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宿題を始めようとしたら、筆箱の鉛筆が全滅。頼みの鉛筆削りは、壊れているか行方不明——。引っ越し直後や旅行先、じいじばあばの家あたりでも、わりとよく起きる「詰み」です。
でも大丈夫。鉛筆はもともとナイフで削って使う道具で、鉛筆削りという機械のほうが後発です。カッターナイフが1本あれば今日の分は確実にしのげますし、カッターすらなくても、意外な道具で「書ける先」までは持っていけます。
先にお約束だけ。刃物を使う方法は、お子さん一人にはやらせないでください。小学生なら大人が隣について、持ち方から一緒に。この記事では安全な持ち方も含めて説明します。
本命:カッターナイフで削る(昔ながらの正攻法です)
文具メーカーも「ナイフ削りは筆圧や書き味に合わせられる」と紹介している、いちばん確実な代用です。コツは1つだけ。刃を動かすのではなく、鉛筆のほうを動かすことです。
- 新聞紙かチラシを1枚敷きます(カスの後始末がラクになります)
- 利き手にカッター。刃は短めに出して、体の外側に向けます
- 反対の手で鉛筆を持ち、カッターを持った手の親指で刃の背を軽く支えます
- カッターはなるべく固定したまま、鉛筆を手前に引くようにして、木の部分を薄くそいでいきます。六角鉛筆なら、6つの面を順番に
- 芯が1cmほど顔を出したら、芯のまわりを一周軽くならして、芯先は最後にひと削りして完成です
一気に深く削ろうとすると芯ごと持っていかれます。「薄く、何回も」が、きれいに仕上がって芯も折れないコツです。慣れると1本2〜3分。ちょっとした無心の時間で、削り上がりの匂いも良いものです。
ゆきこ( ゚Д゚)『「刃じゃなくて鉛筆を動かす」…! これ知らずに刃をブンブン動かして怖い思いしてた』
お子さんが使う場合は、必ず大人が隣について、最初の数本は手を添えてあげてください。軍手をはめさせたくなりますが、軍手は逆に滑って危ないので、素手で正しい持ち方を教えるほうが安全です。
カッターもない時の代用いろいろ
彫刻刀(平刀・切り出し刀)——実は削りやすい
お子さんの図工セットに入っている彫刻刀は、鉛筆削りの代用として優秀です。平刀か切り出し刀を使い、カッターと同じ要領で「鉛筆側を動かして」薄くそぎます。刃に厚みがあるぶん、カッターより安定して削れます。彫刻刀つながりでは、彫刻刀ケースの代用の記事も書いています。
紙やすり——「先だけ丸い」ならこれが最速
木の部分は残っていて芯の先だけ丸くなった状態なら、削り直すまでもありません。紙やすり(100〜240番くらい)に芯先を斜めに当てて、くるくる回しながらこするだけ。デッサンをする人が芯を整えるのと同じ方法で、30秒で書ける先に戻ります。爪とぎ用のやすりや、マッチ箱の側面のザラザラでも代用できます。
ペティナイフ(小さい包丁)——最終手段
刃物がカッターも彫刻刀もない家なら、小ぶりのペティナイフで。まな板の上で、刃を外向きに、カッターと同じ「鉛筆を動かす」方式で削ります。大きい包丁は取り回しが悪く危ないので、やめておきましょう。
やらないほうがいい道具
- はさみ——刃がすべりやすく、指をやりがちです。はさみ自体も刃こぼれします。「はさみの持ち手側の穴でこそげる」という裏ワザもありますが、けがのリスクに見合いません
- 爪切り・缶切り——固定できず、芯がボロボロになるだけです
外出先・学校で「今すぐ」の時
- コンビニ・100均で携帯鉛筆削りを買うのが結局いちばん早くて安全です。文具コーナーに小さい手持ちタイプが100円前後であります
- 学校なら、友だちや先生に借りるのが最速。教室に備え付けがある学校も多いです
- 書けさえすればいいなら、芯先を紙やすり方式(ザラザラした場所でくるくる)でしのぐ手も
しのいだ後は:筆箱に1個、携帯削りを常備すると平和です
今回のような「削り器がない詰み」は、筆箱に小さい携帯鉛筆削りを1個入れておくだけで二度と起きません。カスが中にたまるフタつきタイプなら、教室でも汚さず使えます。携帯鉛筆削りを楽天市場で探す、または携帯鉛筆削りをAmazonで探すと、フタつきの小さいものがいろいろ見つかります。
なお、家の鉛筆削りが「壊れて削れない」のが今回の発端だった方は、捨てる前に詰まりの直し方と削れない原因の切り分けを見てみてください。芯のかけら1つで復活することが、本当によくあります。
同じ「学用品を忘れた・ない時」シリーズとして、コンパスがない時に円を描く方法も書いています。定規と鉛筆だけで半径指定の円が描けますよ。
まとめ:カッターで「鉛筆を動かす」。先だけなら紙やすりが最速
- 本命はカッター削り。刃は固定気味にして鉛筆側を手前に引く。薄く何回も
- 彫刻刀の平刀・切り出し刀も削りやすい代用品
- 芯先が丸いだけなら紙やすりにくるくる。30秒で復活
- はさみ・爪切りはやらない。包丁は小ぶりのものを最終手段で
- 刃物は子どもだけで使わせない。軍手より「正しい持ち方」が安全
- 筆箱に携帯削りを1個常備すれば再発しません
保存版:この記事の早見表
代用手段の一覧を1枚にまとめました。



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