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暗い物置や浴室の隅で、背中の丸い、足の長い虫を見かけた。「コオロギ? バッタ? それとも別の虫?」と、名前が分からなくて気持ち悪い。大きさのわりに迫力があって、「こんなに大きいの?」と驚いた人も多いと思います。
先に結論をひとつ。カマドウマは羽がなく、背中が丸く、長い触角と大きな後ろ脚が目立つと言われています。コオロギやバッタとは、羽と体の形で見分けられます。「便所コオロギ」は呼び名の一つで、鳴かないと言われます。大きさと色の見方、違いの早見表、鳴き声の話を、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:大きさが気になる人|色が気になる人|コオロギ・バッタとの違いを知りたい人|便所コオロギが気になる人|鳴き声が気になる人|見つけた時が知りたい人
大きさ・サイズ——触角と脚を含めると大きく見える
カマドウマの大きさは、種類や成長の段階によって違います。そのため、「このくらい」と1つの数字で決めることは難しいんです。見た目の印象として押さえておきたいのは、次の点です。
- 体そのものは、丸みのあるずんぐりした形。背中が盛り上がって見えます
- 触角がとても長い。体より長く伸びて、ゆらゆら動きます
- 後ろ脚が太くて長い。折りたたんだ脚が、体の外へ大きくはみ出して見えます
- 触角と脚を広げると、全体はかなり大きく見える。体の大きさ以上に迫力があるのは、そのためです
家の中で見つかるのは、暗い所にいる個体が多いので、ライトを当てた時に、ぴょんと跳ねて驚く人が多いんです。跳ねる力が強いのも、後ろ脚が発達しているためで、こちらに向かって跳んでくることもあります。慌てず、近づきすぎないで、少し離れて観察しましょう。
小さい個体は、成長の途中の幼い姿のことがあります。大きさだけで種類や、危ない虫かどうかを決めることはできません。気になる時は、体の形や羽の有無を見るのが確実です。
色——黒い? 茶色? 暗さや成長で見え方が変わる
カマドウマは、茶色っぽい体に、まだらの模様がある姿がよく見られると言われます。「黒い」と感じる人もいますが、暗い物置や浴室の隅では、影になって濃い色に見えることがあります。
- 茶色っぽい。明るい所で見ると、茶色や黄土色のまだら模様に見えやすい
- 黒っぽく見える。暗い所や、体が濡れている時は、濃い色に見えることがあります
- 色が淡く見える。成長の途中で皮を脱いだ直後は、いつもより淡い色に見えることがあります
色の見え方は、光の当たり方で変わるので、色だけで見分けるのは難しいんです。羽の有無や体の形と合わせて見てください。写真に撮っておくと、あとで図鑑と見比べられるので、落ち着いて調べられます。
コオロギ・バッタとの違い——羽と体の形で見分ける
いちばん迷いやすい、コオロギとバッタとの違いを、表にまとめます。種類による差もあるので、あくまで一般的な目安です。
| 比べるところ | カマドウマ | コオロギ | バッタ |
|---|---|---|---|
| 羽 | ない | ある(種類による) | ある(種類による) |
| 背中の形 | 丸く盛り上がる | 平たく、やや細長い | 細長く、頭が角ばる |
| 触角 | とても長い | 長い | 短め |
| 後ろ脚 | 太くて長い | 太め | 大きく発達している |
| よくいる場所 | 暗くて湿った所 | 草むら、土の上、石の下 | 日当たりのよい草むら |
迷った時は、見る順番を決めておくと簡単です。
- まず羽を探す。背中に羽が見えなければ、カマドウマの可能性が高くなります
- 次に背中を横から見る。丸く盛り上がっていれば、さらに近づきます
- 最後に触角と後ろ脚を見る。触角がとても長く、後ろ脚が太ければ、ほぼ決まりです
カマドウマは、コオロギやキリギリスに近い仲間と言われますが、羽がないのが大きな違いです。バッタは触角が短く、日当たりのよい草むらにいることが多いので、家の中の暗い所で出会うなら、まず羽の有無を見てください。
