※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
夜、ふと壁を見たら、長い触角の大きな虫が歩いている。カミキリムシ?家の中に?と、思わず固まってしまう場面は、きっと珍しくありません。どう動けばいいのか、かむのか、また来るのか。気になることだらけですよね。
先に結論をひとつ。素手でつかまず、コップと紙で包んで外へ出せば大丈夫です。殺す必要はありません。カミキリムシは外の木や薪から来て、網戸のすき間や開けた窓、洗濯物にくっついて入ってくることが多いと言われています。
虫の種類を見分けたい時は、別の記事(カミキリムシみたいな虫の見分け方)で詳しくまとめています。ここでは、家の中にいた時の対応と、入ってくる所に絞って、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:かむか・害があるか知りたい人|外へ出したい人|どこから入ったか知りたい人|家具や木の物から出てきた人|入りにくくしたい人|集合住宅・ペット・子どもが気になる人
先に知っておきたいこと——かむ?害はある?
まず落ち着くための3つのポイントです。
- かむことがある。大きなあごを持つ種類がいて、つかむと、かまれて痛いことがあります。素手で触らないのが基本です
- 人を狙って襲ってくる虫ではなく、明かりに寄ってきたり、迷い込んだりしているだけのことが多いと言われます
- 成虫が、家の木を食べ進めて困らせることは、あまり心配しなくていいと言われます。気になるのは、家具や木材から出てきた場合(第4章)
虫の種類によって、大きさやあごの強さはさまざまです。大きな種類ほどあごが目立つので、迷ったら「大きい虫は触らない」と覚えておくと安心です。
もし、かまれて強い痛みや腫れが続く時は、医療機関に相談してください。ふだんは、触らなければ心配の少ない虫です。
外へ出す手順——コップと紙、手袋で、そっと
歩いている虫は、「かぶせる→紙を入れる→外へ放す」の3手順で外へ出せます。広い口のコップ(透明だと中が見えて安心です)と、はがきくらいの厚めの紙があれば始められます。
- かまれないよう、手袋をして、コップをそっとかぶせます。虫を押しつぶさないよう、勢いよくかぶせません
- コップの口と壁や床のすき間に、紙をすべらせて、ふたにします
- 紙で口をふさいだまま、外の草や木の根元へ。ベランダや玄関先で構いません。そっとコップを傾けて放します
コップがすぐ見つからない時は、深めの容器でも代わりになります。虫がじっとしている間に準備しておくと、あわてずにすみます。
遠くまで運ばなくて大丈夫です。人の庭や私有地の植え込みではなく、自分の敷地やベランダ、玄関先の草や木の根元が目安です。殺さない、叩かない、つぶさないで、そのまま帰してあげれば、それで終わりです。
カーテンや壁の高い所にいる時は、脚立などに乗らず、自分の手が届く高さまで降りてくるのを待つのが安全です。飛び回って落ち着かない時は、追いかけず、部屋の明かりを消して窓を大きく開け、少し離れて待ちます。外の明かりのほうへ、出ていってくれることがあります。
どこから入ってきた?——入口の早見表
外から来る虫なので、必ずどこかに入口があります。心当たりを、次の表で探してみてください。
| 入ってくる所 | 起こりやすい場面 | 先にできること |
|---|---|---|
| 網戸・窓 | 夜に明かりをつけて窓を開けた時 | 網戸を閉める。すき間を作らない |
| 洗濯物 | 外に干した服やタオルにとまっていた時 | 取り込む前に広げて目で確かめる |
| 植木鉢 | 外に出していた鉢を室内へ戻した時 | 入れる前に葉や土を目で見る |
| 薪・流木・木材 | 薪や飾りの木を室内に持ち込んだ時 | 屋外で保管。入れる前に確かめる |
| 玄関ドア | 夜に長く開け閉めした時 | 明かりの近くで長く開けない |
洗濯物と植木鉢は、見落としやすい入口です。特に、夜まで外に干しっぱなしにした物は、とまった虫がそのまま室内に入ってくることがあると言われます。
