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通販で届いた箱を開けるたびに出てくる気泡緩衝材(いわゆるプチプチ)。「次の発送で使うかも」と取っておくうちに、押し入れの一角がふくらんでいる家、多いですよね。いざ捨てようとすると、軽いのにかさばってゴミ袋に入らない。そもそも何ゴミなのかも、はっきりしない。
先に結論をひとつ。何ゴミかは自治体で違うので、「自分の自治体の案内」を1回見るのが最短です。そのうえで、かさばる問題は「空気を抜く」ことでほとんど解決します。粒を潰す、きつく巻く、袋に入れて空気を抜く、小さく切る。分別の見方、かさを減らす手順、大量にある時の手放し先、そして溜めない仕組みまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:何ゴミか知りたい人|袋に入らなくて困っている人|大量にある人|取っておきたい人|溜まる一方の人
何ゴミ?——プラ資源か可燃かは自治体で違う。表示と汚れで分ける
気泡緩衝材(プチプチ)の素材はポリエチレンという、レジ袋と同じ仲間のプラスチックです。だから「プラスチックの資源」として集めている自治体もあれば、「燃やすゴミ」に入れる自治体もあります。さらに、同じ自治体でも「商品を包んでいた包装なら資源、それ以外は可燃」と分けているところもあるんです。ここは自治体の案内を見る以外に、確かな答えがありません。自治体のごみ分別検索で「緩衝材」「気泡」と引いてみてください。
案内を見る時に、手元の物を次の4つに分けておくと、読み違えが減ります。
| 手元の物 | 見るところ | 迷った時の考え方 |
|---|---|---|
| きれいな気泡緩衝材 | プラ資源に出せるか。出せるなら袋の指定 | 資源に出す時は他のプラと一緒に、指定の袋で |
| 汚れた物・においが付いた物 | 汚れが落ちない物は資源に出せないことが多い | 軽く拭いて落ちなければ可燃の側で考える。ただし自治体の案内で確認 |
| 紙と一体の封筒(内側が気泡) | 紙と気泡を剥がせるか | 剥がせれば分ける。剥がせない一体型はどちらに出すか案内で確認 |
| のりやテープが付いた物 | テープを剥がせるか | 剥がせる分は剥がす。残った小さいテープまで神経質にならなくていいことが多い |
「商品を包んでいた包装かどうか」で分ける自治体では、通販の箱に入っていた緩衝材は包装の扱いになることが多いのですが、自分で買ったロールの残りは扱いが変わることもあります。迷ったら自治体の窓口に聞くのがいちばん早いです。段ボールと一緒に迷いがちな点は段ボールの捨て方、紐なしで出せる?にもまとめています。
かさを減らす4つの手——潰す・巻く・袋で空気を抜く・切る
「何ゴミか」が分かっても、袋に入らなければ出せません。気泡緩衝材のかさの正体は、粒の中の空気です。つまり、空気を抜けばかさは消える。手を動かす順番はこうです。
- 潰す。床に広げて、上から踏みます。大粒はこれでほぼ潰れます。小粒は潰し残りが出るので、手のひらで押しながら転がすように。音が大きいので、夜や集合住宅では時間を選んでください
- 巻く。潰した面を内側にして、端からきつく巻きます。巻き終わりを内側に折り込むか、輪ゴムやテープで留めると広がりません。広がらないことが、袋に入れる時に効いてきます
- 袋に入れて空気を抜く。ゴミ袋に詰めたら、上から体重をかけて押し、袋の口を絞りながら空気を出します。しばったあとの隙間に、他のかさばらないゴミを入れる余裕ができることも
- 切る。長いロールの残りや、大きな1枚は、そのままだと巻いても太くなります。ハサミで30cm四方ほどに切ってから潰すと、ぐっと扱いやすくなります。カッターは要りません。刃物を使う時は刃を体に向けず、子どもの手の届かない所で
4つもあると面倒に感じるかもしれませんが、袋1つ分だったものが半分以下になることも珍しくないんです。ちなみに、熱で縮める方法を紹介しているところもありますが、においや火災の心配があるので、この記事ではすすめません。潰して巻く、これで十分です。
もうひとつ、作業中の注意です。潰す時に床に広げるので、小さい子どもがいる家では、粒をかじる・口に入れる・大きい1枚を頭からかぶるといったことが起きやすくなります。子どもが寝ている時間か、別の部屋で作業して、終わったらすぐ袋に入れて手の届かない所へ置いてください。
大量にある時——引っ越し・まとめ買いのあとの手放し先
引っ越しのあとや、大きな家具・家電を買ったあとは、袋いくつ分もの緩衝材が一度に出ますよね。ゴミの日に少しずつ出すのが基本ですが、それでは間に合わない時の選択肢もあります。
