています。ドラム式しかない家も、たたきつける動きが電熱線に響きやすいので、同じ記事の手洗いの手順を見てみてください。

表示を見る→外す→弱く洗う→乾くまで通電しない①表示を見る丸洗い可→洗える手洗い→押し洗い不可・表示なし→洗わない迷ったらメーカーへ②外す固いのはロックつまみを押す回してから引くふたを開けるコードを引っ張らずコネクタを持つ③洗濯機屏風だたみ→ネットいちばん弱いコースぬるま湯まで中性洗剤・漂白剤×脱水は1分柔軟剤は指定を確認④干す形を整えて陰干し2本の竿にM字2〜3日かけて完全に乾かす乾く前に通電しない乾燥機・布団乾燥機・アイロンはNG(高温で電熱線と被覆を傷める)洗ったあと、部分的に熱い・熱くならない・折り目に段差がある→断線の疑い。使わないコネクタ部分を濡らさない/コントローラーは拭くだけ/しまう前に1回洗って完全に乾かす

洗剤・柔軟剤・水温は「指定を確認」——書いていないなら使わない側に

柔軟剤を使っていいかは、メーカーによって答えが分かれるところです。「使ってよい」と書かれている機種もあれば、「使わない」と書かれている機種もあります。だから自分の毛布の説明書に書かれているほうに従うのが正解で、書かれていなければ使わない側に寄せておくと安心です。

  • 洗剤は中性のおしゃれ着用。漂白剤は生地と電熱線の被覆に負担がかかる
  • 柔軟剤は指定があれば規定量まで。多めに入れると、すすぎ残りが電熱線の周りに残る
  • 水温はぬるま湯まで。残り湯を使うなら温度が高すぎないか手で確かめる
  • 汚れが気になる場所は、洗う前に薄めた洗剤を布に含ませて軽く当てておく

干し方——形を整えて陰干し、完全に乾くまで通電しない

ここがいちばん差がつくところです。洗い方が正しくても、干し方と乾く前の通電で電熱線を傷めることがあるからです。

  1. 脱水が終わったら、すぐに取り出して形を整える。ねじれたまま置くと、電熱線がねじれた形で乾きます
  2. 2本の物干し竿にM字にかけるか、平らな台に広げて干す。1本の竿に二つ折りだと重さで真ん中が伸びる
  3. 直射日光は避けて陰干し。表面が乾いても中はまだ湿っているので、途中で裏返す
  4. 完全に乾くまで2〜3日は見る。触って冷たさがなく、コネクタ周りまで乾いているのを確かめる
  5. 乾いたのを確かめてから、コントローラーをつないで低い温度で短時間だけ様子を見る。むらなく温まればOK

ここで大事なのが、「乾かすために通電する」は絶対にしないこと。湿った状態で電気を流すと、内部でショートしたり断線したりします。「早く乾かしたい」気持ちは分かるのですが、そこは我慢どころなんです。

そして通電して確かめた時に、一部だけ熱い・一部だけ温まらない・折り目のところに段差のような感触があるなら、電熱線の断線が疑われます。その毛布はそれ以上使わずに、メーカーか販売店へ。エラー表示が出た時の考え方は電気毛布のエラー表示は何のサイン?に書いています。

干し方と通電の順番1すぐに取り出して形を整えるねじれたまま置くと、電熱線がねじれた形で乾く22本の竿にM字にかける・平らに広げる1本の竿に二つ折りだと、重さで真ん中が伸びる3直射日光は避けて陰干し表面が乾いても中はまだ湿っている。途中で裏返す4完全に乾くまで2〜3日は見る触って冷たさがなく、コネクタ周りまで乾いているか5乾いてからコントローラーをつなぐ低い温度で短時間だけ。むらなく温まれば大丈夫「乾かすために通電する」はしない。一部だけ熱い・温まらないなら使わない