特に夜は、部屋の明かりが外に漏れて、虫を引き寄せることがあると言われます。網戸が閉まっていても、小さな穴やサッシとの間にすき間があれば通れてしまうので、あとの章でその対策も見ていきましょう。
家具や木の物から出てきた時——外から来たのではないかも
「窓も網戸も閉めていたのに、いつの間にかいる」。そんな時は、薪や、木の家具・柱、持ち込んだ木材から出てきた可能性があると言われます。木の中で育った幼虫が、成虫になって出てくることがあるためです。
目印は、木の物の近くに、おがくずのような細かい粉や、小さな穴が見える時です。次の対応が基本になります。
- 虫は、第2章の手順で外へ出す。素手で触らない
- 粉や穴のある物を、むやみに削ったり、こじ開けたりしない
- 家具は購入先に、賃貸の建物は管理会社に、持ち家の柱や床は専門の業者に相談する
- 薬剤を使う場合は、製品の表示どおりに、が基本です。ただし、家の木部が関わる時は専門の業者に任せましょう
中古の木の家具や、古い木箱、古い柱から出てきたというケースもあると言われます。新しく迎えた木の物は、置く前に穴や粉がないか、目で確かめておくと安心です。
庭木の幹に穴があいていたり、根元に木くずが積もっていたりする場合も、幼虫がいるサインと言われます。木が弱っているかもしれないので、素手で触らず、造園業者や園芸店に相談してください。
入りにくくする——網戸・洗濯物・明かりの3つ
外から来る虫を、ゼロにするのは難しいものです。それでも、次の3つで入りにくくできます。
- 網戸のすき間と穴をふさぐ:小さな穴は、補修用のシールでふさげます。サッシと網戸の間のすき間も、目で確かめておきます
- 洗濯物は取り込む前に確かめる:ベランダで広げて、目で見て確かめてから室内へ
- 夜はカーテンを引く:窓を開けて明かりをつけたままにしない
どれか1つだけでなく、2つ3つと重ねるほど入りにくくなります。ただ、完全にゼロにするのは難しいので、見つけた時の手順を覚えておくほうが気が楽です。
虫よけの薬剤を使う場合は、製品の表示どおりに。子どもやペットの手の届く所には使わないでください。まずは、物理的にふさぐのが安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『虫が苦手でも、コップと紙なら少し距離を取れるので、気持ちが楽になりますよね』
💡 この困りごとへの提案
網戸の小さな穴は、気づかないうちに増えていることがあります。補修用のシールを1つ置いておくと、見つけた時にすぐふさげます。
集合住宅・ペット・子どもがいる時の注意
最後に、まわりの状況別の注意です。
- 集合住宅:共用の廊下や階段、ベランダにいる場合は、管理会社や管理組合の案内に従います。隣のベランダの様子には立ち入らない
- 犬や猫:追いかけて遊ぶと、かまれたり、虫が弱ったりします。別の部屋に移してから対応します
- 小鳥:ケージのある部屋では、虫を外に出すまで、ケージのそばに近づけない
- 子ども:触らせず、「見るだけ」にします。外へ出す手順も、大人が手袋をして行います
夜に見つけてあわててしまった時は、いったん深呼吸をして、焦らず手順を思い出してください。虫は、急に動く物に驚いて飛ぶことがあるので、ゆっくり動くのがコツです。
種類が気になる時は、カミキリムシみたいな虫の見分け方を見てください。
あわせて読みたい
網戸のすき間から虫が入る理由は網戸を閉めてるのに虫が入る原因|寄せる向きが逆かもしれませんに、似た虫の見分けはカミキリムシみたいな虫の見分け方にまとめています。話は変わりますが、マカロニを茹でずにそのまま揚げたい時の油の考え方は、マカロニを茹でずにそのまま揚げていい?に載せています。
まとめ:素手でつかまず、コップと紙で外へ。入口をふさぐ
- 素手でつかまない。かまれることがある。手袋をして、殺さない
- コップをかぶせ、紙を差し込み、外の草や木の根元へ
- 高い所は降りてくるまで待つ。脚立に乗らない
- 入口は網戸・窓・洗濯物・植木鉢・薪。家具から出たら購入先や管理会社へ
- 網戸の穴とすき間をふさぐ。犬猫と子どもは近づけない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



コメント