| 手放し先 | 向いている状況 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 自治体のごみ収集 | 数袋なら数回に分けて出す | 1回に出せる袋数に上限がある自治体もある。案内で確認 |
| 引っ越し業者・家具の配送業者 | 引っ越し直後・大型家電の設置時 | 梱包材の引き取りをしているかは業者と契約内容で違う。作業当日より前に相談 |
| 譲る(フリマ・地域の譲り合い) | きれいな物がまとまってある | 発送が多い人には需要がある。受け渡しの手間と場所の相談は先に |
| 店頭の資源回収 | 回収品目に緩衝材が含まれる場合 | 回収しているのは特定の容器包装だけのことが多い。品目を店の案内で確認 |
意外と知られていないのが、引っ越し業者や家具の配送業者に、梱包材の引き取りを相談できることがあるという点です。引き取りをしているか、料金がかかるか、当日に頼めるかは業者と契約内容で違うので、見積もりや設置の日程を決める時に「梱包材は引き取ってもらえますか」と一言聞いておくと、あとが楽になります。
譲る先としては、フリマの発送を頻繁にしている人や、ハンドメイド作品を送っている人に需要があります。地域の譲り合いの掲示板やアプリで「緩衝材、まとめて」と出すと、引き取り手が見つかることもあります。汚れていない物だけをまとめ、受け渡しの場所と日時は先に決めておくと安心です。
取っておくなら——上限を決めて、畳んで立てる
捨てる前提の記事ですが、「次の発送で使うから取っておきたい」という人もいますよね。ただ、上限を決めずに取っておくと、必ず溜まります。取っておく時の型はこうです。
- 入れ物を1つ決める。紙袋1つ、あるいは靴の箱1つ。「これに入る分だけ」が上限です。入らなくなったら、古い方から捨てます
- きれいな物だけを残す。汚れやにおいが付いた物は、次に使う時にも困ります。残すのは、そのまま人に送れる状態の物だけ
- 畳んで立てる。丸めて押し込むと、次に使う時にくしゃくしゃで広げにくくなります。大きい1枚は四つ折りにして、ファイルのように立てておくと取り出しやすいです
- 袋型(封筒型)はそのまま重ねる。フリマの発送では、袋型がいちばん手早く使えます。潰さずにそのまま重ねておきます
取っておいた緩衝材が足りなくなった時、家にある物で代わりにする方法は、プチプチの代用にまとめています。「取っておかなくても何とかなる」と分かると、上限を決めやすくなりますよ。
溜めない仕組み——届いた日に潰す、紙の緩衝材に切り替える
結局のところ、緩衝材が溜まるのは「あとでやろう」と箱ごと置いておくからなんです。仕組みで防ぐなら、ポイントは3つです。
- 届いた日に処理する。箱を開けたその場で、緩衝材を「残す」か「捨てる」か決めて、捨てる分はその場で潰して袋へ。箱ごと置いておくと、次に触るのは何週間も先になります
- ゴミ袋の置き場所を固定する。緩衝材を入れる袋を、玄関の近くなど箱を開ける場所のそばに置いておくと、潰してすぐ入れられます。資源に出す自治体なら、資源用の袋をそこに
- 自分で買う緩衝材は紙に切り替える。発送が多い人は、気泡緩衝材の代わりに紙のクッション材を使うと、受け取った相手も古紙として手放しやすく、自分の在庫もかさばりません。紙が資源に出せるかも自治体で違うので、そこは案内で確認を
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、緩衝材は「取っておくかどうか」より「どこまで取っておくか」を決める方が効くと思っています。上限がある家は、溜まらないんですよね』
あわせて読みたい
同じように溜まりがちな段ボールの出し方は段ボールの捨て方、紐なしで出せる?へ。緩衝材が足りない時に家にある物で代わりにする方法はプチプチの代用、荷造りでテープが切れた時はガムテープがない時の代用にまとめています。
まとめ:何ゴミかは自治体の案内で。かさは潰す・巻く・空気を抜く・切るで減らす
- プラ資源か可燃かは自治体で違う。分別の案内で「緩衝材」を引く。汚れた物・紙と一体の物は分けて確認
- かさの正体は空気。踏んで潰す・きつく巻く・袋で空気を抜く・大きい物はハサミで切る
- 熱で縮めない。においと火災の心配。潰して巻けば十分
- 大量なら業者に引き取りを相談・譲る・店頭回収の品目を確認。可否と料金は先に聞く
- 取っておくなら入れ物1つが上限。子どもが口に入れない・かぶらない所へ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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