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お出かけの荷物、少しでも減らしたいですよね。おむつポーチにおしりふきまで入れられたら便利なのに、市販品はサイズが合わない、自分で作るにも「ふたをどう付ければいいのか分からない」と手が止まる人、多いと思います。サイズの決め方や基本の縫い方はすでにまとめているので、この記事ではおしりふきの取り出し口を作る所だけに絞ります。
先に結論をひとつ。内蔵型がうまくいくかどうかは、取り出し口の位置で決まります。表側の中央に付けるか、端に付けるかで、作りやすさも使い勝手も変わるんです。口の作り方2つ、ふたの貼り方、中の仕切り、乾きにくい所の対策、そして小さい部品の誤飲への注意まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:取り出し口の位置に迷う人|ワンタッチふたで作りたい人|ふたの貼り方を知りたい人|中の仕切りを知りたい人|乾きにくいのが気になる人
取り出し口の位置で決まる——中央か端か
サイズの決め方や、巾着型・ファスナー型の基本の縫い方、裏地とキルト生地の選び方は、既存記事のおむつポーチの作り方(型紙なし)にまとめています。基本の手順はそちらに譲り、この記事ではおしりふきの取り出し口をどう作るかだけに絞って進めます。
中央に付けると、表から見て位置がすぐ分かり、片手でサッと取り出せます。一方で端に付けると、本体の開閉部やファスナーと干渉しにくく、湿気もこもりにくいというメリットがあります。どちらも正解ですが、迷ったら「片手での取り出しやすさ」を優先すると、実際に使う場面で困りにくいですよ。外出先でおむつを替える場面は、片手がふさがっていることが多いので、取り出しやすさを軸に決める人が多い印象です。
口の作り方2つ——切り込み+ワンタッチふた、ファスナー口
取り出し口の作り方は、大きく分けて2つです。
| 型 | 作り方の要点 | 向く人 |
|---|---|---|
| 切り込み+ワンタッチふた型 | 布に切り込みを入れ、周囲を始末してふたを貼る | 手早く作りたい人 |
| ファスナー口型 | 短いファスナーを縫い付けて口にする | 中身が見えないようにしたい人 |
- 切り込み+ワンタッチふた型。取り出したい位置に、おしりふきの幅より少し短めの切り込みを入れ、周囲をジグザグ縫いか接着芯で始末してから、ふたを貼ります。裏側からも当て布で補強すると、繰り返しの開閉に強くなります
- ファスナー口型。切り込みの代わりに、短いファスナーを縫い付ける方法です。閉じられるので、ほこりが入りにくく、持ち歩き中にふたが開く心配も減ります
ふたの貼り方——ラミネート生地に貼る、布には当て布
ワンタッチふたを使うなら、貼る面の生地選びが仕上がりを左右します。
- ラミネート生地に貼る場合。表面がつるっとしているので、接着剤や両面テープの種類を製品の表示に合わせて選びます
- 綿などの布に貼る場合。周囲を先にミシンで縫い留めてから貼ると、はがれにくくなります
- アイロンで圧着するタイプ。必ず当て布をして、直接生地にアイロンを当てないでください。ラミネート生地は熱で縮んだり溶けたりすることがあるので、低温で短時間にとどめます
アイロンを使う作業は、蒸気でやけどをすることがあるので、コードを台から垂らさず、子どもを作業台に近づけないようにしてください。
中の仕切り——おしりふきをずれない位置に
取り出し口を作っただけでは、中でおしりふきが動いてしまい、口の位置とずれてしまうことがあります。中に仕切りを1枚足すと解決します。
- おしりふきのパッケージの大きさに合わせて、仕切り布を裁つ。パッケージより少しだけ小さめにすると、動きにくくなります
- 本体の内側、取り出し口の裏側にあたる位置に、仕切りを縫いとめる。上下は開けたまま、左右だけ縫うとパッケージの出し入れがしやすいです
- 仕切りの生地は、水に強いラミネートか防水加工の布を選ぶ。中身の水分がポーチ本体に移りにくくなります
仕切りを縫いとめる位置は、パッケージを実際に当ててから印を付けると失敗が少なくなります。先に本体を完成させてから仕切りを付けようとすると、手が入りにくく縫いづらいので、本体を縫う前の段階で仕切りだけ済ませておくのがコツです。パッケージの残量が減ってくると中で動きやすくなるので、仕切りの幅はぴったりよりわずかに小さめの方が、最後まで安定して使えます。
乾きにくい所の対策——内側だけラミネート、洗い替え
おしりふきを内蔵する構造は、どうしても湿気がこもりやすくなります。対策は3つです。
- 内側だけラミネート生地にする。外側は通気性のある布にして、湿気が本体全体にこもらないようにします
- 使わない時は口を開けておく。持ち歩かない時間は、取り出し口やファスナーを開けて風を通します
- 洗い替えを1枚用意する。同じ型紙でもう1枚作っておくと、洗って乾かす間も困りません
内蔵型は、基本の巾着型やファスナー型に比べると縫う箇所が増える分、少しだけ手間がかかります。それでも、荷物が1つ減る便利さと引き換えに考えれば、作る価値は十分にあるはずです。慣れないうちは、まず取り出し口だけ試し布で練習してから本番の生地に進むと、失敗が少なくなりますよ。
ここまでの作業では、ミシン・裁ちばさみ・リッパー・目打ちを使う場面があります。まち針や針は、作業を始める前と終える時に本数を数える習慣をつけてください。縫い代の切り口は内側に隠し、角は丸めておくと、けがの予防にもなります。縫わずに接着芯やテープで済ませられないか、先に考えてみるのもひとつの手です。
ワンタッチふた・スナップなどの小さい部品は、誤飲する年齢の子どもの手が届く所に置かないでください。目安は「トイレットペーパーの芯を通る大きさなら渡さない」です。できあがったポーチも、ビニール袋だけで代用して持ち歩かず、顔をふさぐ物を掛けない・大きい袋をかぶらないように、置き場所や持たせ方にも気をつけましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『内蔵型は便利ですけど、正直、ふたの部品が増える分だけ、洗い替えを1枚持っておく方が結局は楽だと思います。忙しい朝に洗ってすぐ、が難しい家庭は多いですよね』
ふたの貼り付けに使うワンタッチふたは、単品でも手に入ります。手持ちの生地で仕切りだけ作り替えたい人にも便利です。
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基本の作り方とサイズの決め方はおむつポーチの作り方(型紙なし)、中身の組み合わせで迷っている人はおむつポーチのサイズと中身、作らずに市販品で済ませたい人はおむつポーチの代用にまとめています。
まとめ:取り出し口は中央か端。ふたは当て布、小さい部品は手の届かない所へ
- 内蔵型は取り出し口の位置で決まる。中央は取り出しやすく、端は湿気がこもりにくい
- 口の作り方は切り込み+ワンタッチふたか、ファスナー口の2つ
- ふたはラミネート生地に貼る。布は当て布をして低温で圧着
- 中に仕切りを1枚足すと、おしりふきがずれにくい
- ふた・スナップは誤飲する年齢の手が届く所に置かない。針の本数も数える
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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