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お座りができるようになった頃にもらったり買ったりした豆椅子。しばらくは大活躍だったけれど、最近は「もう卒業かな」「そもそもうちには必要だったのかな」と感じている人もいるのではないでしょうか。一方で、立ち上がろうとして椅子ごと傾いたり、座面から鳴る音が気になったりと、心配の種になっている家もあると思います。
先に結論をひとつ。豆椅子が危ないかどうかは、椅子そのものよりも「座らせ方」で決まる部分が大きいです。ベルトを使っているか、目を離していないか、どこに置いているか。ここを押さえたうえで、必要かどうか、音の正体、ベルトの選び方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:先に安全を確認したい人|必要かどうか迷っている人|音が気になる人|危ない座らせ方を知りたい人|ベルトを後付けしたい人
先に安全——ベルトは転落防止、目を離さない、テーブル付きは挟まない
豆椅子まわりの安全で押さえておきたいことは、そう多くありません。でも、ひとつでも抜けると転落や誤飲につながるので、最初にまとめておきます。
- ベルトは転落防止。立ち上がろうとする子には必ず使う。座面に固定するベルトがあっても、締めていなければ意味がありません
- 座らせたまま目を離さない。ベルトをしていても、体をひねって抜け出そうとすることがあります
- テーブル付きの豆椅子で挟まない。テーブルと椅子の間に指を入れない、立ち上がる時にテーブルを先に外す。これはバンボ型の椅子の代用でも言われている、挟まない・高くしないという考え方と同じです
- 高い所に置かない。座らせたままダイニングテーブルの上や、ソファの座面の上に置くと、転落した時の高さが上がります
この4つを守ったうえで、必要かどうか、音の正体、ベルトの選び方を見ていきます。特に「座らせたまま目を離さない」は、家事や上の子の対応でつい数十秒目を離してしまいがちな場面です。キッチンに立つ時は豆椅子ごとそばに移動する、テーブルの上には座らせない、といった置き場所のルールを家族で決めておくと、毎回気をつけるより負担が少なくなります。
必要かどうかの分かれ目——お座りの安定・食事の姿勢・すぐ立つ子
「豆椅子はいらない」と感じる家もあれば、「あって助かった」という家もあります。分かれ目になるのは、主にこの3つです。
お座りがまだ不安定な時期は、豆椅子に座らせるより、床に座らせて見守る方が向いていることが多いです。逆に、ローテーブルで食事をする家では、足が床につく低い椅子の出番が長く続きます。すぐに立ち上がろうとする子には、ベルトをしても心配が残ることがあるので、その時は無理に豆椅子を使い続けず、他の椅子に切り替える判断も選択肢です。
「いらない」と感じる家の多くは、床に座布団や小さなラグを敷いて座らせている、あるいはダイニングチェアに補助クッションを組み合わせている、というように、豆椅子以外の方法ですでに姿勢が作れているケースです。今使っている座り方に不便を感じていないなら、無理に買い足す必要はありません。
「音が鳴る」の正体——座面の笛と止め方
座る・立つを繰り返すたびに「ピー」「プー」と音がする豆椅子があります。これは故障ではなく、多くの場合、座面の下に仕込まれた笛の仕掛けによるものです。空気が抜ける時に音が鳴る仕組みで、赤ちゃんが座った・立った、という動きを楽しくする目的で作られています。
音が気になる、あるいは静かにさせたい時は、笛が外せる型かどうかをまず確認してください。座面の裏にねじで留まっている場合は、笛の部品だけ外せることがあります。外せない一体型の場合は、笛の穴を軽くふさぐ方法もありますが、力を入れすぎて部品を壊さないよう、無理はしないでください。笛の部品は小さく、外した後は子どもの手が届かない場所にすぐ片づけることも忘れずに。誤って口に入れると危険です。
笛を残すか外すかは、椅子ごとに一度決めたら、家族の間でも共有しておくと安心です。祖父母の家など、別の場所で座らせる機会がある時は、笛の有無をひと言伝えておくと、思わぬ音への驚きも防げます。
危ない座らせ方——テーブルの上・ソファの上・ベルトなしで放置
豆椅子そのものより、座らせ方が原因で起きるヒヤリとした場面は少なくありません。次のような座らせ方は避けてください。
特にダイニングテーブルやソファの座面の上に豆椅子を置くのは、椅子自体の安定は保てても、落ちた時の高さが上がってしまいます。低い、平らで安定した床の上に置くのが基本です。
ベルトを後付けする時の選び方と、いつまで使うか
もともとベルトが付いていない豆椅子や、ベルトが壊れてしまった椅子には、100円ショップのチェアベルトを後付けする方法があります。選ぶ時は、座面にあいている穴の位置と、ベルトの取り付け位置が合うかを確認してください。穴がない座面には、座面を挟み込む形のベルトが使いやすい型です。
| ベルトの型 | 向く豆椅子 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 座面の穴に通すひも型 | もともと穴があいている座面 | 穴の位置とひもの長さが合うか確認する |
| 座面を挟み込むクリップ型 | 穴があいていない座面 | 挟む力が弱いと外れやすいので固定を確かめる |
| 面ファスナーで留める型 | 幅が広めの座面 | 面ファスナーの摩耗を時々チェックする |
取り付けたら、子どもの体に対してきつすぎないか、緩すぎて抜け出せないかを、実際に座らせて確認します。ベルトの素材は、口に入れても洗って乾かせる物を選ぶと扱いやすいです。取り付け位置がずれていると、立ち上がろうとした時にベルトが緩んでしまうことがあるので、座らせるたびに緩みがないか軽く触れて確かめる習慣をつけておくと安心です。
豆椅子をいつまで使うかは、年齢よりも体重と足の長さで判断すると目安がつかみやすいです。座面からはみ出すくらい大きくなった、足が伸びきって窮屈そう、という様子が出てきたら卒業の合図。体重の上限は椅子ごとに表示されているので、そちらを目安にしてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、豆椅子は「あると便利」だけど「なくても何とかなる」道具だと思っています。すでに他の椅子で食事の姿勢が作れているなら、無理に買い足す必要はないですよね』
ベルト付きで、座面の高さも合わせやすい豆椅子を選んでおくと、後付けのベルトを探す手間が省けます。
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まとめ:ベルトは必ず締める。目を離さない。音は笛が原因で、卒業は体重と足の長さで判断
- ベルトは転落防止。立ち上がろうとする子には必ず締める
- 座らせたまま目を離さない。テーブル付きは挟まないよう外してから立たせる
- 音は座面の笛が正体。外す時は部品を子どもの手が届かない所に
- 低く平らな床の上に置く。テーブルやソファの上に置かない
- 卒業の目安は体重と足の長さ。ベルトを後付けする時はきつさを実際に確認
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