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オットマンをソファとお揃いのカバーで覆いたいと思っても、市販のマルチカバーはサイズが合わなかったり、色柄がちぐはぐになったりして、結局あきらめてしまう人は多いですよね。かといって適当な布をかぶせるだけでは、すぐにずれて隙間ができてしまいます。
先に結論をひとつ。オットマンカバーは、天面と側面を分けて測って、別々に裁ってから縫い合わせる「箱型」で作ると、隙間なくぴったり仕上がります。ただ、そこまで手間をかけられない時は、マルチカバーやゴムで絞る布での代用も十分に選択肢です。測り方、箱型の縫い方、代用の考え方、生地の選び方、ずれる時の固定まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:縫う前に確認したい人|採寸から知りたい人|箱型の縫い方を知りたい人|代用で済ませたい人|生地の選び方を知りたい人|ずれる時の固定を知りたい人
縫う前に確認――手芸のけがと、オットマンを踏み台にしない
作り始める前に、まず安全のお話をさせてください。ミシン・アイロン・裁ちばさみ・目打ちのけがは、どの工程でも起こり得ます。まち針・針は本数を数えて始めて数えて終わることを習慣にし、アイロンをかける時は防水生地やビニール、伸びる素材に当て布をして直接当てないようにしましょう。ナイロンや防水加工の生地は熱で溶けることがあります。布の切り口は内側・角は丸めるようにすると、仕上がりも安全です。縫うことに自信がない人は、縫わない案として、後の章で紹介する代用から試してみてください。
それから、カバーの作り方とは別に、オットマンは踏み台にしない・乗って物を取らないという約束も覚えておいてください。座面が柔らかいオットマンほど、乗った時に安定せずバランスを崩しやすいものです。踏み台としての使い方については踏み台の代用についてでも詳しく触れています。あわせて、カバーを縫う時は布の端を垂らさないように、仕上がり寸法より大きく余らせないことも意識しておきましょう。
測るのは3か所――天面の縦横・高さ・脚の有無
箱型のカバーを作るなら、まず採寸から。測るのは3か所だけです。天面の縦と横、床から天面までの高さ、そして脚が出ているタイプかどうか。この3つを押さえておけば、生地の必要量に大きくずれることはありません。
脚が外に出ているタイプは、裾を脚の分だけ短くするか、脚の位置に合わせて切り込みを入れる必要があります。逆に脚が隠れているボックス型なら、床まですっぽり覆う長さで作って構いません。採寸の時に、脚の形も一緒にメモしておくと、裁つ時に慌てません。
採寸したサイズには、縫い代として1〜2センチほど余分を足しておきましょう。ぴったりすぎるサイズで裁ってしまうと、縫い合わせた時にきつくて天面が浮いてしまうことがあります。少し余裕を持たせておく方が、あとで微調整もしやすくなります。
箱型の縫い方――天面1枚+側面4枚を別々に
箱型カバーの基本は、天面1枚と側面4枚を別々に裁って、あとから縫い合わせる作り方です。1枚の布で一体に作ろうとすると角の処理が難しくなるので、最初から分けておく方が失敗が少なくなります。
縫う順番は、まず側面4枚を筒状につなぎ、次に天面を上端に縫い合わせます。角の部分は、切り口を内側にして角を丸めるようにすると、ほつれにくく見た目もきれいに仕上がります。裾は、脚の高さに合わせて三つ折りにして縫うと、しっかりした仕上がりになります。
代用で済ませたい時――マルチカバー・ゴムで絞る布・ソファカバーの余り
「そこまで作り込む時間がない」という人には、代用という選択肢もあります。大判のマルチカバーをかぶせてゴムで絞る、伸びる生地を座面の形に合わせてざっくり縫う、ソファカバーを作った時の余り布を使う、といった方法です。ぴったりの箱型にはなりませんが、見た目のちぐはぐさはかなり減らせます。
マルチカバーを使う場合は、天面を覆ってから四隅を軽く縛るか、裏側で余った布をクリップで留めるだけでも形になります。箱型ほどきっちりしませんが、季節ごとに柄を替えたい人には、かえって扱いやすい方法かもしれません。
オットマンとセットでソファ選びに悩んだ経験がある人はソファを買って後悔した理由も参考になるはずです。ビーズクッションをやめてから代わりを探している人にはビーズクッションをやめた後の代わりもあわせてどうぞ。
生地の選び方――ソファと同じ生地、伸びる生地は縫いにくい
生地を選ぶ時は、ソファと同じ生地か、近い色柄をそろえると統一感が出ます。伸びる生地(ニットやストレッチ素材)はフィットしやすい一方で、縫う時に生地が引っ張られてゆがみやすく、手芸に慣れていない人には少し難しく感じるかもしれません。最初は伸びの少ない綿や麻の生地から試す方が、失敗しにくいですよ。洗って繰り返し使うことを考えるなら、洗濯機で洗える素材かどうかも選ぶ時の目安にしてください。
色や柄で迷ったら、ソファの生地から少し離した無地を選ぶと、統一感を保ちながらもオットマンだけ浮いて見えることがありません。逆に思い切ってアクセントになる色柄を選ぶと、部屋のワンポイントとして楽しめることもあります。どちらを選ぶかは、部屋全体の雰囲気と相談して決めてみてください。
ずれる時の固定――裏に滑り止め・脚に結ぶ
箱型にしっかり作っても、使ううちにずれてくることはあります。裏側に滑り止めシートを貼るか、脚のあるタイプなら脚にひもを回して結ぶ方法で固定しましょう。紐の余りは短く切りそろえて、布の端を垂らさないようにしてください。垂れた布や紐は、引っかけて本体ごと落とす原因になります。
滑り止めシートは、貼ってから時間がたつと粘着が弱くなることがあります。座るたびにぐらつきを感じるようになったら、貼り替えのサインです。ひもの結び目も、月に一度くらいはゆるんでいないか確かめておくと安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ソファとお揃いにこだわらなければ、マルチカバーで十分だと思う場面も多いです。作る手間と見た目のこだわり、どちらを取るかは好みですよね』
伸縮性のあるオットマンカバーなら、採寸も裁断もせずにかぶせるだけでフィットします。箱型を一から縫う時間がない人は、まず伸縮タイプを試してみるのもいいですね。
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まとめ:測るのは3か所。箱型は天面と側面を別々に。踏み台にはしない
- 測るのは3か所。天面の縦横・高さ・脚の有無を先に確認
- 箱型は天面1枚+側面4枚を別々に縫う。一体では作らない
- 時間がない時はマルチカバーやゴムで絞る布で代用も選択肢
- 生地はソファと同じ物か近い色柄を。伸びる生地は縫いにくい
- オットマンは踏み台にしない。ずれる時は裏の滑り止めと脚の紐で固定
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