見分ける時は、虫の正面や真上からより、横から見た姿を思い浮かべると分かりやすくなります。カマドウマは横から見ると、背中が山のように丸くなっていて、コオロギのような平たい背中とは印象がだいぶ違います。写真や図鑑でも、横向きの姿を探して見比べてみてください。
見分けるために虫を捕まえる必要はありません。虫取り網を家にある物で作る方法は虫取り網の代用にありますが、家の中で見つけた生き物は、見るだけにして、そっとしておく方が安心です。
便所コオロギという呼び名——呼び名の一つ
「便所コオロギ」という名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。これは、カマドウマの呼び名の一つだと言われています。トイレや暗い場所で見かけることがあるため、そう呼ばれるようになったようです。
名前に「コオロギ」とついていても、羽がなく、鳴かないところが、一般的なコオロギとの大きな違いです。ほかにも、「カマドウマ」には、昔の台所のかまどのまわりで見つかったことから名前がついたと言われるなど、いくつかの呼び名があります。便所虫という呼び名についてはワラジムシと便所虫の違いで別の角度から紹介しています。
鳴く? うるさい?——鳴かないと言われる
夜に家の中や庭から鳴き声が聞こえて、「カマドウマが鳴いているの?」と心配になる人もいます。カマドウマには羽がないので、コオロギのように羽をこすり合わせて音を出す仕組みがなく、鳴かないと言われています。
鳴き声の主を探す時は、音がする方向を確かめてみてください。窓の外から聞こえるなら、庭や植え込みにいる虫のことが多く、家の中の床下や壁の方から聞こえる場合も、別の虫のことがあります。姿が見えない時は、無理に探さず、聞こえる時間帯をメモしておくと、あとで調べやすくなります。
夜に聞こえる鳴き声は、コオロギや鈴虫など、ほかの虫のことが多いと言われます。鳴き声がうるさくて眠れない時の対処は鈴虫の鳴き声がうるさくて眠れないに、鳴き声の時期や時間帯は鈴虫の鳴き声はいつまで?にまとめています。
見つけた時は——触らず、殺さず、外へ
見分けがついても、つかなくても、見つけた時の基本は同じです。素手で触らない。触ってしまったら、石けんで手を洗い、洗う前に目や口をこすらない。殺したり傷つけたりしない。ペットがいる家では、近づかないようにして、気になる時は獣医さんに相談してください。
家の中で見つけた時の外への出し方は、トイレに出た場合を例にカマドウマがトイレに出る時で順番にまとめています。跳ねるので追いかけないのがコツです。
ゆきこ( ゚Д゚)『名前に「コオロギ」とついているのに鳴かない、と知っておくと、ちょっと得した気分になりますよね』
💡 この困りごとへの提案
子どもが「これ何の虫?」と聞いてきたら、一緒に図鑑で見比べると盛り上がります。似た虫を並べて見られる、子ども向けの昆虫図鑑が1冊あると、名前の調べ方の練習にもなります。
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夜の鳴き声が気になる時は鈴虫の鳴き声がうるさくて眠れない、鳴く時期は鈴虫の鳴き声はいつまで?、トイレで見つけた時の外への出し方はカマドウマがトイレに出る時、便所虫の呼び名はワラジムシと便所虫の違いにまとめています。
まとめ:羽がなく、背中が丸く、触角と後ろ脚が長い。鳴かないと言われる
- 羽がない。背中が丸く、触角と後ろ脚が長いのが特徴
- 大きさは種類と成長で違う。触角と脚を含めると大きく見える
- コオロギやバッタとは羽と体の形で見分ける。表で比べる
- 便所コオロギは呼び名の一つ。名前にコオロギとつくが鳴かない
- 素手で触らず、殺さず外へ。触ったら石けんで手を洗う
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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