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帰ってきてイヤリングを外そうとしたら、ネジが固くて回らない。バネがどう開くのか分からない。耳たぶがじんじんしてきて、鏡の前で焦る。「壊れた?」「このまま寝るしかない?」と不安になりますよね。見えない所の細かい金具を手探りで動かすのは、それだけでも難しいものです。
先に結論をひとつ。取れないイヤリングのほとんどは、壊れているのではなく「種類に合わない外し方をしている」か「締めすぎて金具が固くなっている」だけです。だからまず、自分のイヤリングがどの種類かを見る。それで外し方が決まります。ただし、耳が腫れて金具が食い込んでいる時だけは、自分で外そうとしないでください。そこも含めて、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:壊れたのか知りたい人|種類別の外し方を見たい人|固くて動かない人|やってはいけないことを知りたい人|耳が腫れている人|子どものイヤリングの人
取れないのは壊れたのではなく、たいてい「種類の勘違い」か「締めすぎ」
イヤリングの金具は、見た目が似ていても動き方が違います。ネジ式を「引っ張って外す」ものだと思っていたり、バネ式を「回す」ものだと思っていたりすると、いくら力を入れても外れません。もうひとつ多いのが、落とすのが怖くてネジをぎゅっと締めすぎているケース。耳たぶは一日のうちにむくんで少し厚くなるので、朝ちょうどよかった締め具合が、夜には食い込むほど固くなっていることがあるんです。
- 種類の勘違い:ネジ式・バネ式・クリップ式・マグネット式で外し方が違う。まず金具の裏を鏡で見る
- 締めすぎ:ネジが耳たぶに食い込んで回しにくい。ゆるめる方向へ少しずつ
- むくみ:夕方は耳たぶが厚くなる。朝つけた時より外しにくいのは普通
- 本当に壊れている:ネジ山がつぶれて空回りする、バネが戻らない。この場合は第4章の「無理をしない」へ
種類別の外し方の早見表——ネジ式・バネ式・クリップ・マグネット
金具の裏側を見て、どれに当てはまるか確かめてから動かしてください。共通するのは、耳たぶをもう片方の手で軽く支えること。耳ごと引っ張られなくなるので、痛みがぐっと減ります。
| 種類 | 見分け方 | 外し方 | やりがちな間違い |
|---|---|---|---|
| ネジ式(ネジバネ式を含む) | 裏に丸いつまみがあり、回すと前後に動く | つまみを反時計回りに4分の1回転ずつ回して、隙間ができたら耳たぶを後ろへずらす | 回さずに引っ張る、締める方向に回す |
| バネ式(クリップ型) | 裏に持ち上げられるレバーがある | レバーの端を指の腹で外側へ持ち上げると開く。開いた状態のまま耳から外す | レバーを開かずに引く、金具の根元をこじる |
| クリップ式(バネなし) | 挟むだけの簡単な金具 | 金具の根元を軽く押して口を広げ、横にずらす | 先端をつまんで広げようとする(曲がる) |
| マグネット式 | 表と裏の2つの部品で耳たぶを挟んでいる | 裏の部品を横にずらす。上下に引かない | まっすぐ引き離す(耳が引っ張られる) |
| イヤーカフ・フープ型 | 耳のふちに引っかけている | かけている向きと逆にたどって外す | 正面に引っ張る |
ネジ式は「4分の1回転ずつ」がコツで、一気に回そうとすると指が滑って、かえって締まる方向に回してしまいがちです。日常のちょうどいい締め具合の見つけ方は、イヤリングで耳が痛い時のゆるめ方のほうで細かく書いています。
固くて動かない時のコツ——温める・滑り止め・人に頼む
外し方が合っているのに動かないのは、たいてい「指が滑る」か「金具が冷えて固い」かのどちらかです。力を足すより、条件を変えたほうが早く外れます。
- 手と金具を温める。冷えた指では細かい力が入りません。手をこすり合わせるか、ぬるま湯で手を温めてから。金具も、指で数十秒はさんでいると少し動きやすくなります
- 滑り止めを使う。薄いゴム手袋、輪ゴムをつまみに巻く、瓶のふた用の滑り止めシートで金具をつまむ。素手より小さな力で回せます
- 耳の油分を取る。耳たぶや金具に皮脂やヘアオイルがついていると滑ります。ティッシュで軽く押さえてから
- 鏡と明かり。手探りより、鏡で金具を見ながらのほうがずっと確実です。洗面所の明かりの下で、座って落ち着いて
- 人に頼む。家族に見てもらうと、正面から金具が見えるので一瞬で外れることが多いです。ひとりで抱え込まないのも立派なコツですよ
ネジが固い時に「オイルをさす」という方法もありますが、耳に近い所で油を使うとかぶれの原因になることもあるので、やるなら外したあとに金具だけに、が安心です。
やってはいけないこと——引っ張る・工具でこじる・無理に回す
焦ると力に頼りたくなりますが、耳たぶは薄くて傷つきやすい場所です。先にNGを見ておいてください。
