カツオブシムシが家の中にいる時——どこにいるか・なぜ出るかと、茶色い虫の見分け方

生活

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窓辺や壁に、ごま粒くらいの小さな茶色っぽい虫が止まっている。丸っぽくて、ぱっと見は汚れのよう。でも動いている。しかもクローゼットが近い——そんな状況だと、「衣類に何かあるのでは」と心配になりますよね。

先に結論をひとつ。カツオブシムシは、衣類(ウールや絹)や乾物のそばに出やすい、小さな茶色っぽい虫と言われています。見かけたら、しまってある衣類と乾物の置き場所を先に見て、洗う・乾かす・密閉するで片付けるのが基本です。むやみに怖がらなくて大丈夫です。どこにいるのか、なぜ出るのか、茶色い虫の見分け方、衣類と乾物の片付けを順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ窓辺に小さな丸い虫→どこにいるかを見る第1章へ ▶クローゼットの近くにいる→なぜ出るかを知る第2章へ ▶茶色い虫の正体が気になる→見分けの目安を見る第3章へ ▶衣類に小さな穴がある→しまう前の片付け第4章へ ▶乾物の近くにいる→密閉と掃除を見る第5章へ ▶

ケース別に読む:窓辺にいる人|クローゼットの近くにいる人|茶色い虫が気になる人|衣類の片付けを知りたい人|乾物の近くにいる人

4コマ漫画|衣類を守る順番窓辺で小さい虫がいる窓辺1小さな茶色い丸い虫やりがちそのまま収納…クローゼット2着たまましまうと寄りやすいしまう前洗う→乾かす→フタ付きの収納へ洗って乾かすフタ付きに入れる乾物は密閉3洗って乾かしてフタ付きへ結果これで安心だね4置き場所を見直して安心

どこにいる?——出やすい場所の早見表

カツオブシムシが見つかりやすい場所は、だいたい決まっています。「えさになる物がある所」と「外から入りやすい所」の2つです。

場所 見かけやすいもの まず見ること
クローゼット・押し入れ 衣類のまわりの小さな虫 ウール・絹・カシミヤなど動物の毛でできた衣類
乾物のある棚 袋の近くの小さな虫 開けたままの袋、湿った乾物
窓辺・ベランダの戸 外から入ってきた成虫 網戸の破れ、洗濯物の取り込み
畳・カーペットのすみ ほこりと一緒にいる小さな虫 掃除が行き届きにくい壁ぎわ
出やすい3つの場所クローゼットウールや絹の衣類乾物のある棚開けたままの袋外から入る窓辺花に集まると言われるえさになる物と入り口を、先に見ておきます

窓辺で成虫が見つかる場合は、外から入ってきた可能性が高いと言われます。そのまま家の中の衣類や乾物に近づくこともあるので、見かけたらその周辺をひと通り見ておくと安心です。

見かけた時に役立つのは、「どこで」「何の近くで」「何匹くらい」の3点をメモしておくことです。クローゼットの近くで1匹だけなら、外から入った成虫かもしれません。同じ場所で繰り返し見かけるなら、その近くにえさになる物がないかを探してみてください。

なぜ出る?——えさになる物と外から入る道

カツオブシムシの名前は、かつおぶしのような乾いた動物性の食べ物に集まることから来ていると言われます。衣類でいえば、動物の毛や絹などが、えさになりやすい素材です。汚れや皮脂が残った衣類は、特に寄りやすいと言われています。

外から入る道は、窓や戸のすき間、網戸の破れ、洗濯物などです。成虫は春ごろから外の花に集まることがあると言われていて、そこから家の中へ入ってくると考えられています。「掃除をしていないから」と落ち込む必要はありません。きれいに暮らしていても、外から入ってしまうことはあります。

家の中で増えやすくなる条件は、次のとおりです。

  • えさがある。動物の毛の衣類、乾物、ほこりがたまった所
  • 人の出入りが少ない。しまい込んだままの衣類や、開けない収納
  • 外から入る道がある。網戸の破れ、戸のすき間

つまり、えさを減らし、入り口を減らし、たまに風を通す——この3つが基本の考え方です。

茶色い虫の見分け方——ごま粒くらいで丸っぽい

カツオブシムシの成虫は、ごま粒くらいの小さな虫で、丸っぽく、茶色や黒っぽい色に、白や黄色の模様がまじると言われます。ぱっと見は小さなてんとう虫のようにも見えますが、はねの感じが違います。

ただ、家の中に出る小さな茶色い虫は種類が多く、見た目だけでは区別しにくいのが本当のところです。たとえば、シバンムシも小さな茶色い虫で、乾物や畳のまわりで見かけることがあると言われます。「小さな茶色い虫が衣類や乾物のそばにいる」と分かったら、まず置き場所の見直しと考えるのが、いちばん迷いません。

