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作業の途中でメジャーのテープを引き出したら、勢いよく戻ってこない。あるいは、途中でつっかえて止まってしまう。使う頻度が高い道具だからこそ、こういう不調は地味に困りますよね。分解して直したくなる気持ちも分かりますが、中には勢いよく飛び出す部品が入っています。
先に結論をひとつ。症状によって原因が違うので、まず「戻らない」「止まる」「ストッパーが壊れた」のどれに当たるかを見分けること。そのうえで、分解する前に知っておきたい注意点があります。症状別の早見表、分解の前の確認、直せる範囲、買い替えの目安まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:戻らない・止まる症状を見分けたい人|途中で止まる人|分解を考えている人|テープの折れを直したい人|買い替えか迷っている人
症状別の早見表——戻らない・止まる・ストッパーが壊れた
まず、今起きている症状がどれに当たるかを確かめてみてください。原因の見当がつけば、次にやることがはっきりします。
| 症状 | 考えられる原因 | 次にすること |
|---|---|---|
| テープが戻らない・戻りが遅い | ゼンマイのへたり・内部のゴミ | ゴミを取ってみる。直らなければ買い替え検討 |
| 途中で止まる・引っかかる | テープの折れ・砂やほこりの詰まり | 詰まりを確認。第2章へ |
| ストッパー(固定ボタン)が壊れた | 内部のバネの劣化・破損 | 分解は難しい部分。買い替えの検討へ |
ゼンマイのへたりは、経年による自然な劣化で、掃除では直らないことが多いです。一方、テープの詰まりや折れは、外から手が届く範囲で対処できる場合があります。次の章で詳しく見ていきましょう。
途中で止まる時——詰まりと折れの見分け方
テープが途中で止まる、引っかかる、という時は、次の順番で確かめてみてください。
- テープの表面を確認する。折れ目やへこみがある場所で止まっていないか、ゆっくり出し入れして確かめます
- 本体の出入り口(テープの通り道)を見る。砂やほこりが詰まっていることがあります。乾いた布や柔らかいブラシで、見える範囲だけ拭き取ってみてください
- 無理に押し込まない。引っかかっている状態で強く押すと、テープがさらに折れたり、内部の部品を傷めたりします
詰まりを取っても止まる場所が変わらない時は、その部分のテープ自体が折れている可能性が高いです。折れたテープの扱いは、第4章で詳しく説明します。テープが金属製の物は、一度折れ目がついた場所が繰り返し同じ方向に曲がりやすくなるので、同じ位置で止まる・引っかかるという症状が続く時は、その部分だけ弱くなっているサインとして見ておくと分かりやすいです。
分解を考える前に——ゼンマイが勢いよく飛び出す
「開けてゼンマイを見れば直るのでは」と思う人もいますが、メジャーの分解にはかなり注意が必要です。
メジャーの内部には、テープを巻き戻すためのゼンマイ(板状のバネ)が強く巻かれた状態で入っています。ケースを開けた瞬間に勢いよく飛び出すことがあり、目や指に当たるとけがにつながります。ネジの有無を確かめるだけならよいですが、その先に進む時は、必ず目の保護をして、顔を近づけないようにしてください。
また、分解した時点でメーカーの保証は対象外になることが多いです。買ってからあまり時間がたっていない物や、しっかりした作りの物は、開ける前に販売店に相談してみる方が安心です。無理に自分で直そうとせず、「難しいと感じたら買い替える」という判断も十分ありです。
テープの折れを直す——切ると目盛りが狂う
テープの先端付近が折れている、あるいは少し切れている時は、直せる範囲があります。
- 折れた先端の数センチを切って、金具を付け直す方法があります。これで引っかかりはなくなりますが、切った分だけ長さがずれるので、目盛りの数字は正確ではなくなります
- 切って直したメジャーは、正確な測定には使わないでください。おおよその長さを見る、目印をつける、といった用途にとどめるのが安全です
- 正確な寸法が必要な作業(家具の発注や工事の見積もりなど)では、別の新しいメジャーを用意する方が結局早く済みます
- 直したメジャーを使い続ける場合は、「測定に使わない」と分かるように印をつけるか、道具箱の中で別の場所に分けておくと、うっかり正確な寸法として使ってしまう間違いを防げます
テープの端で作業する時は、金属の縁で手を切ることがあるので、指先に力を入れすぎず、ゆっくり作業してください。切れ味の鋭い工具を使う場面では、手袋があると安心です。
買い替えの目安——安い物は修理より買い替えが早い
ここまでの方法で直らない時や、直しても不安が残る時の考え方です。
- ゼンマイのへたりやストッパーの破損は、自分で直せる範囲を超えていることが多いです
- 手頃な価格帯の物は、修理より買い替えの方が早くて確実な場合が多くあります。金額はここでは断定しません
- 仕事でよく使う人は、予備を1本持っておくと、不調が出た時にすぐ困りません
- 長さやテープの幅、ロック機能の有無など、次に選ぶ時に見るポイントを決めておくと、買い替えがスムーズです
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、メジャーは値段の割にしっかりした作りの物が多いので、無理に分解するより、次の1本を早めに用意する方が安心だと思っています。ゼンマイが飛び出す道具だと知っているだけで、扱い方がだいぶ変わりますよね』
💡 この困りごとへの提案
普段からテープをしまう時に軽くゴミを拭き取っておくと、詰まりによる不調はかなり予防できます。道具箱の中で他の物に押されて角がつぶれないよう、置く場所も気にかけてみてください。落下も本体を傷める大きな原因になるので、高い場所に置いたままにせず、使い終わったらすぐしまう習慣にしておくと、長く不調なく使えます。
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まとめ:症状を見分け、分解はゼンマイに注意。切ったテープは測定に使わない
- まず「戻らない・止まる・ストッパー破損」のどれかを見分ける
- 途中で止まる時は詰まりとテープの折れを確認。無理に押し込まない
- 分解はゼンマイが飛び出す心配がある。目の保護をし、保証外になることも承知しておく
- テープを切って直した物は目盛りが狂うので測定に使わない
- 直らない・不安が残る時は買い替えが早くて確実な場合が多い
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手順を1枚にまとめました。



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