- 正面に引っ張ると、金具がかかったまま耳たぶが引き伸ばされます。皮膚が切れたり、金具が変形して二度と閉まらなくなったりします
- ペンチやピンセットでこじると、滑った先が耳です。工具は「外れたあとに金具を直す」ためのもので、耳につけたまま使うものではありません
- 固いネジを力で回すと、ネジ山がつぶれて空回りします。そうなると、締めることも外すこともできなくなるので、固いと感じた時点で第3章のコツに戻ってください
- お風呂やベッドの上で作業すると、外れた小さな部品が排水口や布団の中に消えます。座って、トレーか布を下に敷いて
金具が壊れて外れない時は、アクセサリーの修理を受けている店に相談すると、耳につけたまま安全に外してもらえることがあります。自分で何とかする以外の道があると知っているだけで、無理をせずに済みますよ。
耳が腫れて外せない時——無理をしない、冷やす、受診
一番気をつけてほしいのがここです。耳たぶが腫れて金具が皮膚に食い込んでいる時は、自分で無理に外そうとしないでください。腫れた皮膚は薄く傷つきやすく、金具を動かすだけで切れたり、傷からばい菌が入ったりすることがあります。
- まず触るのをやめる。金具をいじるほど腫れが増します
- 清潔なタオルで包んだ保冷剤で、耳の周りを軽く冷やす。直接当てない、長く当てない。腫れが少し引けば、隙間ができて外れることもあります
- それでも外れない、痛みが強い、熱を持っている、血や汁が出ているなら、皮膚科か耳鼻科へ。金具がついたまま受診して大丈夫です。医療機関では、皮膚を傷めない形で外してもらえます
赤みやかゆみが金具の当たっている所に出ているなら、金属が肌に合っていない可能性もありますが、それは診てもらわないと分かりません。ここで「たぶん大丈夫」とは言い切れないので、迷ったら受診を選んでくださいね。外したあとも、赤み・腫れ・痛みが数日続く時は同じです。
子どものイヤリングが外せない時
おもちゃのイヤリングや、発表会・七五三でつけたイヤリングが外れなくて泣いている、という場面も多いですよね。子どもは耳たぶが小さくて柔らかいので、大人以上に「引っ張らない」が大事です。
- 必ず大人が外す。子ども自身や兄弟にやらせない。絵本や動画で気をそらしている間に、鏡ではなく正面から見て外すと早いです
- 外し方は大人と同じ。耳たぶを支えて、ネジ式は反時計回りに少しずつ、バネ式はレバーを持ち上げる。おもちゃのイヤリングはクリップ式が多く、根元を押して口を広げます
- 小さな部品の誤飲に注意。外れたネジのつまみ、シリコンカバー、飾りの石は、小さな子が口に入れやすい大きさです。外したらすぐに手の届かない所へ。飲み込んだかもしれない時は、様子を見るより早めに小児科へ相談を
- 耳が赤い・腫れているなら、大人と同じく無理に外さず受診。子どもは痛みをうまく言えないので、触られるのを嫌がる、片方の耳ばかり気にする、といったサインで気づいてあげてください
- つけっぱなしで寝かせない。寝返りで金具が押されて食い込んだり、外れた部品が布団の中に紛れたりします
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、イヤリングの「取れない」は、落とすのが怖くて締めすぎた結果なことが多いと思っています。締めすぎより、耳に合う締め具合とカバーで守るほうが、痛くもならないし外す時も楽ですよ』
💡 この困りごとへの提案
ネジが固くなるほど締めなくても落ちにくくするなら、金具にかぶせるシリコンカバーが助けになります。耳たぶとの当たりが柔らかくなって、少しゆるめの締め具合でも滑りにくくなるので、「食い込んで外れない」を減らす道具として知っておくと安心です。カバー自体も小さな部品なので、子どもの手の届かない所で保管を。
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つけている間の痛みや、ちょうどいい締め具合の見つけ方はイヤリングで耳が痛い時のゆるめ方に、ゆるめたら落ちるという逆の悩みはイヤリングが落ちる原因と落としにくい種類にまとめています。ピアスのキャッチが外れない時は仕組みが少し違うので、ピアスのキャッチが取れない時の外し方のほうをどうぞ。
まとめ:種類を見て、支えて、少しずつ。腫れていたら外さず受診
- まず種類を見る。ネジ式は反時計回り、バネ式はレバー、クリップは根元、マグネットは横へ
- 耳たぶを支えて少しずつ。ネジは4分の1回転ずつ、正面には引かない
- 固ければ条件を変える。手を温める、滑り止め、鏡と明かり、家族に頼む
- 引っ張る・工具でこじる・力で回すはNG。壊れたら店に相談
- 腫れて食い込んでいたら自分で外さない。冷やして皮膚科か耳鼻科へ。子どもは部品の誤飲に注意
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手順を1枚にまとめました。



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