種類をはっきりさせたい時は、写真を撮って、自治体の相談窓口や、詳しい人に見てもらうのがおすすめです。ネットの情報だけで決めつけず、迷ったら相談しましょう。

見た目の特徴を言葉にしておくと、相談する時にも伝わります。「ごま粒くらい」「丸い」「茶色っぽい」「白や黄色がまじる」「窓辺か、クローゼットの近くか」。この4つがあれば、自治体の窓口でも話が早いはずです。

衣類の片付け——洗う・乾かしきる・フタ付きの収納へ

衣類で大事なのは、しまう前の手間です。しまってから慌てるより、しまう前に整える方が、ずっと楽なんです。

しまう前の3つの順番1洗う→2しっかり乾かす→3フタ付きの収納へしまう前の手間が、あとの安心になります
  • 洗う。皮脂や食べこぼしの汚れが残った衣類は、寄りやすいと言われます。洗える物は洗ってからしまいます。洗えない物は、洗濯表示を見て、お店に相談を
  • しっかり乾かす。湿気が残ったままだと、傷みやすくなります。風通しのよい場所で、中まで乾かしてください
  • フタ付きの収納に入れる。フタ付きの衣装ケースに入れ、すき間をつくらないようにします。出し入れの時だけ開ける形が基本です
  • 時々風を通す。しまい込んだままにせず、季節の変わり目などに様子を見ます

防虫剤を使う場合は、製品の表示どおりに、置く場所と数を守ってください。衣類の保管の考え方はセーターの保管方法に、しまい込まない収納の考え方は衣替えしないとどうなる?に、防虫剤の匂いが気になる時は防虫剤の臭いが洗濯しても取れないにまとまっています。

衣類に小さな穴が見かけた時は、その衣類を取り出して、まわりの衣類も一緒に見ます。広がっていなければ、洗ってから乾かし、ケースに入れ直しましょう。

乾物と掃除——密閉して、拭いて、手を洗う

乾物の近くで見かけた時は、袋を開けたままにしていないかを見てください。かつおぶし、煮干し、干ししいたけ、乾麺などの乾物は、開封したら密閉容器か、しっかり閉じられる保存袋に移しておくと、虫が寄りにくくなります。虫がついてしまった乾物は、食べずに処分してください。

乾物は、買ってきた袋のまま輪ゴムで留めているだけの家も多いと思います。袋の口は意外とすき間があるので、湿気が入りやすく、においも外に漏れがちです。容器に移す時は、中をよく乾かしてから入れましょう。

虫がいた場所を拭く時は、使い捨ての紙を使い、終わったら手を洗います。洗剤を使う場合は、表示どおりに使い、塩素系と酸性の洗剤は混ぜないでください。「まぜるな危険」の表示がある物は、特に注意しましょう。

見かけた成虫は、つぶさずに、コップと紙で受けて外へ戻します。素手では触らず、触れてしまったら石けんで手を洗い、目や口をこすらないでください。子どもが触れたらすぐに手を洗い、かゆみやくしゃみなど体調が気になる時は医療機関に相談してください。

ペットがいる家では、猫や犬が虫に近づいて口に入れそうな時は、離してください。気になる様子があれば獣医さんに相談しましょう。

マンションやアパートで、壁や共用部の窓まわりに何度も出る時は、自分で直さずに、管理会社に伝えてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『虫の話は、見かけた瞬間はドキッとしますが、「えさと入り口を減らす」と覚えておくと整理がつくと思います。収納を見直す、いいきっかけにもなりますよね』

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衣類を長くしまう時の考え方はセーターの保管方法で。衣替えをしないで掛けっぱなしにする収納の注意点は衣替えしないとどうなる?、防虫剤の匂いで困った時は防虫剤の臭いが洗濯しても取れないもどうぞ。

まとめ:えさと入り口を減らす。洗って、乾かしきって、フタ付きの収納へ

  1. 衣類や乾物のそばの小さな茶色い虫。ごま粒くらいで丸っぽいと言われる
  2. えさと入り口を減らす。動物の毛の衣類、乾物、網戸の破れを見る
  3. 洗って、しっかり乾かし、フタ付きの収納へ。しまう前の手間が大事
  4. 乾物は密閉。拭く時は使い捨ての紙。洗剤は表示どおり、混ぜない
  5. つぶさず外へ。触れたら石けんで手を洗う。体調が気になれば医療機関に相談

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

カツオブシムシの早見表:ごま粒くらいで丸っぽい小さな茶色い虫で、ウールや絹の衣類や乾物のそばに出やすいと言われる。出やすい場所はクローゼットや押し入れ、乾物の棚、窓辺。えさと入り口を減らすのが基本。衣類は洗って、しっかり乾かし、フタ付きの収納へ入れる。乾物は密閉容器か保存袋に移す。拭く時は使い捨ての紙を使い、洗剤は表示どおりで塩素系と酸性は混ぜない。つぶさず外へ戻し、触れたら石けんで手を洗い、体調が気になる時は医療機関に相談する。

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