乾燥機・アイロン・布団乾燥機がダメな理由、ドライクリーニングは表示次第

  • 乾燥機はNG。高温と回転で、電熱線とその被覆を傷めます。コインランドリーの乾燥機も同じ。「丸洗い可」と「乾燥機可」は別の話です
  • アイロンはNG。電熱線の上に高温を当てることになります。しわは干す時に形を整えれば伸びます
  • 布団乾燥機もNG。乾かす目的でも温める目的でも、高温の風を当て続けるのは避ける。説明書で禁じられていることが多い
  • ドライクリーニングは表示次第。マークがあれば出せますが、電気毛布であることを店に伝える。マークがなければ出さない

普通の毛布より電気毛布のほうが制限が多い、と覚えておくと迷いません。

しまう前に1回洗う——季節の段取り

汗や皮脂がついたまま押し入れに入れると、次の冬に匂いやカビの原因になります。だからしまう前に1回洗って、完全に乾かしてからしまうのが、いちばん手間の少ない段取りなんです。

  • 春先の、天気が続く週を狙って洗う。陰干しに2〜3日かかるので、雨の週は避ける
  • コントローラーは洗わず、乾いた布で拭いて、毛布と一緒に袋に入れる
  • しまう時は丸めず、ゆったりたたむ。上に重いものを乗せない
  • 次の冬に出したら、まず低温で短時間つけて、むらなく温まるかを確かめてから使う
  • シーズン中は月に1回ほど日陰で干せば十分。洗う回数を増やすより、汗を吸う敷きパッドを重ねるほうが長持ちします。乾くまでの夜のしのぎ方は電気毛布の代わりになるもので書いています

ゆきこ( ゚Д゚)『洗濯機に放り込む直前で「コントローラー!」と気づいて手が止まる、あの瞬間はよく聞きます。固いコネクタをコードを引っ張って外そうとしがちですが、横の小さなつまみを押すだけの機種が多いんですよね。読めば1分、読まずに壊せば毛布ごと買い直し。家電はまず図を見る、が正直いちばん安上がりだと思います』

毛布が入る大きさのネットが家にない、という人は多くて、小さいネットに無理に押し込むと屏風だたみが崩れてしまいます。毛布用の大型の洗濯ネットを1枚持っておくと、普通の毛布や敷きパッドにも使い回せるので、春の洗い替えがまとめて楽になりますよ。

毛布が入る大型の洗濯ネットを楽天市場で探す

毛布が入る大型の洗濯ネットをAmazonで探す

あわせて読みたい

家の洗濯機に入らない大きさなら、電気毛布はコインランドリーで洗える?コネクタの扱いと断線させない洗い方で、大型機での注意と手洗いの手順を書いています。洗ったあとに温まらない・エラーが出るなら電気毛布のエラー表示は何のサイン?を。買い替えを考えるなら電気毛布で後悔した理由と安全な使い方もあわせてどうぞ。

まとめ:表示を見て、外して、弱く洗って、乾くまで通電しない

  1. 「丸洗い可」の表示があるものだけ洗う。表示がなければ洗わずメーカーへ
  2. コントローラーは必ず外す。固いのはロック付き。コードを引っ張らずコネクタを持つ
  3. 屏風だたみでネットに入れ、いちばん弱いコース・脱水1分
  4. 形を整えて陰干し、完全に乾くまで通電しない。乾燥機・アイロンはNG
  5. 通電して部分的に熱い・温まらないなら使わない。しまう前に1回洗う

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

電気毛布を洗濯機で洗う早見表:まず洗濯表示を見て、丸洗い可なら洗える、手洗いマークなら押し洗い、表示なし・不可なら洗わずメーカーへ。コントローラーは必ず外す。固くて外れないのは抜け止めのロックで、つまみを押しながら引く・回してから引く・ふたを開けてから抜くの型があり、コードを引っ張らずコネクタの硬い部分を持つ。洗濯機は屏風だたみでネットに入れ、いちばん弱いコース、ぬるま湯まで、中性洗剤、漂白剤なし、柔軟剤は指定を確認、脱水は1分。干すのは形を整えて2本の竿にM字で陰干し、2〜3日かけて完全に乾かし、乾く前に通電しない。乾燥機・布団乾燥機・アイロンはNG、ドライクリーニングは表示次第。通電して部分的に熱い・温まらないなら断線の疑いで使わない。しまう前に1回洗って完全に乾かしてから丸めずたたむ

コメント

タイトルとURLをコピーしました